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【2024】FORCAS(企業データベース)の特徴や機能を徹底解説!導入事例も紹介!

目次

この記事では、企業データベースのFORCASについて徹底解説します!製品記事だけでは、見えてこない製品の情報や、ここだけの導入事例などを通して、FORCASの導入に迷われている皆様の悩みを解決します!

FORCASとは?

株式会社ユーザベースのFORCASは、150万社以上の企業データベースを保有する、B2B事業向け顧客戦略プラットフォームです。受注率や営業効率を高めたいという課題を持つ大手企業からスタートアップまで幅広く導入されています。提供社によるユーザー調査では、87%が「ターゲティングの精度が上がった」と成功を実感する声が多く上がっています。ターゲットリストの作成から、顧客分析、業界リサーチなどが、豊富な機能により実現できます。

FORCASの特徴3つ

FORCASの特徴3つ

FORCASの主な特徴は以下の3つです。

1.法人ビジネスに特化した560区分、150万社以上の企業データベース

各種データサプライヤーと提携し、上場企業、非上場企業、スタートアップを網羅した150万社以上の企業データは、クラウド上でいつでも何度でもアクセスできます。業界、企業規模、シナリオ、成約確度スコアなどを軸に絞り込み、リストの保存やダウンロードも自由に行えるので、営業戦略の構築に役立ちます。

2.企業分析で、受注傾向やポテンシャルを可視化

分析対象となる企業が持つ業界区分、シナリオ、利用サービス、企業規模や所在地などの分布が瞬時に可視化されます。併せて、各特徴の重要度や、潜在顧客企業数も把握できます。また、リードや商談データをアップロードすることで、受注率の実績、ホワイトスペースの大きさなどを可視化します。

3.知識のない業界概要や競争環境も素早く把握できる

560業界分類に基づいて、業界概要・市場環境・競争環境を解説したレポートを入手できます。新しい開拓先で知識がない場合も業界構造の理解を深められます。また、法人ビジネスに関連する国内外100メディアのニュースやプレスリリースを扱う「PR TIMES」と連携し、対象企業に関連する記事がリストアップされます。

FORCASの主な機能

FORCASの主な機能

ここからは、FORCASの主な機能について解説していきます。

1.顧客分析・企業リスト作成

引用:FORCAS機能一覧(https://www.forcas.com/function/)

簡単な操作で「受注確度の高い企業」の傾向を自動的に分析し、同じ特徴をもつターゲット企業リストを出力する、FORCASの中心機能です。重要度の高い顧客に集中的にアプローチする、ABM(アカウント・ベースド・マーケティング)を進められます。

(1)既存顧客のリストをアップロード

過去の受注企業や商談中企業の企業名やドメイン(メールアドレス)など最低限の情報をExcelに記入してアップロードするだけで、顧客傾向の分析がスタート。Salesforceをお使いの方は、レポートから2クリックでデータの取り込みが可能です。

さらに、ExcelやSalesforceから取引先企業リストをアップロードすると、簡単な操作で、自動的に顧客分析が完了します。「特徴」と「重要度」を見れば、どのような企業の成約確度が高いかが分かります。

(2)ターゲット企業リストを作成

顧客分析の結果を踏まえて、受注確度の高い特徴をもつ企業を集めた「注力企業リスト」(Tier=ティア)を作成します。このリストが、優先的にアプローチするべき具体的な企業名になります。CRM・SFA・MAに連携すれば、注力企業だけに絞り込んだ施策実施も簡単にできます。

(3)施策の結果を分析し、PDCAサイクルを回す

四半期毎など、定期的に最新の取引先データ(契約先、商談、リード)をアップロードし、受注率やカバレッジ(網羅率)の数字を更新しましょう。データを見ながら、施策の効果を見直したり、新たなターゲットTierを開拓する意思決定を迅速に行います。

Salesforceを利用されている方は、FORCASとAPI連携し、「ダッシュボード」機能で主要なKPIを俯瞰するのが便利です。ターゲット企業群ごとの進捗を把握する上で効果的な指標を集めた「ABMダッシュボード」を見れば、活動進捗が一目でわかります。

2.名寄せ機能

名寄せ機能

引用:FORCAS機能一覧(https://www.forcas.com/function/)

マーケティングや営業におけるデータ活用の第一歩は、保有している顧客データの表記揺れや重複を解消し、分析に必要な企業属性を付与すること。FORCASは、ユニークで豊富な企業属性データと独自の名寄せテクノロジーで、簡単に顧客データを整備します。

(1)FORCASにおける名寄せとは

表記揺れや重複などのさまざまな問題を含んだ既存の顧客リストをアップロードすることで、FORCASが保有する370万の企業の中から、正しい企業を特定。正式な企業名と法人番号、その他さまざまな企業属性を付与してデータを整えます。

(2)名寄せの流れ

お手持ちの顧客リストをExcelからアップロードするだけで、正確な企業名と法人番号を特定し、自動で表記揺れを修正します。Salesforceをお使いの方は、レポートから2クリックでデータの取り込みが可能です。

アップロードしたリストから企業名が特定できなかった場合でも、候補が表示され、選択するだけでWeb上で名寄せが完結します。リストの表記揺れを直し、正確な企業名に名寄せしたのち、その企業群にどのような共通点があるか、分析を行いましょう。

FORCASの名寄せ・企業属性付与機能は、SalesforceなどのCRM・SFAや、MAツールの登録データをきれいにし、使いやすくするためにも有効です。特にSalesforceと連携すれば、取引先・リードデータの精度を高め、営業生産性の向上につながります。

3.Salesforce・MA連携

引用:FORCAS機能一覧(https://www.forcas.com/function/)

API経由でSalesforceやMAツールと連携。顧客データを充実させることで、これらのツールがさらに使いやすくなり、本来の力を発揮します。ABM=アカウント・ベースド・マーケティングの実践や、営業生産性の向上には、企業データが欠かせません。

4.データ入力効率化(FORCAS Form)

データ入力効率化(FORCAS Form)

引用:FORCAS機能一覧(https://www.forcas.com/function/)

Salesforceでのリード・取引先登録を大幅に簡略化し、ごく簡単な操作で正確な企業情報を入力できる機能。会社名や企業ドメインを入力すると、FORCASの企業データベースから候補企業が提案され、その中から選択するだけで簡単に取引先を作成することができます。

(1).簡単に入力できるリード・取引先登録フォーム

企業名の一部を入力するだけで、正確な企業名をサジェスト。同名企業が複数ある場合、住所や業界分類を確認して、企業を特定できます。

(2).法人番号をキーに、基幹システムとデータを紐付け

FORCAS Form経由で入力された取引先企業データには、一意のIDとして「法人番号」が紐付きます。これをキーとして、社内にあるさまざまなシステムとデータを連携すれば、部門を横断して共通の企業情報マスタを活用することができます。

(3).業界分類を使ってレポート・ダッシュボードを絞り込み

営業・マーケティングにおける使いやすさにこだわった、FORCAS独自の560業界分類が、リード・取引先データに付与されます。これにより、Salesforceのレポートやダッシュボードで、業界別の分布や絞り込みが可能になります。

5.企業リサーチ(FORCAS Sales)

引用:FORCAS機能一覧(https://www.forcas.com/function/)

提案営業の受注率を上げるためには、顧客理解を深め、仮説をつくることが不可欠です。FORCASのリサーチ機能で、営業準備にかかる時間を大幅に短縮し、営業組織全体の提案力を高めましょう。

(1).企業情報・IR情報等あらゆる情報を1画面に

企業Webサイトの内外に分散するさまざまな情報や、独自に集めた競合情報・業界レポートなどを、共通フォーマットの1画面に集約。FORCAS Salesの画面を上から順に見ていくだけで、効率的に顧客理解が進みます。

(2).活用状況を振り返り、営業スキルを標準化する

FORCAS Salesの利用ログレポートを参照し、パフォーマンスが高い方の準備行動をデータ化することで、「どの項目をどのくらいの時間見ると最も生産性が高いのか」を可視化し、ベストプラクティスをチームに展開できます。

(3).ターゲット企業の最新ニュースを見逃さない

FORCAS側で抽出したターゲット企業に関連するニュースだけを集約。ブラウザのホームページに登録し、毎朝チェックしてアプローチの機会を確実につかみましょう。「人事異動情報」だけを集めたタブも用意されています。

(4).アカウントプラン作成に、人物情報が役に立つ

FORCASは、ターゲット企業の「人の動き」を察知するための独自情報を多く持っています。組織図・人物情報に加え、最新の人事異動情報をキャッチする一覧画面が新登場。キーパーソンを見極めて、計画を組み立てましょう。

6.活用支援サービス(カスタマーサクセス)

専任のカスタマーサクセス担当が、定期的なお打ち合わせを通じて導入や活動を支援します。テクニカルサポートやチャット問い合わせも追加費用なしでご利用いただけます。

(1)3ヶ月の充実した導入支援プログラム

弊社カスタマーサクセスとのお打ち合わせを通じて、約3ヶ月の導入支援プログラムを提供しています。「ターゲット企業の可視化」「施策実行と効果測定」という2つのサイクルを回しながら効率の良いセグメントへアプローチし続ける仕組みづくりをご支援します。

(2)共に創り、高め合うユーザーコミュニティ

ユーザー様との共創やユーザー様同士の交流を実現するため、定期的にユーザー会やテーマを設けた勉強会を開催しています。他社様の取り組みやFORCAS活用方法を知り、自社の営業・マーケティングにご活用ください。

7.企業属性データについて

企業属性データについて

引用:FORCAS機能一覧(https://www.forcas.com/function/)

FORCASの企業データベースは、東京商工リサーチ・野村総合研究所・baseconnectをはじめとする、信頼性の高い複数のデータパートナーから提供された企業情報をミックスして生成しています。信用調査にも用いられる高品質なデータと、当社独自組成のコンテンツから、他では得られない情報が簡単に入手できます。

(1)370万社を「名寄せ」で特定、法人番号を付与

国税庁に登録のある370万社が、名寄せ機能や入力支援機能で特定できる企業数です。「法人番号」をユニークキーとして、正式社名、登記住所、および独自の560業界分類を付与することで、基本的な顧客データ基盤が整います。

(2)売上高・従業員数などをもとに、精緻な顧客分析を実現

顧客分析機能の対象となる150万社以上のうち、「売上高」カバー数が108万社、「従業員数」カバー数が120万社と、高い網羅性を担保。さまざまな切り口から、精度の高い顧客分析を行い、営業の効率化を実現します。

(3)独自分類560業界の詳細なレポートで市場環境を把握

当社が運営する経済情報プラットフォーム「SPEEDA」が提供する、独自の業界レポート・業界サマリ。多くの日本企業で経営戦略策定に利用いただいているこれらのコンテンツを、営業DXの中でも活用いただくことができます。

(4)NewsPicksと連携、最新の企業ニュースをキャッチ

経済ニュースメディア「NewsPicks」と連携し、計280媒体から集約したニュースをいちはやくキャッチできます。ターゲット企業に関連するニュースだけを絞り込めば、顧客の変化を見逃さず、最適なタイミングでアプローチが可能です。

(5)独自組成の人物データでキーパーソンにアプローチ

1万6千社の「人物情報」と、4万社の「人事異動情報」は、当社独自組成のコンテンツです。営業先企業のキーパーソンを見極めれば、アプローチの確度が高まります。

FORCASの活用シーン

ここからは、FORCASの活用シーンを見ていきましょう。ここでは部署別に、4つの切り口で見ていくことにします。

1.営業企画・営業推進部門の方

営業企画・営業推進部門の方

営業部門が効率的に動いて受注を増やすためには、顧客データに基づく効果的な営業戦略が必要。商材ごとに「注力顧客リスト」を用意すれば、チームごとのバッティングを防ぎ、クロスセルの機会も生まれます。

(1)受注につながる営業戦略を立案

新たな商材の営業活動を始めるには、既存顧客とは異なる市場の開拓が必要です。データに基づいてターゲット企業を絞り込み、新規開拓すべき先を明らかにしましょう。

(2)ターゲット顧客にリソースを集中し、受注率を向上

リード(見込み顧客)の量が十分なのに受注率が上がらない時は、営業リソースを「受注可能性の高い顧客」に集中しましょう。FORCAS独自の「シナリオ」や様々な属性に基づく分析・ランク分けが有効です。

(3)顧客データの名寄せ・企業属性の付与で、施策の基盤を整える

多くの顧客データがあっても、表記揺れ・重複や入力不備があっては正確な分析ができず、効果的な施策につながりません。FORCASでデータを整えるだけでなく、さまざまな切り口の施策に役立つ様々な属性データを手に入れましょう。

2.マーケティング部門の方

マーケティング部門の方

FORCASは、マーケティング戦略の軸となる「ターゲティング」の精度を大幅に高めます。過去の「商談化率」「受注率」をもとに顧客傾向を分析して、営業が欲しいリードの条件を可視化。効率の良いセグメントに予算とリソースを集中し、質の高いリード獲得を進めましょう。

(1)顧客分析から、商談化率の高いターゲット企業を特定

データに基づく受注確度の分析を行い、「どの顧客へ重点的にアプローチするのか」が明確になれば、マーケティング施策にムダがなくなり、効率的な施策に予算やリソースを集中することで、成果を最大化できます。

(2)質の高いリードを営業に提供し、連携をスムーズに

リードの量だけが多くても営業サイドで対応しきれず、部門間で対立が起きてしまうことは多いです。データに基づいてターゲティングを行い、温度感の高いリードを優先して営業に供給すれば、連携もスムーズに進みます。

(3)企業属性データをMAツールに連携し、メール配信効果を最大化

MAツールを導入してメールの一斉配信を行っても効果が出ない時は、宛先をグループ分けして文面を変える「セグメント配信」が有効です。FORCASの企業属性を使えば、これまでにない精度のセグメント施策が可能になります。

3.インサイドセールス部門の方

インサイドセールス部門の方

インサイドセールス部門を立ち上げる企業が増えている中で、マーケティング部門や営業部門とのスムーズな連携はよくある課題の一つです。ターゲット顧客をクリアに見極め、コールを効率化し、商談化率を最大化しましょう。

(1)コール前の10分で、仮説づくりに必要な情報を集める

インサイドセールスに大切なのは事前の「仮説構築」。FORCASのリサーチ機能では、仮説構築に必要な情報を1画面に集約することで、コール準備の時間を大幅に短縮しました。商談化に必要な提案力の底上げにもつながります。

(2)高確度のリードにリソースを集中し、コールを効率化

たとえば展示会で1000件のリードを獲得しても、商談化の見込みがあるのはその中のごく一部。顧客分析を行い、「重要度」の高いターゲット企業を優先的にフォローすれば、効率的な案件獲得につながります。

(3)顧客企業の変化を見逃さず、アウトバウンドコールを成功させる

大手企業を中心に接点のない見込み顧客を開拓するBDRにとっては、情報の鮮度が重要です。ターゲット企業の最新IR情報やニュース、人事異動情報などをチェックし、最適なタイミングでアプローチを行いましょう。

4.法人営業・フィールドセールス部門の方

法人営業・フィールドセールス部門の方

受注確度の高い企業へ優先的にアプローチしたり、伸びしろの大きい市場に新規開拓を行ったりと、営業において「顧客データ」は機会の宝庫です。詳しい企業データを活用して顧客理解を深めれば、提案力も高まります。

(1)情報収集を短時間で行い、ソリューション提案を成功させる

顧客の課題を解決する提案営業には、深い顧客理解が不可欠です。FORCASの企業データが持つ企業情報、最新ニュース、IR資料から浮かび上がる経営課題などを短時間でインプットし、刺さる仮説を立てましょう。

(2)営業チーム全体の提案力を底上げする

多くの企業が提案力・仮説構築力の「属人化」に悩まれていますが、FORCASのリサーチ機能を全員が活用することで、営業チーム全体の提案力を底上げすることが可能です。営業準備を習慣化・標準化し、生産性を高めましょう。

(3)確度の高い顧客に営業リソースを集中し、受注率を高める

リード(見込み顧客)の量が十分で受注率が上がらない時は、営業リソースを「受注可能性の高い顧客」に集中しましょう。FORCAS独自の「シナリオ」や様々な属性に基づく分析・ランク分けが有効です。

FORCASの導入事例

eラーニングシステムの導入事例を紹介

では、実際に「FORCAS」を導入することで、具体的にどのような効果を得られるのでしょうか?業種や会社の規模などもそれぞれ異なるので、自社の形態に近いものを参考に、自社への導入を検討していただければと思います。

CASE1.事業内容:社会イノベーション事業、従業員数:1001名以上

企業データベース FORCAS 導入事例①

企業データベースの「FORCAS」は、株式会社日立製作所様のデジタルマーケティング活動の加速に重要なツールとなりました。日立製作所ではOT(運用技術)、IT、プロダクトを組み合わせて社会イノベーション事業を推進し、Lumadaというデジタルソリューションを提供しています。この事例では、FORCASの導入に焦点を当て、その役割と効果について説明します。

①FORCAS導入前の課題

FORCASの導入前は、新規事業のターゲット市場が明確でなかったため、戦略の方向性を確立の難しさが課題でした。また、データ不足が分析や営業活動の障害となり、営業部門との連携も難しく、納得のいくデータ提供ができませんでした。

②FORCAS採用の決め手

FORCASが持つ、広範なデータ量が決め手でした。特に「シナリオ」データは、ターゲット市場特定に役立つ情報を提供できるツールです。ユーザビリティが高く、条件抽出などの操作も容易であるため、データの活用がスムーズに行えました。

③業務中におけるFORCASの使い方

FORCASを活用して、ターゲット市場を定義し、データに基づいたリード獲得から育成、商談創出までの施策を展開しています。FORCASのデータを利活用して、セミナー集客や営業連携の施策を計画し、成果を上げています。また、スモールスタートから始め、組織全体にデータの有用性を示し、デジタルマーケティングの機運を高めています。

FORCAS(企業データベース) の導入事例 | 株式会社日立製作所

CASE2.事業内容:ソフトウェアサービス、従業員数:301-1000名

企業データベース 導入事例②

ウイングアーク1st株式会社様は、企業のデータ活用を支援するサービスを提供しており、インサイドセールスの強化と新たなターゲット顧客の発見を目的としてFORCASを導入しました。

①FORCAS導入前の課題

FORCAS導入前は、ターゲット企業の特定やリードの情報不足に悩んでいました。イベントや展示会の効果を把握しにくく、リードデータの整理が手作業で行われ、効率が低下していました。ダイレクト販売の強化に取り組む中で、ターゲティングが不足しており、戦略的なアプローチが難しい状況でした。

②FORCAS採用の決め手

FORCASの導入により、ターゲティングに関する課題解決に期待していました。結果として、イベントの効果分析やメール配信のターゲティングにFORCASを活用し、セミナー申し込み率の向上や業務効率化を実現しました。リードデータの整理や企業属性のデータ自動付与により、情報整理が容易になり、セールス活動が効果的に行えるようになりました。

③業務中におけるFORCASの使い方

FORCASを使ってイベントや展示会の効果分析が行え、ターゲット企業を特定できるようになりました。また、セミナーの申し込み率向上に寄与するターゲティングを実施し、インサイドセールスの業務効率化も実現しました。名寄せ問題も解決し、セールスフォースとの連携により情報が集約され、ターゲティングの仮説と検証サイクルが確立されました。

FORCAS(企業データベース) の導入事例 | ウイングアーク1st株式会社

CASE3.事業内容:モビリティ事業、従業員数:51-100名

企業データベース 導入事例③

株式会社スマートドライブ様は、2018年12月にFORCASを導入しました。当初はアウトバウンドコールのリスト作成に限定されていましたが、その後FORCASは営業戦略の中心的なツールとなり、積極的に活用しています。

①FORCAS導入前の課題

FORCAS導入前、新規サービスのターゲット企業を特定する際に課題を抱えていました。具体的には、ターゲット企業の解像度が低く、営業戦略が不十分でした。ターゲット企業が不明確であり、非計画的なアウトバウンドコールを行っていたことが営業生産性に悪影響を及ぼしていました。

②FORCAS採用の決め手

FORCASの導入は、営業の効率を向上させる必要性から始まりました。特に、効果的なリスト作成が求められていました。最終的に、ターゲット企業の特徴や成約確度を示す情報を提供できるためFORCASを採用しました。その後は、効率性を追求する動きが加速し、FORCASは戦略的な意思決定の重要な支援ツールとなりました。

③業務中におけるFORCASの使い方

FORCASはターゲティング戦略に重要な役割を果たしています。FORCASによって提供できる成果を明確にし、それをもとにターゲット企業を特定します。FORCASの特色データを活用して、企業の特徴を理解し、それに基づいてリストを作成し、類似企業を特定します。FORCASのスコアは企業の成約確度を示し、企業と役職の二軸でターゲットを絞り込むことができます。

FORCAS(企業データベース) の導入事例 | 株式会社スマートドライブ
FORCAS(企業データベース) の特徴・料金・機能と導入事例の一覧| デジタル化の窓口
企業データベースのさらに詳しい導入事例はこちらから

FORCASの基本情報

企業データベース FORCAS

株式会社ユーザベースのFORCASは、150万社以上の企業データベースを保有する、B2B事業向け顧客戦略プラットフォームです。受注率や営業効率を高めたいという課題を持つ大手企業からスタートアップまで幅広く導入されています。

  • 法人ビジネスに特化した560区分、150万社以上の企業データベース
  • 企業分析で、受注傾向やポテンシャルを可視化
  • 知識のない業界概要や競争環境も素早く把握できる

法人ビジネスに特化した560区分、150万社以上の企業データベース

各種データサプライヤーと提携し、上場企業、非上場企業、スタートアップを網羅した150万社以上の企業データは、クラウド上でいつでも何度でもアクセスできます。業界、企業規模、シナリオ、成約確度スコアなどを軸に絞り込み、リストの保存やダウンロードも自由に行えるので、営業戦略の構築に役立ちます。

企業分析で、受注傾向やポテンシャルを可視化

分析対象となる企業が持つ業界区分、シナリオ、利用サービス、企業規模や所在地などの分布が瞬時に可視化されます。併せて、各特徴の重要度や、潜在顧客企業数も把握できます。また、リードや商談データをアップロードすることで、受注率の実績、ホワイトスペースの大きさなどを可視化します。

知識のない業界概要や競争環境も素早く把握できる

560業界分類に基づいて、業界概要・市場環境・競争環境を解説したレポートを入手できます。新しい開拓先で知識がない場合も業界構造の理解を深められます。また、法人ビジネスに関連する国内外100メディアのニュースやプレスリリースを扱う「PR TIMES」と連携し、対象企業に関連する記事がリストアップされます。

FORCASの詳しい製品紹介はこちらから
FORCASの導入事例はこちらから

FORCAS 機能一覧・提供形態・価格など

企業データベース FORCAS 機能一覧

ソフト種別 無料トライアル 最低利用期間 初期費用 ランニングコスト
クラウド型 最低利用期間の制限なし 要問合せ 要問合せ
【公式】FORCAS(フォーカス)|営業DXソリューション|企業データベースと顧客分析

まとめ

ここまで、ご覧いただきありがとうございます。企業データベースのFORCASに注目して、機能や導入事例を徹底解説しました。ぜひ、自社におけるFORCAS導入の参考になれば幸いです!

また、FORCAS含めた企業データベースを徹底解説&比較している記事もございます。是非こちらもご覧ください!

【2024年最新】企業データベースおすすめ比較11選!機能や特長も詳しく解説

※この記事は、FORCAS公式ホームページ(https://www.forcas.com/)を参考に作成しました。

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