ネクストエンジンの特徴・料金は？｜EC事業者向けの在庫管理システム【2025年最新版】

「ネクストエンジン」は、ECサイト事業者に特化した在庫管理システムです。ネクストエンジンは、単なる在庫管理ツールの域を超えて、多店舗展開を行うEC事業者に、企業の成長を促進するプラットフォームを提供します。ここでは、「ネクストエンジン」の特徴や他製品との違いについて、多角的に解説します。

1.ネクストエンジンの特徴

多店舗展開を行うEC事業者にとってのデファクトスタンダードであり、単なる管理ツールを超えて企業の成長に伴走するプラットフォーム「ネクストエンジン」の全体像を解説します。

1. 導入実績6,000社以上！EC一元管理システムの決定版
2. 「せかいであそぼ」を実現する業務自動化のビジョン

1.導入実績6,000社以上！EC一元管理システムの決定版

EC事業の拡大において、必ず直面するのが「複数店舗の管理コスト」という課題です。「ネクストエンジン」は、こうした課題を解決するEC一元管理システムとして、業界トップクラスのシェアと実績を誇ります。

これまでに「ネクストエンジン導入実績」は6,000社を超え、個人事業主から上場企業まで幅広い規模の事業者に利用しています。

多くの企業に選ばれる理由は、単に機能が豊富だからだけではありません。変化の激しいECモール側の仕様変更にも迅速に対応し、長期間にわたって安定稼働を続けてきた実績が、ビジネスの根幹を支えるシステムとしての安心感を生んでいます。

2.「せかいであそぼ」を実現する業務自動化のビジョン

ネクストエンジンは、「せかいであそぼ。」というユニークなブランドメッセージを掲げています。これは単なるキャッチコピーではなく、「面倒なルーチンワークを自動化し、事業者が本来やりたいことに熱狂できる環境を作る」という製品哲学を表しています。

EC運営の現場では、受注処理や在庫調整といった「守りの業務」に時間が奪われがちです。しかし、売上を伸ばすために本当に必要なのは、新商品の開発や販促企画、顧客とのコミュニケーションといった「攻めの業務」です。

ネクストエンジンを活用することで、日々の事務作業から解放され、空いたリソースをクリエイティブな活動や事業拡大（＝あそび、熱狂）に投資できるようになります。実際に多くのユーザーが、導入後に単純作業時間を削減し、本来の事業価値を高める活動にシフトしています。

2. EC運営の「時間がない」を解決する3つの核心機能

EC担当者が抱える「売り越しによる謝罪対応」「深夜までの受注処理」「商品情報のコピペ作業」といった具体的な悩みを、ネクストエンジンの機能がどのように解決するかを解説します。

1. 【在庫管理】50以上のモール・カートと24時間自動連動
2. 【受注管理】ルーチンワークの99%を自動化し「徹夜」を解消
3. 【商品登録・倉庫連携】一括登録と物流自動化でミスをゼロに

次の表では、従来の手作業による運営と、ネクストエンジン導入後の変化を比較しています。

1. 【在庫管理】50以上のモール・カートと24時間自動連動

EC多店舗展開の最大のリスクは「売り越し（在庫がない商品を販売してしまうこと）」です。ネクストエンジンは、「楽天市場」、「Amazon」、「Yahoo!ショッピング」など、業界最多級となる50以上のモール・カートに対応しています。

ある店舗で商品が売れると、ネクストエンジンがその情報を検知し、連携している他のすべての店舗の在庫数を自動で減らします。この処理は24時間365日体制で行われるため、深夜や休日に注文が集中しても、在庫ズレによる機会損失やキャンセルの手間を防ぐことができます。

2. 【受注管理】ルーチンワークの99%を自動化し「徹夜」を解消

受注処理は、売上に比例して作業量が増える業務です。ネクストエンジンでは、注文確認メールの送信、入金確認、出荷指示書の作成といった一連のフローを自動化できます。

例えば、「あすつく注文」「ギフトラッピング希望」「初回購入者」といった特定の条件に応じて、処理ステータスを自動で振り分けることが可能です。これにより、担当者は「目視確認が必要なイレギュラーな注文」だけに対応すればよくなります。セール時などで注文が急増しても、システムが自動処理するため、人員を増やしたり徹夜で対応したりする必要がなくなります。

3. 【商品登録・倉庫連携】一括登録と物流自動化でミスをゼロに

商品情報の管理も一元化されます。1つの画面に商品情報を入力すれば、各モールの仕様に合わせてデータを変換し、一括で商品ページをアップロード・更新できます。画像や価格の変更も一斉に反映されるため、更新漏れを防ぎます。

また、物流倉庫との連携機能も強力です。受注データに基づき、出荷指示データを倉庫システム（WMS）へ自動送信し、発送完了後には追跡番号（送り状番号）をモール側へ自動で戻すことができます。これにより、受注から出荷までのフローにおいて、手作業による入力ミスを物理的にゼロに近づけることが可能です。

3. 【実例紹介】ネクストエンジンで業績を拡大させた成功企業

実際にネクストエンジンを導入し、業務効率化だけでなく事業成長を実現した企業の具体的な成功事例を紹介します。自社の状況と重ね合わせてイメージしてください。

1. 【パーフェクト・ワールド株式会社様】店舗数3倍でも人員はそのまま
2. 【株式会社ベネクス様】外部委託からの脱却と事業V字回復
3. 【株式会社サウナキャンプ様】急成長する受注を自動化でカバー

1. 【パーフェクト・ワールド株式会社様】店舗数3倍でも人員はそのまま

キャラクターグッズなどを扱う「パーフェクト・ワールド株式会社」では、以前は5つのモールを運営するのが限界で、在庫連携ができていないモールでは売り越しが発生していました。

ネクストエンジン導入後、連携可能なモール数の多さを活かして多店舗展開を加速させ、店舗数を5店舗から17店舗へと3倍以上に拡大しました。驚くべきは、店舗数が増えてもネクストエンジンによる一元管理のおかげで、運営人員を増やす必要がなかった点です。

浮いたリソースで仕入れ数を増やし、ボリュームディスカウントによって原価率を低減。結果として、売上だけでなく利益率の向上も実現しています。

2. 【株式会社ベネクス様】外部委託からの脱却と事業V字回復

リカバリーウェアの市場を開拓した「株式会社ベネクス」は、EC事業を外部委託から自社運営に切り替えた際、ノウハウ不足により一時的に売上が低迷する危機に直面しました。

そこでネクストエンジンを導入し、同時に提供されるコンサルティングサービスを活用。システムによる効率化とプロのアドバイスを組み合わせることで、受注から出荷までの大部分を自動化しました。その結果、急な受注増にも対応できる体制が整い、業績はV字回復。「ECのミカタBEST100」を4年連続受賞するほどの優良EC事業者へと成長を遂げました。

3. 【株式会社サウナキャンプ様】急成長する受注を自動化でカバー

テントサウナを販売する「株式会社サウナキャンプ」では、アウトドアブームによる急激な売上アップに伴い、深夜から朝方までピッキングや梱包作業に追われる日々が続いていました。

導入後は、在庫を一元管理し、受注処理から出荷指示までのフローの約99%を自動化することに成功しました。これにより、スタッフは疲弊する出荷作業から解放され、テントサウナの文化を日本に広めるための活動や、安全な利用環境を整える啓蒙活動といった、ブランドの核心的な価値を高める業務に注力できるようになりました。

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4.ネクストエンジンの利用料金

ネクストエンジン 料金プラン比較表

5. 「コスト」ではなく「投資」という考え方

システム導入を検討する際、コストは重要な判断材料です。しかし、ネクストエンジンは単なる固定費ではなく、利益を生み出すための投資として設計されています。

1. 基本料金＋従量課金のシンプルな仕組み
2. 人件費削減と利益率向上シミュレーション

1. 基本料金＋従量課金のシンプルな仕組み

ネクストエンジンの料金体系は、月額基本料金に受注件数に応じた従量課金が加算される仕組みです。

• 基本料金： 月額10,000円（税抜）〜
• 従量課金： 受注件数が増えるごとに単価が下がる段階制

受注件数が少ない月はコストを抑えられ、売上が伸びて受注が増えた月にはシステムがその分だけ働くという、EC事業者の売上変動に寄り添った設定になっています。初期費用が掛からず、事業フェーズに合わせて使い続けられるため、小規模スタートから大規模展開を目指す企業まで対応可能です。

2. 人件費削減と利益率向上シミュレーション

システム利用料を「高い」と感じる場合、削減できる人件費や機会損失と比較してROI（投資対効果）を計算することをおすすめします。

例えば、月間3,000件の受注処理をパートスタッフ1名（時給1,200円×1日6時間×20日＝月約14.4万円）で行っているとします。ネクストエンジン導入によりこの業務が自動化されれば、システム利用料を支払ってもコストメリットが出ます。さらに、採用コストや教育コスト、退職リスクがなくなる点も考慮すれば、経済合理性は非常に高いと言えます。

6. 他社ツールと比較した「拡張性」と「対応力」の強み

競合他社のツールと比較検討する際、ネクストエンジンを選ぶべき決定的な理由は、その圧倒的な「拡張性」と「カスタマイズ性」にあります。

1. 成長に合わせて機能追加できる「アプリ」の仕組み
2. POS連携や基幹システム連携でオムニチャネル化

1. 成長に合わせて機能追加できる「アプリ」の仕組み

ネクストエンジンの大きな特徴は、スマートフォンのように「アプリ」を追加して機能を拡張できる仕組みです。

標準機能だけでも十分強力ですが、「特定の送り状ソフトと連携したい」「独自の帳票を出力したい」といった個別のニーズが出てきた場合、専用のアプリをインストールすることで機能を追加できます。これにより、システムに合わせて業務を変えるのではなく、自社の最適な業務フローに合わせてシステムを進化させることが可能です。

2. POS連携や基幹システム連携でオムニチャネル化

ECだけでなく実店舗を持つ事業者にとっても、ネクストエンジンは有効です。**「スマレジ」**などのPOSシステムや、企業の基幹システムとデータを連携させることができます。

これにより、実店舗とEC店舗の在庫情報を統合管理する「オムニチャネル戦略」が実現します。実店舗で売れた商品の在庫をEC側から即座に引く、あるいはその逆もスムーズに行えるため、販売機会を最大化しつつ在庫リスクを最小限に抑える体制を構築できます。

7. 導入のハードルを下げるサポートと無料体験の活用法

「機能が多すぎて使いこなせるか不安」「初期設定が難しそう」と感じる担当者に向けて、ネクストエンジンでは手厚いサポート体制を用意しています。

1. 設定代行やコンサルティングによる手厚い伴走
2. まずは30日間の無料体験ですべての機能を試す

1. 設定代行やコンサルティングによる手厚い伴走

導入時の最大のハードルである初期設定を支援する「設定代行キャンペーン」や、専任の担当者がつくサポート体制が充実しています。マニュアルを見るだけでは分からない運用上の悩みも、電話やメール、オンライン相談で解決できます。

また、単なる操作説明だけでなく、他社の成功事例に基づいた「売上を上げるための運用アドバイス」を受けられる点も、多くのユーザーから評価されています。ITスキルに自信がない担当者でも、安心してスタートできる環境が整っています。

2. まずは30日間の無料体験ですべての機能を試す

ネクストエンジンには、30日間の無料体験期間が設けられています。この期間中は、機能制限などが一切なく、本番と同じ環境ですべての機能を試すことができます。

実際に自社の商品データや受注データを取り込んでみることで、「どれくらい業務が自動化されるか」「画面の操作感はどうか」を具体的に体感できます。まずはリスクのない無料体験を活用し、自社の業務がどれほど劇的に変わるかを確認してみてください。

8.【23選比較】自社にピッタリな購買管理システムはこちらから

以下のページでは主要な在庫管理システム23選を比較しています。

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