製品を導入することになった背景

シャープ株式会社(以下シャープ)は、グループ経営管理をさらに高度化するために、情報基盤の構築が必要と判断しました。2005年から、グループ会社からの経営管理情報収集インフラを構築するために“STRAVIS”と“STRAVIS-LINK”を導入することを決定しました。さらに、2008年には企業会計基準委員会実務対応報告18号への対応も求められました。

導入前に企業が抱えていた課題

シャープでは、連結ベースの情報収集と管理を行う制度連結、管理連結、資金管理の各業務がそれぞれ異なるシステムで運用されていました。特に、子会社や関連部門からの情報収集業務が重複し、煩雑なものとなっていました。このような状況が業務の効率化の障壁となっていました。

導入前の課題に対する解決策

シャープは、情報収集システムの統一を目指し、“STRAVIS”、“STRAVIS-LINK”の導入を検討しました。これらの製品を導入することで、情報収集の合理化、効率化、そして収集データの精度向上を実現することが期待されました。ISIDの提供するこれらの製品は、シャープの課題解決に適していると判断されました。

製品の導入により改善した業務

“STRAVIS”、“STRAVIS-LINK”の導入により、シャープは情報収集システムを統一し、業務の合理化と効率化を実現しました。さらに、収集データの精度も向上しました。これにより、シャープは業務の効率化のみならず、経営管理の質も向上させることができました。ISIDとの連携を強化し、会計基準改訂への迅速な対応やシステムの使い勝手の改善など、さらなる業務改善を目指しています。