この導入事例のポイント
- ビジネスの拡大に伴いシステムがつぎはぎに これ以上の拡張に耐えられなくなった
- スケーラビリティに優れた「さくらのクラウド」と「さくらの専用サーバ」を導入
- 設定の自由度によって、社内で開発したものをそのまま動かせるのは非常にありがたい
- 自然災害の少ない立地であることから、システムの信頼性の面でも安心感がある
- 今後のビジネス・サービス拡充のためにも、さくらのサービスには大いに期待している
メルカリではCDNの裏側にImageFluxを配置し、配信コストの削減と、快適なアプリを実現
※出典:メルカリではCDNの裏側にImageFluxを配置し、配信コストの削減と、快適なアプリを実現 | さくらインターネット
この導入事例のポイント
- データ量の大幅な増加に伴い、CDNのキャッシュヒット率の低下が顕著になってきた
- 試算した月額費用、実際のオフロード率などの性能を見てImageFluxを導入
- 導入後は、タイムラインをはじめ画像のリサイズや変換によって通信量を大幅に削減
- ImageFluxによって、画像のサイズ変更などが必要な場合でも柔軟に対応可能に
- 画像データ通信量を30%以上削減 コストに見合うメリットは十分に得られたと思う
製品を導入することになった背景
フリマアプリ「メルカリ」は、国内外でのサービス展開を進め、全世界で1億ダウンロードを突破しました。しかし、サービスの拡大に伴い、画像配信コストが増大し、日々増加する商品点数により、画像最適化が困難となりました。さらに、デザイン変更が頻繁に行われる中で、適切な画像サイズを提供することが難しくなっていました。導入前に企業が抱えていた課題
株式会社メルカリは、商品金額が月間で100億円以上、日々の出品商品数が100万品以上という膨大な取引を行っています。そのため、画像の占有率が高く、データ通信の大部分が画像になっていました。CDNを利用していたものの、配信データ量の増加によりキャッシュヒット率が低下。また、端末ごとの適切な画像サイズの提供やUI、デザイン変更に伴う画像サイズの変更が現実的ではありませんでした。導入前の課題に対する解決策
株式会社メルカリは、オリジンサーバをそのまま利用できるソリューションを求め、複数の選択肢の中からImageFluxの導入を決定しました。ImageFluxをキャッシュサーバとして利用することで、オリジンサーバへの負荷を大きく軽減。さらに、画像の動的リサイズやWebPへの変換などの機能を段階的に導入し、データ通信量を削減することを目指しました。製品の導入により改善した業務
ImageFluxの導入により、株式会社メルカリは画像の表示速度の向上やデータ通信量の減少などのメリットを実感しました。具体的には、メルカリの画像データ通信量を30%以上削減することができました。また、アプリのUIやデザイン変更に応じて、画像のサイズ変更やフォーマット変換を柔軟に行うことができるようになりました。これにより、利用者にも快適なアプリ環境を提供することが可能となりました。この導入事例のポイント
- 既存のクラウドは海外のサービスで、為替の変動でコストに影響が生じていた
- 為替変動に影響されず、国内法の及ぶ範囲で管理できる「さくらのクラウド」を採用
- 導入したことで、検証用環境を仮想サーバーで準備できるようになり管理が楽になった
- さくらのクラウドでは、トラブル発生の際は場所を問わずにトラブル対応が可能に
- 為替変動の影響を受けず国内法も順守 定額制という利用しやすい料金体系も評価
製品を導入することになった背景
2004年12月の設立以降、グッドサイクルシステム株式会社は「薬に関わるすべての人に好循環を」という社会的使命を掲げ、調剤薬局チェーンやドラッグストア、保険薬局などの業務効率化やサービス向上を目指してきました。2012年にはiPadを活用したスマート薬歴管理サービス「GooCo(グーコ)」をリリースしました。しかし、そのシステム基盤は2014年にさくらのクラウドへと移行することとなりました。導入前に企業が抱えていた課題
グッドサイクルシステム株式会社は、外資系のクラウドサービスを利用していましたが、為替の変動によりコストが増加する問題が生じました。さらに、医療情報を海外のクラウドに預けることに対する不安の声が上がっていました。また、チェーン店舗ごとのシステム構築や費用計算が複雑で、手間がかかっていました。導入前の課題に対する解決策
これらの課題を解決するため、グッドサイクルシステム株式会社は国内のクラウドサービスを検討し始めました。為替変動の影響を受けず、国内法を順守できるさくらのクラウドを採用することを決定しました。さくらのクラウドは、定額制の料金体系を持っており、GooCoのサービスを定額で提供することが可能となりました。製品の導入により改善した業務
さくらのクラウドの導入により、グッドサイクルシステム株式会社は管理性が大幅に向上しました。特に、シンプルで使いやすい管理画面が評価されています。また、新しいサービスを提供する前のシステム検証が、物理サーバーの準備なしで簡単に行えるようになりました。トラブル対応も、場所を問わず迅速に行うことができるようになり、業務の効率化が実現しました。社会課題を解決するシステムにIoT向けSIMとクラウドを採用、サポートを活用してシステムの短期間構築を実現
※出典:社会課題を解決するシステムにIoT向けSIMとクラウドを採用、サポートを活用してシステムの短期間構築を実現 | さくらインターネット
この導入事例のポイント
- 市から受注した案件のシステム構築において、高セキュアな環境が必要だった
- 拡張性やセキュリティを含めたメリットから、さくらのセキュアモバイルコネクトを採用
- 閉域網で高セキュアなIoT向けSIMによって、樋門管理システムで樋門開閉を自動化
- 豊富な知識と的確でスピーディなサポート体制によって、安心感を得ることができた
- 3カ月余りという短期間の構築だったが、求めていた通りのサポート体制で大変助かった
製品を導入することになった背景
アドバンテックテクノロジーズ株式会社は、福岡県直方市の行政課題を解決するためのIoT遠隔監視制御システムを構築することとなりました。直方市内に流れる一級河川「遠賀川」には、地域の歴史的背景から多数の「樋門」が設置されており、その多くが手動での開閉を必要としていました。この手動の樋門の開閉を担当する「操作員」の高齢化と人手不足が進行しており、これを解決するための新しいシステムが求められていました。導入前に企業が抱えていた課題
直方市内の「遠賀川」に設置されている「樋門」の多くは手動での開閉が必要であり、その操作を担当する「操作員」の平均年齢は高齢で、60歳以上が75%以上を占めていました。また、日中の勤務をしている若年者をこの業務に充てることは難しく、樋門の管理の高齢化が進行していることが大きな課題となっていました。導入前の課題に対する解決策
アドバンテックテクノロジーズ株式会社は、手動の樋門を遠隔制御で電動化するシステムを提案しました。樋門にギアユニットを取り付け、モーターで開閉できるようにし、それを産業用コンピューターで操作できるようにすることで、遠隔からの樋門の開閉を実現しました。また、セキュリティ面を考慮し、閉域網で高セキュアなIoT向けSIM「さくらのセキュアモバイルコネクト」を採用。さらに、データベースとして「さくらのクラウド」も採用しました。製品の導入により改善した業務
樋門管理システムの導入により、手動での樋門の開閉が電動化され、遠隔からの制御が可能となりました。これにより、高齢化が進む操作員の負担が軽減され、効率的な樋門の管理が実現されました。また、システムのセキュリティも強化され、安全な遠隔制御が可能となりました。さくらのセキュアモバイルコネクトの採用により、高いセキュリティを持つ閉域ネットワークの構築が実現し、さくらのクラウドを活用することで、柔軟なサーバー構築が可能となりました。オンプレミス運用していた社内システムをクラウド化。管理業務の簡素化にビットスターが応える
※出典:オンプレミス運用していた社内システムをクラウド化。管理業務の簡素化にビットスターが応える | さくらインターネット
この導入事例のポイント
- 少人数でのシステム運用 トラブル発生時は短時間の対応が求められ、無理が生じていた
- クラウド移行とコスト削減、充実のサポート体制から「さくらのクラウド」を採用
- 導入によって管理業務の負担が軽減できたこと、リスクが低減できたことは大きい
- 本番稼働するまで月1回の定例ミーティングによるサポート 不安感はすぐに解消された
- クラウドの機能の違いよりも、ビットスターのきめ細やかなサポートが大きなメリット