製品を導入することになった背景

ウイングアーク1st株式会社は、データの活用を通じて企業のイノベーションを支援し、社会の未来を作ることを事業のテーマとしています。帳票やBI(ビジネス・インテリジェンス)製品で高い国内シェアを得ている同社は、ダイレクト販売の強化を目指していました。経営資源が限られている中で、多くのB2B企業の中から、どの企業にアプローチするかを戦略的に考える必要がありました。

導入前に企業が抱えていた課題

ウイングアーク1st株式会社は、インサイドセールスを立ち上げ、インバウンドリードへの対応や狙った企業に対するアウトバウンドを開始していました。しかし、数万件のリードの中で、企業名しか情報がなく、どの企業が弊社と相性が良いのか、どのようにアプローチすれば良いのかが分からない状態でした。また、リードのデータには表記ゆれがあり、手作業での整理が必要でした。

導入前の課題に対する解決策

ウイングアーク1st株式会社は、FORCASの紹介を受け、ターゲティングで課題が解決できると感じました。FORCASはセールスフォースと連携でき、名寄せも自動化できるという情報を得て、期待を持ちました。リードのデータがセールスフォースに自動的に入るようになれば、弊社のBIツール「Motion Board」を使ってデータの可視化が可能となると考えました。

製品の導入により改善した業務

FORCASの導入により、イベントや展示会の効果分析が容易になりました。イベントごとに獲得したリードを分析し、企業規模や業界区分からターゲット企業の比率を明らかにすることができるようになりました。また、インサイドセールスの業務効率も大きく向上しました。調査にかかる時間が大幅に削減され、セールスフォースに自動的に企業属性情報が入るようになったため、業務のスムーズ化が実現しました。