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W-KEEPER徹底解説|機能・代替比較・導入手順【2025年最新版】

「物流管理システム」の製品比較表

※税込と表記されている場合を除き、全て税抜価格を記載しています

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製造業の業務効率化とコスト削減
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クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト 
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初期費用 0円
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基本利用料 90,000円~/月額
備考
1~5アカウントまでの料金です。追加アカウント料金は1アカウントにつき5,000円/月額です。追加ショップ・荷主料は50,000円/月額です。
1ヵ月
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目次

倉庫現場の要件は“期限・ロット・拠点横持ち・BtoC”が絡むほど複雑になります。本記事では、WMS「W-KEEPER」を一次情報で確認しつつ、4,211荷主/機能250+/標準¥5,000,000という事実を起点に、クラウド系の有力代替(ロジザードZERO、クラウドトーマス)との賢い使い分けを提示します。さらに、要件表→同一デモ→総額見積の三段で失敗を避ける導入ロードマップ、デモで確認すべき画面と連携のチェックポイント(期限・ロット、出荷止め、移送中在庫、送状プリセット、Access帳票、汎用IF)を実務の視点で整理しました。“現場で動くか”を短期間で判定するための実用ガイドです。

1. W-KEEPERの全体像—最新実績・価格・適合領域

まず押さえるべきは導入規模と対応範囲です。「W-KEEPER」は2025年4月時点で4,211荷主が稼働し、250以上の機能で多様な物流業務をカバーします。提供形態はオンプレミス/パッケージで、参考価格は¥5,000,000(標準価格)です。食品やアパレルなど幅広い業種に適し、3PLやECまで対応します。

次の表では、実績・価格・代表機能・適合業種を俯瞰します。比較の起点として、要件定義時に抜けやすい項目(移送中在庫、期限・ロット、帳票の改変可否)を並べています。

項目 最新情報/内容
稼働荷主数 4,211荷主(2025年4月時点)
機能数 250以上
提供形態 オンプレミス/パッケージ
参考価格 ¥5,000,000(標準価格、税別)
代表機能例 期限管理、ロット管理、拠点間移送(移送中在庫の別管理)、トレーサビリティ、進捗可視化、Access帳票の自社改変、Web受発注
主な適合業種 物流・3PL、食品、アパレル、製造、卸、小売・EC

この表の項目を比較することで、自社の必須要件(例:期限・ロット、拠点間移送)と、差別化要件(例:帳票を自社で改変できるか)を短時間で擦り合わせられます。

W-KEEPERの位置づけ(汎用WMS×多機能の強み)

結論から言えば、W-KEEPERは業種横断で使える汎用WMSとして、庫内作業から可視化まで一貫してカバーする点が強みです。移送中在庫を別管理する拠点間移送や、得意先・商品別に閾値を設定できる期限管理など、複雑な現場の“例外運用”にも合わせやすい拡張性があります。

最新実績と代表機能のスナップショット(250+機能)

最新の稼働規模は4,211荷主で、250以上の機能が提供されています。代表機能として、期限管理(製造日・賞味期限・入庫日のいずれでも引当可能期間を管理)ロット管理トレーサビリティ(ロット単位の入出荷追跡と出荷止め)進捗可視化(入荷・出荷・ピッキングの進捗把握)拠点間移送(移送中在庫の別管理)Access帳票の自社改変、Web受発注(荷主向け在庫・入出荷情報の提供と直接出荷指示)などが挙げられます。

提供形態と参考価格(標準価格500万円の出典明記)

提供形態はオンプレミス/パッケージで、標準価格は¥5,000,000と明記されています。オプションとして無線ハンディ、汎用インターフェース、Web受発注、TC(通過型)、運賃・配車などが用意されます。なお、実際の見積では個別要件(IF開発、ハード、HT台数、教育支援、保守範囲)により増減する点に留意が必要です。

どんな現場・規模に合うか(3PL/製造/小売・EC)

W-KEEPERは複数荷主・複数拠点多品種管理期限・ロットBtoCとBtoBの併存といった難易度の高い現場に向いています。とくに3PLでは、荷主追加や拠点増に伴う運用拡張に耐え、Web受発注で荷主と情報連携しやすい点が利点です。導入検討の初期段階では、期限・ロット・移送中在庫・トレース・帳票改変可否を要件表の必須欄に入れて、デモ依頼時に実画面での確認をおすすめします。

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logistics-management-system-comparison-table

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2. 現場の悩みを即解決—W-KEEPER機能対応マップ

現場の代表的な課題に対して「W-KEEPER」がどの機能で応えるのかを、一次情報を基にマッピングします。併せて、要件定義やデモ確認時の観点も整理します。

次の表では、課題→該当機能→期待効果→確認観点を比較しています。表の読み方として、まず自社課題に最も近い行を特定し、デモで「確認観点」列を具体画面で検証してください。

課題 該当機能 期待効果 デモでの確認観点
誤出荷・在庫差異が減らない 検品処理、ロットトレーサビリティ、進捗可視化 誤出荷率低減、在庫精度向上、トラブル早期検知 ハンディ検品の運用、ロット逆引き検索、作業進捗ダッシュボードの粒度
多拠点・横持ちで在庫が迷子 拠点間移送、移送中在庫の別管理 移送時の数量・責任の明確化、計上ミス抑制 移送中在庫の見える化、入出庫計上の自動化ロジック
期限・ロットの引当が複雑 期限管理(得意先・商品別日数設定)、ロット管理、出荷止め 期限切れや回転不良の抑制、回収時の迅速対応 先入先出・限界日順の引当条件、ロット単位の出荷止め操作性
EC出荷で帳票・送り状が煩雑 送り状プリセット(32社233様式)、Access帳票改変、Web受発注 帳票運用の内製化、BtoC/BtoB混在の効率化 送り状テンプレ適用範囲、Accessでの改変手順、荷主ポータルの権限制御
作業の遅れが見えない 進捗管理、可視化、(補助)生産性分析 ボトルネック特定、手戻り削減、KPI達成率向上 工程別進捗の更新頻度、遅延アラート、作業ログの収集粒度

特に移送中在庫の別管理、期限管理の得意先・商品別設定、Access帳票の改変、送り状プリセット、進捗可視化とロット追跡は、デモでの確認優先度が高いポイントです。

誤出荷抑制&在庫精度:検品・可視化・トレース機能の使いどころ

結論として、ハンディ検品×ロットトレース×進捗可視化の三点セットが誤出荷抑制と在庫精度向上の起点になります。ロット単位で入出荷履歴を追跡し、同一ロットの出荷止めも可能なため、誤品や回収対応の初動を短縮できます。加えて、入荷・出荷・ピッキング進捗をリアルタイムに把握することで、作業遅延の早期検知ができます。

  • 検品処理でスキャン漏れ・取り違いの抑止
  • ロット逆引き(いつ・どこへ出たか)の即時追跡
  • 工程別進捗の可視化でボトルネック把握

一方で、マテハン(搬送・仕分け等の機器)連携を併用する現場では、WMS側の在庫更新と機器動作が同期してこそ差異が最小化されます。自動化を視野に入れる場合、WMSとマテハンの連携要件も併せて確認してください。

多拠点/移送中在庫の管理(拠点間移送)

多拠点運用では、拠点間移送と移送中在庫の別管理が重要です。W-KEEPERは横持ち中の在庫を「移送中在庫」として計上し、出庫拠点と受入拠点の責任と数量を明確化します。これにより、移送中の“行方不明在庫”や二重計上を防げます。

  • 横持ち起票→移送中在庫→受入確定の一連管理
  • 複数拠点・複数荷主の拡張に追従
  • 物流KPI(在庫回転、棚卸差異)への負荷低減

実例として、3PLの導入事例では拠点間移動機能を活用し、複数荷主・複数システムの運用を安定化させています。

期限/ロット管理と出荷止め運用の型

賞味期限や製造日などの引当可能期間を、得意先・商品別に細かく設定できる点が特徴です。先入先出や限界日順のルールを現場基準に合わせられるため、期限切れや過度の旧在庫滞留を抑制できます。ロット単位での出荷止めも可能なため、回収・品質事故時のオペレーションが明確になります。

  • 引当条件を期限・ロット・得意先規約に沿ってパラメータ化
  • ロット単位の双方向トレースと出荷止め指示
  • 食品・化粧品・医薬部外品など期限管理が厳格な商材に適合

BtoC対応・送り状プリセット・Access帳票カスタムの実務利点

ECや小口出荷が多い現場では、送り状テンプレート帳票の内製化が効きます。W-KEEPERは32社233種類の送り状様式をプリセットし、帳票はMicrosoft Accessでの改変に対応しているため、現場での軽微なレイアウト変更を内製しやすい設計です。荷主向けにはWeb受発注機能で在庫・入出荷状況を共有し、直接の出荷指示も可能です。

  • 送り状テンプレを活用したラベル運用の標準化
  • Access帳票の改変で帳票要件の内製化
  • 荷主ポータルでの見える化と受注指示の一元化

一方で、Access帳票の改修には内製スキルが求められます。自社にノウハウがない場合は、パートナーや代理店の伴走を検討してください。

進捗のリアルタイム可視化と現場KPI連動(生産性分析含む)

入荷・出荷・ピッキングなど工程別進捗のリアルタイム把握は、遅延の早期発見と是正に直結します。W-KEEPERは進捗可視化に加え、作業ログや補充点管理(リザーブ→ピッキングエリア)などの運用を備えており、生産性分析の土台をつくれます。まずは「どの工程が何分遅れているか」「どの棚・SKUで補充が詰まっているか」を数字で見せることが重要です。

  • 工程別の進捗モニタリングと遅延アラート
  • 作業ログに基づく分析でKPI(生産性、誤出荷率、在庫精度)をモニタ
  • 補充点管理で欠品と余剰移動の抑制

最後に、WMS単独では可視化の“材料”が中心です。より高次の最適化(自動化・設備連携)まで視野に入れるなら、WMSのAPI/汎用IFやマテハン側仕様との適合性も早期に確認してください。

3. 現場を広げる連携/拡張—CSV・スマートDAS・代理店支援

本節では、W-KEEPERの連携・拡張ポイントを実運用の観点で整理します。汎用インターフェース(IF)、Web受発注や多言語、ハンディ・スマートDAS、WCS/マテハン連携、そして代理店による導入支援の体制を、要件定義とデモ確認のチェックリストとして活用できる形で解説します。

次の表では、主な拡張テーマと狙い、要件化の観点を一覧化しています。まず自社の“外部システム接続の必須条件”を左列から拾い、中央の狙いをKPIと紐づけ、右列の要件化ポイントをデモで確認してください。

テーマ 狙い(KPI/業務効果) 要件化・デモでの確認観点
汎用IF(CSV/固定長) 基幹(ERP/販売)、配送、ECモールとの安定連携 取込・出力の形式(伝票/マルチレコード)、エラー検知と再処理、スケジューリング
Web受発注・荷主ポータル 受注一元化、荷主との情報共有、リードタイム短縮 画面権限制御、在庫/入出荷の可視化粒度、スマホ/多言語表示
多言語(日本語/英語/中国語) 海外拠点・多国籍現場での運用統一 ログイン時の言語切替、帳票/HT表示の多言語化範囲
ハンディ/スマートDAS ピッキング精度/速度、誤出荷率低減 ピッキング方式(シングル/マルチ/トータル)、機器台数の拡張性、アラート表示
WCS/マテハン連携 自動化と在庫更新の同期、ボトルネック解消 責任分界点・リカバリ手順、リアルタイム/バッチ更新、例外時の手当て
帳票(Access改変) 帳票要件の内製化、現場主導の改善 改変可能範囲、版管理と権限、バックアップ/ロールバック手順

汎用IF/CSV・固定長での上位/外部システム連携の実務像

結論として、W-KEEPERはCSV/固定長テキストをベースに、ERP・販売管理・配送システム・ECモールなどと設定中心でIF構築できることが強みです。伝票形式やマルチレコード形式の両方に対応し、取り込む際の書式定義とエラーハンドリングを標準機能で賄えます。これにより、IT部門は初期開発の最小化と保守の簡素化を両立しやすくなります。

  • 連携範囲:マスタ(商品・ロケ・得意先)、トランザクション(入荷・出荷・在庫)
  • 処理形態:スケジュールバッチ/手動トリガー/外部ツール連携
  • 例外処理:取込エラーの再実行、差分/全量切替、ログ監査

一方で、リアルタイムAPIが必須なアーキテクチャでは追加開発やミドルウェアが必要になる場合があります。要件定義時に“レイテンシ要件(秒/分単位)”を明記し、POCで評価することをおすすめします。

Web受発注・多言語対応の活かし方(荷主との情報共有)

荷主や拠点が多い3PL/グローバル運用では、Web受発注と多言語対応(日本語・英語・中国語)が現場負荷を下げます。W-KEEPERはログイン時に言語切替が可能で、画面・帳票・ハンディの表示を切り替えられます。荷主向けポータルで在庫と入出荷を共有すれば、電話・メール確認の往復が減り、引当や出荷のリードタイム短縮に寄与します。

  • 多言語化の範囲:ログイン・メニュー・帳票・ハンディ画面
  • 権限設計:荷主別・拠点別の参照/指示権限、スマホ表示可否
  • 運用効果:問い合わせ件数の削減、誤伝達の予防、可視化の標準化

ハンディ・スマートDAS・マテハン連携の導入メリット

現場生産性のボトルネックは、ピッキングと仕分けで顕在化しやすい領域です。W-KEEPERは無線ハンディでの入荷/出荷検品、スマートDASによる棚照準・仕分け支援に対応し、さらにWCS/マテハン(自動倉庫・ソーター・DPS/DASなど)と連携することで、在庫更新と機器動作の同期を取りやすいのが特長です。

  • ハンディ:シングル/マルチ/トータルの各ピッキング方式に対応
  • スマートDAS:間口変更や増設が比較的容易で、シーズン波動に追従
  • 連携設計:責任分界点(WMSとWCSの障害切り分け)と例外時の手当て(手動移載、再送手順)を定義

次の表では、機器連携時の“設計の地雷”を要約します。事前に合意しておくことで、稼働後の“在庫が合わない”トラブルを避けられます。

設計項目 あるべき定義 典型的な失敗例
責任分界点 障害時ログの起点、切り分け手順、レスポンスタイム どちらの障害か不明で復旧が遅延
再送・リトライ キュー/メッセージの保持期間、重複防止キー 二重引当・二重計上の発生
例外運用 手動移載の記録ルール、復旧時の差分調整 手直し作業が在庫差異を拡大
同期方式 リアルタイム/バッチの境界と閾値 レイテンシ過多でDAS誘導と在庫が不整合

表の各項目は、WMSとWCS/マテハンの連携一般論に基づく実務上の注意点です。設計時は必ずPOCで障害注入テストを行い、ログと再送の手順を文書化してください。

代理店(大塚商会)経由導入の安心材料とカスタマイズ余地

WMSは“入れて終わり”ではなく、帳票・IF・機器連携・教育まで含めた現場定着が成功の鍵です。大塚商会は「WMS W-KEEPER」で、在庫型/通過型双方の運用に対し、期限・ロット・トレーサビリティ、ピッキング方式、BtoC出荷、言語切替などを含む導入支援の知見を明示しています。帳票は独立定義(Accessベース)で顧客側の改変が可能で、汎用IFの設定構築も伴走支援の対象です。

  • 伴走ポイント:要件定義→デモ/POC→本番移行→教育→定着支援
  • カスタマイズ余地:帳票定義の内製化、IF設定の拡張、機器追加への追従
  • 見積の勘所:HT台数、DAS/ソーター接続、API/IF追加、教育/保守の範囲

一方で、カスタマイズを重ねるほど将来のバージョンアップ影響は大きくなります。したがって、“設定で吸収できるか”を最優先し、個別開発はスコープを絞るのが無難です。POCで“設定での再現性”を検証し、必要な改修量を見極めてからロードマップに組み込みましょう。

4. 他社比較での立ち位置—選定軸と判断ポイント

本節では、W-KEEPERをクラウドWMS中心の比較軸(導入スピード、TCO、保守、拡張性、サポート)で位置づけます。まずは基礎事実として、W-KEEPERはオンプレミス/パッケージ提供で、2025年4月時点で4,211荷主250以上の機能を掲げています。一方で、クラウドWMSの代表例としては「ロジザードZERO」や「クラウドトーマス」が挙げられ、短期導入とスケールのしやすさが一般的な強みです。比較の観点は、意思決定者向けの解説を提供する「工場・物流DX導入センター」が提示する目的適合性・実績・拡張性・サポート・費用対効果といった軸に沿って整理すると明確になります。

次の表では、クラウド/オンプレの代表的な違いをW-KEEPERの立ち位置とともに要約します。自社のKPIや制約に照らし、どの軸を最重視するかを先に決めてから比較表を読むのが効率的です。

比較軸 クラウドWMSの一般傾向 W-KEEPER(オンプレ/パッケージ) 読み取り方のポイント
導入スピード 初期環境構築が早い、利用開始まで短期 サーバ/DB/IISなど要件に合わせて構築 立上げ速度が最優先ならクラウド、要件が複雑ならW-KEEPERの設計自由度を評価
TCO(総保有コスト) 初期費用低め、月額課金中心 初期費用は「¥5,000,000(標準)」の提示あり 長期利用・大規模IF/帳票改変が多いほどW-KEEPERの一括投資が有利な場合あり
保守・運用 ベンダ側でアップデート、運用負担小 バージョン管理/バックアップは設計次第 自社の運用組織とSLAを勘案し、誰がどこまで担うかを明確化
拡張性(IF/帳票/機器) API中心で周辺SaaSと接続容易 CSV/固定長の汎用IF、Access帳票改変、WCS/マテハン連携 変化の激しい現場は内製カスタム余地の大きさ(帳票・IF)を評価
可用性/レイテンシ インターネット依存、マルチAZ等で冗長化 ローカルネットワークで低遅延設計可 マテハン同期が厳格ならオンプレ優位、分散拠点ならクラウドの冗長化を評価
サポート体制 ベンダ標準サポート/コミュニティ 代理店(大塚商会)を介した伴走支援 導入/教育/定着の「面」サポートが必要なら代理店の実績・体制を確認

クラウド vs オンプレ/パッケージ:導入スピードと運用の違い

結論として、短期立上げ/多拠点一斉展開が主眼ならクラウドWMS、マテハン連携や厳格なレイテンシ要件があるならオンプレ/パッケージのW-KEEPERが合致しやすい構図です。クラウドは環境準備が高速で、標準連携の豊富さが武器です。一方W-KEEPERは、サーバ/DB/IISなどの要件に合わせた構築を行い、現場装置との同期やネットワーク設計まで含めた“現場最適”が取りやすいのが特長です。

カスタマイズ性・将来拡張・総保有コストをどう見積もるか

W-KEEPERは汎用IF(CSV/固定長)とAccess帳票の自社改変を前提に、要件変更や荷主追加に追従しやすい構成です。加工品・セット品、棚卸バリエーション、拠点間移送など機能面の厚みも、個別要件の“設定吸収”に寄与します。TCOは、初期¥5,000,000を含む一括投資と、IF/帳票の内製比率、マテハン連携の開発有無でブレます。クラウドWMSは月額課金で初期負担が軽い一方、長期・大規模改変が多い場合は累積コストと改変制約がネックになり得ます。

次の表では、3〜5年視点でのコスト・変更頻度・機器連携の有無に応じた“向き・不向き”を簡易マトリクスで示します。

条件 クラウドWMSが向く W-KEEPERが向く
立上げまでの猶予 3か月未満 3か月以上
要件変更頻度 半年に1回以上の軽微変更 現場主導の帳票/IF改変を随時
機器連携(WCS/マテハン) 最小限(ハンディ中心) 自動倉庫・DAS/DPS等の本格連携
レイテンシ要件 数十秒〜分単位で許容 秒単位で厳格
期間総コスト 利用部門数が少数・短期更新想定 長期利用で累積費を抑えたい

画面・運用イメージ(期限/ロット・トレース・可視化)の比較観点

実機デモでは、期限・ロットの引当条件ロット単位の出荷止め進捗のリアルタイム可視化を必ず並列比較してください。W-KEEPERは、得意先・商品別に引当可能期間を調整でき、同一ロットの出荷止めや入出荷追跡が可能です。さらに、入荷・出荷・ピッキング進捗の見える化で遅延を早期検知できます。比較時は、クラウド製品側でも同等の粒度で設定・可視化できるかを、画面遷移と操作手順でチェックするのが重要です。

「物流管理システム」の製品比較表

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5. 用途別おすすめ製品—W-KEEPERと有力代替の賢い使い分け

導入目的と現場条件がはっきりしていれば、候補は自然に絞り込めます。本節では「W-KEEPER」を基軸に、クラウドWMSの実名候補と合わせて“まず当てるべき”使い分けを提示します。

次の表では、代表的な用途ごとに候補と決め手を並べています。自社の制約(立上げ期限、荷主数、マテハン連携、帳票改変体制)に近い行から検討すると効率的です。

用途・条件 第1候補 決め手
3PL・多荷主・混在商材、期限/ロット厳格、拠点横持ちあり W-KEEPER 期限・ロット・出荷止め、拠点間移送(移送中在庫別管理)、Access帳票改変
EC/BtoC中心、短期立上げ、標準連携を広く使いたい ロジザードZERO 最短1か月導入、約7割ノンカスタマイズ、365日サポート、周辺システム連携が豊富
クラウド前提・短期立ち上げ、物流会社のノウハウを重視 クラウドトーマス 物流会社が開発したクラウドWMS、導入支援と料金ページを公開
帳票/IF/機器連携まで伴走を希望、社内に内製要員が少ない 大塚商会 × W-KEEPER 代理店の要件定義〜定着支援、汎用IF設定・帳票改変の伴走

表の項目を比較することで、短期導入・標準連携重視ならクラウドWMS、期限/ロットやマテハン連携・帳票内製の比重が高いならW-KEEPER、という大枠が見えてきます。

【3PL・多荷主・混在商材】W-KEEPER:期限/ロット×拠点間移送×帳票改変で現場適合を高める

3PLでは荷主追加やSKU拡張、横持ちが常態化します。W-KEEPERは期限管理(得意先・商品別の引当期間設定)ロット追跡と出荷止め拠点間移送と移送中在庫の別管理を備え、さらにAccess帳票の自社改変で荷主別要件に速く追随できます。2025年4月時点で4,211荷主が稼働し、250以上の機能が提示されています。

  • 得意先・商品別に期限引当条件を調整できる
  • 横持ち時の移送中在庫を可視化し計上ミスを抑止
  • 帳票要件の内製で“現場発”の改善サイクルを短縮

【EC/BtoC中心・迅速導入】ロジザードZERO:クラウドで標準連携豊富・スピード導入/365日サポート

ECやBtoC比率が高く、短期立上げ周辺システムの標準連携を重視する場合は有力です。公式によれば、約7割がノンカスタマイズ導入、連携実績のあるカート・受注管理を使う場合は最短1か月で導入365日サポートを提供します。

  • 連携実績のある周辺SaaSが豊富
  • 標準機能中心で早期稼働を実現
  • サポート常駐で運用安定を後押し

【クラウド前提・短期立ち上げ】クラウドトーマス:物流会社発のクラウドWMS(導入支援・料金情報あり)

クラウド前提で、物流会社の運用ノウハウを重視するなら候補に含めたい製品です。公式サイトでは“物流会社が開発したクラウド型WMS”として、導入支援料金ページを公開しています。

  • 物流会社視点での機能整理と運用支援
  • クラウドでの短期立ち上げに適合
  • 公開情報を基に費用感の初期見立てが可能

【代理店支援を重視】大塚商会×W-KEEPER:帳票・IF・現場導入の伴走体制

自社にWMS専任が少ないマテハン連携やIF設定まで含めた伴走が欲しい場合に向きます。大塚商会の製品ページでは、W-KEEPERをベースに期限・ロット・トレースピッキング方式BtoC出荷などの運用を具体例で示し、要件定義〜定着支援の流れを提示しています。

  • 汎用IF(CSV/固定長)設定の伴走
  • Access帳票改変の内製支援
  • 教育・本番立上げ・定着フェーズの実務サポート

比較表の作り方:必須要件×差別化要件×連携要件で評価(参考:比較観点ガイド)

最短経路で候補を絞るには、必須要件(絶対条件)、差別化要件(優劣が出る領域)、連携要件(外部システム・機器)に分けて採点します。

次の表では、採点のテンプレート例を示します。各社デモで画面と操作手順に落として検証すると、主観を排しやすくなります。

評価カテゴリ 項目例 採点観点 備考
必須要件 期限・ロット、出荷止め、トレース、BtoC対応 条件設定の粒度、例外運用のしやすさ 例外手順が手戻りやすいUIは減点
差別化要件 拠点間移送(移送中在庫)、帳票改変、KPI可視化 現場主導での改善スピード、可視化の更新頻度 Access帳票の内製は教育・権限管理も評価
連携要件 汎用IF/API、マテハン/WCS、受注・配送SaaS 連携実績、責任分界点、障害時の再送手順 バッチ/リアルタイムの境界と遅延許容を明記
運用と支援 立上げ期間、教育、サポート体制 稼働初期の伴走、365日対応の有無 代理店/ベンダの体制・実績を確認

まとめると、短期導入×標準連携は「ロジザードZERO」、期限/ロット×拠点横持ち×帳票内製は「W-KEEPER」、クラウド前提で物流会社ノウハウ重視は「クラウド型WMS『トーマス』」、伴走重視は「大塚商会×W-KEEPER」。この順で“まず当てる”と、要件の再現性と運用コストの見極めが速く進みます。

6. 導入ロードマップ—要件定義からPoC、移行・教育まで

本節では、W-KEEPERの導入を失敗なく進めるための標準手順を提示します。一次情報は三谷コンピュータ公式の「倉庫管理システム(WMS)W-KEEPER」、連携と現場導入の実務像は「WMS W-KEEPER」に基づきます。

次の表では、KPI設計から本番定着までの主要ステップと目的、成果物を比較しています。自社の現場状況に合わせて、左から順に詰めるのが近道です。

ステップ 目的 主要タスク 成果物
KPI定義 成功基準を数値で明確化 誤出荷率・在庫精度・生産性の現状測定と目標設定 KPIシートと基準値
要件定義 機能と連携範囲の確定 期限・ロット・移送中在庫・送り状・帳票・IFの必須/任意を棚卸 要件定義書
デモ 再現性の一次確認 画面と操作で必須要件の可否を検証 デモ検証表
PoC 業務データで実証 想定データで引当・出荷止め・可視化・IFを部分検証 PoC報告書
接続試験 機器/外部の同期確認 WCS/マテハン・HT・送り状出力の接続・例外試験 接続試験成績書
データ移行 精度と可用性の担保 マスタ/在庫/トランザクションの移行と照合 データ移行計画・結果
教育/定着 運用の標準化 権限設計・SOP・初期伴走とKPIレビュー 運用標準書・教育記録

現状KPIと“必須/望ましい”要件の棚卸(期限・ロット・BtoC等)

はじめに、現場KPIを数値で握ります。次に、KPI達成に直結する機能を必須、運用の質を上げる要素を望ましいとして棚卸します。W-KEEPERは期限管理(得意先・商品別の引当可能日数設定)ロット管理/出荷止め拠点間移送と移送中在庫送り状プリセット(32社233様式)Access帳票の自社改変Web受発注などを備えます。

  • KPI例:誤出荷率、在庫精度、ピッキング生産性、リードタイム
  • 必須候補:期限・ロット引当、ロット単位の出荷止め、移送中在庫の別管理
  • 望ましい候補:Access帳票内製、Web受発注、進捗のリアルタイム可視化

次の表は、KPIと要件をひもづけるテンプレートです。左列のKPIを起点に必須/望ましいを決め、デモ観点を明記してください。

KPI 必須要件 望ましい要件 デモ観点
誤出荷率 ハンディ検品、ロット出荷止め 進捗アラート スキャン時のエラー表示、ロット逆引き検索
在庫精度 期限・ロット引当、棚卸機能 補充点管理 引当ロジック、循環棚卸の運用負荷
生産性 ピッキング方式選択 スマートDAS 工程別進捗の更新頻度・粒度
リードタイム Web受発注 帳票内製 荷主ポータルの権限制御

デモ/PoCで見るべき操作・帳票・可視化・連携の観点(チェックリスト)

デモでは画面と操作で再現できるかを最優先で確認します。PoCでは想定データを用いて引当の正しさ例外運用を実証します。デモとPoCを混同せず、段階的に確証度を高めます。

  • 期限・ロット:得意先/商品別の引当条件をその場で設定変更できるか
  • 出荷止め/トレース:ロット単位で即時に止められ、逆引きができるか
  • 可視化:入荷/出荷/ピッキング進捗が何分粒度で更新されるか
  • 帳票:Accessでの改変手順と権限、版管理の方法
  • 連携:汎用IF(CSV/固定長)の項目定義、エラー再処理、スケジュール実行の可否
  • 事例:3PLでの複数荷主/拠点間移動の活用実績(流通サービス事例)

WCS/マテハン・ハンディ・送り状周りの事前接続テスト

自動倉庫やDAS/DPSと連携する場合、在庫更新と機器動作の同期が成否を分けます。大塚商会の製品ページはW-KEEPERの運用イメージや構成の検討材料になります。

  • 責任分界点:WMSとWCSの障害切り分け、ログ起点、応答SLA
  • 再送・リトライ:キュー保持期間、重複防止キー、バッチ境界
  • 例外運用:手動移載の記録ルール、復旧時の差分調整
  • ハンディ/送り状:HT同時台数の負荷試験、32社233様式の送り状プリセットの検証

次の表は、接続試験の“落とし穴”と回避策の要約です。PoC段階で疑似障害を入れ、手順通り復旧できるかを確認します。

リスク 兆候 回避策
在庫と機器の不整合 DAS誘導と在庫がズレる 取引単位でのコミット境界を明示、再送時の冪等キーを実装
二重計上・二重引当 メッセージ重複やタイムアウト 送受信の重複検知、キューの再送ポリシーを合意
復旧遅延 障害時に責任所在が不明確 責任分界点とログの標準様式を事前定義
送り状不一致 帳票テンプレ変更の影響波及 Access帳票の版管理とロールバック手順を整備

データ移行・教育・稼働初期の運用設計(可視化ダッシュボード活用)

移行は精度×可用性の両立が肝要です。マスタ(商品・ロケ・得意先)と在庫、直近トランザクションを段階移行し、棚卸で照合します。稼働初期は進捗可視化をダッシュボードで常時監視し、遅延と誤出荷の早期検知につなげます。

  • 移行:CSV/固定長での受け渡し、差分/全量の切替、検収表での照合作成
  • 教育:ロール別SOP、HT操作訓練、例外時の手順カード
  • 初期運用:工程別進捗の監視、遅延アラートの閾値調整、KPI週次レビュー

見積の主要要素:ライセンス/ハード・HT/連携IF/個別開発/保守

見積は製品費だけでなく、構成・連携・教育・保守を含む総額で比較します。

次の表では、主要費目と算定の勘所を示します。各項目の“数”と“仕様”を明記して、ブレを防ぎます。

費目 典型内訳 ブレ要因 見積時の確認
ライセンス/基本 本体、モジュール、オプション 拠点数・荷主数・機能束ね方 契約単位、上限値、将来追加時の費用
ハード/インフラ サーバ、DB、ストレージ、ネットワーク 可用性要件、冗長構成 スペックと冗長度、保守SLA
HT/周辺機器 ハンディ、プリンタ、DAS等 台数、モデル、ピーク負荷 台数根拠、拡張余地、保守部材
連携IF CSV/固定長定義、スケジュール、監視 接続先数、再処理要件 フォーマット、エラーハンドリング、運用分担
個別開発 帳票改変、特殊引当、WCS連携 仕様難度、テスト範囲 代替案(設定で代替)の可否
教育/導入支援 要件定義、PoC、現場教育、立上げ伴走 対象拠点数、シフト数 教育時間、資料、チェックリスト
保守/運用 ソフト保守、監視、問合せ対応 時間帯、365日対応 窓口体制、SLA、一次/二次の切り分け

7.【まとめ】要件表を用意し3社にデモ依頼

最短で失敗を避ける道筋はシンプルです。最新実績(4,211荷主/機能250+)を持つWMS「倉庫管理システム(WMS)W-KEEPER」を第一候補に、クラウド勢の「クラウドWMSならロジザードZERO」「WMS(倉庫管理システム・在庫管理システム)ならクラウド型WMS『トーマス』」を用途別に当てて3社デモ比較→早期要件確定まで一気に進めます。

  • まずやること:要件表(必須/望ましい/連携/KPI)を1枚に集約し、3社に同一データでデモ依頼
  • デモの見どころ:期限・ロット、出荷止め、トレース、拠点間移送、可視化、帳票改変、汎用IF(CSV/固定長)
  • 比較の勘所:導入スピードとTCOはクラウド優位、マテハン連携・帳票内製はW-KEEPER優位になりやすい
  • 見積の範囲:ライセンスだけでなく、HT台数・連携IF・帳票改変・教育/保守まで総額で比較
  • 伴走体制:代理店導入の安心材料は「WMS W-KEEPER」に整理。要件定義〜定着支援まで確認

次の表では、「誰が・いつまでに・何で判断するか」を可視化します。表をベンダへ共有し、同じ条件で評価できる状態を作ってください。

次の表では3社デモ比較の実務アクションを整理しています。各項目の“判断材料”が揃えば、要件確定は自然に前へ進みます。

フェーズ 期限 担当 成果物 判断材料(提示を依頼)
要件表の作成 1週 情シス/現場MGR 要件表(1枚) KPI・必須機能(期限/ロット/拠点間移送/可視化/帳票/IF)
データ準備 1週 情シス テストCSV 商品・ロット・期限・受注データ(小規模セット)
デモ依頼(3社同条件) 2週 購買/情シス デモ検証表 画面/操作動画、設定手順、可視化の更新粒度
PoC範囲の確定 1週 情シス/現場 PoC計画 引当・出荷止め・IF再処理・帳票改変の再現性
見積比較(総額) 1週 購買 比較表 ライセンス、HT、IF本数、個別開発、教育、保守/SLA
最終評価 1週 役員/PMO 稟議資料 TCO、導入期間、サポート体制、将来拡張余地

次の一手は、下記の3リンクを資料と一緒に社内共有→要件表を作成→3社へデモ依頼の送付です。これで「要件表→同一デモ→総額見積」の三段で、主観に左右されない意思決定が可能になります。

logistics-management-system-comparison-table

物流管理システムの比較表を表示する

「物流管理システム」の製品比較表

※税込と表記されている場合を除き、全て税抜価格を記載しています

  • 製品名
  • 注目ポイント
  • 料金プラン
  • プラン名金額
  • 無料トライアル
  • 最低利用期間
  • 基本的な機能
    • マスタ管理
    • マルチデバイス
    • 外国語表示
    • 入荷管理
    • 棚卸管理
    • 在庫管理
    • 出荷管理
    • 配車管理
    • 作業帳票出力
    • 運賃管理
    • 進捗管理
    • 実績管理
  • サービス資料
  • 無料ダウンロード
  • ソフト種別
  • サポート
製造業の業務効率化とコスト削減
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クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト 
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初期費用 0円
備考
初期費用は発生しません。
基本利用料 90,000円~/月額
備考
1~5アカウントまでの料金です。追加アカウント料金は1アカウントにつき5,000円/月額です。追加ショップ・荷主料は50,000円/月額です。
1ヵ月
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利用料金 要相談
3か月
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パブリック版クラウドサービス 50,000円/月額
制限なし
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よくある質問

W-KEEPERの最新の稼働規模は?

2025年時点で4,211荷主が稼働、250超の機能を搭載しています。

参考価格はいくらからですか?見積時の注意点はありますか?

公開されている標準価格は¥5,000,000です。実見積ではIF開発、HT台数、教育・保守、機器連携の有無で総額が増減します。

期限・ロットや出荷止めは標準で対応できますか?

期限管理(得意先・商品別日数設定)、ロット管理、ロット単位の出荷止め、トレーサビリティに対応します。

大塚商会経由での導入メリットはありますか?

在庫型/通過型双方の運用ノウハウ、教育・定着支援、機器連携を含む伴走が得られます。導入後の現場定着を重視する企業に有効です。

多拠点や横持ち時の“移送中在庫”は管理できますか?

拠点間移送で移送中在庫を別管理できます。出庫拠点・受入拠点の責任と数量を明確化できます。

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