クラウドサービス導入は成長のエンジンとなるか? 導入から活用まで、“わが社の道”を見つける方法
最終更新日:2022/06/09
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『デジタル化の窓口』は、この国のデジタル課題「2025年の崖」に備えるため2022年にサービスをスタートしました。1,500以上のIT製品、4,000以上の導入事例を掲載し、特長・選び方を分かりやすく整理して解説することで、自社に最適な製品・サービスを見つけるお手伝いをする紹介サービスです。
目次
企業規模に関わらず、大きなトレンドになっているのがクラウドサービスだ。自前のサーバーやソフトウェアを持たなくても、インターネット経由で様々なサービスを利用できるクラウドサービス。実はIT担当者の数が限られる中堅・中小企業こそ、導入メリットが大きい。有効だとは思うが、セキュリティやバックアップに不安がある。どんな手順で導入すればよいか、わからない。そんな悩みを抱える企業も多い。クラウド化支援で豊富な実績を持つ株式会社テクノアライアンスの担当者に、導入のセオリーを聞いた。
クラウドサービスのメリットと底力
リモートワークが広がり、自宅や社外で仕事をする必要に迫られるなか、インターネット環境さえあれば業務ができるクラウドサービスが注目を集めている。以前は社内に自前のサーバーを置き、社内のPCでしかできなかった業務が、クラウドサービスを導入することによって、どこでもできるようになる。
また、自前のシステムはIT担当者の細かいメンテナンスを必要とするので、人手がとられてしまうという悩みがあった。クラウドサービスでは社内でメンテナンスをする手間を格段に減らせるので、IT担当者はコアビジネスに注力することができる。それ故、導入する企業の数は増加の一途をたどっているのである。
多くの企業のクラウドサービス導入を支援してきた株式会社テクノアライアンス。様々な現場を見てきた担当者に話を聞いた。
「当社はクラウドサービスが、今ほど浸透していなかった10年以上前から、企業のIT基盤のクラウド化を支援する事業を展開してきました。そんな長い歴史の中で培ってきた知見を蓄積しているのが最大の強みです」
このように語るのは、株式会社テクノアライアンス DXデプロイメントグループ デプロイメントプリンシパル 水口博文氏。これまで業種や規模を問わず、数多くの企業のクラウド化に関するコンサルティングを行ってきた。
次々に便利なサービスが登場するのも、クラウドサービスの特徴だ。自社で一から構築するのとは比べ物にならないほどのスピードで、新しいサービスを導入して、事業を効率化することができる。このように、クラウド化のメリットは多いが、実際のところ、どのようなきっかけで検討する企業が多いのだろうか?
「多くのお客様から聞くのは、セキュリティ面の不安を解消したいという声です。これは、IT人材が不足しがちな中堅・中小企業で顕著です。人手が足りず、セキュリティがおろそかになっている企業が少なくないのです。また、災害発生時やコロナ禍など、非常事態下でも事業を継続させるために、IT基盤を社内だけでなく、社外に分散させたいというニーズも。加えて、コロナ禍で一般的になったテレワーク環境を実現させるために、導入を考える企業も少なくありませんね」(水口氏)
クラウドサービスの導入 一体何から始めればよいのか?
多種多様なサービスがあるクラウドだが、いざ導入しようとすると、どこから手をつければよいのかわからない。
クラウド化を成功させるには、段階を踏みながら、確実に一歩ずつ進めていくことが重要だと水口氏。具体的には、どのような段階を経るのがよいのだろうか?中堅・中小企業に限定した際の推奨プランを訊ねると、次のような答えが返ってきた。
「クラウド化の第一歩として、数多くの中堅・中小企業が、実際に取り組んでいるのが、Eメールです。Eメールをクラウド化すれば、PCやスマホから、いつでもどこでもメールを確認できるようになります。比較的、簡単に導入できて効果が実感できるので、取り組みやすいと思います。次に多いのが、ファイルサーバーのクラウド化です。外部のサーバーを利用するので、自社のデータ容量を圧迫せずにすむというメリットがあります。また、ファイルサーバーとして自前のサーバーを利用すると、社内からはアクセスしやすいけど、社外から安全にアクセスする仕組みを構築するには、膨大な費用や手間がかかります。その点、クラウドを活用すれば、コストをかけずに、どこからでもファイルにアクセスできる仕組みを構築できるのです」(水口氏)
どこからでも安全に利用することができるクラウドサービス。社員の自由な働き方を支え、業務の効率化を後押しする。
100社あれば、100通りのデジタル化がある
10年以上にわたって、多くの会社のクラウドサービス導入をサポートしてきた水口氏。
「第一次産業以外の、ありとあらゆる業種のお客様をサポートしてきました。そのなかで感じたのは、100社あれば、100通りのデジタル化があるということです。オーダーメイドのサポートをさせていただくためには、お客様の事業のことや、希望される方向をじっくりと聞きます。そして、その会社にあったプランを見つけていきます。大切なのは、同時にすべてをやっていくというのではなく、一歩一歩、段階的に進めていくことです」
自社にあわせたセキュリティを模索する企業も多い。水口氏は、あつかう情報にあわせたきめ細かなセキュリティ対策が可能だという。
「ほとんどのお客様が、テレワークで社外にPCを持ち出すことに不安を感じています。その際、あつかう情報によって、求めるセキュリティレベルが違います。持ち出す情報が機密情報や顧客情報でない場合は、必ずしも高いコストをかけてソリューションを導入する必要はありません。『Windows 10』や『Windows 11』のProエディション以上に標準搭載されている「BitLocker」という暗号化機能をお客様自身で設定すれば十分なこともあるので、そのようにご提案します。一方で、厳格なデータ管理が必要な場合は、万が一端末を紛失したときに遠隔操作でデータを完全に消すことができるソリューションをご提案します」
また、日本企業の多くは、IT基盤のすべてをクラウド化することは望まない傾向があるという。
「地震などの災害で通信が途絶えてクラウドを利用できなくなり、全ての業務がストップしてしまうことを心配するお客様も多いです。また、会社の大切な情報は、自前のバックアップも確保しておきたいという声も。そのようなときは、クラウドと、自前のシステムであるオンプレの両方を利用できるように提案します」(水口氏)
企業は、顧客や取引先の情報、製品の製造方法など、大切なデータを大量に抱えている。その大切なデータをいかに守りながら生かしていくか。データをデジタル化した先に見えてくるのは、データを分析して活用する、攻めの経営だ。クラウドを活用したデジタル化、はじめの一歩からその先まで。着実な歩みをサポートする。
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