製品を導入することになった背景

三井物産デジタル・アセットマネジメント株式会社(MDM)は、実物資産への投資・運用経験を持つ三井物産と、業務プロセスのデジタル化を推進するLayerXとの協力のもと、2020年に設立されました。日本には1000兆円を超える個人資産が預金として価値を生み出さずに眠っているという現状があり、MDMはこの「眠れる銭」を活性化することを経営理念としています。

導入前に企業が抱えていた課題

MDMは、日本の巨大な眠れる資産を活性化するための方法を模索していました。特に、不動産やインフラなどの実物資産に関するアセットマネジメント事業を展開している中で、プロの投資家に対して、厳選された実物資産の私募ファンド案件を効率的に提供する方法を求めていました。

導入前の課題に対する解決策

MDMは、不動産やインフラなどの実物資産への私募ファンド案件に特化したオンライン投資サービス「ALTERNA(オルタナ)」を開発し、正式にリリースしました。このサービスは、MDMが厳選した実物資産の私募ファンド案件に特化しており、案件の情報収集やQ&A、投資意向表明、運用中のパフォーマンス把握などが可能となっています。

製品の導入により改善した業務

「ALTERNA」の導入により、MDMは資産運用の非効率を大幅に解消しました。プロの投資家は、ALTERNAを通じて、良質な実物資産の証券化商品への投資機会を得ることができるようになりました。また、Flatt Securityとの協力により、ALTERNAのWebアプリケーション診断を実施し、セキュリティ面でも高い評価を受けています。