InfraWorksの導入事例
ドローンで渓谷を3D化、橋梁の景観検討に生かす i-Constructionに挑む昭和土木設計(オートデスク)
※出典:ドローンで渓谷を3D化、橋梁の景観検討に生かす i-Constructionに挑む昭和土木設計(オートデスク) | BIM Design 土木・インフラ向けサイト
最終更新日: 2024/06/07
この導入事例のポイント
- 概略設計を行うために既存のデジタル地図データは利便性、安全性が課題であった
- 不安定な地形でも詳細な地図データを作れるように、CIMソフトとドローンを導入し
- 効率的な設計が可能になり、顧客との合意形成が容易になり、顧客満足度の上昇
この導入事例のカテゴリー
この導入事例で紹介した製品
株式会社AUTODESKが提供している『InfraWorks』は、実環境のコンテキスト内で設計プロジェクトをモデル化し、直感的に理解できるコンセプトデザインソフトウェアです。InfraWorksは、さまざまなデータソースを集約して情報豊富なコンテキストモデルを生成し、道路、鉄道、橋梁、上下水道などのインフラプロジェクトのコンセプト設計を視覚化します。これにより、関係者とのコミュニケーションが円滑になり、設計プロジェクトの初期段階での意思決定を支援します。さらに、交通流の解析や視線調査を行うことで、設計の影響を具体的に把握でき、プロジェクトの全体的な時間短縮を実現します。InfraWorksを活用することで、設計の効率と精度が向上し、プロジェクトの成功に大きく寄与します。
製品のおすすめポイント
- 情報豊富なコンテキストモデルの生成
- 視覚的なコンセプト設計とコミュニケーションの向上
- 交通解析と環境シミュレーションの統合
導入前に知っておきたい基礎知識
「BIM/CIM」とは
BIM/CIM(Building/Construction Information Modeling)とは、建設・土木事業の品質向上や生産性向上を目指し、3次元モデルを構築・管理・活用する取り組みのことを指します。BIM/CIMモデルは構造物の形状や構造を3次元で表現し、計画から設計、施工、維持管理の各段階で関係者が共有します。これにより、各段階の情報を一元的に管理し、事業プロセス全体を効率化・高度化します。BIM(Building Information Modeling)は建築分野に、CIM(Construction Information Modeling)は土木分野に特化したものですが、日本では2018年度から「BIM/CIM」として統一されています。