製品を導入することになった背景

マックス株式会社は、元々ZABBIXを自社でカスタマイズし、サーバーや回線の監視を行っていました。しかし、担当者以外のシステム部のメンバーは、アラートが届いてもZABBIXの画面の見方がわからず、解決できない事象が多く発生していました。2020年のコロナ禍でテレワークやWeb会議の利用が増加し、インターネット回線のトラフィックが大幅に増加。特に朝の時間帯には通信遅延が発生することが多くなりました。このような状況を解決するための新しい監視ツールの導入が必要となりました。

導入前に企業が抱えていた課題

マックス株式会社は、社内業務用のサーバーをオンプレミスで一拠点に集約していました。そのため、全国のリモートワーク社員が朝の時間帯に一斉にアクセスすると、通信遅延が発生していました。また、どの太さの回線に切り替えるべきか、インターネット回線以外の部分にボトルネックがないかなどの調査が必要でしたが、既存の監視ツールでは取得できていない情報が多かったのです。

導入前の課題に対する解決策

マックス株式会社は、オーティ・コムネット社に相談し、アイビーシーから性能監視ツールSystem Answer G3を紹介されました。G3は、GUIが見やすく、設定が容易で、監視ツールに不慣れなメンバーでも直感的に操作できる点が魅力でした。また、G3を使用することで、朝の回線混雑時の負荷状況をグラフで確認できるようになりました。さらに、アイビーシーの運用支援サービスを利用することで、具体的な状況の分析や改善提案を受けることができると感じ、G3の導入を決定しました。

製品の導入により改善した業務

System Answer G3の導入により、不具合が発生した際の調査や原因特定がスムーズに行えるようになりました。運用支援サービスを利用することで、専門的なアドバイスや具体的な状況の分析から改善提案までを受けることができ、心強く感じています。例えば、同じ太さの回線を持つ2つの工場のうち、片方だけで通信遅延が頻発するという課題がありましたが、運用支援を通じて原因を特定することができました。今後も、アイビーシーの運用支援サービスを継続して利用する予定です。