Menu
Close

サクミルの料金、特徴、強みを解説|更新・写真・協力会社の壁を超える

「施工管理アプリ」の製品比較表

※税込と表記されている場合を除き、全て税抜価格を記載しています

  • 製品名
  • 注目ポイント
  • 料金プラン
  • プラン名金額
  • 無料トライアル
  • 最低利用期間
  • 基本的な機能
    • 図面管理
    • 検査機能
    • チャット機能
    • BPO機能
    • 入退場管理
    • 電子受発注機能
    • 勤怠管理
    • 原価計算機能
    • 地図登録
    • 見積もり機能
    • 電子黒板
    • 請求機能
    • アフターフォロー
    • 報告機能
    • 写真台帳
    • 送信取り消し
    • データ出力
    • タスク管理
    • 報告書作成
    • 提案管理
    • 資料書き込み
    • LINE連携
    • スケジュール管理
    • 工程管理
    • 写真管理
    • スタンプ機能
    • 案件管理
    • アンケート機能
    • 工程表作成
    • BIMモデル閲覧
  • サービス資料
  • 無料ダウンロード
  • ソフト種別
  • サポート
施工管理ならeYACHO
初期導入費 330,000円(税込)
備考
初期導入費は初年度のみ必要です。
ライセンス数 × 10GBのクラウド容量をご利用いただけます。
ベーシック版 31,680円(税込)/年
備考
3,520円(税込)/月
最小5ライセンスから購入いただけます。
スタンダード版 41,580円(税込)/年
備考
4,620円(税込)/月
最小5ライセンスから購入いただけます。
プレミアム版 51,480円(税込)/年
備考
5,200円(税込)/月
最小5ライセンスから購入いただけます。
限定ユーザー版 13,200円(税込)/年
備考
1,320円(税込)/月
最小1ライセンスかたご購入いただけます。
利用期間の最低制限なし
eYACHOの資料サムネイル
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
LINEで施工管理を完結
初期費用 なし
利用料金 要相談
制限なし
Anymoreの資料サムネイル
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
業界最安級で現場DX
初期費用 0円
月額料金 9,800円
制限なし
サクミルの資料サムネイル
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
利用者数55万人以上
初期費用 要相談
備考
初期登録作業やご担当者様へのレクチャーなどの費用がかかります。
利用料金 要相談
備考
月額費用とオプション費用がかかります。
費用はプランによって異なります。詳しくはお問い合わせください。
1年間
ANDPADの資料サムネイル
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
はじめてのERP
利用料金 要問い合わせ
要問い合わせ
BUILDY NOTE(ビルディーノート)の資料サムネイル
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
現場業務、まるごとDX
初期費用 要相談
月額料金 5,000円~
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
建築業務を、ポケットに
初期費用 120,000円~
備考
ライトプラン:120,000円
ベーシックプラン:480,000円
プロフェッショナルプラン:570,000円
ライトプラン 10,000円
備考
~5ユーザーまで
ユーザー追加料金:1ユーザーにつき2,000円
ベーシックプラン 20,000円
備考
~5ユーザーまで
ユーザー追加料金:1ユーザーにつき2,000円
プロフェッショナルプラン 30,000円
備考
~5ユーザーまで
ユーザー追加料金:1ユーザーにつき2,000円
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
現場がひとつにつながる
初期費用 110,000円
プロプラン30 22,000円/月額
備考
アカウント数は30です。
プロプラン50 33,000円/月額
備考
アカウント数は50です。
プロプラン100 55,000円/月額
備考
アカウント数は100です。
100アカウント以上 要相談
備考
別途お見積り
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
元監督が作った現場アプリ
初期費用 200,000円~
月額利用料 19,800円~/月額
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
不動産サイトの、全部入り
初期費用 0円
備考
初期費用は発生しません。
エントリープラン 0円
備考
人数制限はなく、5GBまでとなっています。
すべての基本機能が利用可能ですが、直近60日間の更新内容のみが閲覧可能です。
ミニプラン 1,350円/月額
備考
人数制限は3人までで、10GBまでとなっています。
すべての基本機能が利用可能で、閲覧期間は無制限です。
ライトプラン 6,800円/月額
備考
人数制限は15人までで、50GBまでとなっています。
すべての基本機能が利用可能で、閲覧期間は無制限です。
スタンダードプラン 19,800円/月額
備考
人数制限は40人までで、100GBまでとなっています。
ライトプランの内容に加え、案件検索機能、案件ステータス機能が利用できます。
プロプラン 要相談
備考
41人以上で利用したい場合、または100GB以上利用したい場合におすすめです。
1ヵ月
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
儲かる工務店へ、変える
初期費用 要相談
月額利用料 要相談
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
紙の図面よ、さようなら
初期費用 要相談
利用料金 要相談
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
現場の声から、生まれました
初期費用 0円
備考
初期費用は発生しません。
利用料金 0円
制限なし
なし 
電話 / メール / チャット /
ITが苦手な、あなたの味方
初期費用 0円
備考
初期費用は発生しません。
ライト 要相談
備考
本格的に業務で利用したい小規模事業者向けプランです。
ベーシック 要相談
備考
大きな現場の管理やデータを活用したい中規模事業者向けプランです。
エンタープライズ 要相談
備考
セキュリティやサポートを強化したい大規模事業者向けプランです。
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
写真整理から、解放される
初期費用 0円
備考
初期費用は発生しません。
利用料金 0円
備考
利用料は完全無料です。
制限なし
なし 
電話 / メール / チャット /
撮るだけ、あとはおまかせ
初期費用 0円
備考
初期費用は発生しません。
利用料金 要相談
備考
価格は、利用者数に応じた月額料金+オプション利用料金となっております。
1年
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /

価格や製品機能など、見やすい一覧表から、気になる製品をまとめてチェック!

目次

建設業では時間外労働の上限規制が本格適用され、従来の“残業で吸収する”進め方が成立しにくくなっています。 そのため、工程・指示・写真・日報といった現場情報の「探す・聞き直す・作り直す」を減らせる施工管理アプリの重要度が上がりました。実際に施工管理支援アプリの利用率が35%といった調査もあり、導入検討は一般化しています。 本記事では「サクミル」の料金(例:月額¥9,800)や条件、できることを整理し、無料期間で1現場検証するための運用設計ポイントまで分かりやすくまとめます。

自社に必要な機能要件を整理するなら、まずは比較表で全体像を押さえるのが近道です。施工管理アプリの機能・料金をまとめた比較表は「施工管理アプリの機能・料金比較表(無料・30秒)」からご覧いただけます。

1. サクミルの基本情報と向いている企業

このセクションでは、施工管理アプリの中で「サクミル」が「何を軽く・早く整えるツールか」を定義し、導入判断の土台を作ります。公表情報としては、2025年11月時点で正式利用企業数2,000社突破の発表があり、導入検討者にとって一定の安心材料になります。

sakumiru
引用:サクミル|月額9800円・無料で試せるシンプルな現場管理・工事管理アプリ

まず、押さえるべき要点を整理します(詳細は以降の小見出しで深掘りします)。

次の表では、導入検討で最初に見られやすいポイントを一覧化しています。

項目 内容(要点)
位置づけ 工程・連絡・写真・日報など現場情報共有を“まず回す”軽量タイプ
料金の考え方 月額・アカウント数・容量・無料期間などを公式で確認(条件差に注意)
実績の見せ方 正式利用企業数などの公表値、レビューサイトの評価・件数で裏取り
失敗しやすい論点 命名ルール・権限・更新頻度など運用設計が曖昧なまま導入すること

この表を起点に、各観点を確認すると「何となく良さそう」で終わらず、稟議と定着までの説明がしやすくなります。

1.1 サクミルは何のツールか

サクミル」は、工程・連絡・写真・日報など、現場に散らばりがちな情報を1つの運用に集約し、共有を回し始めるための施工管理アプリとして捉えると理解が進みます。多機能統合型(基幹業務まで一気通貫)よりも、定着しやすい軽量導入寄りの思想が強いタイプです。

ここでのポイントは、「機能が多いか」よりも「現場で止まりやすい情報の流れを、最短で通す設計か」です。例えば、写真整理や日報回収が個人端末やチャットに分散している場合、共有の遅れがそのまま手戻りや残業につながります。

次の表では、現場で発生しやすい“情報の詰まり”と、整え方の方向性を整理しています。

現場で詰まりやすい情報 よくある現象 ツールに期待する整え方
工程 最新がどれか分からない 更新箇所が1つに集まる
連絡・指示 伝達漏れ・既読不明 誰に何を伝えたか残る
写真 探せない・整理が後回し 現場・日付単位で集約できる
日報 回収遅れ・記載粒度がバラバラ 入力の型が用意できる

この整理をすると、「サクミル」に「最初に任せたい仕事」が明確になり、導入効果の説明もしやすくなります。

1.2 想定ユーザーと現場課題

サクミル」の想定ユーザーは、建設現場の管理側(現場監督、工事責任者、工務・施工管理担当)と、情報を受け取る側(経営層、管理部門、協力会社)です。特に、現場が複数あり、写真や報告が分散しやすい組織ほど「共有の遅れ=コスト」に直結します。

課題は「工程表がバラバラ」「伝達漏れ」「写真・報告が集まらない」「戻り作業が多い」など、情報の散在が前提になっていることです。ここを放置すると、現場は“探す・聞き直す・作り直す”に時間を取られます。

次の表では、課題がどのムダに繋がり、意思決定側がどこで困るかを対応づけています。

現場課題 発生しやすいムダ 意思決定側の困りごと
工程が分散 確認・聞き直し 遅延理由が追えない
連絡が点在 伝達漏れ・二重連絡 責任所在が曖昧になる
写真が散在 探索・整理の後回し 報告精度が落ちる
日報が遅い まとめ作業が夜に寄る 月次の把握が遅れる

なお、普及状況の外部データとして、施工管理支援アプリの利用率を示す調査も公開されています。例えば「MM総研のプレスリリース」では、建設業エンドユーザーの利用率35%などが示され、導入検討が一般化している背景理解に使えます。
※施工管理支援アプリの利用率: 施工管理支援アプリの利用率は35%、働き方改革でさらに導入が進む ≪ プレスリリース | 株式会社MM総研

1.3 向いている企業・向かない企業

向いている企業像は、「まず型を作って運用を回すこと」を優先したい組織です。逆に、基幹業務まで厳密に一気通貫しないと意味がない組織は、要件が合わない可能性があります。

向いているケースは次のとおりです。

  • 少人数〜中小規模で現場が複数ある
  • 協力会社とも情報共有が必要
  • 工程・写真・日報の“集約”から始めたい
  • 多機能ツールは定着に時間がかかりそうで不安

一方で、向かない(要件がズレやすい)ケースは次のとおりです。

  • 受発注・原価・請求まで基幹を一気通貫で必須
  • 複雑な承認フローや権限設計が前提
  • 大規模案件で細かいカスタマイズが必須

次の表では、導入前の簡易チェックに使える形で整理しています。

チェック項目 はいの場合の示唆
現場情報がチャット・個人端末に散らばる サクミル」の対象領域に合いやすい
協力会社に共有したい写真・指示が多い 共有設計の効果が出やすい
まず1〜2業務から定着させたい 軽量導入のメリットが出やすい
受発注・原価・請求まで統合が必須 統合型ツールも比較したい
承認ルートが複雑で監査要件が厳しい 権限・ログ要件を精査したい

もし「統合型も比較したい」場合は、代表例として建設プロジェクト管理のクラウドサービスや、現場DXアプリも候補になります。例えばアプリページとして「ANDPAD」や、現場DXの一例として「KANNA」などを見比べると、要件の線引きがしやすくなります。

1.4 提供会社・対応環境・サポートの確認観点

導入検討では、機能より先に「提供元」「対応端末」「サポート」「セキュリティ公開情報」を押さえると、稟議で突っ込まれやすい論点を先回りできます。提供会社は「株式会社プレックス」として案内されており、サービス運営主体の確認はここを起点にすると確実です。

また、契約・運用の前提を理解するために、利用規約やプライバシー関連ページも確認しておくと、情報システム部門や法務チェックがスムーズになります。

次の表では、何をどこで確認するかを“確認先付き”で整理します。

確認観点 具体的な確認内容 確認先の例
提供元 運営会社名、所在地、問い合わせ窓口 会社概要・運営会社ページ
対応環境 iOS/Android/Web対応、推奨ブラウザ 公式サイトの仕様案内
サポート 導入支援の有無、問い合わせ手段、対応時間 公式のサポート案内
セキュリティ 権限設定、ログの扱い、データ保管 規約・プライバシー関連
契約条件 料金体系、無料期間、解約条件 公式料金・規約

この表の観点で一次情報を押さえれば、「現場は使えそうだが会社としてOKか」の判断材料がそろいます。

現場に必要な機能が曖昧なままだと、導入後にミスマッチが起きがちです。まずは施工管理アプリの機能・料金を一覧化した比較表を施工管理アプリ比較表(無料・30秒)で確認してみてください。

2. サクミルでできること

サクミル」は、現場の情報共有を「共有→作業→報告→確認」の流れで回しやすくする施工管理アプリです。機能を“業務の流れ”に沿って理解すると、導入後にどこから運用を固めるべきかが明確になります。

2.1 工程共有(段取りの見える化)

工程共有の目的は「最新版がどれか分からない」をなくし、朝礼(朝の短い打合せ)や週次会議の判断スピードを上げることです。「サクミル」は案件やスケジュール管理を含む現場管理をうたっており、まず工程を“1つの場所”に集約するところから始めるのが現実的です。

運用で重要なのは、機能そのものより更新のタイミングと責任者を固定することです。

  • 工程は「更新担当」を1人に寄せる(現場主任または工務)
  • 更新タイミングは「朝礼前」か「終業前」のどちらかに統一
  • 変更理由を短文で残し、後追い確認できる状態にする

次の表では、工程共有を“会議体”に落とし込むための最低限の運用テンプレを整理しています。

場面 入力・更新する内容 担当 頻度
朝礼前 当日の作業予定、注意点 現場主任 毎日
週次会議前 翌週の工程、要員・段取りの課題 工務/現場主任 週1回
変更発生時 変更箇所、理由、影響範囲 更新担当 都度
完了時 完了日、出来高(進捗量) 現場主任 都度

このテンプレで「いつ見ても同じ工程表」を作ると、電話・口頭確認が減り、現場と事務の往復回数も抑えやすくなります。

2.2 指示・連絡(チャット/コメント)で伝達漏れを減らす

指示・連絡は「誰が・いつまでに・何をするか」を履歴として残すほど、言った言わないや抜け漏れが減ります。「サクミル」は現場・事務・経営をつなぐ情報一元化を掲げており、案件単位で情報が集まる設計が前提です。

ここでのコツは、連絡手段を増やさず、「指示は必ず案件に紐づける」ルールにすることです(チャットやコメント機能がある場合は、案件内のやり取りへ寄せます)。

  • 指示は「案件名+依頼内容+期限」をセットにする
  • 口頭で決めた内容も、当日中に案件側へ転記する
  • 写真や資料を添付して“見て分かる”状態にする
  • メンション(特定の相手に通知する指定)が使える場合は必ず指名する

次の表では、伝達漏れを減らすための“残し方”をチェックリスト化しています。

観点 推奨ルール 狙い
責任の明確化 担当者名を必ず入れる 対応の抜け漏れ防止
期限 期日を日付で入れる(例:2026-01-15) 優先順位の統一
証跡 写真・図面・資料を添付する 認識違いの削減
変更管理 変更理由を一言残す 後追い確認が容易
窓口 連絡を案件内に寄せる 情報の散在を防ぐ

この型に寄せると、個人の受信箱や口頭連絡に依存しにくくなり、引き継ぎや不在時対応も進めやすくなります。

2.3 写真管理(撮影→整理→共有)

写真管理は、撮影後に整理するほどコストが跳ねる業務です。「サクミル」は写真の取り扱いに関する機能を含む現場運用を想定しており、導入企業の声として「写真の重複を防ぐ仕組み」「アップロードのしやすさ」などが言及されています。

運用では、機能説明だけでなく整理軸(命名)を先に決めるのが有効です。

  • 案件名は略称を禁止し、正式名称で統一
  • 工種(例:基礎、配管、内装)を固定リストにする
  • 日付はYYYY-MM-DDで統一し、検索しやすくする
  • 「Before/After」「是正前/是正後」など状態も揃える

次の表では、写真が増える現場でも破綻しにくい命名テンプレを例示します。

整理軸 推奨フォーマット例
案件 案件名(正式) 新宿Aビル改修
工種 固定リスト 配管
日付 YYYY-MM-DD 2025-12-27
場所 階数/部屋/区画 3F機械室
状態 Before/After等 Before

このルールで「撮った人が違っても同じ場所に集まる」状態を作ると、報告書作成や確認依頼が早くなり、事務側の整理工数も下げやすくなります。

2.4 日報・報告(回収と確認の型)

日報は“書かせる”より、“回収して確認できる”型を先に作る方が定着しやすいです。「サクミル」は案件や日報の管理を特徴として挙げており、現場から事務・管理者へ情報をつなぐ想定が示されています。

運用の要点は、日報の項目を増やさず、確認者が次の判断に使える情報に絞ることです。

  • 提出タイミングを固定(終業前など)
  • 確認者を固定(工務/現場責任者)
  • 「問題・止まり」を必須項目にして早期に拾う
  • 是正(直す対応)が必要な場合は、写真添付を標準化する

次の表では、B2Bの意思決定者が稟議や改善判断に使いやすい日報テンプレをまとめます。

項目 記入例 確認者が見るポイント
作業内容 配管墨出し、資材搬入 計画との差分
人員 自社3名、協力会社2名 要員過不足
出来高 配管20%完了 進捗の遅れ
リスク 資材納期が1日遅延 工程への影響
明日の予定 配管継続、是正対応 段取りの要否

この形で回すと、報告が「提出して終わり」にならず、工程調整や発注の判断材料として活用しやすくなります。

2.5 協力会社との共有設計

協力会社と情報共有する際は、巻き込み方を誤ると「情報は入るが責任が曖昧」になりがちです。「サクミル」は現場・管理・経営層が一体となり生産性向上を図ることを目的にした一元管理を掲げており、社内外を含めた情報連携の設計が重要になります。

まずは“共有範囲”を3段階に分け、権限(どこまで操作できるか)とルール(いつ何を更新するか)をセットで定義します。

  • 閲覧のみ:工程・図面・共有資料の参照
  • 投稿可:日報・写真・進捗の投稿
  • 変更可:工程更新や重要項目の編集(基本は社内に限定)

次の表では、協力会社共有を破綻させないための設計例を整理します。

共有対象 協力会社の権限例 社内側のルール 狙い
工程 閲覧のみ 工程更新は社内に一本化 混乱防止
写真 投稿可 命名ルールを配布し統一 整理工数削減
日報 投稿可 提出締切を固定 回収漏れ防止
資料 閲覧のみ 最新版のみ置く運用 誤使用防止
是正対応 投稿可(証跡) 社内が判断・指示を確定 責任分界

この設計で「協力会社は現場情報を入れる」「社内は判断と統制を握る」役割分担が作れるため、情報の流量が増えても運用が崩れにくくなります。

ツール選定で迷ったときは、候補を並べて要件を可視化すると判断が早まります。施工管理アプリの比較表は施工管理アプリ比較表をダウンロード(無料・30秒)から入手できます。

3. サクミルの料金・契約条件

この章では、「サクミル」導入で稟議に通りやすいように、料金の「事実」と「確認手順」を分けて整理します。結論から言うと、月額・初期費用・無料期間・含まれるアカウント数/容量・追加費用の条件を、出典と合わせて揃えるのが最短です。

引用 – 料金について | サクミル – 業界最安級の工事管理システム

3.1 料金の基本形

まず押さえるべきは「月額いくらで、何が含まれて、何が別料金になり得るか」です。第三者サイトの掲載情報は比較の起点になりますが、最終確定は公式の最新案内・見積で行うのが安全です。

次の表では、稟議で最低限必要になる料金要素を、第三者の製品ページ情報として整理しています。

項目 第三者ページで確認できる整理
月額料金 ¥9,800/月(税抜)
初期費用 ¥0
無料期間 2か月無料
含まれるアカウント 30アカウントまで(外注先アカウントは無制限の表記あり)
容量 300GB(表記あり)

この最小セットを揃えると、「いくらで始められるか」「現場と協力会社を何人まで巻き込めるか」「写真が増えたときに破綻しないか」が、社内で説明しやすくなります。

3.2 追加費用が出やすい論点(確認チェック)

月額が明確でも、運用が広がるほど追加費用や追加条件が効いてきます。特に「協力会社の扱い」「容量」「権限」「オプション」は、導入後に差が出やすい論点です。

次の表では、見積依頼時にそのまま使える確認質問をチェックリスト化しています。

論点 確認したい質問(そのまま問い合わせに転用可) なぜ重要か
アカウント追加 30アカウント超の単価、追加上限、追加の計算単位(ID/拠点/現場など)はどうなるか 協力会社を巻き込むほど増えやすい
協力会社の扱い 外注先アカウントの上限や権限範囲、閲覧のみ/投稿可の切り分け条件はあるか 情報共有の範囲設計がコストと統制に直結
容量追加 標準容量(例:300GB表記)の超過時の扱い、追加単価、上限、アーカイブ方法はあるか 写真・書類が増えると「容量」が最初に詰まる
オプション 見積/請求、台帳、帳票出力などで有償オプション扱いの機能はあるか 月額だけで判断すると後からズレる
契約条件 最低契約期間、支払いサイクル、解約時のデータ取り出し(エクスポート)可否 稟議で突っ込まれやすいTCO(総所有コスト)要素

併せて、社内向けには次のように整理すると説明が早くなります。

  • 追加費用は「人数」「容量」「権限/共有範囲」「オプション」で発生しやすい
  • まず1現場で想定上限(写真量・協力会社数)を仮置きして見積質問に落とす
  • 料金は月額だけでなく、データ保持やエクスポート条件も含めて比較する

3.3 契約までの一般フロー(トライアル→社内展開)

無料期間がある場合は、いきなり全社展開せず「1現場で型を作る」ほうが定着確率が上がります。特に施工管理アプリは、機能よりも運用ルール(命名・更新タイミング・責任者)で成果が決まります。

次の表では、無料期間を前提にした一般的な導入フローを、社内稟議に通しやすい粒度でまとめています。

ステップ 期間目安 やること 成果物(稟議・展開で使う)
トライアル設計 1〜3日 対象現場を1つに絞り、使う機能(工程/連絡/写真/日報)を限定する 検証計画(対象現場・目的・指標)
運用ルール作成 3〜7日 命名規則、更新タイミング、確認者、協力会社の範囲を決める 運用ルール1枚(A4相当)
現場で試運用 2〜4週 毎日/毎週の運用に落とし込み、抜け漏れの原因を潰す 課題ログ、改善メモ
効果測定 1週 削減時間や手戻り減の実感値を回収し、数値化する 簡易効果試算、導入判断メモ
社内展開判断 1週 追加費用・契約条件を確定し、展開単位を決める 見積、展開計画、稟議資料

この流れにしておくと、「無料期間で何を検証して、いつ契約判断するのか」が明確になり、意思決定者の不安を減らせます。
comparison-construction-management-application

施工管理アプリの比較表を表示する

4. 定量データで読む「今、施工管理アプリが選ばれる背景」

施工管理アプリは「便利そうだから」ではなく、外部環境の変化で“導入しないリスク”が増えた領域です。ここでは、普及率・規制・政策・市場データを並べ、なぜ今「サクミル」のような現場管理ツールが選ばれやすいのかを数字で整理します。

施工管理アプリを横並びで比較したい方は施工管理アプリ徹底比較16選|無料の製品も紹介【監修者コメント付き2025年最新】で、機能と料金の違いを一気に確認できます。

4.1 施工管理支援アプリの普及状況(第三者調査)

結論から言うと、施工管理支援アプリは一定普及している一方で、まだ「未導入が多数派」の段階です。だからこそ、現場の情報共有を軽量に始められる施工管理アプリの選定が、今後の標準になりやすいと考えられます。

株式会社MM総研」の調査では、建設業のエンドユーザー企業における施工管理支援アプリの利用率が35%であることなどが公表されています。
※施工管理支援アプリの利用率:施工管理支援アプリの利用率は35%、働き方改革でさらに導入が進む ≪ プレスリリース | 株式会社MM総研

次の表では、第三者調査で示された普及状況の要点を整理しています。

区分 利用状況 数値
建設業エンドユーザー 利用率 35%
ゼネコン 利用率 49%
建設業エンドユーザー 検討中 13%

この数字から分かるのは、既に導入が進む層がある一方で、検討・未導入層も厚いという点です。つまり、導入の成否はツールの多機能さよりも、現場で回る“最低限の型”を作れるかが重要になり、「サクミル」のような軽量導入型が選択肢に残りやすくなります。

4.2 2024年4月の時間外労働上限規制と“削減対象”

建設業は2024年4月から時間外労働の上限規制が適用され、従来の「残業で吸収する」運用が成立しにくくなりました。現場の連絡・報告・写真整理などの“戻り作業”が、真っ先に削減対象として見直されやすい領域です。

「厚生労働省」が示す整理では、時間外労働は原則として月45時間・年360時間が上限(例外あり)とされています。

時間外労働の上限規制について詳しくはこちら > 建設業・ドライバー・医師等の時間外労働の上限規制|厚生労働省

次の表では、上限規制の要点と、削減対象になりやすい間接業務を対応づけています。

観点 公的整理の要点 見直しが効く業務例
上限規制 原則:月45時間・年360時間(例外あり) 報告回収の追いかけ、写真整理のやり直し、連絡の二度手間
影響の出方 残業前提の段取りが組みにくい 朝礼前後の確認作業、週次会議の資料作成、協力会社への再周知
改善の方向 “探す・聞く・待つ”を減らす 工程・指示・写真・日報の集約、更新タイミングのルール化

この整理を踏まえると、「サクミル」導入の狙いは「機能を増やす」ではなく、次のような削減対象を減らすことにあります。

  • 工程表が更新されず電話確認が増える
  • 指示が口頭中心で言った言わないが発生する
  • 写真が端末に散らばり報告が遅れる
  • 日報が揃わず管理側が催促に時間を使う

4.3 国交省 i-Construction 2.0の方向性(省人化・生産性)

国の方針としても、建設現場は省人化・生産性向上に舵を切っています。ポイントは「いきなりロボット化」ではなく、まず情報の流れを整えて“少ない人数でも回る現場”に寄せることです。

「国土交通省」の発表する「*i-Construction 2.0」では、2040年を見据えた建設現場の省人化・生産性向上の方向性が示されています。
※i-Construction 2.0について:報道発表資料:「i-Construction 2.0」の2025年度の取組予定をまとめました~建設現場のオートメーション化による省人化(生産性向上)~ – 国土交通省

次の表では、i-Construction 2.0の方向性を「現場の情報運用」に落とすと何が論点になるかを整理します。

方向性(政策の狙い) 現場で先に整えるべきこと サクミル」での設計ポイント例
省人化 連絡・報告の往復を減らす 指示の書き方を統一(@メンション、期日、写真添付)
生産性向上 工程のズレを早く見つける 工程表の更新責任者と更新タイミングを固定
データ活用 写真・報告が集まる状態を作る 案件名・工種・日付の命名ルールを先に決める

政策の話は抽象的に見えますが、意思決定者にとっては「国の方向と逆の運用(属人化・紙や口頭依存)を続けるコストが上がる」ことを意味します。まずは工程・指示・写真・日報を一箇所に寄せ、回る型を作ることが現実的です。

*i-Construction 2.0とは国土交通省が2024年に策定した、建設現場の生産性向上と省人化を目指す取り組みの新たな段階です。

4.4 サクミルの導入実績・評価データ(出典分離で)

サクミル」の評価は、一次情報(運営側の発表)と第三者情報(レビュー)を分けて見るのが安全です。導入社数は伸びていても、評価はレビュー母数が小さい可能性があるため、稟議では“根拠の種類”を分けた説明が有効です。

導入実績としては、「PR TIMES」に掲載されたリリースで導入社数2,000社突破(2025年11月5日付)が示されています。また、同じくPR TIMESの別リリースでは導入社数1,000社突破(2025年4月15日付)の言及も確認できます。

次の表では、一次情報(実績)と第三者情報(評価)を分けて並べています。

区分 指標 内容(確認できる範囲)
一次(発表) 導入社数 2025年11月時点で2,000社突破(PR掲載)
一次(発表) 導入社数 2025年4月時点で1,000社突破(PR掲載)
第三者(レビュー) 評価・件数 ITreview上で評価3.2、レビュー4件(ページ表示ベース)

このように出典を分けると、意思決定に必要な見方が整理できます。

  • 導入社数は“採用が進んでいる”シグナルとして扱う
  • レビューは“運用上のリアル”の参考にするが、母数が少ない場合は過信しない
  • 最終判断は、自社の検証結果(無料期間で1現場検証)を根拠に寄せる

料金や機能の話に戻すと、「サクミル」は「月額9,800円(税別)・30アカウント・300GB」などの整理が第三者ページで確認できますが、表記の揺れもあるため、稟議用には最新の公式情報で確定する運用が安全です。

どの施工管理アプリが合うかは、欲しい機能と予算を横並びで比べるのが確実です。比較表は施工管理アプリの比較表を無料で入手(30秒)からダウンロードできます。

5. サクミルの失敗しない運用設計

サクミル」のような施工管理アプリは、機能差よりも運用ルールを先に決めた現場ほど成果が出やすい傾向があります。背景には、建設業でも2024年4月から時間外労働の上限規制が本格適用され、連絡・報告・写真整理といった“戻り作業”を減らす必要性が高まったことがあります。
また、建設DX市場の拡大が推計され、ツール導入が進む一方で、普及率はまだ伸びしろがあるため(利用率35%など)、運用の巧拙が差になりやすい状況です。

次の表では、「サクミル」導入で最初に決めるべき運用設計の論点を整理しています。

決めること 目的 最小ルールの例
命名ルール 検索性・集計性を落とさない 案件名はテンプレ固定、日付はYYYYMMDD
権限と共有範囲 誤更新・情報漏えいを防ぐ 更新者と最終確認者を分ける
更新タイミング “更新されない”を防ぐ 朝礼前/終業前/週次の3点固定
写真・報告の整理方法 写真が散らかる問題を予防 フォルダ(工種)とタグ(工程)を統一
定着の進め方 形骸化を防ぎ横展開する 1現場で型を作り、勝ちパターンを展開

この5点を先に決めることで、「入れたけど現場が使わない」を避けやすくなります。

5.1 命名ルール(案件名・現場名・工種・日付)

命名ルールは地味ですが、検索性と集計性を左右する“土台”です。特に写真や報告は件数が増えやすく、最初に揃えないと後から修正コストが膨らみます。

公的領域でも、工事資料を電子で扱う前提の「要領・基準」が整備されています。その実務として、ファイル名に半角英数字や記号を用いて機械処理しやすくする考え方が一般に解説されています。
※電子納品の要領: 要領・基準 | 電子納品に関する要領・基準

サクミル」運用でも、まずは案件名(現場名)と日付の型を固定し、次に写真・報告へ広げるのが安全です。

次の表では、現場で使い回しやすい命名テンプレを用途別にまとめています。

対象 推奨形式(例) 必須項目 NG例(困る理由)
案件名(現場) 取引先略称_現場名_案件ID 現場名、案件ID 現場名だけ(同名が出る)
工種(工事の種類) 工種コード-工種名 工種コード 表記ゆれ(内装/内装工など)
日報/報告 案件ID_YYYYMMDD_日報 案件ID、日付 日付なし(時系列が崩れる)
写真 案件ID_工種_YYYYMMDD_連番 案件ID、工種、日付 IMG_0001(検索不能)
指示/是正 案件ID_工種_YYYYMMDD_指示 案件ID、工種、日付 「至急」だけ(内容不明)

このテンプレを“入力の選択肢”として現場に渡すと、運用開始直後から表記ゆれが減ります。

  • 案件IDは4〜6桁など固定桁にする
  • 日付はYYYYMMDDに統一する
  • 工種コードは10〜20個程度に絞る
  • 省略語(略称)は社内で辞書化する

5.2 権限と共有範囲(社員・協力会社の線引き)

権限設計で大事なのは、「誰が更新できるか」より先に誰が最終確認するかを決めることです。協力会社まで巻き込むほど入力は速くなりますが、誤更新・責任所在の曖昧さも増えます。

次の表では、社員・協力会社を含めた役割分担の例を、更新・確認の観点で整理しています。

役割 主な担当 登録/編集 承認(最終確認) 閲覧範囲の目安
現場所長 工程・品質の最終責任 全体
工事主任 日次の進捗更新 全体
現場事務 書類・写真の整理補助 全体
協力会社(職長) 自社作業の実績入力 自社作業中心
発注者/施主(必要時) 共有された資料の確認 共有対象のみ

この切り分けにすると、「更新は分散、責任は集中」が作れます。

  • 承認者は原則1人に固定する
  • 協力会社は“入力は可、全体編集は不可”から始める
  • 共有範囲は「現場全体」と「自社作業」に分けて考える
  • 退場・契約終了時の権限剥奪(無効化)を手順化する

5.3 更新タイミング(いつ誰が更新し、誰が見るか)

運用が崩れる最大の原因は「更新のタイミングが曖昧」なことです。朝礼前・終業前・週次など、現場のリズムに合わせて“固定枠”を作るだけで、更新率が上がりやすくなります。

次の表では、無理のない更新リズム例を、誰が何を更新し誰が見るかまで落とし込んでいます。

タイミング 更新者 更新内容 閲覧者 目安時間
朝礼前(毎日) 工事主任 当日の工程、注意事項 全員 5分
終業前(毎日) 各担当/協力会社 実績、写真、是正 工事主任、所長 10分
週次(週1回) 現場所長 進捗まとめ、遅延要因 管理者、社内関係者 15分
検査前(都度) 品質担当 検査項目、指摘対応 所長、関係者 10分
月次(必要時) 事務/管理部 書類整備、提出物確認 管理部 30分

この表のように“いつ・誰が・何を”を固定すると、「サクミル」の入力が属人化しにくくなります。

  • 朝礼前は「予定」、終業前は「実績」と役割を分ける
  • 写真は“撮った人が当日中に登録”を原則にする
  • 週次は「遅延要因の言語化」まで入れる
  • 例外(雨天中止など)も同じ枠で記録する

5.4 定着のコツ(まず1現場で勝つ)

定着は一斉導入より、1現場で勝ちパターンを作って横展開が成功しやすい進め方です。特に最初の2週間〜1か月で型が固まるかどうかが、その後の社内展開を左右します。

サクミル」は公式発信で導入実績を積み上げており、まず小さく始めて運用を固める進め方と相性が良い設計思想だと読み取れます。
※サクミルの導入事例:建設業に特化したクラウドサービス「サクミル」正式利用企業数が2,000社を突破!

次の表では、2週間〜1か月で“型”を作るための導入ステップを、成果物とKPI(重要業績評価指標)まで含めて整理します。

フェーズ 期間 目的 成果物 KPI例
準備 1〜3日 ルールを決め切る 命名テンプレ、権限表、更新表 ルール合意100%
パイロット開始 1週目 入力の型を作る 案件名統一、日報・写真の登録 更新率70%
ルール調整 2週目 例外を潰す 工種コード修正、タグ整理 更新率85%
安定運用 3〜4週目 習慣化する 週次まとめ、是正の運用 期限遅れ0件
横展開 5週目〜 他現場へ移す 運用マニュアル1枚 教育時間50%減

このように“成果物を先に決める”ことで、定着が担当者の頑張り頼みになりにくくなります。

  • マニュアルは長文より「1枚の型」にする
  • KPIは入力件数より「更新率」と「期限遅れ」で見る
  • 現場の抵抗が強い場合は“写真だけ”から始める
  • 横展開前に、例外処理(休日、雨天、急な工程変更)を固める

5.5 よくあるつまずきと回避策

つまずきは、現場の努力不足ではなく“設計不足”で起きることが多いです。ここでは代表的な3つ(更新されない/写真が散らかる/協力会社が使わない)を、原因→対策の順で短く整理します。

次の表では、症状ごとに典型原因と回避策を対応づけています。

症状 典型原因 回避策 チェックポイント
更新されない 更新タイミングが未固定 朝礼前/終業前/週次を固定 “毎日5分”が確保できているか
写真が散らかる 命名・分類が現場任せ 案件ID+工種+日付で統一 日付なし写真が発生していないか
協力会社が使わない メリットが伝わっていない 使う範囲を限定して開始 入力項目が多すぎないか
情報が古い 承認者が不在 最終確認者を1人に固定 週次で“未確認”が残っていないか
現場ごとにバラバラ テンプレがない 1現場で型を作り横展開 案件名・工種コードが統一されているか

この表の通り、原因は「人」ではなく「型」にあるケースが多いので、「サクミル」導入時は“型の設計→小さく検証→横展開”を徹底すると失敗確率を下げられます。

要件定義(必要機能の洗い出し)を効率化したい場合は、比較表を叩き台にするとスムーズです。施工管理アプリの比較表は施工管理アプリの機能・料金比較表をダウンロード(無料・30秒)をご利用ください。

6. 目的別おすすめ製品・企業

サクミル」は「まず軽量に回す」用途に強い一方で、会社全体まで統合したい/図面起点で検査を回したい/手書き文化を残したい、など目的が違うと最適解も変わります。ここでは目的別に候補を整理し、比較検討をこの章で完結できるようにまとめます。

次の表では、目的ごとに「まず見に行くべき候補」を整理しています。

目的(よくある要望) まず検討したい候補 一言の選び方
案件〜受発注まで統合したい ANDPAD 施工管理を軸に全社業務へ広げたい
図面起点で写真・検査を回したい SPIDERPLUS 図面上で指摘・検査・写真整理を徹底したい
手書き野帳・図面への書き込み中心 eYACHO 手書きを活かしてデジタル化したい
まず軽量に工程・連絡・報告を回す サクミル 低コストで型を作り定着させたい

6.1 案件〜受発注まで統合したい:ANDPAD(アンドパッド)

「現場の施工管理」だけでなく、案件管理・社内連携・協力会社とのやり取りまで広げたい場合は、統合プラットフォーム型が向きます。「ANDPAD」は施工管理を起点に、会社全体の業務へスケールさせたい層で検討されやすい選択肢です。

まず押さえたいのは「どこまで統合するか」です。施工管理アプリを入れても、受発注(協力会社への発注・請求のやり取り)や稟議・承認まで広げると、権限設計と運用ルールが成果を左右します。

  • 合うケース
    • 案件の進捗と原価を横串で見たい
    • 協力会社も含めて連絡・共有を一本化したい
    • 現場起点の情報を経営側の管理指標に接続したい
  • 注意したい点
    • 統合範囲が広いほど、初期の設計工数と社内合意が必要
    • 現場・本社・協力会社で更新責任を曖昧にすると定着しにくい

次の表では、「ANDPAD」を選ぶ際に「事前に決めるべき運用論点」をチェック表にしています。

論点 決める内容 決めないと起きやすいこと
共有範囲 社内のみ/協力会社まで/案件ごとに例外あり 情報が出ない・見せ過ぎの両方が発生
最終確認者 誰が確定させるか(所長/工務/事務など) 更新はあるが信頼できず二重管理になる
受発注の粒度 工種単位/会社単位/日次・週次の締め 請求漏れ・証跡不足が起きやすい
データの入口 写真・図面・日報の登録ルートを統一 入口が増えて検索と集計が崩れる

公式情報として、「ANDPAD」は利用実績の規模(利用社数・ユーザー数)を公開しています。
また、料金については「すべての機能が使える」前提で問い合わせ案内が示されています。

ANDPADの料金、特徴、強みを解説|シェアNo.1の見積ポイント

6.2 図面起点で写真・検査を回したい:SPIDERPLUS(スパイダープラス)

図面を中心に「検査」「指摘」「写真整理」を回したいなら、図面起点の現場DXに寄せた製品が向きます。「SPIDERPLUS」は、図面上での情報整理を重視したい層で比較に上がりやすい選択肢です。

このタイプで成果が出る会社は、紙図面→写真→報告書の流れを「図面に紐づく情報」として一貫させています。逆に、図面運用が現場ごとにバラバラだと、ツールの良さが出にくくなります。

  • 合うケース
    • 検査(品質チェック)や指摘対応を図面上で完結させたい
    • 写真の紐づけと台帳作成の手戻りを減らしたい
    • 設備・改修など「図面が主役」の現場が多い
  • 注意したい点
    • 図面データの持ち方(版管理)を決めないと混乱しやすい
    • 協力会社を巻き込む場合、閲覧範囲と更新権限の整理が必須

次の表では、「SPIDERPLUS」導入時に揉めやすい「図面運用の決めどころ」を整理しています。

決めどころ 推奨の決め方 つまずき例
図面の最新版管理 版の命名と差し替え責任者を固定 古い図面に指摘が乗り手戻り
指摘の担当割当 工種ごとに一次対応者を決める 指摘が滞留して工程に影響
写真の粒度 撮影ルール(何を何枚)を決める 写真が多すぎて探せない
検査の締め 週次など締めタイミングを統一 現場ごとに基準が揺れる

SPIDERPLUS」は利用実績(導入社数・ユーザー数)を公式サイト上で公開しています。

6.3 手書き野帳・図面への書き込み中心:eYACHO(イーヤチョウ)

現場メモや野帳の文化が強い会社では、「入力を強制する」より「手書きを活かす」ほうが定着が早いことがあります。「eYACHO」は、手書き中心の現場運用を崩さずにデジタル化したい場合に比較候補になります。

ポイントは、手書きの自由度を残しつつ、検索・共有できる最低限の型を作ることです。例えば、案件フォルダと日付だけは必ず揃える、といった運用が効きます。

  • 合うケース
    • 手書きの指示や寸法メモが多く、入力が定着しにくい
    • 図面への書き込みがそのまま指示になる
    • 現場のスピードを落とさずに記録を残したい
  • 注意したい点
    • 自由度が高い分、命名と保存先ルールがないと探せなくなる
    • 共有範囲を決めずに広げると情報が散らかりやすい

次の表では、「eYACHO」運用で最低限決めたい「手書きを活かすための型」をまとめています。

ルール項目 最小テンプレ 目的
ノート命名 案件名_現場名_YYYYMMDD 検索と時系列を担保
書き込み対象 図面/写真/白紙テンプレを固定 情報の入口を揃える
共有の単位 現場単位の共有を基本に例外を管理 見せ過ぎを防ぐ
保管期限 完工後の保管期間と廃棄基準を決める データ肥大化を防ぐ

https://digi-mado.jp/article/118162/

6.4 まず軽量に工程・連絡・報告を回す:サクミル

「多機能すぎると現場が使わない」「まずは型を作って定着させたい」という場合は、軽量な施工管理アプリが合理的です。「サクミル」は、工程・連絡・報告・写真管理などを小さく始め、現場DXを段階的に進めたい層で再提示できる選択肢です。

サクミル」で成果が出やすいのは、最初に“運用を固定する現場”を1つ決め、2週間〜1か月で型を固める進め方です。協力会社まで一気に広げるより、社内の更新リズムを固めてから横展開すると失敗が減ります。

次の表では、「サクミル」を「軽量に回す」目的で使う場合の整理をしています。

観点 サクミル」で期待できること 事前に確認したいこと
料金 ワンプランで始めやすい アカウント数・容量の追加条件
運用設計 命名・更新タイミングを決めると定着しやすい だれが毎日更新するか
協力会社 共有は可能だが線引きが重要 どこまで閲覧させるか
データ管理 写真やファイルが溜まりやすい フォルダ構成と保管方針

公式の料金ページでは、月額¥9,800(税別)で30アカウント・300GB、初期費用0、2か月無料などが案内されています。
また公式ニュースとして、2025年10月時点で正式利用企業数が2,000社を突破した旨が公表されています。

選定の第一歩は、機能・料金・運用イメージを同じ目線で比較することです。施工管理アプリの比較表は施工管理アプリ比較表(無料・30秒)からすぐに確認できます。

7.【まとめ】無料期間で現場運用を小さく検証

「施工管理アプリ」は機能差よりも、1現場で運用が回るかで導入可否が決まります。建設業では働き方改革で時間外労働の上限規制が適用され、戻り作業を減らす運用づくりの重要度が上がっています

また、MM総研の施工管理支援アプリの利用率は35%といった外部データもあり、現場DXの検討自体は広がっています。そこで「サクミル」は、無料期間を使って小さく試し、定着の難所(更新・写真・協力会社)だけを先に潰すのが最短です。

次の表では、料金・条件を第三者ページで確認できる範囲で整理します。料金は改定やキャンペーンで差が出やすいため、最終判断は公式情報と見積で確定してください

項目 整理
月額料金 ¥9,800/月(税抜)
初期費用 ¥0
無料期間 2か月無料
含まれるアカウント 30アカウントまで(外注先アカウントは無制限の表記あり)
容量 300GB(表記あり)

この条件を前提に、無料期間中は「命名」「権限」「更新ルール」までセットで試し、次の3点が揃えば横展開の判断がしやすくなります。

  • 更新されない
    原因は担当不在や更新の責任境界が曖昧なことが多いため、更新者と最終確認者を固定し、更新の完了条件(何を入れたら完了か)を決める
  • 写真が散らかる
    原因はフォルダ構成と命名のブレが中心のため、案件名・工種・日付を最小ルールで統一し、検索で拾える状態にする
  • 協力会社が使わない
    原因は権限過多・入力負担・連絡経路の分散のため、協力会社は閲覧中心+必要最低限の投稿範囲に絞り、連絡の入口を1つに寄せる

「施工管理アプリ」の製品比較表

※税込と表記されている場合を除き、全て税抜価格を記載しています

  • 製品名
  • 注目ポイント
  • 料金プラン
  • プラン名金額
  • 無料トライアル
  • 最低利用期間
  • 基本的な機能
    • 図面管理
    • 検査機能
    • チャット機能
    • BPO機能
    • 入退場管理
    • 電子受発注機能
    • 勤怠管理
    • 原価計算機能
    • 地図登録
    • 見積もり機能
    • 電子黒板
    • 請求機能
    • アフターフォロー
    • 報告機能
    • 写真台帳
    • 送信取り消し
    • データ出力
    • タスク管理
    • 報告書作成
    • 提案管理
    • 資料書き込み
    • LINE連携
    • スケジュール管理
    • 工程管理
    • 写真管理
    • スタンプ機能
    • 案件管理
    • アンケート機能
    • 工程表作成
    • BIMモデル閲覧
  • サービス資料
  • 無料ダウンロード
  • ソフト種別
  • サポート
施工管理ならeYACHO
初期導入費 330,000円(税込)
備考
初期導入費は初年度のみ必要です。
ライセンス数 × 10GBのクラウド容量をご利用いただけます。
ベーシック版 31,680円(税込)/年
備考
3,520円(税込)/月
最小5ライセンスから購入いただけます。
スタンダード版 41,580円(税込)/年
備考
4,620円(税込)/月
最小5ライセンスから購入いただけます。
プレミアム版 51,480円(税込)/年
備考
5,200円(税込)/月
最小5ライセンスから購入いただけます。
限定ユーザー版 13,200円(税込)/年
備考
1,320円(税込)/月
最小1ライセンスかたご購入いただけます。
利用期間の最低制限なし
eYACHOの資料サムネイル
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
LINEで施工管理を完結
初期費用 なし
利用料金 要相談
制限なし
Anymoreの資料サムネイル
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
業界最安級で現場DX
初期費用 0円
月額料金 9,800円
制限なし
サクミルの資料サムネイル
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
利用者数55万人以上
初期費用 要相談
備考
初期登録作業やご担当者様へのレクチャーなどの費用がかかります。
利用料金 要相談
備考
月額費用とオプション費用がかかります。
費用はプランによって異なります。詳しくはお問い合わせください。
1年間
ANDPADの資料サムネイル
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
はじめてのERP
利用料金 要問い合わせ
要問い合わせ
BUILDY NOTE(ビルディーノート)の資料サムネイル
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
現場業務、まるごとDX
初期費用 要相談
月額料金 5,000円~
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
建築業務を、ポケットに
初期費用 120,000円~
備考
ライトプラン:120,000円
ベーシックプラン:480,000円
プロフェッショナルプラン:570,000円
ライトプラン 10,000円
備考
~5ユーザーまで
ユーザー追加料金:1ユーザーにつき2,000円
ベーシックプラン 20,000円
備考
~5ユーザーまで
ユーザー追加料金:1ユーザーにつき2,000円
プロフェッショナルプラン 30,000円
備考
~5ユーザーまで
ユーザー追加料金:1ユーザーにつき2,000円
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
現場がひとつにつながる
初期費用 110,000円
プロプラン30 22,000円/月額
備考
アカウント数は30です。
プロプラン50 33,000円/月額
備考
アカウント数は50です。
プロプラン100 55,000円/月額
備考
アカウント数は100です。
100アカウント以上 要相談
備考
別途お見積り
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
元監督が作った現場アプリ
初期費用 200,000円~
月額利用料 19,800円~/月額
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
不動産サイトの、全部入り
初期費用 0円
備考
初期費用は発生しません。
エントリープラン 0円
備考
人数制限はなく、5GBまでとなっています。
すべての基本機能が利用可能ですが、直近60日間の更新内容のみが閲覧可能です。
ミニプラン 1,350円/月額
備考
人数制限は3人までで、10GBまでとなっています。
すべての基本機能が利用可能で、閲覧期間は無制限です。
ライトプラン 6,800円/月額
備考
人数制限は15人までで、50GBまでとなっています。
すべての基本機能が利用可能で、閲覧期間は無制限です。
スタンダードプラン 19,800円/月額
備考
人数制限は40人までで、100GBまでとなっています。
ライトプランの内容に加え、案件検索機能、案件ステータス機能が利用できます。
プロプラン 要相談
備考
41人以上で利用したい場合、または100GB以上利用したい場合におすすめです。
1ヵ月
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
儲かる工務店へ、変える
初期費用 要相談
月額利用料 要相談
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
紙の図面よ、さようなら
初期費用 要相談
利用料金 要相談
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
現場の声から、生まれました
初期費用 0円
備考
初期費用は発生しません。
利用料金 0円
制限なし
なし 
電話 / メール / チャット /
ITが苦手な、あなたの味方
初期費用 0円
備考
初期費用は発生しません。
ライト 要相談
備考
本格的に業務で利用したい小規模事業者向けプランです。
ベーシック 要相談
備考
大きな現場の管理やデータを活用したい中規模事業者向けプランです。
エンタープライズ 要相談
備考
セキュリティやサポートを強化したい大規模事業者向けプランです。
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
写真整理から、解放される
初期費用 0円
備考
初期費用は発生しません。
利用料金 0円
備考
利用料は完全無料です。
制限なし
なし 
電話 / メール / チャット /
撮るだけ、あとはおまかせ
初期費用 0円
備考
初期費用は発生しません。
利用料金 要相談
備考
価格は、利用者数に応じた月額料金+オプション利用料金となっております。
1年
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /

価格や製品機能など、見やすい一覧表から、気になる製品をまとめてチェック!

よくある質問

サクミルの料金・機能・評判を整理。月額¥9,800や無料2か月などの条件確認点と、定着の鍵(命名・権限・更新)を解説。

公開情報ベースでは、月額¥9,800(税抜)といった掲載が確認できます。稟議では「何が含まれるか(アカウント数・容量・無料期間)」までセットで確認するとズレが減ります。

初期費用はかかりますか?

初期費用¥0の記載が確認できるケースがあります。契約形態やキャンペーンで扱いが変わる可能性があるため、最終は最新の案内で確定してください。

無料期間はありますか?どれくらいですか?

2か月無料の案内が掲載されている情報があります。無料期間中に「1現場で運用が回るか」を検証すると、判断が早くなります。

何人まで使えますか?協力会社も招待できますか?

30アカウントまで、外注先アカウントは無制限といった記載が確認できます。協力会社は、まず「閲覧中心+必要最小の投稿」から始めると混乱しにくいです。

容量(写真・書類の保存)はどれくらいですか?

300GBなどの表記が確認できるケースがあります。写真が増える業務なので、超過時の扱い(追加費用、上限、整理・アーカイブ方針)を見積時に必ず確認してください。

サクミルはどんな会社に向いていますか?

「工程・連絡・写真・日報」など、まず情報共有の型を軽く作って定着させたい企業に向きやすいです。一方で、受発注・原価・請求まで厳密に一気通貫が必須なら、統合型も比較すると安心です。

失敗しやすいポイントは何ですか?

典型は「更新されない」「写真が散らかる」「協力会社が使わない」です。原因は人より運用設計(更新者/最終確認者、命名、共有範囲)が曖昧なことが多いので、ルールを先に決めてから小さく試すのが安全です。

評判は参考になりますか?

レビューは“運用のリアル”を知る材料になりますが、件数が少ない場合は過信しないのがコツです。最終判断は、自社の無料期間検証の結果(更新率・写真整理の工数・協力会社の参加率)に寄せると納得感が出ます。

目次

おすすめ比較一覧から、
最適な製品をみつける

カテゴリーから、IT製品の比較検索ができます。
2025件の製品から、ソフトウェア・ビジネスツール・クラウドサービス・SaaSなどをご紹介します。

すべてみる