セキュリティソフトの導入事例7選|導入前の課題や導入後の効果を紹介
最終更新日:2023/06/26
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目次
本記事では、企業がセキュリティソフトを導入することで、どのような効果を得られたのかについて紹介します。導入した企業の業種と規模を確認し、導入前の課題から改善の施策、導入後の効果を知ることでセキュリティソフトを導入する際の参考にしましょう。
導入事例1:霧島酒造株式会社
(導入製品:i-FILTER)
『i-FILTER』の最大の魅力は、 マニュアルなしで直感的に使える操作性です。
業種 | 企業規模 |
---|---|
製造 | 301名-1,000名 |
導入前の課題
霧島酒造は、ランサムウェアの感染により約12,000の社内業務の共有ファイルが改ざんされました。この事件を受けて、マルウェア対策の見直しが急務となりました。以前のセキュリティ対策では、エンドポイントセキュリティからの感染が警告されたが、迅速な対応により外部ネットワークを遮断し、研究データや品質管理データ、個人情報の漏洩を防止しました。しかし、この事件からさらなるセキュリティ強化が必要であることが明らかになりました。
改善の施策
霧島酒造は、ランサムウェア対策の強化を図るため、デジタルアーツのWebフィルタリングソフト「i-FILTER」とファイア・アイのマルウェア対策アプライアンス「FireEye NXシリーズ」を連携させることを決定しました。「i-FILTER」は以前にも利用経験があり、ランサムウェアに感染するリスクを低減するための重要性を再認識しました。また、「FireEye NXシリーズ」は標的型攻撃や未知の脆弱性に対する攻撃に有効なソリューションであると認識しました。霧島酒造は、九州日立システムズによるNXシリーズの導入前検証を実施し、その効果を高く評価しました。
導入後の効果
「i-FILTER」の導入により、霧島酒造は操作性の高さや純国産ソフトウェアのサポート力を評価しました。以前のセキュリティソフトウェアと比較して、ポリシー設定が複雑でなく直感的に操作でき、精度の高いWebサービスの制御も実現できると確信しました。さらに、「i-FILTER」と「FireEye NXシリーズ」の連携により、運用管理が自動化され、作業負荷が大幅に軽減されました。
不正な通信やWebからの攻撃を検知すると、NXシリーズがアラートを表示し、「i-FILTER FE Adapter」がアドレスを自動取得し、即座に不正な通信をブロックすることができます。また、導入に関しても容易であり、1時間弱で完了しました。霧島酒造は、デジタルアーツの純国産ソフトウェアであるため、安心してサポートを受けられると評価しました。
導入した製品:i-FILTER
i-FILTERの製品情報はこちら→ https://digi-mado.jp/products/45291/
i-FILTERの事例一覧はこちら→ https://digi-mado.jp/case/?prd_id[]=45291
導入事例2:みずほフィナンシャルグループ
(導入製品:i-FILTER)
「システム運用への負荷を抑えつつも、効果的なセキュリティ対策ができる」
業種 | 企業規模 |
---|---|
金融 | 1,001名以上 |
導入前の課題
2019年、みずほフィナンシャルグループはグループ全体で共有するインターネット接続基盤を構築することを計画しました。しかし、日々高度化・複雑化するサイバー攻撃によるサービス停止や情報漏洩のリスクが増大しており、セキュリティ対策の継続的な強化が求められていました。特に、メールやURLを利用したサイバー攻撃の増加により、従来のブラックリスト方式では対応が追いつかなくなる可能性があり、運用の負荷が増大する懸念がありました。
改善の施策
この課題に対し、みずほは「i-FILTER」というセキュリティソリューションに注目しました。従来のブラックリスト方式ではなく、「i-FILTER」は安全が確認された「ホワイト」なURLのみを集め、それらにのみアクセスを許可するセキュリティ対策です。このアプローチにより、システム運用の負荷を抑えつつも効果的なセキュリティ対策を実現することができます。また、デジタルアーツが企画から販売まで一貫して担当しており、柔軟かつ安定した対応が期待できる点も評価されました。
導入後の効果
「i-FILTER」の導入により、みずほグループでは以下の効果が得られました。まず、従来はインターネット接続時に不正なURLの脅威に常に注意を払う必要がありましたが、「i-FILTER」導入後はデジタルアーツのデータベースに登録された安全なURLのみにアクセスできるため、安心して業務に専念することができました。また、リモートワークが増える中で情報漏洩リスクへの対応も重要な課題でしたが、導入によりセキュリティ面の社会的ニーズにも応えることができました。
さらに、急成長するITデジタル・バイオ・ヘルスケア領域では、情報の鮮度とスピーディな情報収集が重要であり、「i-FILTER」によって安全なURLに絞ってアクセスできるため、効率的な業務遂行が可能となりました。また、サイバー攻撃の手口が巧妙化する中、従業員一人ひとりの意識や能力に頼らず、不審なWebサイトへの通信が遮断されるため、安心して業務に取り組むことができました。これらの効果により、「i-FILTER」はみずほグループにとって不可欠なセキュリティソリューションとなりました。
導入した製品:i-FILTER
i-FILTERの製品情報はこちら→ https://digi-mado.jp/products/45291/
i-FILTERの事例一覧はこちら→ https://digi-mado.jp/case/?prd_id[]=45291
導入事例3:海力株式会社
(導入製品:PC Matic Pro)
船舶システム管理企業様
※出典:船舶システム管理企業様
業種 | 企業規模 |
---|---|
製造 | 不明 |
導入前の課題
海力株式会社では、外航船のデジタル化が進む中で情報セキュリティ対策が急務となっていました。従来の衛星通信は高コストで通信量も制限されており、船舶内のIT機器はスタンドアロンで運用され、情報セキュリティ対策が重視されていませんでした。
改善の施策
この課題に対応するため、海力株式会社では5年以上前からPC Matic MSPを導入し情報セキュリティ対策を強化しました。PC Matic MSPはパターンファイルに頼らず、ホワイトリストによる厳重なPC保護が可能であり、外航船の特性に適していると考えました。
導入後の効果
PC Matic MSPの導入後、海力株式会社では外航船におけるサイバーリスク管理が強化されました。PC Matic MSPのEDR機能によるログデータの処理に関しては、大量の通信データが発生することが課題となりました。しかし、ブルースター社との連携によりEDR出力ログの調整が実現し、航行中のEDR制御が可能になりました。これにより、衛星通信コストを抑えつつ安全性を確保できるようになりました。海運業界における情報セキュリティ対策への取り組みが進み、船舶や船会社の格付けも向上しました。
導入した製品:PC Matic Pro
PC Matic Proの製品情報はこちら→ https://digi-mado.jp/products/12976/
PC Matic Proの事例一覧はこちら→ https://digi-mado.jp/case/?prd_id[]=12976
導入事例4:世紀ジム株式会社
(導入製品:PC Matic Pro)
事務機器販売会社様
※出典:事務機器販売会社様
業種 | 企業規模 |
---|---|
小売・流通 | 不明 |
導入前の課題
世紀ジム株式会社は、事務機器の販売を拡大してまいりましたが、IT機器の販売も増加し、IT知識とサポート力を強化し、お客様からの信頼を向上させる必要が生じました。また、弊社の顧客の中には、当社から販売されていないIT機器を使用している場合もございました。そのため、これらの機器にも対応するためのサービスを提供する必要が生じました。
改善の施策
世紀ジム株式会社は、情報セキュリティ対策を強化する提案を検討しました。その中で、PC Matic MSPの存在を知り、特にリモートでの運用管理に注目し、PC Matic MSPの導入を検討することとなりました。PC Matic MSPは、1ライセンスから提供が可能であり、優れたセキュリティ性能を備えており、追加費用やオプションなしでリモート管理を行うことができます。これは、世紀ジム株式会社のビジネスに最適なセキュリティ商材であると判断しました。
導入後の効果
PC Matic MSPのリモートサポート機能は、顧客との信頼関係構築に非常に役立っております。ホワイトリスト登録やサポート調整などの作業を迅速に操作することができるため、顧客に安心感を提供すると同時に、作業効率の向上にも寄与していると述べております。また、リモートサポートを経験した顧客は、世紀ジム株式会社への信頼を深め、パソコン操作に困った際にも積極的に相談していただけるようになりました。
さらに、PC Maticの導入により、顧客のパソコンはマルウェアやランサムウェアの影響を受けることなく安全に利用することができ、相互の信頼関係の構築につながりました。また、PC Maticのパソコン管理機能により、ディスク残量の警告通知を受けることで、顧客の安心感を高め、トラブルの予兆を把握し事前に対応することが可能となりました。
導入した製品:PC Matic Pro
PC Matic Proの製品情報はこちら→ https://digi-mado.jp/products/12976/
PC Matic Proの事例一覧はこちら→ https://digi-mado.jp/case/?prd_id[]=12976
導入事例5:株式会社日水コン
(導入製品:Trend Micro Apex One)
持ち出しPCの感染管理により、柔軟な働き方と強固なセキュリティを両立。サーバ管理から解放され手間をかけずに最新の脅威に対応
※出典:持ち出しPCの感染管理により、柔軟な働き方と強固なセキュリティを両立。サーバ管理から解放され手間をかけずに最新の脅威に対応
業種 | 企業規模 |
---|---|
建設 | 301名-1,000名 |
導入前の課題
近年のIT環境の大きな変化に伴い、日水コンではインフラ全体の見直しを図り、クラウド活用などに取り組んできました。ノートPCの利用率が高まり、テレワークや出張先での作業が増えました。しかしこのような場面で感染状況を管理できる仕組みが不足しており、社内ネットワーク上の管理サーバでは持ち出しPCの情報が見えず、リアルタイムで感染状況を確認できないという不安がありました。
改善の施策
この課題に対し、日水コンはセキュリティ対策の一環としてSaaSへの移行を検討しました。社外の端末も管理できる環境を求め、Trend Micro Apex One™ SaaSを選定しました。テレワークの全社展開を前倒しで行ったことも導入の要因の一つでした。また、従業員の負荷を考慮し、ウイルスバスター™ コーポレートエディションからの切り替えが容易であることも重要なポイントとなりました。
導入後の効果
Apex One SaaSの導入により、日水コンは社外でのマルウェア感染のリスクを軽減しました。クラウド上の管理コンソールを通じて脅威の検知情報がリアルタイムに把握できるため、安心感が生まれました。アラートを基に従業員に迅速に対応要請することができ、出張時やテレワーク環境でも安全性を確保しながら柔軟な働き方を実現しています。
また、SaaSの利用により、サーバの運用管理が簡略化され、最新の脅威への対処が容易になりました。さらに、データセンターが国内にあり信頼性が高まったことも評価されています。今後はオンプレミスのサーバを減らし、クラウドへの移行を推進していく方針です。
導入した製品:Trend Micro Apex One
Trend Micro Apex Oneの製品情報はこちら→ https://digi-mado.jp/products/10012/
Trend Micro Apex Oneの事例一覧はこちら→ https://digi-mado.jp/case/?prd_id[]=10012
導入事例6:トレンドマイクロ株式会社
(導入製品:Trend Micro Apex One)
セキュリティベンダが実践するコロナ禍におけるテレワーク環境のセキュリティ 働き方の変化に即応し、隠れたリスクへの多面的な対策を実施
※出典:セキュリティベンダが実践するコロナ禍におけるテレワーク環境のセキュリティ 働き方の変化に即応し、隠れたリスクへの多面的な対策を実施
業種 | 企業規模 |
---|---|
IT・情報通信 | 1,001名以上 |
導入前の課題
テレワークが普及する中で、セキュリティ上の懸念が浮上しました。社員の業務環境が多様であるため、それぞれに適した対策が必要でした。
改善の施策
同社は、3つのソリューションを組み合わせてテレワーク環境の安全性を高めています。エンドポイント対策として「Trend Micro Apex One」を導入し、脅威の侵入を防ぐ事前予防と感染時の被害を最小限に抑える事後対処の両機能を提供しています。また、仮想デスクトップ保護製品である「Trend Micro Deep Security Virtual Appliance」とネットワーク仮想化基盤「VMware NSX」との連携により、異常を検知した端末を自動隔離するマイクロセグメンテーションを実現しています。
さらに、クラウド型セキュアWebゲートウェイ「Trend Micro Web Security as a Service」を導入し、VPNを経由せずにインターネットにアクセスする場合でもWebアクセスを制御してリスクを抑制しています。多要素認証の導入や社員向けのガイドライン策定など、セキュリティ対策を総合的に強化しています。
導入後の効果
これらのソリューションを順次強化することで、同社は緊急事態宣言が発令された2020年以降、安全なテレワークを実現しています。インシデント対応においては、端末の論理隔離機能を活用することで、物理的なやり取りを必要とせずに迅速に対応できるようになりました。また、エージェントレス型のDSVAの導入により、VDI環境の快適さを維持しながらセキュリティ対策を実行できるようになりました。さらに、ガイドライン見直しやセキュリティトレーニングの実施により、一層安全かつ安心な業務環境を実現しています。
導入した製品:Trend Micro Apex One
Trend Micro Apex Oneの製品情報はこちら→ https://digi-mado.jp/products/10012/
Trend Micro Apex Oneの事例一覧はこちら→ https://digi-mado.jp/case/?prd_id[]=10012
導入事例7:株式会社アイ・オー・データ機器
(導入製品:TeamSpirit)
さまざまなOSへの対応を実現 多様化する機器のセキュリティチェックができるように
業種 | 企業規模 |
---|---|
製造 | 301名-1,000名 |
導入前の課題
以前に導入したセキュリティソフトは長年使用していましたが、ウイルスの増加に伴い更新されるパターンファイルのサイズが大きくなり、ウイルスチェック時の動作が重くなり、チェックをためらうようになりました。また、スマートフォンのOSにも対応が求められるようになり、従来のソフトはAndroidに弱く、総合セキュリティ製品の導入が必要とされました。
改善の施策
総合セキュリティソフトの選定条件として、業務に支障をきたさない軽快な動作、スマートフォンのOSに対応、高い検出率、管理者への通知機能、従来製品と同等またはそれ以下のコストを重視し、複数の製品を比較検討した結果、ESETを導入することにしました。
導入後の効果
ESETの導入により、ウイルススキャン中でも動作が軽く、業務に支障をきたしませんでした。また、長年の実績に裏打ちされたヒューリスティック機能により、新種や亜種のウイルスにも対応でき、メールなどでのウイルス送付時も効果的に防御できます。キヤノンITSのサポートも高く評価しました。導入前にはアプリケーションソフトとの相性もチェックしましたが、問題はありませんでした。
導入時には自動インストールではなくバッチファイルを使用し、アンインストールやインストールの問題が発生した場合にはエラーメッセージを表示し、管理者に通知する仕組みを整えました。全社的な導入完了までの期間は短く、スムーズな進行を実現しました。ESETの運用・管理面でも問題はなく、OSの変更に伴う相性問題も発生しませんでした。
導入した製品:TeamSpirit
TeamSpiritの製品情報はこちら→ https://digi-mado.jp/products/13616/
TeamSpiritの事例一覧はこちら→ https://digi-mado.jp/case/?prd_id[]=13616
セキュリティソフト11製品の比較一覧
製品のおすすめポイント
- 「ホワイト運用」を可能にした全く新しいDB
- 組織運用ルールに合わせてWebアクセスを制御できます
- 日本語による分かりやすい利用状況レポートを活用するWebアクセスのログ管理
製品のおすすめポイント
- 軍や社会インフラ企業でも採用された国防レベルのセキュリティを実現
- ホワイトリスト方式を採用することで未知のウイルス感染を確実に拒否
- ランサムウェアにも影響されず、感染ゼロの記録更新中
製品のおすすめポイント
- 高度な技術でメールによる外部攻撃対策を実現
- メールの無害化や、誤送信対策を行うことで安全な業務環境を提供します
製品のおすすめポイント
- 検出率99.5%の優れたウイルススキャンからパソコンを保護
- 見落としがちなシステム管理の領域も監視できます
- インターネット利用によるウイルス感染をブロック
製品のおすすめポイント
- 更新料0円で年ごとの継続費用がかからない
- 4つのOSで使用可能でありつつ、軽くて楽な動作性
- ランサムウェア(身代金ウイルス)も対応、乗り換えも楽
製品のおすすめポイント
- 1つのダッシュボードで脅威を監視可能、監視者の負担を減らす
- 大企業の使用に耐えうるセキュリティサービス
- 使いやすい操作画面で迅速に設定・監視が可能
- すべてのマネージド デバイスに安全に接続
製品のおすすめポイント
- 業務へ集中できるように設計されたセキュリティソフト
- 従業員の不注意によるランサムウェア攻撃からPCを保護
- オンライン詐欺から守るWebセキュリティ保護機能
- 企業全体のすべてのデバイスを簡単に保護できる
製品のおすすめポイント
- 優れたエンドポイントに対する保護機能
- フットプリントの縮小により円滑な日常業務
- 脅威に対する高度で迅速な対応と、修復機能
製品のおすすめポイント
- Windows10のセキュリティと連携、メンテナンス不要
- 最適なセキュリティを提供し、ポリシー管理の時間を短縮
- パフォーマンスを重視したデザインで重要なデータをすぐ特定
製品のおすすめポイント
- さらに多くのセキュリティレイヤーにおける検知に対応
- XDRを使用する組織は攻撃だけでなく、従業員の削減に
- リスクを可視化し、迅速に問題に対応可能
セキュリティソフトについての詳しい記事はこちら
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