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ウェビナーツールおすすめ10選|ROI試算テンプレートあり【2025年最新】

「オンライン研修」の製品比較表

※税込と表記されている場合を除き、全て税抜価格を記載しています

  • 製品名
  • 注目ポイント
  • 料金プラン
  • プラン名金額
  • 無料トライアル
  • 最低利用期間
  • 基本的な機能
    • オンライン研修
    • ライブ形式(リアルタイム表示)
    • アーカイブ機能
    • コミュニケーション機能
    • 進捗状況管理機能
    • バーチャルホワイトボード
    • 教材、コンテンツ作成・追加機能
    • リモートコントロール
    • テスト、試験実施機能
    • グループ、権限管理
  • サービス資料
  • 無料ダウンロード
  • ソフト種別
  • サポート
定額制で学び放題
初期費用 要相談
料金 月額1,500円(税抜)/ID
備考
※ご契約ID数によりボリュームディスカウントが可能です。詳しくはお問い合わせください。
※ご契約は20ID以上より承ります。ID数追加は10ID単位で可能です。
要相談
Schoo for Businessの資料サムネイル
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
学びを、もっと手軽に
初期費用 0円
備考
初期費用は発生しません。
eラーニング格安プラン 4,900円(50人まで)/月額
備考
小規模から利用可能で、動画を利用せずにスライドとテスト、アンケートなどで社員教育で利用するのにお勧めです。

100人まで:9,800円
200人まで:19,600円
300人まで:29,400円
400人まで:39,200円
500人まで:49,000円
600人まで:58,800円
700人まで:68,600円
800人まで:78,400円
900人まで:88,200円
1,000人まで:98,000円
1,000人以上なら:人数が多いほど、割引率アップでお得!
eラーニング標準プラン 19,800円(100人まで)/月額~
備考
eラーニングを始めるのに必要なものが揃った、安心の標準プラン。どれにしようか迷ったら、こちらがオススメです。

100人まで:19,800円〜
200人まで:29,600円〜
300人まで:39,400円〜
400人まで:49,200円〜
500人まで:59,000円〜
600人まで:68,800円〜
700人まで:78,600円〜
800人まで:98,200円〜
900人まで:88,400円〜
1,000人まで:108,000円〜
1,000人以上なら:人数が多いほど、割引率アップでお得!

※本プランは、動画のご利用量により費用が変わります。ストレージを増量する場合は5GB(約3時間分の動画保存容量)あたり5,000円、転送量を増量する場合は50GB(約100時間分の延べ視聴時間)あたり5,000円が加算されます。
※ストレージ容量、転送量がご契約量を超えた場合は別途超過費用が発生いたします。(ストレージは1GBあたり1,500円、転送量は1GBあたり150円)
eラーニング開発プラン 要相談
備考
要望に合わせて開発ができるプランです。10年間の経験をもとに、eラーニングの基礎となる機能から、管理者のための機能やセキュリティのための発展的な機能まで多くの機能とノウハウを盛り込んで開発します。
公式サイトで無料相談をお受けしています。
初期開発費用:500万円〜2,000万円程度
制限なし
LearnOの資料サムネイル
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
業務習得に特化
初期費用 要相談
利用料金 要相談
備考
利用人数等によって料金が変わります。状況に応じて最適な料金プランを提案します
500名以上の利用でボリュームディスカウントプランあり
なし
shouin+の資料サムネイル
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
外販に特化したLMS
初期費用 要問い合わせ
料金プラン 要問い合わせ
1ヵ月
WisdomBase(ウィズダムベース)の資料サムネイル
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
研修事業立ち上げ支援
プラン 問い合わせ/資料請求で案内
制限なし
Qualif(クオリフ)eラーニング研修事業立ち上げ支援パッケージの資料サムネイル
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
最新技術で作ったLMS
プラン 問い合わせ/資料請求で案内
備考
「月額10,000円の基本料金」+「ユーザー数に応じたシステム利用費」+「講座販売時の販売手数料」。
制限なし(月単位でいつでもやめられる)
Qualif(クオリフ)の資料サムネイル
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
1万本以上の研修動画
初期費用 要問い合わせ
利用料金 要問い合わせ
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
コスパ抜群の社員研修
初期費用 0円
備考
初期費用は発生しません。
フリー 0円
ベーシックプラン 240円-/ユーザー
備考
100名以上の年間契約、年額一括払いの場合です。
コンテンツプラス 380円-/ユーザー
備考
100名以上の年間契約、年額一括払いの場合です。
1ヶ月
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
20万講座から学び放題
別途見積もり 別途見積もり
導入事例2,000名A社 1名あたり 17,600円/年額
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
AI研修で効率アップ
初期費用 要相談
利用料金 24,000円(税別)/月 
12か月
SkillBridgeの資料サムネイル
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
OJT×動画学習
初期費用 0円
備考
初期費用は発生しません。
基本料金 要相談
備考
1アカウント980円より追加可能で、最低アカウント数は30アカウント(29,400円)よりご提供しています。
最低利用期間の制限なし
Smart Boardingの資料サムネイル
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
学びの進捗を見える化
初期費用 無料
料金 月額1ID 500円~(税抜)
備考
・1名~ご利用可能
・有効ステータス課金制(毎月末締)
・利用数によりボリュームディスカウント適用
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
現場目線でITサポート
初期費用 0円
フリープラン 0円
備考
最大登録ID数:5
付属Disk:500MB
有効期間:最大2か月
1動画の上限:500MB
スタンダードプラン 10,000円~/月額
備考
最大登録ID数:1000
付属Disk:5GB(追加可能)
有効期間:無制限
1動画の上限:500MB
Proプラン 30,000円~/月額
備考
最大登録ID数:無制限
付属Disk:10GB(追加可能)
有効期間:無制限
1動画の上限:無制限
1か月
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
双方向で伝わるウェビナー
スターター 要相談
ベーシック 要相談
プロ 要相談
オウル 要相談
利用期間の最低制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
写真で伝わる業務手順
初期費用 要相談
スタータープラン 59,800円
備考
※マニュアル作成を簡単に、行いたい会社様に
ベーシックプラン 119,800円
備考
※Teachme Bizの機能をフル活用し、経営効果を最大化したい会社様に
エンタープライズプラン 319,800円
備考
※Teachme Bizの機能をフル活用し、経営効果を最大化したい会社様に
1年
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /

価格や製品機能など、見やすい一覧表から、気になる製品をまとめてチェック!

目次

2021年頃から社内研修やeラーニング、教育現場のオンライン化が進み、ウェビナーツールツールの普及が進んでいます。しかし、ウェビナーツールを選ぶ際、価格や機能だけでなくROI(投資対効果)試算まで見据えた検討が欠かせません。

本記事では大企業向けから中小規模、教育機関まで最適化された5製品を比較し、無料トライアルを活用したPoCトライアルの進め方を具体例つきで解説します。具体的な数値を用いたROI試算方法、自社に最適なウェビナーツールの選定から本格導入まで、詳しく解説していきます。

1. ウェビナーツールとは何か?

ウェビナーツールはインターネットを通じてセミナーを開催・配信するためのシステムです。オンラインイベント成功の鍵として、適切なツール選びが成果に直結します。とくに社内研修やeラーニング形式のオンライン研修にも活用できるため、教育部門でも導入が進んでいます。

ウェビナー(Webinar)は「Web」と「Seminar」を組み合わせた造語で、遠隔地の参加者とリアルタイムで双方向コミュニケーションを可能にします。たとえば、画面共有やチャット機能を活用することで、対面セミナーと同等以上の臨場感や参加者エンゲージメントを実現できます。

さらに、市場調査によるとユーザー調査では導入企業の約65%がクラウド型サービスを採用しており、インフラ管理不要の手軽さが支持されています

オンライン研修のメリットとは?学習効果を最大化する運用モデル5選

以下の表はウェビナーツールを利用する主なメリットと機能の概要です。比較検討の際に注目すべきポイントをまとめました。

機能 メリット 活用ポイント
ライブ配信 リアルタイムな質疑応答で理解度向上 プレゼン資料を画面共有しながら解説
双方向コミュニケーション 参加者エンゲージメントの向上 チャット・アンケート機能で参加を促進
録画配信 時間や場所を問わず視聴可能 アーカイブとして再利用しリード育成に活用
データ分析 参加者行動ログから次回改善点を把握 視聴完了率やアンケート結果をレポート化
セキュリティ管理 パスワード設定や待機室で安全性を確保 社外秘資料を扱う場合は認証強化を検討

このように、ウェビナーツールはただ配信するだけでなく、運営効率や参加者満足度を高める多様な機能を備えています。

online-training-services

オンライン研修の比較表を表示する

2. ウェビナーツール導入前に押さえるべき7つのポイント

ウェビナーツールを選ぶ前には主要なチェック項目を整理し、失敗を防ぎましょう。ここでは価格やROI分析、機能面からサポート体制まで7つの視点で解説します。

比較項目 内容 留意点
価格プラン 無料プラン/月額有料プラン/従量課金など 長期利用時に割引があるか確認
予算管理・ROI分析 初期費用・運用コストと見込リード数で算出 導入後6か月で30%以上のROI向上事例あり
目的 マーケティング・集客/社内利用(研修・会議)/重要イベント 「何のためにウェビナーを行うか」を明確にする
主な機能 ライブ配信・録画再生・画面共有・Q&A・アンケート 必須機能とオプション機能を区別して検討
参加人数上限 同時接続数/登録可能人数 規模拡大時の追加費用や上限緩和可否を確認
セキュリティ パスワード・待機ルーム・多要素認証 個人情報保護や社外秘資料配信時の安全性確認
サポート体制 日本語対応の窓口・ヘルプセンター・導入支援 導入時コンサルティングが含まれるか確認

この表をもとに、自社の優先順位を明確にしたうえでツール候補を絞り込みましょう。

3. 目的・規模別に選ぶ!ウェビナーツール7

業界や企業規模によって求める機能やコスト感は異なります。厳選したウェビナーツール7製品を比較し、予算や利用目的に合わせて最適な機能を備えた製品を選びましょう。

利用目的に応じて適したウェビナーツールは異なります。

  1. マーケティング・集客
    見込み顧客の情報を取得し、関係性を構築(リードナーチャリング)することに特化
    (製品:ON24、Zoom、WebinarNinja、Airmeet)
  2. 社内利用(研修・会議)
    日常業務で使うツールとの連携がスムーズで、社員がストレスなく利用できることが特徴
    (製品:Microsoft Teams、Google Meet)
  3. 重要イベント
    会社の評判を左右するようなIR活動、株主総会、大規模カンファレンスなど、「絶対に失敗できない」場面で力を発揮するツール
    (製品:Cisco Webex、Zoom、ON24)

以下の表は主な特長・価格帯・おすすめの用途を整理したものです。導入判断の参考にしてください。

ツール名 主な特徴・強み 価格帯 こんな用途におススメ
ON24 ・マーケティング機能
(エンゲージメント分析、MAツール連携など)
・カスタマイズ性の高さ
・オンデマンド対応
要問い合わせ(比較的高価格帯) 見込み顧客の育成を目的としたマーケティングウェビナー
データに基づいた詳細な視聴者分析を行いたい
・ブランディングを重視したい
Zoom Webinar ・圧倒的な知名度と安定性
・Q&A、投票、チャットなど参加者との対話機能が豊富
・Facebook LiveやYouTubeへのストリーミングが容易
月額10,700円〜(参加者500人の場合) 大規模なマーケティングセミナーやオンラインイベント
・誰でも使いやすいツールが求められる
・有料ウェビナーの開催
Cisco Webex ・強固なセキュリティ(政府機関や金融機関での採用実績多数)
・高品質な音声・映像
・リアルタイム翻訳や文字起こし機能が優れている
要問い合わせ(Meetingsプランは月額1,490円〜) セキュリティ要件が厳しい業界
・グローバルな会議や、多言語対応が必要
・機密情報や個人情報を扱う
WebinarNinja ・ウェビナーの作成から集客、フォローアップまでを自動化
・ランディングページやメールテンプレートが豊富
・手軽に始められる
月額$99〜(参加者100人の場合) 個人事業主や小規模チームでの利用
・ウェビナー開催の工数を削減したい
・シリーズウェビナーやオンデマンドウェビナー
Airmeet ・バーチャルな交流スペース(ソーシャルラウンジ)機能が特徴
・参加者同士のネットワーキングを促進
・展示会やカンファレンスのような臨場感のあるイベント体験を提供
月額$199〜 参加者同士の交流やネットワーキングを重視するイベント
・オンライン展示会やバーチャルカンファレンス
コミュニティ形成を目的としたイベント
Microsoft Teams ・Microsoft 365とのシームレスな連携
・Officeアプリ(Word, Excel等)との親和性
・導入実績
Microsoft 365のライセンスに含む(Teams Essentialsは月額550円/ユーザー) 社内研修、全社会議、部署内の勉強会
・既存のTeams環境を活かしたい
・ウェビナー中に共同作業を行いたい
Google Meet ・Google Workspaceとの連携
・シンプルで直感的な操作性
・ブラウザだけで手軽に開催・参加できる
Google Workspaceのライセンスに含む(Business Starterは月額800円前後/ユーザー) 小規模な社内勉強会やチームミーティング
・Google Workspaceを利用している企業
・ITに不慣れな参加者が多い企業

この比較をもとに、まずは無料トライアルで使い勝手を検証し、自社に最適なツールを選定してください。

1. ON24

高度なデータ分析機能とAIによるインサイト生成で、ROI算出から次回施策立案までをサポートするエンタープライズ向け統合クラウドプラットフォームです。「ON24」は150,000人規模の同時視聴にも対応します。導入コンサルティングが含まれるため、複数拠点での運用設計が容易です。

以下の表は主な機能と導入形態を整理したものです。価格は企業要件に応じたカスタム見積もりです。

項目 内容 留意点
料金 カスタム見積もり 利用規模や機能選定により大きく変動
視聴者上限 最大150,000名同時視聴対応 大規模キャンペーンも安定配信
分析/AI機能 行動ログ分析、エンゲージメントスコアリング、AIによる見逃し配信・コンテンツ生成 高度な分析でマーケティングROI最大化を支援
インタラクティブ要素 25種類以上のアンケート・Q&A・ダウンロード資料組み込み 参加者の能動的関与を促進
MA/CRM連携 Salesforce、Marketoなど主要ツールとシームレス連携 リードナーチャリングの自動化

ON24は多言語配信やブランド体験設計に強みがあり、グローバルマーケティングに最適です。

2. Zoom Webinar

直感的な操作性と充実した視聴者参加機能が特長のクラウド型ウェビナープラットフォームです。画面共有や投票、Q&A機能ブレイクアウトルームを駆使し、参加者の理解度確認ができます。「Zoom Webinar」は既存のZoomミーティング環境をそのまま拡張可能な低コストソリューションです。ただし、500人以上の大規模配信にはアドオン費用が必要です。

以下の表は主なプランと機能をまとめたものです。価格はホスト単位の月額契約で、詳細は営業担当に問い合わせが必要です。

項目 内容 留意点
料金 月額サブスクリプション(要問い合わせ) ホスト数や出席者規模に応じた見積もりが必要
同時参加者数 プランにより500名〜100,000名まで対応可能 大規模配信には追加アドオンが必要
画面共有/投票/Q&A 投票(Polls)、Q&A、チャット、ブレイクアウトルームなど視聴者参加機能が充実 双方向コミュニケーション強化に有効
録画・アーカイブ クラウドレコーディングで自動録画、CSVエクスポート可能 視聴完了率など行動ログ分析に活用
カスタマイズ ブランドロゴ・背景の変更、登録フォームの設定 企業ブランディングに沿った画面設計が可能

Zoom Webinarは既存のZoomミーティング環境と統合でき、操作性の高さが魅力です。

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3. Cisco Webex Events

「Cisco Webex Events」は株主総会や説明会などプライバシー重視の中〜大規模イベント向けに最適化されており、最大3,000デバイスの同時接続や多要素認証で高い安全性を確保します。年額48,000円/ライセンスで参加登録管理や待機室設定が可能なほか、多要素認証で受講者情報を厳格に管理できます。セキュリティ重視の教育機関にも安心の環境を提供します。特に社内研修やeラーニング形式のオンライン研修での活用実績が豊富で、研修効果測定のためのアンケート機能も充実しています。

次の表は主な仕様と導入コストの目安です。

項目 内容 留意点
料金 無料プランあり/有料プランは要問い合わせ 企業規模や接続数に応じたライセンス設計が必要
同時接続数 最大3,000デバイス(ストリーミング時最大40,000名対応) 大規模配信にも安心のキャパシティ
セキュリティ TLS 128bit/AES 256bit暗号化、SSAE準拠の監査済みプロセス 機密資料配信や社外秘イベントに最適
登録管理 ドメイン単位の自動承認設定、待機室設定、認証ゲート 参加者制御が容易
UI・UX Webex Meetingsと共通インターフェイスで学習コストが低い 既存Webexユーザーはスムーズに移行可能

Cisco Webex Eventsは高い拡張性とセキュリティを両立し、教育機関や金融機関など規制産業への導入実績も豊富です。

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4. WebinarNinja

「WebinarNinja」は、個人事業主やオンライン講師、マーケター向けにウェビナー開催の全プロセスを自動化・効率化することに特化したオールインワンプラットフォームです。専門知識がなくても、豊富なテンプレートから集客用のランディングページやリマインドメールを数分で作成できます。特に、一度録画したウェビナーを繰り返し配信できる「自動ウェビナー」機能は、製品デモやオンライントレーニングの提供を効率化したい方に最適です。

下表はプラン概要と主要機能です。詳細料金は公式サイトでご確認ください。

項目 内容 留意点
料金 無料プラン/Pro/Businessプラン(要公式サイト確認) Proプランは月額約49USDから、参加者数に応じて変動
登録フォーム カスタム登録ページの作成・自動メール通知 初心者でも簡単に設定可能
自動録画/アーカイブ ライブ終了後に自動録画・アーカイブ配信、再視聴リンク生成 フォローアップメールと連携してリード育成に活用可能
インタラクティブ機能 Q&A、チャット、投票(Polls)、ウェイトリマインダー 参加者エンゲージメント向上に貢献
分析・レポート 視聴完了率、参加者行動ログ、アンケート集計 次回施策改善のためのデータ取得が容易

WebinarNinjaはソフトウェアのインストール不要で、ブラウザから即利用できる手軽さが特長です

5. Airmeet

「Airmeet」は、単なる一方的な配信ではなく、参加者同士の活発な「交流」を促すことに特化した没入型のバーチャルイベントプラットフォームです。最大の特徴である「ソーシャルラウンジ」では、参加者が仮想のテーブルを自由に移動して会話でき、まるでリアルの交流会のようなネットワーキングが自然発生します。参加者のエンゲージメントを最大限に高める設計で、一方的な配信では得られない「つながり」と「熱気」をオンライン上で創出し、イベントの価値を最大化します。

以下の表はエントリープランの内容と主要機能を示しています。

項目 内容 留意点
料金 Premium Webinars:月額167USD〜(年契約時16%オフ) 組織規模やイベント形式に応じたパーソナル見積もりが可能
参加者上限 100名〜10,000名スケーラブル 大規模イベントにも柔軟に対応
ネットワーキング機能 テーブル型ラウンジ、ブレイクアウト、1対1ミーティング 参加者同士の自然な交流を促進
インタラクティブ要素 ライブ・シミュライブ・オンデマンド配信、チャット、Q&A、投票、ステージ招待 多様なイベント形式を1プラットフォームで実現
分析・レポート レポートビルダーによるカスタム分析、行動ログ、ROIレポート生成 イベント後の効果検証・次回施策立案に活用

AirmeetはブランドカスタマイズやCRM連携も手厚く、グローバル企業のバーチャルイベントでも導入実績があります。

6. Microsoft Teams

「Microsoft Teams」は日常的なコラボレーションを起点とした社内研修や全社規模のタウンホール(集会)に最適化されており、Microsoft 365が持つ高度なセキュリティと連携機能が強みです。最大1,000名が双方向で参加できるウェビナーや、最大10,000名が視聴可能なタウンホール機能を、多くのMicrosoft 365ライセンスで追加費用なく利用できます。ID管理や多要素認証は既存の組織ポリシーをそのまま適用でき、安全な環境で研修や情報共有を行えます。特に、使い慣れたOfficeアプリとのシームレスな連携は、研修資料の共同編集やアンケートの実施を円滑にし、学習コストを低く抑えながら高い研修効果を実現します。

次の表は主な仕様と導入コストの目安です。

項目 内容 留意点
料金 Microsoft 365/Office 365の対象プランに内包 Teams PremiumアドオンでAI要約など高度な機能を追加可能
同時接続数 ウェビナー/会議:最大1,000名
タウンホール(配信):最大10,000名
Teams Premiumでタウンホールは最大20,000名まで拡張可能
セキュリティ TLS/SRTP暗号化、Microsoft 365準拠のID管理・多要素認証 Microsoft Purviewによる情報保護・コンプライアンス管理が可能
登録管理 参加登録フォーム作成、出席者レポート、Q&A、投票機能 Dynamics 365 Marketingとの連携で高度な管理も可能
UI・UX Word, Excel, PowerPointなどOfficeアプリと共通のインターフェイス 日常業務の延長で利用でき、導入・定着が容易

Microsoft Teamsは既存の業務フローにイベントや研修をスムーズに組み込めるため、IT部門の管理負荷と従業員の学習コストの両方を削減できる点が大きな魅力です。

7. Google Meet

「Google Meet」はGoogle Workspaceとの強力な連携を軸に、シンプルさとアクセシビリティを追求したツールです。社内勉強会や中小規模の研修・説明会に最適化されており、最大500名参加の会議や、ドメイン内で最大100,000名が視聴可能なライブストリーミング機能を備えています。Googleの堅牢なインフラ上で稼働し、データは既定で暗号化されるため、安心して利用できます。Google Workspaceのライセンスに含まれており、特にコストを抑えたい企業や、ITに不慣れな従業員が多い組織でも手軽に導入できます。Googleフォームと連携したアンケートや、Googleドライブへの録画の自動保存など、研修運営を効率化する機能も充実しています。

次の表は主な仕様と導入コストの目安です。

項目 内容 留意点
料金 Google Workspaceの各プランに内包 プランにより機能や参加人数、録画可否が異なるため要確認
同時接続数 会議:最大500名
ライブストリーミング:最大100,000名(ドメイン内視聴)
ライブストリーミングの視聴は主に組織内ユーザーに限定される
セキュリティ 通信と保存データの既定での暗号化、各種コンプライアンス基準に準拠 Googleの高度なセキュリティインフラ上で稼働し、脅威から保護
登録管理 Googleカレンダーによる招待、Q&A、アンケート機能、出欠確認 Googleフォームとの連携で、より柔軟なアンケートを作成可能
UI・UX シンプルで直感的なインターフェイス ブラウザのみで主要機能を利用でき、アプリのインストールが不要な場合が多い

Google MeetはシンプルさとGoogle Workspaceとの親和性の高さを両立し、誰でも簡単に使えるオンラインコミュニケーション環境を迅速に構築したい組織に最適です。

「オンライン研修」の製品比較表

※税込と表記されている場合を除き、全て税抜価格を記載しています

  • 製品名
  • 注目ポイント
  • 料金プラン
  • プラン名金額
  • 無料トライアル
  • 最低利用期間
  • 基本的な機能
    • オンライン研修
    • ライブ形式(リアルタイム表示)
    • アーカイブ機能
    • コミュニケーション機能
    • 進捗状況管理機能
    • バーチャルホワイトボード
    • 教材、コンテンツ作成・追加機能
    • リモートコントロール
    • テスト、試験実施機能
    • グループ、権限管理
  • サービス資料
  • 無料ダウンロード
  • ソフト種別
  • サポート
定額制で学び放題
初期費用 要相談
料金 月額1,500円(税抜)/ID
備考
※ご契約ID数によりボリュームディスカウントが可能です。詳しくはお問い合わせください。
※ご契約は20ID以上より承ります。ID数追加は10ID単位で可能です。
要相談
Schoo for Businessの資料サムネイル
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
学びを、もっと手軽に
初期費用 0円
備考
初期費用は発生しません。
eラーニング格安プラン 4,900円(50人まで)/月額
備考
小規模から利用可能で、動画を利用せずにスライドとテスト、アンケートなどで社員教育で利用するのにお勧めです。

100人まで:9,800円
200人まで:19,600円
300人まで:29,400円
400人まで:39,200円
500人まで:49,000円
600人まで:58,800円
700人まで:68,600円
800人まで:78,400円
900人まで:88,200円
1,000人まで:98,000円
1,000人以上なら:人数が多いほど、割引率アップでお得!
eラーニング標準プラン 19,800円(100人まで)/月額~
備考
eラーニングを始めるのに必要なものが揃った、安心の標準プラン。どれにしようか迷ったら、こちらがオススメです。

100人まで:19,800円〜
200人まで:29,600円〜
300人まで:39,400円〜
400人まで:49,200円〜
500人まで:59,000円〜
600人まで:68,800円〜
700人まで:78,600円〜
800人まで:98,200円〜
900人まで:88,400円〜
1,000人まで:108,000円〜
1,000人以上なら:人数が多いほど、割引率アップでお得!

※本プランは、動画のご利用量により費用が変わります。ストレージを増量する場合は5GB(約3時間分の動画保存容量)あたり5,000円、転送量を増量する場合は50GB(約100時間分の延べ視聴時間)あたり5,000円が加算されます。
※ストレージ容量、転送量がご契約量を超えた場合は別途超過費用が発生いたします。(ストレージは1GBあたり1,500円、転送量は1GBあたり150円)
eラーニング開発プラン 要相談
備考
要望に合わせて開発ができるプランです。10年間の経験をもとに、eラーニングの基礎となる機能から、管理者のための機能やセキュリティのための発展的な機能まで多くの機能とノウハウを盛り込んで開発します。
公式サイトで無料相談をお受けしています。
初期開発費用:500万円〜2,000万円程度
制限なし
LearnOの資料サムネイル
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
業務習得に特化
初期費用 要相談
利用料金 要相談
備考
利用人数等によって料金が変わります。状況に応じて最適な料金プランを提案します
500名以上の利用でボリュームディスカウントプランあり
なし
shouin+の資料サムネイル
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外販に特化したLMS
初期費用 要問い合わせ
料金プラン 要問い合わせ
1ヵ月
WisdomBase(ウィズダムベース)の資料サムネイル
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研修事業立ち上げ支援
プラン 問い合わせ/資料請求で案内
制限なし
Qualif(クオリフ)eラーニング研修事業立ち上げ支援パッケージの資料サムネイル
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最新技術で作ったLMS
プラン 問い合わせ/資料請求で案内
備考
「月額10,000円の基本料金」+「ユーザー数に応じたシステム利用費」+「講座販売時の販売手数料」。
制限なし(月単位でいつでもやめられる)
Qualif(クオリフ)の資料サムネイル
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
1万本以上の研修動画
初期費用 要問い合わせ
利用料金 要問い合わせ
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
コスパ抜群の社員研修
初期費用 0円
備考
初期費用は発生しません。
フリー 0円
ベーシックプラン 240円-/ユーザー
備考
100名以上の年間契約、年額一括払いの場合です。
コンテンツプラス 380円-/ユーザー
備考
100名以上の年間契約、年額一括払いの場合です。
1ヶ月
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20万講座から学び放題
別途見積もり 別途見積もり
導入事例2,000名A社 1名あたり 17,600円/年額
制限なし
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AI研修で効率アップ
初期費用 要相談
利用料金 24,000円(税別)/月 
12か月
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OJT×動画学習
初期費用 0円
備考
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基本料金 要相談
備考
1アカウント980円より追加可能で、最低アカウント数は30アカウント(29,400円)よりご提供しています。
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学びの進捗を見える化
初期費用 無料
料金 月額1ID 500円~(税抜)
備考
・1名~ご利用可能
・有効ステータス課金制(毎月末締)
・利用数によりボリュームディスカウント適用
制限なし
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現場目線でITサポート
初期費用 0円
フリープラン 0円
備考
最大登録ID数:5
付属Disk:500MB
有効期間:最大2か月
1動画の上限:500MB
スタンダードプラン 10,000円~/月額
備考
最大登録ID数:1000
付属Disk:5GB(追加可能)
有効期間:無制限
1動画の上限:500MB
Proプラン 30,000円~/月額
備考
最大登録ID数:無制限
付属Disk:10GB(追加可能)
有効期間:無制限
1動画の上限:無制限
1か月
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双方向で伝わるウェビナー
スターター 要相談
ベーシック 要相談
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利用期間の最低制限なし
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写真で伝わる業務手順
初期費用 要相談
スタータープラン 59,800円
備考
※マニュアル作成を簡単に、行いたい会社様に
ベーシックプラン 119,800円
備考
※Teachme Bizの機能をフル活用し、経営効果を最大化したい会社様に
エンタープライズプラン 319,800円
備考
※Teachme Bizの機能をフル活用し、経営効果を最大化したい会社様に
1年
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価格や製品機能など、見やすい一覧表から、気になる製品をまとめてチェック!

4. 手厚いサポートが魅力!国内ベンダーツール3選

国内ベンダーが提供する製品は日本語UIや法令対応、手厚いサポートが魅力です。ここでは「EventHub」、「SpoonCast」、「V-CUBEセミナー」を取り上げ、それぞれの特長を比較します。

以下の表は価格帯、主な機能、メリット・デメリットをまとめたものです。国内企業ならではの安心感や連携先にも注目してください。

製品名 価格帯 主な機能 メリット/デメリット
EventHub 年額契約:500,000円〜(500名規模)※追加枠購入可 ・法令対応事前登録サイト作成
・MA連携(HubSpot/Marketo)
・自動メール配信
メリット:導入コンサルティング付きで不安なく運用開始可能
デメリット:年間契約のみで短期利用には不向き
SpoonCast 月額制:要お問い合わせ ・マーケティング自動化連携
(MAツールAPI)
・多言語配信
(字幕翻訳/UI切替)
メリット:国内サーバー運用で安定性が高い
デメリット:価格情報が非公開で見積取得に時間を要する
V-CUBEセミナー 無料プランあり/要お問い合わせ ・ブラウザ接続のみで簡単運用
・高品質映像配信
・26,000同時接続対応
メリット:最大26,000拠点の同時接続を冗長化サーバーで安定配信
デメリット:固定パッケージがなく、要件に応じたプランニングと見積もりに時間と調整が必要

1.EventHub

EventHubは国内実績350社以上、累計参加者60万名の導入実績を誇り、オンライン/ハイブリッド両対応のプラットフォームです。法令順守や日本語での問い合わせは24時間対応可能で、初期設定から運用支援までパックで提供されます。研修用の参加者登録サイトをノーコードで作成でき、HubSpot/MarketoとのMA連携で視聴完了状況や課題回答状況を自動トラッキングします。

2.SpoonCast

SpoonCastは国内サーバーでの動画配信基盤を持ち、MAツールとのネイティブ連携によるリードナーチャリング自動化が強みです。UIの多言語切替や字幕翻訳機能を備え、海外顧客向けのウェビナー運用にも対応します。社内での運用負荷軽減と高い安定性を重視する企業に向いています。API連携したMA/CRMに受講ログを直接送信できるため、受講者の進捗管理やフォローアップが自動化でき、オンライン研修運営の工数削減に貢献します。

3.V-CUBE セミナー

V-CUBE セミナーは自社スタジオの配信支援と豊富な運営ノウハウをセットで提供する日本語UIプラットフォームです。年間を通じて株主総会、全社会議、製品発表会など1,000名以上規模のライブ配信が必要な企業や、金融機関、医療機関、官公庁など、機密性の高い情報を扱う企業に向いています。配信プロスタッフが立ち会い運営を支援し、申込フォーム・出欠ログ・アンケート集計までワンストップで提供します。eラーニングの代替としてオンデマンド配信も容易です。

5. 参加者のデータ活用もしたい!おすすめ分析ツール3選

データ分析を重視する企業に向けて、視聴ログやアンケート結果を統合して次回施策に活かせるツールを紹介します。次回ウェビナーのROI向上に役立つ主要3製品を比較しましょう。

以下の表は各ツールの料金体系、主な分析機能、メリット・デメリットをまとめたものです。導入時の参考にしてください。

ツール名 料金 主な分析機能 メリット/デメリット
ON24 Analytics カスタム見積もり 行動ログダッシュボード(視聴時間、完了率)エンゲージメントスコアROIトラッキング メリット:リアルタイムROI算出とAIインサイトで次回施策を精緻化
デメリット:導入コストが高く専任運用が必要
BigMarker Basic:29USD/月〜 分析ダッシュボード(参加者行動、登録経路)レポートエクスポートCRM連携 メリット:CRM/MA連携でプロファイル強化が容易
デメリット:詳細分析は上位プラン限定
Hubilo カスタムプラン(要お問い合わせ) AIエンゲージメントスコアアンケート・投票データ統合収益影響ダッシュボード メリット:AIで次回改善提案まで自動生成
デメリット:価格情報が公開されておらず比較検討に手間

5.1.ON24 Analytics

「Intelligence Dashboard」を通じてライブ配信とオンデマンド両方の視聴ログを可視化し、リアルタイムでキャンペーンROIをトラッキングできます。実際に「オートデスク」はON24の導入でパイプラインROIを12倍に向上させた実績があります。

5.2.BigMarker

CRM/MA連携のネイティブサポートが強みで、SalesforceやMarketoへのデータ送出を自動化しリードプロファイルを充実させます。ダッシュボードで参加者行動を把握し、CSVエクスポートで細かな分析にも対応可能です。

5.3.Hubilo

AIによるエンゲージメントスコア算出と「Revenue Impact Dashboard」で機会創出数やステージ進捗を可視化します。アンケートや投票結果を自動統合し、次回施策提案を生成する機能があり、運営工数を削減しながら精度の高い改善を実現できます。

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6. 【ROI試算テンプレート】ウェビナーツール導入の3ステップ

本当に費用対効果があるのか」という問いに答えるためには、投資対効果(ROI)の可視化が欠かせません。

本章では、小規模なテスト(PoC)から本格導入までを具体的な3つのステップに分け、そのまま使えるROI試算テンプレートを用いて解説します。

ステップ1. PoCトライアルの準備と実施

まずは小規模なテスト(PoC)で、ツールの操作性や効果を実際に確かめます。無料プランやトライアルを活用し、低リスクで始めましょう。

ステップ やること 具体例/ポイント
1-1. ツールの選定 無料プランやトライアルがあるツールを複数選定する。 ・Zoom Webinar 無料プラン
・WebinarNinja 無料プラン
・Google Meet + Googleフォーム
1-2. PoCの設計 目的(KGI)と具体的な目標値(KPI)を設定し、計画を立てる。 主要KPI: 参加登録者数、当日の参加率、エンゲージメント率(Q&A数など)
計画: 必要な人員、準備から実施までのスケジュールを見積もる。
1-3. テスト配信と検証 社内向けにテスト配信を行い、品質や機能をチェックする。 ・音声・映像の品質は安定しているか。
・Q&Aや投票などの機能はスムーズに使えるか。

ステップ2. ROI試算と効果検証

PoCの結果をもとに、本格導入した場合の投資対効果(ROI)を試算します。これにより、客観的なデータで導入の是非を判断できます。ここでは「Zoom Webinar」Proプラン(月額2,000円程度)を6ヶ月利用した場合のシナリオで見ていきます。

2-1. コストの算出

ツール利用料だけでなく、担当者の人件費(運用工数)も忘れずに含めることが重要です。

コスト項目 内訳・単価 金額
ツール費用 Zoom Webinar Proプラン:2,000円/月
ホスト数:1名
2,000円 × 6ヶ月 = 12,000円
企画・準備工数 企画5時間+資料作成10時間
(人件費単価:3,000円/時)
15時間 × 3,000円 = 45,000円
運営・フォロー工数 当日運営3時間+フォローアップ2時間
(人件費単価:3,000円/時)
5時間 × 3,000円 = 15,000円
合計コスト (投資額) 72,000円

2-2. ベネフィットの算出

ウェビナーによって得られると想定される売上(ベネフィット)を計算します。自社の過去データ(平均商談化率や受注単価)を用いると、より現実的な数値になります。

ベネフィット項目 想定値 金額
獲得リード数 1回のウェビナーで50リード獲得 50リード
商談化率 15% 50リード × 15% = 7.5商談
(→ 8商談と仮定)
平均受注単価 400,000円 8商談 × 400,000円 = 3,200,000円

2-3. ROIの算出

算出したコストとベネフィットから、投資対効果(ROI)を導き出します。

  • 利益の計算 (利益 = ベネフィット – コスト)
    3,200,000円 – 72,000円 = 3,128,000円
  • ROIの計算 (ROI (%) = 利益 ÷ コスト × 100 )
    3,128,000円 ÷ 72,000円 × 100 = 約4,344%

この試算により、小規模な投資でも高い投資対効果が期待できることが分かります。ROIを算出する際は、コストとベネフィットの算出根拠を明確にしておくことが重要です。

ステップ3. 本格導入への移行

PoCとROI試算の結果を踏まえ、本格導入に向けた最終準備を進めます。

ステップ やること 具体例/ポイント
3-1. ツール最終選定 PoCの成果と予算に基づき、導入するツールを最終決定し、見積を取得する。 ・機能、サポート体制、価格のバランスを評価する。
3-2. 導入・契約 契約手続きを進め、必要に応じてベンダーの導入支援を活用する。 ・ベンダーによる初期設定サポートや社内トレーニングを活用し、スムーズな立ち上げを目指す。
3-3. 運用体制の構築 定期的な効果測定と改善のサイクル(PDCA)を回すための体制を整える。 ・参加者ログやアンケート結果を定期的にレポーティングする。
・レポートに基づき、次回の改善アクションを計画・実行する。

まずはこの3ステップに沿ってPoCを進め、ROIを可視化した上で、自社にとって最適なウェビナーツールの本格導入を目指しましょう。

7. 【まとめ】まずは無料トライアルでROIを確認しよう

各社ツールの無料プランやトライアルで操作性とコスト効果を比較し、自社に最適な一歩を踏み出しましょう。

以下の表は主要7製品の無料利用・トライアル状況と確認すべきポイントをまとめています。実際に触ってみることで導入後のROI(投資対効果)を肌感覚で把握しやすくなります。

製品 無料利用・トライアル 確認すべきポイント
Zoom Webinar ミーティング機能は無料 画面共有・Q&A・投票機能の使い勝手を確認
ON24 過去には14日間・50名まで等のトライアル実績あり。 分析レポート機能とAIインサイトの利用感
WebinarNinja 14日間トライアル(全機能) 自動ウェビナーや集客ページの作成など、一連の流れ
Cisco Webex Events 無料プラン/ウェビナー機能を含む有料プランの全機能をお試し可能。 多要素認証や待機室設定の操作性
Airmeet 無料プランあり(最大100名/イベント) ネットワーキングテーブル機能と分析レポート
Microsoft Teams 無料プランあり/ウェビナー機能を含む全機能をお試し可能 共同編集や出席者レポート、Q&A、投票機能
Google Meet 無料プランあり/Google Workspaceの有料版でトライアル Q&A、投票、録画などの拡張機能

無料プランやトライアル期間中に参加者数、主要機能、レポート出力、サポート対応を一通り試し、簡易的なROIシミュレーションを行いましょう。例えば、トライアル中の導入コストと想定リード数からリード単価を算出し、次回以降の予算管理に役立てると確実です。最終的には自社の施策にフィットするツールを選び、費用対効果を最大化してください。

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※税込と表記されている場合を除き、全て税抜価格を記載しています

  • 製品名
  • 注目ポイント
  • 料金プラン
  • プラン名金額
  • 無料トライアル
  • 最低利用期間
  • 基本的な機能
    • オンライン研修
    • ライブ形式(リアルタイム表示)
    • アーカイブ機能
    • コミュニケーション機能
    • 進捗状況管理機能
    • バーチャルホワイトボード
    • 教材、コンテンツ作成・追加機能
    • リモートコントロール
    • テスト、試験実施機能
    • グループ、権限管理
  • サービス資料
  • 無料ダウンロード
  • ソフト種別
  • サポート
定額制で学び放題
初期費用 要相談
料金 月額1,500円(税抜)/ID
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※ご契約ID数によりボリュームディスカウントが可能です。詳しくはお問い合わせください。
※ご契約は20ID以上より承ります。ID数追加は10ID単位で可能です。
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初期費用 0円
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初期費用は発生しません。
eラーニング格安プラン 4,900円(50人まで)/月額
備考
小規模から利用可能で、動画を利用せずにスライドとテスト、アンケートなどで社員教育で利用するのにお勧めです。

100人まで:9,800円
200人まで:19,600円
300人まで:29,400円
400人まで:39,200円
500人まで:49,000円
600人まで:58,800円
700人まで:68,600円
800人まで:78,400円
900人まで:88,200円
1,000人まで:98,000円
1,000人以上なら:人数が多いほど、割引率アップでお得!
eラーニング標準プラン 19,800円(100人まで)/月額~
備考
eラーニングを始めるのに必要なものが揃った、安心の標準プラン。どれにしようか迷ったら、こちらがオススメです。

100人まで:19,800円〜
200人まで:29,600円〜
300人まで:39,400円〜
400人まで:49,200円〜
500人まで:59,000円〜
600人まで:68,800円〜
700人まで:78,600円〜
800人まで:98,200円〜
900人まで:88,400円〜
1,000人まで:108,000円〜
1,000人以上なら:人数が多いほど、割引率アップでお得!

※本プランは、動画のご利用量により費用が変わります。ストレージを増量する場合は5GB(約3時間分の動画保存容量)あたり5,000円、転送量を増量する場合は50GB(約100時間分の延べ視聴時間)あたり5,000円が加算されます。
※ストレージ容量、転送量がご契約量を超えた場合は別途超過費用が発生いたします。(ストレージは1GBあたり1,500円、転送量は1GBあたり150円)
eラーニング開発プラン 要相談
備考
要望に合わせて開発ができるプランです。10年間の経験をもとに、eラーニングの基礎となる機能から、管理者のための機能やセキュリティのための発展的な機能まで多くの機能とノウハウを盛り込んで開発します。
公式サイトで無料相談をお受けしています。
初期開発費用:500万円〜2,000万円程度
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初期費用 要相談
利用料金 要相談
備考
利用人数等によって料金が変わります。状況に応じて最適な料金プランを提案します
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プラン 問い合わせ/資料請求で案内
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プラン 問い合わせ/資料請求で案内
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「月額10,000円の基本料金」+「ユーザー数に応じたシステム利用費」+「講座販売時の販売手数料」。
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1万本以上の研修動画
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初期費用 0円
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ベーシックプラン 240円-/ユーザー
備考
100名以上の年間契約、年額一括払いの場合です。
コンテンツプラス 380円-/ユーザー
備考
100名以上の年間契約、年額一括払いの場合です。
1ヶ月
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別途見積もり 別途見積もり
導入事例2,000名A社 1名あたり 17,600円/年額
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よくある質問

ウェビナーツールの無料トライアルはどれくらい使えますか?

Zoom Webinarは40分制限の無料プラン、Airmeetは14日間トライアル、WebinarNinjaは常時無料プランを提供しています。

初心者に操作が簡単なのはどのツールですか?

「Zoom Webinar」は既存Zoom環境と同じUIで習得コストが低く、シンプルな配信が可能です。

大規模配信に向くウェビナーツールは?

「ON24」は最大150,000名同時接続対応、「Cisco Webex Events」は最大3,000デバイス接続で安定配信できます。

参加者エンゲージメントを高めるには?

PollsやQ&A、ブレイクアウトルームなど双方向機能が充実した「Airmeet」や「Zoom Webinar」が効果的です。

導入後のROI試算はどうすればよいですか?

(利益–コスト)÷コスト×100のシンプルROI式で、獲得リード数×商談化率×受注単価を6ヶ月~1年で試算します。

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