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現場で“本当に使える”モバイルアプリをノーコードで作成できるツールを提供

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DXという言葉が社会に浸透して久しいが、その恩恵を最も受けるべき「現場」のデジタル化は、いまだ多くの課題を抱えている。高額なシステム導入コスト、硬直化したパッケージ製品、そして現場での運用とシステムの乖離。こうした障壁を打ち破り、DXの支援ツールとして中小企業市場において順調にシェアを伸ばしているのが、アステリアが提供する「Platio(プラティオ)」だ。その成長を支えるのは、現場での使いやすさや運用の定着を重視したプロダクト設計と、親身で迅速な対応によって顧客から信頼を得ているサポート体制にあるようだ。同社の大野晶子氏に聞いた。

現場独自の運用を尊重しながらアプリを作成

Platioはプログラミングの知識がなくても現場主導で業務用のモバイルアプリを構築できる、ノーコードツールである。100種類以上のテンプレートをベースに、項目を調整するだけで、簡単にアプリが作成できる。この製品が誕生した背景には、従来のITシステムでは対応しきれなかった「現場の多様性」という課題があった。製造業やサービス業など業種が同じであっても、企業ごとに現場の運用の仕方やアウトプットなどが異なる。大野氏は、従来のパッケージシステムでは、この「微細だが重要な違い」に対応できないことが、現場におけるデジタル化を阻む大きな壁になっていると指摘する。

「業務システムや基幹システム周りについてはデジタル化が進んできました。ですが、当初は現場の話がほとんど出てこなかったのです。それがコロナ禍によって、そもそも現場もDXの波に組み込まないといけないんじゃないかという意識が社会的に高まり、当社にも多くの問い合わせが来るようになりました」(大野氏)

アステリア マーケティング本部 プロダクトマーケティング部 Platioプロダクトマネージャー 大野 晶子 氏

そうした、市場の声を反映したマーケティングの成果もあり、Platioは中堅・中小企業市場のシェアにおいて、ある調査会社からナンバーワンであるという評価を受けているという。

「特に中小企業のお客様では、業務や現場ごとの違いが大きく、画一的なツールでは現場に定着しにくいという課題があります。そのため、自分たちの現場に合った形でデジタル化を推進できる手軽な選択肢として、導入が広がっているのだと思います」(大野氏)

Platioは、現場でいかに簡単にモバイルアプリが作れるかにフォーカスしながら開発されている。また、特定の業務に固定されたシステムではなく、100種類以上の豊富なテンプレートをベースに、現場の人が自らの業務に合わせて項目を微調整し、 アプリを作成できる柔軟性を備えている。例えば、棚卸しや備品の点検といった一般的な報告業務から、水族館における海獣の体調チェックといった専門的な用途まで、その活用範囲は無限に広がっている。

「現場の人が、『自分たちが本当に欲しいものを、自分たちの手で作れる環境』を提供することこそが、Platioの本質的な価値であると考えています」(大野氏)

現場でアプリを改修することで生まれる改善サイクル

Platioが多くの企業に選ばれ続けている理由として、導入のハードルの低さと、導入後の圧倒的な改善スピードによるところも大きい。現場の課題をデジタルで解決したいと思っても、パッケージシステムの導入はそれなりにコストがかかるし、導入後のカスタマイズも難しい。それならと、クラウドで提供されるサブスクのツールを活用しようとするが、一般的なBtoBのアプリは年間契約を前提としたものが多い。そうした中で、Platioは月単位での契約を可能にしている。これが、「まずは試してみる」という企業の挑戦を後押しする。「失敗を恐れずにトライできる点も、評価の高さにつながっていると考えます」(大野氏)

さらに導入後も現場の声を即座に反映できる点が、モチベーションを高めているという。Platioは、アプリを更新する際にアプリストア側の審査を待つことなく、その場ですぐに修正を反映できる仕組みを持つ。顧客の中には、300回以上の更新を重ねて、アプリを磨き上げている企業も存在するという。

「アプリを作成する担当者が現場に行き、作業者の隣で直接要望を聞きながらアプリの改修を進めるケースも多いです。要望が反映された際は、自分たちの意見が聞き入れられたという喜びや満足感が現場に生まれます。それが、さらなる改善提案につながるサイクルを生み出すのです。まさに、システムに合わせて現場が運用を変えるのではなく、システムを現場に寄り添わせることが、Platioによるデジタル化の大きな特徴です」(大野氏)

現場の様々な業務に応じたアプリを、現場に寄り添った形で作成できると好評

Platioでは、現場業務でアプリが使われ続けるために、「現場の負荷」をいかに下げられるかを重要なポイントとしている。

「現場では、入力項目が多かったり、操作が複雑だったりするだけで、それが使われなくなる理由になります。だからPlatioでは、モバイルでの利用を前提に、できるだけシンプルで直感的に操作できるUIを重視しています。デザインを凝りすぎないのも、誰でも迷わず使えるようにするためです」(大野氏)

入力内容に応じて背景色や文字色を変える条件設定など、視覚的に分かりやすい工夫もその一つだ。また、写真や動画、位置情報、各種コードの読み取りなど、60種類以上の入力形式を備えており、現場で発生する多様な情報を、その場で無理なく記録できるようになっている。

さらに、日時や位置情報の自動入力、初期値の設定、前回入力した値の保持といった入力補助機能も充実している。「現場の人に余計な入力をさせないことが、運用を定着させる一番の近道です」(大野氏)

加えて、モバイルアプリとしてオフラインでも使える点も、現場で喜ばれているポイントだ。「大きな工場などでは、ネットワークがつながらないエリアも存在します。その場合、従来のシステムであれば紙でメモをとり、パソコンがある場所に行って情報を入力するようなことになるでしょう。Platioならば、オフラインでもアプリが動作するため、その場で報告を完結できます。なお、オンラインになると自動的にデータがクラウドに上がります」(大野氏)

このように、入力の手間を最小限に抑える様々な機能が、アナログからデジタルへの移行に伴う現場の心理的・物理的負担を軽減し、現場からの信頼につながっている。

小さな成功体験の積み上げがDXを加速させる

Platioが企業のDXにおいて果たす役割は、単なる紙の置き換えに留まらない。現場で入力された一次データは、タイムスタンプや位置情報、写真などと紐付いた「構造化されたデータ」としてクラウドに蓄積される。そのデータを活用して、経営層がBI(ビジネスインテリジェンス)ツールなどを用いて、分析を行うといった高度な活用も可能になる。アステリアでは、そのように他社のシステムとPlatioをスムーズに連携させる提案も行っている。

一方で大野氏は、技術や機能の提供だけがDX支援の目的になってはならないと警鐘を鳴らす。大切なのは、デジタル化を通じて現場に「小さな成功体験」を積み上げてもらうことだ。

「デジタル化はあくまで手段であって、目的ではありません。現場の人がちょっと困ったことを解決するような『目安箱アプリ』のような小さな成功体験が、会社全体のDXを加速させる鍵となります。私たちは、最小のコストと期間でその成功体験を生み出すための、サポートを続けていきたいと考えています」(大野氏)

Platioの強みは、週に一度という驚異的なペースで行われる製品アップデートや、顧客の困りごとの本質を共に探り当てる優秀なサポート体制にも裏打ちされている。AIの活用についても、顧客が生み出せる価値に基づいた検討を進めている。社会全体が「現場もDXの波に組み込まなければ生き残れない」という危機感を強める中、Platioは、現場の複雑なパズルを解きほぐす柔軟な「ピース」として、企業の変革を支え続ける。

 

モバイルアプリ作成ツール Platio

https://plat.io/ja/

 

アステリア株式会社
https://jp.asteria.com/

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