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様々な店舗集客サイトを一元管理して、デジタル時代の集客効果を最大化

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デジタル時代のマーケティングの基本は、SEO(検索エンジン最適化)だ。とはいえ、一昔前は店舗などのホームページを作ってポータルサイトに載せておけばよかったが、最近はそれだけで集客効果を上げることは難しい。特に今は、スマートフォンなどで店舗を検索する際にGoogleマップなどの地図アプリ上で上位表示させる、MEO(マップエンジン最適化)が重要になっている。さらに、商品やサービスの認知度向上や顧客との関係構築などを目指す、SNSマーケティングなども進んでいる。そうした、様々なメディアを一元管理して集客を支援するサービスがイクシアスの「STOREPAD」だ。同社の遠藤啓成氏に聞いた。

多数のメディアに掲載する情報を一元管理

イクシアスには、連日様々な業種の企業や店舗などからの問い合わせや相談が、Webサイトを通じて入ってくるという。そうした中でも、同社は特に飲食事業者や美容室、ホテルや旅館などの宿泊事業者、歯科・美容クリニックなどを中心にサービスを提供している。遠藤氏によると、それらの事業者からの相談は、集客の手段やノウハウがないので教えて欲しいというだけではないという。「今は集客のために、様々なメディアが活用されているのですが、そうしたメディアの種類や数が非常に増えています。とはいえ、デジタルの専門人材がいない中小の事業者は、ツールを扱う時間やノウハウなどが不足しているのが現状です。したがって、メディアを通じた店舗情報の発信を行いたいものの、複雑すぎて対応できないという課題を抱えている事業者様が多いのです

そこに対して、イクシアスが提供するサービスが「STOREPAD」だ。遠藤氏は「STOREPAD」について説明する。「少ない人数でも、多数のメディアを同時に連携させて管理できることをコンセプトの1つにしており、それが強みになっています。例えば口コミを返信する際などは、通常個々のメディアに個別にログインしないと、内容の確認や返信作業ができません。それが、STOREPADの場合、複数のメディアに書かれた口コミを一つの画面上で一覧・返信できます。」

イクシアス マーケティング・セールス室 室長 遠藤啓成 氏

また、「STOREPAD」は業界特化の機能も備えているという。「例えば、飲食業界の方がメニューを管理する際には、各メディア分のメニュー変更などを行う必要があります。それを、STOREPADならば一括更新で済ませることが可能です。特に最近だとインバウンド対策で、メニュー情報を英語や中国語、韓国語などでも併記することが集客につながりますが、そういった言語の変換もAIが自動的に行ってくれるので、事業者は本来の業務に専念できます

運用代行から新たな魅力が発見されることも

最近の集客では、特に地域密着型のMEOが期待されることも多い。実際に「STOREPAD」のユーザー事例でも、MEOによる集客で評価されているケースも多いという。「様々なメディアとの連携の中でも現在、集客の影響力が高いのが、Googleマップだと捉えています。例えば、Googleマップ上で居酒屋を検索した時に、そのお店の名前が出てくるか出てこないかが、集客戦略上、非常に重要になってきています。実際にSTOREPADが提供するMEO対策によってGoogleマップ経由の集客を伸ばすことで、月間の予約数が1000件以上増えた事例もあります。また、他の手段にかけていた集客関連費用を、低コストで運用できるSTOREPADを活用したマーケティングへの投資に変更することで、集客にかかるコストを下げながらも成果は以前より上がったと喜んでいただいた事例もあります

「STOREPAD」は、AIを使った口コミの分析も行っている。複数のチェーン店を持つ企業であれば、複数メディアへの口コミが月に何千、何万と集まってくるケースもある。それによって、低い評価が付けられてしまう要素をなくしたい。「何千、何万と集まった口コミの中から、お店の強みや弱みが何で、お客様は何を求めているのかといったことを分析するのは、複数の人材を割いたとしても難しい作業になります。STOREPADならば、AIを使って口コミの内容を分析し、褒められているポイントやよくないとされているポイントを整理して、その改善点もAIが示唆します

さらに、「STOREPAD」はスマートフォンでも利用できるので、仕事の合間に手元で修正や確認ができることも、ユーザーから喜ばれているという。とはいえ、老舗の料亭や個人店舗などでは、そもそもデジタルに拒否反応があったり、店主がスマートフォンを使っていないケースもある。そういう場合でも、「STOREPAD」には運用を代行するプランもあるという。「弊社のカスタマーサクセスのスタッフがお客様のアカウントを代理で運用し、 日々の更新を行ったり口コミなどの投稿に返信します。そのように、人材とシステムの両面で店舗事業者を支援させていただいております

特に、レストラン等をはじめとした予約を取る業態は「STOREPAD」のようなツールと相性がいいという。「事前に予約を取って利用するお店だと口コミを見て来店を決めるケースが多いので、その評価をできる限り下げさせない対策も必要です。そういう店舗は運用代行も多いのですが、それによって当事者だとなかなか気づけない、お店の魅力が発見できたりします。そこを他社との差別化としてアピールしていくなど、マーケティング上のアドバイスをさせていただくこともできるのです

「STOREPAD」で様々な店舗集客サイトを一元管理。口コミ管理、MEO強化、AI分析といった豊富な機能と運用代行で集客をサポートする。

 

AIと人材の連携で集客の課題を解決

イクシアスの現在の役割は、店舗事業者に必要な業務オペレーションの中でも、集客マーケティングの領域に関わるソリューションを提供することだ。しかし、オペレーション全体を見れば、「もっと違う領域にも、課題が散見されていると思っています」と遠藤氏は語る。「例えば、最近では特に人材不足の課題が重要になっています。イクシアスとしても、そういった領域にある課題も注視しながら事業の可能性を模索していきたいと思っています

また、一概に集客対策といっても、業界によって重視するメディアや手法が異なるという。「例えば美容室の場合、インスタグラムなどの写真投稿型のSNSへの投稿が重視されており、施術後にビフォーアフターの写真を載せることで集客効果を上げることができます。したがって、我々自身の課題として、全てのスタッフが業界を問わず共通したリテラシーを持つのではなく、それぞれの業界に特化したリテラシーを標準化して教育することで、よりお客様の集客効果が最大化できる支援を行っていけると考えています

イクシアスでは、サービスを提供する上でもAIを活用しているが、遠藤氏自身は「人がやらないといけない分野は、まだすぐには代替されないと思っています」との見解を示す。「なぜなら、世の中にはAIをうまく使える人と使えない人がいると感じているからです。そもそも仕事の効率化に長けた人がAIを使うと、さらに業務が効率化されたり短縮されたりするのですが、そうでない人がAIを使ったとしても情報が提供されるだけで、それをどう活用したらいいのか判断できません。もしくは、どういう聞き方をすると、AIから自分が求める答えが返ってくるのかが分からない。結局のところ、AIからアドバイスをもらっても、それで課題解決ができる人材がまだそれほど多くないと思います

そういった中で、遠藤氏はデジタル時代に求められる人材として、「デジタルやAIを使える人になるべきで、デジタルやAIに使われる人になってはいけないのです」と語った。AIを活用している「STOREPAD」だが、それを運用する人材が重要になってくる。イクシアスは、AIと人材の掛け合わせによって、より強力に顧客をサポートしていく。

記事で取り上げられているSTOREPADの情報こちら

STOREPAD(ストアパッド)

イクシアス株式会社のSTOREPAD(ストアパッド)は、さまざまな集客サイトを一元管理できるサービスです。各業界の主要な集客サイトと連携し、それぞれの課題に寄り添った使いやすさを追求した業界ごとのニーズに応える機能で、店舗運営をスムーズにします。Googleマップや口コミサイトを通じたMEO対策、口コミ管理・分析、インバウンド対策など、重要な施策をこれ一つで管理できます。バラバラだった情報更新を1つのダッシュボードで完結できます。
https://storepad.jp/

イクシアス株式会社
https://ixyas.co.jp/

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