HTMLとは?基本的なタグからCSSの基礎まで初心者にもわかりやすく解説
最終更新日:2023/07/21
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目次
この記事では、HTMLとは簡単に理解できるマークアップ言語の基本から応用までを初心者にもわかりやすく解説します。HTML文書の構造やタグの基本から始め、CSSを使ったスタイルの適用方法、リストやテーブル、フォームなどの応用的な要素にも触れます。また、レスポンシブデザインやCSSフレームワークの活用についても紹介します。具体的な例を交えながら解説することで、ウェブデザインのスキル向上をサポートします。
HTML・CSSとは
HTMLとは何か
HTML(HyperText Markup Language)は、ウェブページを作成するためのマークアップ言語です。テキストベースのコードで、文章の構造や要素をタグで囲んで表現します。例えば、<h1>タグは大見出しを、<p>タグは段落を示します。
CSSとは何か
CSS(Cascading Style Sheets)は、HTMLで記述したコンテンツのスタイルを指定するためのスタイルシート言語です。HTMLは構造を定義するのに対し、CSSはデザインやレイアウトを指定します。例えば、文字の色やフォント、背景の色、要素の配置などを指定します。
HTMLの基本
HTML文書の基本構造
HTML文書は基本的に以下の構造を持ちます。
“`html
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<title>タイトル</title>
</head>
<body>
<!– ここにコンテンツを記述 –>
</body>
</html>
“`
HTMLタグの基本
HTMLタグは要素を定義するもので、開始タグと終了タグで囲まれた内容が要素になります。
“`html
<h1>これは見出し1です</h1>
<p>これは段落です。</p>
<a href=”https://www.example.com”>リンク先</a>
<img src=”image.jpg” alt=”画像の説明”>
“`
見出しタグ
見出しタグは文章のセクションを示すために使われます。主に<h1>から<h6>までのタグがあり、<h1>が最も大きな見出しです。
<h3>段落タグ</h3>
<p>段落タグは文章を段落ごとにまとめるためのタグです。自動的に前後に空白が挿入され、見やすいレイアウトになります。
<h3>リンクタグ</h3>
<a>リンクタグは他のページやリソースへのリンクを作成します。href属性にリンク先のURLを指定します。
<h3>画像タグ</h3>
<img>画像タグは画像を表示するためのタグです。src属性に画像のURLを指定し、alt属性に画像の説明を記述します。これにより、画像が読み込まれなかった場合でも代替テキストが表示されます。
HTMLの応用
リストの作成
リストを作成するためには、<ul>(順序なしリスト)や<ol>(順序付きリスト)タグを使用します。
<ul>
<li>項目1</li>
<li>項目2</li>
<li>項目3</li>
</ul>
<ol>
<li>項目1</li>
<li>項目2</li>
<li>項目3</li>
</ol>
テーブルの作成
テーブルを作成するためには、<table>タグを使用します。<tr>タグで行を、<td>タグでセルを定義します。
“`html
<table>
<tr>
<td>セル1</td>
<td>セル2</td>
</tr>
<tr>
<td>セル3</td>
<td>セル4</td>
</tr>
</table>
“`
フォームの作成
ユーザーからの入力を受け付けるフォームを作成するには、<form>タグを使用します。さらに、入力項目ごとに適切なタグを組み合わせます。
“`html
<form>
<label for=”name”>名前:</label>
<input type=”text” id=”name” name=”name”><br>
<label for=”email”>メールアドレス:</label>
<input type=”email” id=”email” name=”email”><br>
<label for=”message”>メッセージ:</label>
<textarea id=”message” name=”message”></textarea><br>
<input type=”submit” value=”送信”>
</form> “`
CSSの基礎
CSSとは何か
CSSはHTMLで記述された要素に対して、スタイルやレイアウトを適用する言語です。セレクタとプロパティを使って要素を指定し、スタイルを定義します。
CSSの基本構文
CSSはセレクタとプロパティの組み合わせでスタイルを定義します。セレクタは対象となるHTML要素を指定し、プロパティはスタイルの属性を指定します。
“`css
h1 {
color: red;
font-size: 24px;
}
“`
セレクタとプロパティ
セレクタには要素名の他にクラスやIDを使うこともできます。クラスはドット(.)を、IDはシャープ(#)を前につけます。
“`css
/* タグ名での指定 */
p {
font-size: 16px;
}
/* クラスでの指定 */
.important {
font-weight: bold;
}
/* IDでの指定 */
#header {
background-color: gray;
}
テキストのスタイリング
テキストのスタイルを指定するには、主に以下のプロパティを使用します。
“`css
/* テキストの色 */
color: blue;
/* フォントサイズ */
font-size: 20px;
/* フォントスタイル */
font-style: italic;
/* テキストの位置揃え */
text-align: center;
背景とボーダー
背景やボーダーのスタイルは以下のように指定します。
“`css
/* 背景色 */
background-color: #f0f0f0;
/* 背景画像 */
background-image: url(“background.jpg”);
/* ボーダー */
border: 1px solid black;
これらの基本から応用までのHTMLとCSSの要素を理解していただけるよう、具体的な例を交えて解説しています。
スタイルの適用と外部CSS
スタイルの適用方法
HTML文書にCSSを適用する方法には3つあります。
インラインスタイル
要素の属性として直接スタイルを指定します。
<p style=”color: blue; font-size: 18px;”>青い文字で表示されるテキスト</p>
内部スタイルシート
HTMLファイル内に<style>タグを使ってCSSを記述します。
<style>
h2 {
color: green;
font-size: 28px;
}
</style>
外部スタイルシート
別ファイルにCSSを記述し、HTML文書で<link>タグを使って読み込みます。
<link rel=”stylesheet” href=”styles.css”>
CSSファイルの組織
外部スタイルシートを使う場合は、CSSファイルを組織的に管理することが重要です。関連するスタイルを1つのファイルにまとめることで、保守性や効率性が向上します。
応用的なCSS
レスポンシブWebデザイン
レスポンシブWebデザインは、異なるデバイスや画面サイズに適応するためのデザイン手法です。主にメディアクエリを使い、画面幅に応じてレイアウトやフォントサイズを調整します。
CSSアニメーション
CSSを使ったアニメーションは、ウェブページに動きや効果を追加する方法です。例えば、要素のフェードインやスライドアウトなどを実現できます。
CSSフレームワークの利用
CSSフレームワークは、既存のスタイルやコンポーネントを使って効率的にウェブページを構築するためのツールセットです。
Bootstrapの基本
Bootstrapは、最も人気のあるCSSフレームワークの1つで、シンプルで洗練されたデザインやレスポンシブ対応が特徴です。
Foundationの基本
Foundationは、柔軟性が高くカスタマイズ性に優れたCSSフレームワークで、カスタムデザインに向いています。
Tailwind CSSの基本
Tailwind CSSは、クラスベースのCSSフレームワークで、HTML内に直接スタイルを適用することができます。
HTMLとCSSの統合
HTMLとCSSの関連付け
HTMLファイルとCSSファイルを連携させるには、HTMLファイルでタグを使用してCSSファイルを読み込みます。
“`html
<link rel=”stylesheet” href=”styles.css”>
“`
実践的なウェブページの作成
学んだHTMLとCSSの知識を実践的に活用して、ウェブページを作成してみましょう。基本的な構造から応用的なデザインまで、自分のアイデアを形にすることができます。
ウェブサイトの公開と管理
ウェブサイトを完成させたら、公開する準備をしましょう。ドメインとサーバーを取得し、ウェブサイトをホスティングしてオンラインで公開します。また、ウェブサイトの更新やメンテナンスも重要なポイントです。
まとめ
この記事では、HTMLとは簡単に理解できるマークアップ言語であり、初心者でも扱いやすい基本から応用までを丁寧に解説しました。HTML文書の構造やタグの基本、CSSを使ったスタイルの適用方法などを具体的な例を交えながら説明しました。さらに、リストやテーブル、フォームなどの応用的な要素にも触れ、ウェブページ作成の幅を広げました。
レスポンシブデザインやCSSフレームワークの活用も重要なポイントです。実践的な演習を通じて、HTMLとCSSのスキルを向上させましょう。ウェブデザインの世界で活躍するためには、常に学習を続ける姿勢が必要です。新しい技術にも目を向け、自身のスキルを磨くことで、魅力的なウェブページを作成することができるでしょう。
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