Menu
Close

Trust 360の価格・法対応と選び方を徹底解説【2025年最新版】

「cmpツール」の製品比較表

※税込と表記されている場合を除き、全て税抜価格を記載しています

  • 製品名
  • 注目ポイント
  • 料金プラン
  • プラン名金額
  • 無料トライアル
  • 最低利用期間
  • 基本的な機能
    • 同意の取得
    • データ管理
    • 外部連携
    • API連携
    • タグマネージャー型連携
    • 同意取得バナーの表示
    • ゼロクッキーロード
    • ダッシュボード機能
  • サービス資料
  • 無料ダウンロード
  • ソフト種別
  • サポート
取得~管理を一元化
初期費用 ¥110,000 (税込)
月額費用 ¥55,000 (税込)
1年
Trust 360の資料サムネイル
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
備考
※契約形態やドメイン数・PV規模で個別見積もり
利用料金 要相談
備考
※契約形態やドメイン数・PV規模で個別見積もり
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
利用期間の最低制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
利用料金 要相談
利用期間の最低制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
スモール 12ユーロ
備考
ドメインごとの価格で、月額制です。
ミディアム 28ユーロ
備考
ドメインごとの価格で、月額制です。
ラージ 49ユーロ
備考
ドメインごとの価格で、月額制です。
利用期間の最低制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
利用期間の最低制限なし
オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
フリープラン 0円
備考
表示形式:1種類
登録可能URL:1URL
UU表示数:1000UU/月
外部サービス追加機能:×
表示文言修正機能:×
有料プラン 要相談
備考
表示形式:4種類
登録可能URL:10URL~
UU表示数:50000UU/月
外部サービス追加機能:○
表示文言修正機能:○
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
利用料金 要相談
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 無料
フリー ¥0/月(税込)
備考
初期費用もかかりません
ベーシック ¥6,600/月(税込)
備考
中規模サイト向け
プラス ¥13,200/月(税込)
備考
大規模サイト向け
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /

価格や製品機能など、見やすい一覧表から、気になる製品をまとめてチェック!

目次

Trust 360の機能(同意バナー・タグ発火制御・データ連携)と料金、導入フロー、運用KPIを中立に整理します。月間500万PVまで定額という料金条件や、日本の外部送信規律・GDPR/CCPAへの配慮、SSGTM/Consent Modeの実務観点、他社CMP5選との比較軸もこの記事1本で把握できます。

1. Trust 360とは?(国産CMPの概要・強み・法対応)

国産の同意管理プラットフォーム(CMP)「Trust 360」は、同意バナー、タグ発火制御、同意データの外部連携を中核とし、ゼロクッキーロードやダッシュボード、海外法(GDPR/CCPA)にも対応可能です。提供元は「Priv Tech株式会社」で、利用開始までのフローも公式に明示されています。これにより、国内法(個人情報保護法・電気通信事業法の外部送信規律)とマーケティング実務の両立を図れます。

次の表では、「Trust 360」の主要機能と要点を整理しています。機能の位置づけと実務での読み取りポイントを併記しました。

機能カテゴリ 要点 実務での読み取りポイント
同意バナー 目的(パーパス)ごとに同意取得を設計 デザインのカスタマイズ性、文言・目的設計の柔軟性を確認
タグ発火制御 同意状態に基づき各種タグ/Cookieを制御 TCF非準拠ツールの制御可否や順序制御、遅延の影響を検証
データ連携 取得した同意ステータスを外部ツールへ連携 CDPやCRM・広告/分析基盤への連携可否、スキーマ設計を確認
ダッシュボード 同意取得率などを多軸で可視化 期間・デバイス・ページ別の粒度、改善サイクルの前提を整備
ゼロクッキーロード 同意前のCookie抑制に配慮 既存タグの挙動差分やA/B検証の設計が重要
ベンダーサポート 日本語で導入・運用を伴走支援 実装QA、運用問い合わせ窓口、SLA/体制を事前確認

この表は、公式説明の機能群を実務観点で再整理したものです。詳細仕様は公式の「Trust 360について」をご確認ください。

Trust 360
出典 – Trust 360について | Trust 360(トラスト360)- 同意管理プラットフォームCMP

1-1. 製品の位置づけ(プライバシー×マーケティングを両立する国産CMP)

Trust 360」は、企業のデジタルマーケティングと利用者のプライバシー尊重を両立させることを掲げた国産CMPです。タグマネージャー型の設計で、サイト上の各種タグを同意状態に応じて制御し、同意データを外部システムに連携できます。国産プロダクトのため、日本語での導入支援・運用サポートにも強みがあります。

参考:導入実績の広がり
公式の導入事例には、民間(製造・人材・小売・SaaS・セキュリティ)から自治体まで幅広い掲載があり、国内運用の親和性がうかがえます(例:QUOカード、和歌山県白浜町、理想科学工業、フォーラムエンジニアリング、杢目金屋、エムオーテックス、デジタルアイデンティティ)。

1-2. 主要機能(同意バナー/タグ発火制御/同意データ連携)

公式の機能構成は同意バナー/タグマネージャー/データ連携の三本柱です。加えて、ゼロクッキーロード、分かりやすいダッシュボード、シンプルなバナー表示、GDPR/CCPA/CPRA対応、ベンダーサポートが挙げられています。実務では、同意UIの文言・目的設計、タグ発火制御の順序や遅延影響、連携先でのスキーマ整備を並行して設計することが重要です。

次の表では、主要機能を一次情報(公式)に基づき要約します

項目 公式の説明(抜粋要約)
同意バナー 目的ごとに同意取得が可能で、シンプルな構成の表示例が用意されている
タグ発火制御 同意に基づいてタグやCookieの発火・発行を制御し、TCF非準拠ツールも制御可能
データ連携 取得した同意情報を外部ツール(CDP/CRM等)へ連携可能
可視化 ダッシュボードで同意取得率などを期間・デバイスなど多軸で確認できる
導入フロー ヒアリング→契約→実装→利用開始の手順が明示されている

上記は公式ページ「Trust 360について | Trust 360(トラスト360)- 同意管理プラットフォームCMP」の要点を再構成したものです。実装時は、既存タグ群の棚卸し、同意ステータスの外部連携要件、UIの多言語対応要否などもあわせて設計してください。

1-3. 法対応の射程(個人情報保護法・外部送信規律・GDPR/CCPA)

Trust 360」は、国内の個人情報保護法電気通信事業法の外部送信規律への対応文脈に加え、GDPR(EU一般データ保護規則)やCCPA/CPRA(カリフォルニア州)への対応可能性が公式に示されています。外部送信規律は、サイトやアプリが外部送信プログラムにより利用者情報を送る場合、通知または公表等で利用者に確認機会を与えることを求める規律で、業界団体の「JIAAガイダンス(第2版)」が実務解説を提供しています。GDPRおよびCPRAの制度概要は、欧州委員会とカリフォルニア州の公的サイトで確認できます。

次の表では、主要法令と「Trust 360」が言及する対応ポイントを対比します。

法令・規制 要点 「Trust 360」でのポイント
個人情報保護法(日本) 事業者の個人情報取扱い全般を規定 同意取得UIの設計、運用ポリシーとの整合を設計
外部送信規律(電気通信事業法) 外部送信時の通知・公表等を要求 自動スキャンや棚卸しで送信先と目的の把握、表示運用の仕組み化(実装はサイト要件に依存)
GDPR(EU) 目的別同意、透明性、データ主体権等 目的別同意UI、記録・連携の整合。越境移転の考慮は別途必要
CCPA/CPRA(米CA) オプトアウト権、データ権利強化 オプトアウト導線の設計と表示、既存タグとの整合を検討

GDPRの制度概要は欧州委員会の「Data protection」、CPRAはカリフォルニア州の「Rights under the California Consumer Privacy Act」が公的な一次情報です。外部送信規律の実務要点は「JIAAガイダンス」がまとまっています。

1-4. ベンダーサポートと強み(ゼロクッキーロード/ダッシュボード)

公式が強みとして掲げるのは、ゼロクッキーロード対応同意率を見える化するダッシュボード他社システム連携シンプルな同意バナーGDPR/CCPA対応の考慮、そして日本語によるベンダーサポートです。導入〜運用を通じ、問い合わせ対応や実装支援が受けられる点は、国内体制を重視する企業にとってメリットです。一方で、公正な比較の観点から留意点も明示します。

  • 要件定義と棚卸しが成否を左右:CMPは「設計→設定→運用」が不可欠で、既存タグの棚卸しや法的要件の整理が前提になります(代理/伴走支援で補える場合あり)
  • ITPやSSGTMの設計:同意ステータスの維持や計測の安定性には、サーバーサイドGTM等のアーキテクチャ選定が影響します(パートナーが支援メニューを提示しています)

これらはベンダーや実装パートナーの伴走で軽減可能です。例えば「Hakuhodo DY ONE」は、SSGTM連携や外部ツール連携の設計〜運用支援を提供する旨を公表しています。

次の表では、強みと留意点を簡潔に対比します。これにより、検討時の論点が一目で整理できます。

観点 強み(公式・一次情報に基づく) 留意点(導入側の前提・運用)
同意取得と可視化 同意率をダッシュボードで把握、UIは簡潔 文言・目的設計の精度が成果を左右。A/B検証を計画
タグ発火制御 同意に応じてタグ/Cookie制御、TCF非準拠も可 順序・遅延・依存関係の検証が必要
連携 CDP/CRM等へ同意データ連携 スキーマ定義と同意状態の保持/更新設計が必要
法対応 国内法+GDPR/CCPAに配慮 組織の規程・ポリシー更新や表示運用の体制整備が必要
サポート 日本語での導入支援と運用サポート 相談範囲/応答SLAは契約前に要確認

強みの根拠は「Trust 360について」、SSGTM等の実装支援に関する記載は「Hakuhodo DY ONE」が参考になります。表の留意点は、上記一次情報を踏まえた導入側の一般的な検討事項です。

2. Trust 360の料金と基本機能(価格早見表/PV上限/UIと可視化)

この章では「Trust 360の料金プラン」に基づく価格の要点と、実務で重要となるダッシュボード指標、同意UI設計、外部連携、SSGTM連携の勘所を整理します。金額は税別・税込を併記し、PV上限や超過時の扱いも明確にします。

Trust 360
出典 – 料金プラン | Trust 360(トラスト360)- 同意管理プラットフォームCMP | Trust 360(トラスト360)- 同意管理プラットフォームCMP

2-1. 料金早見表(税別/税込・PV上限の表を掲載)

まず把握すべきは初期費用・月額費用・PV上限です。次の表では「Trust 360の料金プラン」の記載をもとに、税別/税込とPV条件を一覧化しています。

項目 税別 税込 条件・備考
初期費用 ¥100,000 ¥110,000 ボリュームディスカウントあり
月額費用 ¥50,000 ¥55,000 月間500万PVまで定額
PV超過時 別途見積(利用状況に応じて提示)

次のポイントを押さえると見積もりがスムーズです。

  • 想定PVの把握(ピーク/平均/施策期の変動)
  • タグの棚卸し(数・種別・依存関係)
  • 連携先(CDP/CRM/広告・分析基盤)の要件定義

価格とPV条件は公式の「料金プラン」で最新を確認してください。掲載の税込金額は公式表記に準拠しています。

2-2. ダッシュボードで追うKPI(同意取得率・デバイス別など)

ダッシュボードは同意取得率期間・デバイス別の分布を可視化します。意思決定につながるKPIを事前に定義すると改善サイクルが速くなります。

次の表では、よく用いるKPIと読み方の例を示します。

KPI 目的 算出・切り口の例 代表アクション
同意取得率 計測継続性の把握 全体/ページ別/デバイス別/期間別 バナー文言・配置のA/B、目的粒度の調整
再訪時の同意維持率 継続利用の健全性 ブラウザ別(ITP影響)/流入経路別 SSGTM・ドメイン戦略の検討
同意後計測健全性 タグ発火の妥当性 計測タグの発火/重複/遅延 タグ順序・依存の最適化
オプトアウト率 リスク把握とUI最適化 ページ/導線別比較 リンク位置・表現の見直し

ダッシュボードが期間・デバイス等の多軸で参照できる点は、チューニング時の分析軸として有用です。

2-3. 同意UIの設計ポイント(デザイン例・目的別同意)

同意UIは目的(パーパス)ごとの同意を明確にし、シンプルで伝わりやすい表示を心掛けます。実務では以下を設計します。

  • 目的分類(例:広告測定・サイト解析・パーソナライズ)
  • 文言・階層(概要→詳細の情報設計)
  • 初回/再訪の挙動(再表示タイミング)
  • 多言語要否と表記ポリシー
  • 既存デザインとの親和性(レイアウト/配色)

次の表は、UI要素と確認観点の対応を簡潔にまとめたものです。

UI要素 ねらい 確認観点
ファーストビュー告知 意図の即時伝達 文言の明確さ/占有率/閉じやすさ
詳細パネル(目的別) 透明性と選択制 目的の粒度/説明の平易さ/既定値
同意/拒否/設定ボタン 行動の明確化 ボタンラベリング/ヒット領域
再訪時の状態表示 変更容易性 ステータス表示/再設定導線

2-4. 外部連携(CDP/CRM、計測基盤への同意ステータス連携)

Trust 360について」では外部システム連携が明示されています。設計時は、スキーマ(同意状態・タイムスタンプ・同意粒度)と連携方式(クライアント/サーバー)を決め、CDP(Customer Data Platform)やCRM(顧客関係管理)と整合させます。

次の表では、連携先カテゴリと確認観点を整理します。

連携先カテゴリ 代表例 確認観点
CDP/CRM 同意IDと顧客IDの突合 キー設計/同意バージョン管理
計測・分析 アナリティクス/広告計測 同意に応じたタグ発火と除外条件
マーケティング基盤 MA/パーソナライズ オプトアウトの反映/即時性
データレイク ETL/BI ログ保持/追跡可能性/権限設計

2-5. SSGTM連携の示唆(ITP環境での同意維持)

ITP(Intelligent Tracking Prevention)の影響下では、サーバーサイドGTM(SSGTM)を活用して同意状態を安定的に維持する設計が有効です。実務支援として「Hakuhodo DY ONEのサービスページ」は、SSGTM連携によりITP環境でも同意ステータスを長期間維持できる旨を明記しています。

次の表は、SSGTM検討時の論点です。

テーマ 意味 チェックポイント
同意状態の保持 ブラウザ制限の影響緩和 1stパーティ化/TTL/更新ロジック
タグ配信の安定性 クライアント依存の低減 計測整合性/遅延の最小化
セキュリティ/権限 役割分担と監査性 管理権限/変更履歴/運用手順
コスト/体制 導入〜運用の負荷把握 インフラ費/監視/保守SLA

補足:SSGTM採否は利用規模・既存基盤・法対応方針に依存します。まずはタグ棚卸しとKPI定義を行い、ダッシュボードでの同意率/維持率とあわせて費用対効果を評価してください。

「cmpツール」の製品比較表

※税込と表記されている場合を除き、全て税抜価格を記載しています

  • 製品名
  • 注目ポイント
  • 料金プラン
  • プラン名金額
  • 無料トライアル
  • 最低利用期間
  • 基本的な機能
    • 同意の取得
    • データ管理
    • 外部連携
    • API連携
    • タグマネージャー型連携
    • 同意取得バナーの表示
    • ゼロクッキーロード
    • ダッシュボード機能
  • サービス資料
  • 無料ダウンロード
  • ソフト種別
  • サポート
取得~管理を一元化
初期費用 ¥110,000 (税込)
月額費用 ¥55,000 (税込)
1年
Trust 360の資料サムネイル
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
備考
※契約形態やドメイン数・PV規模で個別見積もり
利用料金 要相談
備考
※契約形態やドメイン数・PV規模で個別見積もり
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
利用期間の最低制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
利用料金 要相談
利用期間の最低制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
スモール 12ユーロ
備考
ドメインごとの価格で、月額制です。
ミディアム 28ユーロ
備考
ドメインごとの価格で、月額制です。
ラージ 49ユーロ
備考
ドメインごとの価格で、月額制です。
利用期間の最低制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
利用期間の最低制限なし
オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
フリープラン 0円
備考
表示形式:1種類
登録可能URL:1URL
UU表示数:1000UU/月
外部サービス追加機能:×
表示文言修正機能:×
有料プラン 要相談
備考
表示形式:4種類
登録可能URL:10URL~
UU表示数:50000UU/月
外部サービス追加機能:○
表示文言修正機能:○
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
利用料金 要相談
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 無料
フリー ¥0/月(税込)
備考
初期費用もかかりません
ベーシック ¥6,600/月(税込)
備考
中規模サイト向け
プラス ¥13,200/月(税込)
備考
大規模サイト向け
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /

価格や製品機能など、見やすい一覧表から、気になる製品をまとめてチェック!

3. 【部門別】Trust 360活用シーン

部門ごとに「Trust 360」で何を達成し、どの設定・運用を行うのかを整理します。はじめに全体像を対比し、その後に部門別の要点を深掘りします。

次の表では、部門別の目的・主要KPI・活用機能・初手アクションを整理しています。同意取得率の可視化やタグ発火制御、外部連携、SSGTM(Server-side Google Tag Manager)連携や通知・公表体制の整備をひと目で確認できます。

部門 目的 主要KPI 活用機能(Trust 360) 初手アクション
マーケティング 計測の継続と改善 同意取得率、再訪時同意維持率 ダッシュボード、同意バナー設計 文言と配置のA/B、目的粒度の見直し
情報システム 安定したタグ配信と同意反映 同意後発火率、遅延・重複監視 タグ発火制御、ゼロクッキーロード 既存タグ棚卸し、依存関係の整理
法務 透明性と説明責任の担保 通知・公表の適合、変更追随 同意UI、ポリシー整合 送信先・目的の棚卸し、表示運用の設計
伴走 実装・運用の内製支援 導入リードタイム、問合せSLA 日本語サポート、SSGTM連携支援 要件定義ワーク、テスト計画作成

根拠として、同意率の可視化・タグ発火制御・外部連携・ゼロクッキーロード・日本語サポートは「Trust 360について」に明記があります。また、SSGTM連携とITP環境下での同意ステータス長期維持の言及は「Hakuhodo DY ONE」に掲載されています。外部送信規律の通知・公表の実務は「JIAAガイダンス(外部送信規律)」が整理しています。

3-1. マーケティング:同意率モニタリングとUI最適化運用

マーケティング部門は、まず同意率の水準とばらつきを把握し、UIと文言の最適化ループを回します。「Trust 360について」のダッシュボードは期間・デバイスなど多軸で同意取得率を確認でき、A/B検証の効果検証がしやすいのが利点です。可視化により、ページ種別や流入別の改善仮説(例:初回の情報量、ボタン配置、目的粒度)が立てやすくなります。

次の表では、KPIの読み方と打ち手を対応づけています。

KPI 読み方の例 代表アクション
同意取得率 デバイス・ページ別で差が大きいか 文言・配置のA/B、目的の統合/分割
再訪時同意維持率 ブラウザ別に低下がないか SSGTM/1stパーティ化の検討
同意後計測健全性 発火漏れ・重複・遅延はないか タグ順序・依存関係の最適化

参考:同意率の可視化・同意目的管理・タグ発火制御の機能は「Trust 360について」に記載されています。

3-2. 情報システム:タグ発火制御/SSGTM活用での持続性確保

情報システムは、同意状態を確実にタグへ反映し、ITP(Intelligent Tracking Prevention)下でも計測の安定性を保つ設計が役割です。「Trust 360について」は同意に基づくタグ発火制御ゼロクッキーロードを掲げ、TCF非準拠ツールの制御にも触れています。さらに「Hakuhodo DY ONE」はサーバーサイドGTM連携によりITP環境下でも同意ステータスを長期間維持できる旨を明記しています。

次の表では、クライアントGTMとサーバーサイドGTMの論点を簡潔に対比します。

観点 クライアントGTM サーバーサイドGTM
同意状態の保持 ブラウザ制限の影響を受けやすい 1stパーティ化で保持性が高い傾向
タグ発火の安定性 ネットワーク/依存で変動しやすい サーバー側集約で安定性が高い
実装・運用負荷 導入容易だがブラウザ依存 インフラ構築・保守が必要
セキュリティ/監査 権限管理はGTM依存 役割分担・変更履歴の設計が可能

SSGTM連携の有効性は前掲の「Hakuhodo DY ONE」掲載情報が根拠です。採否は規模・既存基盤・要求精度で判断します。

3-3. 法務:外部送信規律の通知・公表プロセス整備

法務は、外部送信規律(電気通信事業法)に沿った通知または公表の運用、および国内の個人情報保護法や海外法(GDPR/CCPA)の要件整理を担当します。具体的には、送信され得る情報の種類、送信先、目的、オプトアウト手段を明示する体制整備が基本です。実務上の要点は「JIAAガイダンス(外部送信規律)」の第2版で整理されています。なお、同意UIや目的設定などTrust 360側の実装は、法的表示・ポリシー文面と矛盾しないように整合させます。

次の表では、外部送信規律の表示運用タスクと担当分担の例を示します。

タスク 主要作業 主担当 関連
棚卸し 送信先・目的・手段の洗い出し 法務×情報システム タグ棚卸しと連動
表示設計 通知/公表の文面・導線設計 法務 同意UIと整合
同意設計 目的粒度・既定値の決定 法務×マーケティング ダークパターン回避
運用ルール 更新手順・改定履歴管理 法務×情報システム 変更管理・記録

JIAAのガイダンスは、対象や表示事項、具体例が整理されており、サイト実装に落とす際のベースラインとして有用です。

3-4. 伴走:Hakuhodo DY ONE等の支援活用(要件~実装~運用)

内製での運用が難しい場合は、要件定義→設計→設定→運用まで一貫支援を提供するパートナーを活用します。「Hakuhodo DY ONE」は、法対応の理解・方針作りのコンサルティングからSSGTM連携外部ツール連携までをカバーする旨を明示しています。導入の前段で要件・体制・KPIを具体化しておくと、短期間での安定運用に繋がります。

次の表は、伴走支援を依頼する際の論点です

論点 確認観点 期待アウトプット
範囲 要件定義~運用のどこまでか スコープ定義書
体制 担当者・SLA・連絡経路 体制図・SLA
実装 GTM/SSGTM、連携設計 設計書・実装計画
検証 テスト観点・合否基準 テスト仕様・結果報告
教育 移管後の運用手順 運用Runbook

3-5. 検証プロトコル(ゼロクッキー/タグ順序/遅延の確認観点)

最後に、導入時・改修時に共通で回す検証プロトコルを示します。ゼロクッキーロードタグ発火制御は「Trust 360について」に公式言及があり、ここを中心に合否基準を置きます。SSGTM連携を行う場合は、その設計に応じて保持・整合性の観点を追加します。

次の表では、代表的な検証観点と合否基準例をまとめています

観点 目的 テストケース 合否基準例
ゼロクッキー 同意前の発行抑制 初回訪問でCookieの発行有無を確認 同意前に計測・広告系Cookieが発行されない
タグ順序 依存解決と重複防止 同意後の発火順と依存を確認 重要タグが所定順で1回だけ発火する
遅延 体験と計測の両立 LCP/TTFBとタグ遅延を測定 指定しきい値以内で安定
連携整合 同意状態の伝搬 CDP/CRM/計測で同意フラグ一致 各システムで同一ステータス
維持性 ITP下の保持 ブラウザ別の再訪動作を確認 主要ブラウザで所定期間維持

ここまでの設計・検証・運用の各要素は、公式の機能説明「Trust 360について」と、SSGTM連携の実務示唆を記す「Hakuhodo DY ONE」、および表示運用の要点をまとめた「JIAAガイダンス」に基づいています。検証計画はサイト要件に応じて詳細化してください。

4. どんな企業に向いているか(適合条件と事例の傾向)

本章では、同意管理プラットフォームである「Trust 360」が適する企業像を4つのシナリオで整理します。根拠は公式の「機能・料金・事例」および実装支援情報に基づき、読み手が要件に合わせて適合可否を判断できるよう表と要点で示します。

シナリオ早見表(Trust 360の適合観)

シナリオ 適合条件の目安 適合理由 確認すべき機能
国産支援を重視 国内法対応と日本語サポートを重視、月間〜数百万PV ベンダーの日本語伴走で表示方針(通知・公表)と同意UIの整合を取りやすい 同意バナー、タグ制御、サポート体制
外部連携を重視 CDP/CRMや広告・分析を運用 同意ステータスの外部システム連携に対応 データ連携、ダッシュボード
ITP/保持性を重視 Safari比率が高い、同意状態の長期保持が必要 サーバーサイドGTM連携で保持性の向上が期待できる SSGTM連携、実装支援
海外法対応を重視 GDPR/CCPAの要件に該当 目的別同意やオプトアウト導線に対応可能 目的別同意、オプトアウト対応

4-1. 国産支援を重視

国内の規制や社内稟議に沿って導入を進めたい企業に向きます。日本語の実装支援と運用サポートが明示されており、同意UIやタグ制御を自社方針に合わせて合わせ込みやすい点が強みです。まずは表示方針(通知・公表)と同意取得の整合、担当区分、SLAを整理しましょう。

次の表は、初期フェーズでの確認ポイントを整理したものです。表の観点を詰めると導入の手戻りが減ります。

導入初期の確認ポイント

項目 目的 確認観点
表示方針の整合 法対応とUIの一貫性を担保 通知・公表の文言、目的粒度、同意の再提示条件
実装・運用分担 ベンダーと自社の役割を明確化 設定・検証・改修の担当範囲、SLA/問い合わせ窓口
計測健全性 同意後の計測を安定化 タグ発火条件、ゼロクッキーロード時の挙動、再訪時維持

このセクションではサポート体制の把握が鍵です。日本語伴走と仕様QAの有無は、運用の生産性に直結します。

4-2. 外部連携を重視

CDPやCRM、広告・分析ツールに同意ステータスを連携し、配信・分析の整合性を保ちたい企業に適しています。

次の表では、PV規模と費用、見積時の論点を整理しています。ピーク時のPVを共有して見積前提を合わせると、運用後の齟齬を避けられます。

PVと費用の目安/見積論点

項目 税別 税込 備考
初期費用 ¥100,000 ¥110,000 設定支援のスコープ要確認
月額費用 ¥50,000 ¥55,000 月間5,000,000PVまで定額
超過時 見積 見積 ピーク/平均/季節変動を共有

この表を比較することで、PVの山谷と連携先(CDP/CRM/分析)の更新頻度まで含めたコストの“実効値”を把握できます。

4-3. ITP/SSGTMを重視

SafariのITP(Intelligent Tracking Prevention)によりクライアント生成Cookieの保持期間が短縮される環境では、同意状態の維持設計が重要です。

次の表は、保持性を高めるための設計ポイントです。SSGTMの有無で対策レイヤーが変わります。

ITP対策の設計ポイント

論点 推奨設計 補足
同意状態の保持 SSGTMで同意情報をサーバー側管理 ブラウザ依存の短期化リスクを低減
タグ制御 同意に応じた発火制御を厳密化 ゼロクッキーロードでも整合性維持
再訪時の整合 バナー再提示条件と記録設計 取得率とUXのバランスを最適化

この表を比較することで、ITPの影響を受けやすいサイトでの“どこで管理するか”が明確になり、実装の優先順位が立てやすくなります。

4-4. 海外法対応を重視

EUや北米のトラフィックが一定以上ある、または現地拠点を持つ企業は、GDPR/CCPAへの適合が必須です。

次の表は、GDPRとCCPA/CPRAで特に設計へ影響が大きい要件の対比です。自社の該当性とUI/記録要件を先に固めると、実装が滑らかになります。

GDPRとCCPA/CPRAの要件対比(設計観点)

要件 GDPRの要点 CCPA/CPRAの要点 Trust 360での確認
同意取得 目的別の明示的同意 販売/共有に対するオプトアウト機会 目的の粒度、同意記録、UI導線
利用停止 撤回権(いつでも撤回可) Do Not Sell/Shareリンク 再提示条件と反映タイミング
記録・監査 取得・更新履歴の証跡 リクエスト対応の記録 ダッシュボードやログ設計

この表を比較することで、UI(同意・オプトアウト)と証跡設計を同時に詰めるべき点が明確になります。国内では「通知・公表」の整備も同時に検討してください。

公開事例の傾向(参考)
業種は自治体・製造・人材・小売・セキュリティ・デジタルマーケティングなど幅広く、例えば「和歌山県白浜町」「理想科学工業」「フォーラムエンジニアリング」「クオカード」「杢目金屋」「エムオーテックス」「デジタルアイデンティティ」が公式に掲載されています。近しい規模・業態の事例からKPI(同意取得率、再訪時維持率、同意後計測の健全性)を逆算すると設計が安定します。

「cmpツール」の製品比較表

※税込と表記されている場合を除き、全て税抜価格を記載しています

  • 製品名
  • 注目ポイント
  • 料金プラン
  • プラン名金額
  • 無料トライアル
  • 最低利用期間
  • 基本的な機能
    • 同意の取得
    • データ管理
    • 外部連携
    • API連携
    • タグマネージャー型連携
    • 同意取得バナーの表示
    • ゼロクッキーロード
    • ダッシュボード機能
  • サービス資料
  • 無料ダウンロード
  • ソフト種別
  • サポート
取得~管理を一元化
初期費用 ¥110,000 (税込)
月額費用 ¥55,000 (税込)
1年
Trust 360の資料サムネイル
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
備考
※契約形態やドメイン数・PV規模で個別見積もり
利用料金 要相談
備考
※契約形態やドメイン数・PV規模で個別見積もり
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
利用期間の最低制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
利用料金 要相談
利用期間の最低制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
スモール 12ユーロ
備考
ドメインごとの価格で、月額制です。
ミディアム 28ユーロ
備考
ドメインごとの価格で、月額制です。
ラージ 49ユーロ
備考
ドメインごとの価格で、月額制です。
利用期間の最低制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
利用期間の最低制限なし
オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
フリープラン 0円
備考
表示形式:1種類
登録可能URL:1URL
UU表示数:1000UU/月
外部サービス追加機能:×
表示文言修正機能:×
有料プラン 要相談
備考
表示形式:4種類
登録可能URL:10URL~
UU表示数:50000UU/月
外部サービス追加機能:○
表示文言修正機能:○
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
利用料金 要相談
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 無料
フリー ¥0/月(税込)
備考
初期費用もかかりません
ベーシック ¥6,600/月(税込)
備考
中規模サイト向け
プラス ¥13,200/月(税込)
備考
大規模サイト向け
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /

価格や製品機能など、見やすい一覧表から、気になる製品をまとめてチェック!

5. Trust 360 導入5ステップ

導入は「前段の整理」+「公式フロー」をつなぐと短期で安定します。公式の流れはヒアリング→契約→実装→利用開始で明示されており、本記事では前段として法対応の前提確認現状棚卸しを置いた5ステップに再構成します。

次の表では、5ステップの全体像と到達点を整理しています。この全体像を共有してから詳細に入ると、社内稟議やパートナーとの連携が円滑になります。

ステップ 到達点 主担当 成果物
5-1 法対応の前提確認 対象法・表示方針・適用範囲を確定 法務 方針メモ、表示要件一覧
5-2 現状棚卸し タグ・外部送信・同意UIの現状把握 情報システム×マーケティング タグ在庫表、送信先一覧
5-3 設計 同意粒度・UI・連携・計測要件を定義 マーケティング×情報システム×法務 基本設計書、KPI計画
5-4 実装/テスト GTM/SSGTMと同意モードの整合を検証 情報システム 実装計画、テスト結果
5-5 運用改善 ダッシュボードでKPI改善を定着 マーケティング 週次/月次レポート

上記のうち、公式サイトが示すStep01〜04ヒアリング→契約→実装→利用開始)は5-3以降に相当します。前段2ステップを加えることで、実装時の手戻りを小さくできます。

5-1. 法対応の前提確認(外部送信規律・海外法の適用整理)

最初に適用法規と表示方針を確定します。国内は電気通信事業法の外部送信規律(通知・公表の要件)と個人情報保護法、海外は事業展開に応じてGDPRCCPA/CPRAの対象可否を確認します。実務解説は「JIAAガイダンス(外部送信規律)」、GDPRの制度概要は欧州委員会の「EU data protection」が基礎資料になります。

次の表では、法対応の要点と検討観点を対応づけています。

対象 主要要件 Trust 360での対応視点 追加タスク
外部送信規律(国内) 外部送信の通知または公表 同意UIとサイト表示の整合 送信先・目的の棚卸し、表示導線設計
個人情報保護法(国内) 利用目的の特定と適正管理 目的別同意、運用ポリシー連携 規程・ポリシーの更新
GDPR(EU) 目的別同意、透明性、権利対応 目的粒度・記録・連携の整合 越境移転・DPIAの要否判断
CCPA/CPRA(米CA) オプトアウト権等の付与 オプトアウト導線と反映 追加文言・リンクの整備

方針確定後、表示文言・導線同意UIが矛盾しないよう、以降の設計へ要求を引き渡します。

5-2. 現状把握

タグの在庫と依存関係、外部送信先、既存の同意UIやポリシーを一覧化します。これは後工程のタグ発火制御ゼロクッキーロードの達成度に直結します。

次の表では、棚卸しのチェックリスト例を示します。

項目 収集内容 形式 備考
タグ在庫 タグ名、用途、発火条件、依存 CSV/スプレッドシート 計測・広告・UX系を網羅
外部送信 送信先ドメイン、目的、データ類型 一覧表 JIAAの表示要件に準拠
同意UI 文言、ボタン、既定値、再訪動作 画面キャプチャ+仕様書 目的粒度と既定値の整合
規程類 プライバシーポリシー、クッキー方針 ドキュメント 表示導線と差分を確認

棚卸しの粒度が十分であれば、以降の同意UI設計タグ発火制御の試験観点が明確になります。

5-3. 設計(同意粒度・UI・連携先・計測要件)

設計では同意の粒度(パーパス構成)、UI仕様外部連携スキーマ計測要件を確定します。Trust 360はタグマネージャー型で、目的別同意タグ発火制御同意データの外部連携を想定した作りです。

次の表では、設計の主要論点とアウトプットを整理します。

論点 具体化内容 出力物 依存関係
同意粒度 解析・広告・パーソナライズ等の区分 目的定義書 法務方針、UI容量
UI仕様 文言、配置、既定値、詳細パネル 画面仕様書 ブランドガイド、A/B設計
連携スキーマ 同意状態・時刻・同意元等の項目 連携設計書 CDP/CRM、データレイク
計測要件 発火条件、順序、抑止条件 タグ設計書 GTM/SSGTMの方式

設計が固まったら、公式フローのStep01〜Step03(ヒアリング→契約→実装)へ移行します。ヒアリングで要件精度を高め、契約後に設定・連携の具体設計へと進めます。

5-4. 実装/テスト(GTM/SSGTM、同意モード適合の動作確認)

実装はGTM/SSGTM構成とGoogle同意モードの整合が肝心です。サーバーサイドGTM連携によりITP環境下でも同意ステータスを長期間維持できる旨は「Hakuhodo DY ONE」が明示しています。Googleタグとの整合は「同意モードを設定する」の基本版/高度版の違いを踏まえて検証します。

次の表では、代表的なテスト観点を示します

観点 目的 テストケース 合否基準例
ゼロクッキーロード 同意前のCookie発行抑止 初回訪問で計測・広告系Cookieの発行有無を確認 同意前はCookie未発行
タグ発火制御 同意状態の反映 同意後に想定タグのみ1回発火 想定外タグなし・重複なし
同意モード整合 Googleタグの動作適合 基本版/高度版での挙動差を検証 仕様どおりのブロック/ping
再訪維持(ITP) 同意状態の保持 ブラウザ別(Safari等)で再訪確認 規定期間内で状態維持
連携整合 同意データの伝搬 CDP/CRM/計測で同意フラグ一致 全システムで一致

実装・テスト完了後、公式フローのStep04(利用開始)へ。以降はダッシュボードで運用改善に入ります。

5-5. 運用改善(ダッシュボードでKPI運用)

運用では、ダッシュボードで同意取得率デバイス・期間別の分布をモニタリングし、UI最適化タグ整流化を継続します。Trust 360のダッシュボードは多軸(期間・デバイス等)での確認が可能です。導入後はKPIのトレンドを見ながら、A/Bやバナーの微修正、連携の更新を回します。

次の表は、運用KPIと改善打ち手のひな型です。

KPI 目安・集計軸 改善打ち手 レポート頻度
同意取得率 ページ/デバイス/流入別 文言・配置のA/B、目的粒度調整 週次
再訪時同意維持率 ブラウザ別(ITP影響) SSGTM適用、1stパーティ化 週次
同意後計測健全性 発火漏れ/重複/遅延 タグ順序・依存見直し 週次
オプトアウト率 導線別比較 表示位置や説明の再設計 月次

なお、運用の内製が難しい場合は伴走支援の活用も選択肢です。要件定義から実装、SSGTM連携、運用までを支援する旨は「Hakuhodo DY ONE」に記載があります。導入済み他社CMPからの見直し需要に対しては「Priv Techのプレスリリース(乗り換え支援)」も参考になります。

補足(実例の示唆):Trust 360の導入事例は、自治体や製造・人材・小売・SaaSと幅広く、「導入事例ページ」に掲載があります。自社と同規模・同業の事例を事前確認しておくと、KPI設計やUIの初期仮説が立てやすくなります。

6. 他社CMPとの比較とおすすめ製品・企業(用途別ショートリスト)

本セクションでは、選定基準(タグ発火制御の柔軟性、法対応の広さ、日本語支援、連携の豊富さ、実装難易度)で主要CMPと伴走企業を横並び比較し、用途別のショートリストを提示します。まずは全体像を押さえ、続いて各候補の要点を解説します。関連記事の「CMPツール比較13選」「CMP導入事例8選」も併読すると理解が深まります。

次の表では、本記事の主題である「Trust 360」を含め、用途別に検討したいCMP/伴走企業を比較しています。表中の「Google認定/連携」は、Consent ModeやGTMとの公式連携・サポートの公的ソース有無を示します。

用途/規模の目安 製品/企業 主な強み 日本語支援 Google認定/連携 想定実装難易度
国産・中堅~大規模、法対応重視 Trust 360 ゼロクッキーロード、目的別同意、ダッシュボード、外部連携 あり(国産サポート) 記載なし(タグ発火制御でConsent Mode連携設計は可)
グローバル統合・エンタープライズ OneTrust Consent & Preferences 統合スイート/豊富な統合、Web/モバイル/CTV対応 あり(グローバル) GoogleのCMPパートナー資料・実装ドキュメントあり 中~高
メディア/広告収益・Publisher向け Sourcepoint CMP Web/モバイル/CTVでの収益最適化、広告基盤との親和性 英語中心 Googleのガイド/パートナー資料に掲載
スモール~中規模、自動スキャン重視 Cookiebot by Usercentrics 自動スキャン/検出、明快な料金、複数法令対応 日本語UI/ドキュメント一部 Googleのセットアップガイドに掲載 低~中
多言語・柔軟UI/A/B最適化 Didomi CMP 45言語以上、A/B/モバイル/CTV/豊富なSDK 英仏ほか多言語 Googleのガイド/パートナー資料に掲載
要件定義~実装~運用の伴走 Hakuhodo DY ONE /ベリーベスト法律事務所 SSGTM等の実装支援/外部送信規律の通知・公表支援 日本語 ―(実装/法務の伴走領域)

cmpツールの比較表を表示する

この表の「日本語支援」「想定実装難易度」を比較することで、自社の体制(情報システム/法務/マーケティングの分担)に適した選択が見えてきます。OneTrust/Sourcepoint/Cookiebot/DidomiのGoogle連携は公的ドキュメントで確認可能です。

6-1. 国産・中堅〜大規模/法対応

中堅〜大規模のサイトで国内法対応を軸に運用しつつ、将来的なGDPR/CCPAも視野に入れたい企業に適しています。国産の「Trust 360」はゼロクッキーロード、タグ発火制御、ダッシュボード、外部連携、日本語の実装・運用サポートが特徴です。料金は「料金プラン」で初期¥100,000・月額¥50,000(税別)、月間5,000,000PVまで定額のため、費用予見性も確保できます。

基本スペック

項目 補足
初期費用 ¥100,000(税別)/¥110,000(税込) 公開料金に準拠
月額費用 ¥50,000(税別)/¥55,000(税込) 月間5,000,000PVまで定額
PV上限 5,000,000PV/月 超過は別途見積
日本語支援 あり 実装支援・運用サポート
海外法対応 GDPR/CCPA(CPRA)対応可能 目的別同意・オプトアウト導線
外部送信規律 対応サービスあり Trust 360 電気通信事業法対応」の提供

この表の項目を比較することで、費用・PV・法対応・支援体制の観点から導入可否の一次判断ができます。価格・PV条件は最新の公式情報で再確認してください。

  • こんな企業に:国内法順守とGDPR/CCPA備えを両立し、同意連動の配信・分析をタグ制御/外部連携で維持、日本語伴走で通知・公表とUIを整合したい月間〜数百万PVの企業
  • 留意点:PV超過は別途見積のためピークPVを共有し、同意取得率はUI文言・目的粒度・再提示条件で変動するためA/B・定期レビューを行い、ITP下の保持性はSSGTM等のアーキテクチャに依存するため設計合意と実装支援の活用が重要

6-2. グローバル統合・エンタープライズ:OneTrust Consent & Preferences(統合スイート/豊富な統合)

OneTrustは、プライバシー/データガバナンスの統合スイートの一部として、CMPとプリファレンス管理を提供します。Web/アプリ/CTVまでをカバーし、AdobeやSnowflake、HubSpotなど多くのエコシステムと連携可能です。大規模な複数事業・複数地域での一元運用に強みがあります。一方で、モジュールが多層的なため要件定義と実装設計のリードタイムは相応に見込むべきです。初出時は「OneTrust」の実装ガイドおよびGoogleのCMPパートナー資料を参照し、Consent Mode/GTMとの適合を確認すると確実です。

  • こんな企業に:グローバル展開、部門横断の合意・管理プロセスを統合したい/CDPやMA、ID管理と厳密に同期したい
  • 留意点:初期の設計工数が増えがち、運用に専任者が必要になりやすい

6-3. メディア/広告収益特化:Sourcepoint CMP(Google認定・Web/モバイル/CTV)

Sourcepointは、Publisher寄りの最適化に強く、Web/モバイル/CTVでの広告収益と規制準拠の両立に向く設計です。Googleの「CMPパートナープログラム」やセットアップ記事にも掲載があり、Consent Modeや広告タグ連携の実装情報が追いやすい点が実務的な利点です。

  • こんな企業に:媒体/広告モデル中心、CTVを含むマルチスクリーンでの収益最大化を目指す
  • 留意点:UIの日本語運用や社内運用体制の整備を前提に検討

6-4. スモール〜中規模・自動スキャン重視:Cookiebot by Usercentrics(明快な料金/多法令対応)

Cookiebotは、自動スキャン/自動検出と明確な料金体系が魅力で、初期構築のハードルが低いのが特徴です。GDPR/CCPAなど複数法令への対応と、Google公式ガイドにもセットアップ手順が掲載されているため、GTM/Consent Modeとの連携も進めやすいツールです。カスタマイズ性は上位スイートに比べると控えめで、要件が高度な場合は拡張計画を持って選ぶと安心です。

  • こんな企業に:短期導入・省工数、まずは標準UIで確実に法対応したい
  • 留意点:細かなUI/フローの作り込みや複雑な連携は段階的導入が現実的

6-5. 多言語・柔軟なUI設計:Didomi CMP(45+言語、A/B、記録・連携)

Didomiは、45言語以上の多言語サポートと、A/BテストやSDK群による柔軟なUI・連携が特長です。Web/モバイル/CTVまでの実装ドキュメントが充実しており、グローバル多拠点でのバナー最適化やデバイス横断の同意同期に強みがあります。Googleのパートナー資料やセットアップ記事にも掲載があり、Consent Mode対応の実装も進めやすい構成です。

  • こんな企業に:多地域/多言語でUI最適化を回したい、CTV/モバイルアプリも含めて統一運用したい
  • 留意点:機能が豊富なぶん初期設定項目は多く、検証プロセスを計画的に

6-6. 伴走・導入支援:Hakuhodo DY ONE(SSGTM連携・要件定義〜運用)、ベリーベスト(外部送信規律の公表/通知支援)

実務ではツール選定=運用成功ではありません。タグ棚卸し、Consent Mode設計、SSGTM(Server-side Google Tag Manager)による持続的計測、そして「外部送信規律」の通知・公表運用まで、エキスパートの伴走がROIを左右します。技術面では「Hakuhodo DY ONE」が国産「webtru」などのCMPを含め実装支援メニューを公開しており、サーバーサイド実装や短期導入フローのナレッジを持っています。法務面は「ベリーベスト法律事務所」が外部送信規律対応の解説・支援情報を公開しており、実務手順の整備に役立ちます。SSGTMにおけるConsent Modeの考え方はGoogleの開発者ドキュメントを参照し、技術/法務の両輪で設計しましょう。

  • こんな企業に:タグ/外部送信の把握が難しい、ITP/ブラウザ規制の影響を受ける、法務・情報システム・マーケティングの連携を強化したい
  • 留意点:要件定義→PoC→本番展開→運用レポーティングのロードマップを最初に合意しておく

用途別ショートリスト(要約)

補足:Trust 360の機能(ゼロクッキーロード、ダッシュボード、外部連携、GDPR/CCPA対応など)は公式情報が公開されています。用途別の比較時も、まず公式仕様と自社の必須要件の差分を確認しましょう。
他のCMPツールを含めた比較は「CMPツール比較13選|個人情報保護法への対応も解説【監修者解説付き|2025年最新版】」をご確認ください。

7.【まとめ】適合性3点チェックと移行ロードマップ

まずは3点の適合性チェック(価格・法対応・連携)を短時間で済ませ、その結果に基づき棚卸し→実装テスト→KPI運用の順に移行・導入を進めるのが最短経路です。国産支援やSSGTM(サーバーサイドGoogleタグマネージャー)に強い伴走企業の活用で、短期導入と安定運用を両立できます。

まずは3点を適合性チェック

次の表では、初期判定に必要な観点と根拠情報を横並びで整理しています。ここを押さえると以降の設計がブレません。

チェック観点 具体項目 参考/根拠
価格・PV 初期費用・月額、上限500万PV/月、税別/税込の確認、超過時条件 料金プラン(¥100,000初期/¥50,000月・税別、500万PVまで)
法対応 国内:個人情報保護法、電気通信事業法の外部送信規律。海外:GDPR/CCPA要否の整理 Trust 360について外部送信規律ガイダンス
連携・実装 CDP/CRM(顧客データプラットフォーム/顧客関係管理)連携、GTM/SSGTM、Consent Mode v2(同意モード v2)適合 Trust 360

この3観点を比較することで、費用と制約、法的要求、運用の実現性を同時に評価できます。

既存CMPからの移行は「棚卸し→実装テスト→KPI運用」

移行は現状の可視化から着手すると失敗が減ります。以下の最短ルートを推奨します。

  1. タグ・計測の棚卸し(配信目的・ベンダー・発火条件・外部送信の把握)
  2. 同意設計(同意粒度、UI、連携先、計測要件の確定)
  3. 実装/テスト(GTM/SSGTMでの発火制御とConsent Mode適合、ゼロクッキーロード検証)
  4. 移行切替(本番リリース、同意ログ監査性の確認)
  5. KPI運用(同意取得率・デバイス/流入別・A/BテストでUI最適化)

次の表では、短期導入向けの移行ミニマムプランを整理しています。

フェーズ 主要タスク 担当/関与 成果物 参考
棚卸し タグ/SDK/計測の一覧化、外部送信の洗い出し 情報システム/マーケティング/法務 現状台帳・データフロー 外部送信規律ガイダンス
設計 同意カテゴリ、UI、ログ保存、連携マッピング マーケティング/法務/ベンダー 同意ポリシー・設計書 Trust 360について
実装/テスト GTM/SSGTM設定、Consent Mode適合、タグ順序/遅延確認 ベンダー/伴走企業 検証記録・テストケース Trust 360
切替 本番反映、アラート/ロールバック手順 情報システム/ベンダー リリースノート 導入フロー
運用 KPIダッシュボードで同意率/離脱を監視、UI改善 マーケティング/CS 月次レポート 料金プラン/機能

乗り換え支援の最新情報も実務メリット

既存CMPからの再構築需要は継続しています。2025年5月公開の初期費用無料などを含む「乗り換え支援キャンペーン」は、短期移行の実務コストを圧縮できます(申込期限あり)。まずは一次情報をご確認ください。

今日から動くための次の一手

  • 価格/法対応/連携の3点を確認し、導入/移行のGo判断を下す
  • タグ棚卸しテンプレートを作り、各部門から現状を収集
  • SSGTM/Consent Modeの要件を伴走企業と擦り合わせ(ITP環境での持続性も確認)
  • 同意UIのA/Bテスト計画を立て、ダッシュボードKPIに組み込む

結論:まずは価格・法対応・連携の3点で適合性を絞り込み、棚卸し→実装テスト→KPI運用の順で動き、必要に応じて日本語伴走の支援を組み合わせるのが最適解です。

「cmpツール」の製品比較表

※税込と表記されている場合を除き、全て税抜価格を記載しています

  • 製品名
  • 注目ポイント
  • 料金プラン
  • プラン名金額
  • 無料トライアル
  • 最低利用期間
  • 基本的な機能
    • 同意の取得
    • データ管理
    • 外部連携
    • API連携
    • タグマネージャー型連携
    • 同意取得バナーの表示
    • ゼロクッキーロード
    • ダッシュボード機能
  • サービス資料
  • 無料ダウンロード
  • ソフト種別
  • サポート
取得~管理を一元化
初期費用 ¥110,000 (税込)
月額費用 ¥55,000 (税込)
1年
Trust 360の資料サムネイル
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
備考
※契約形態やドメイン数・PV規模で個別見積もり
利用料金 要相談
備考
※契約形態やドメイン数・PV規模で個別見積もり
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
利用期間の最低制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
利用料金 要相談
利用期間の最低制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
スモール 12ユーロ
備考
ドメインごとの価格で、月額制です。
ミディアム 28ユーロ
備考
ドメインごとの価格で、月額制です。
ラージ 49ユーロ
備考
ドメインごとの価格で、月額制です。
利用期間の最低制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
利用期間の最低制限なし
オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
フリープラン 0円
備考
表示形式:1種類
登録可能URL:1URL
UU表示数:1000UU/月
外部サービス追加機能:×
表示文言修正機能:×
有料プラン 要相談
備考
表示形式:4種類
登録可能URL:10URL~
UU表示数:50000UU/月
外部サービス追加機能:○
表示文言修正機能:○
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
利用料金 要相談
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 無料
フリー ¥0/月(税込)
備考
初期費用もかかりません
ベーシック ¥6,600/月(税込)
備考
中規模サイト向け
プラス ¥13,200/月(税込)
備考
大規模サイト向け
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /

価格や製品機能など、見やすい一覧表から、気になる製品をまとめてチェック!

よくある質問

Trust 360の料金体系と月間PV上限は?

公式プランは初期費用¥100,000・月額¥50,000(各税別)。月間500万PVまで定額で、超過時は別途見積です。税込金額と詳細は料金ページで確認できます。

Trust 360はどの法令(国内/海外)に対応しますか?

日本の個人情報保護法や電気通信事業法の外部送信規律に対応する専用サービスがあり、GDPRやCCPA/CPRAへの配慮も明示されています。制度の概要はEU・カリフォルニア州の公的情報が参考になります。

Trust 360はサーバーサイドGTM(SSGTM)に対応していますか?

公式のFAQにSSGTM対応の記載があり、サーバーサイド実装での運用も可能です。

Trust 360はGoogleのConsent Mode v2と一緒に使えますか?

Consent Mode v2はGoogleタグ側の設定でCMPと連携して動作させる仕組みです。Trust 360はタグ発火制御型CMPのため、GTM/SSGTM環境でConsent Mode v2を適用する設計が一般的です(設計はサイト要件に依存)。

Trust 360の主要機能(できること)は?

同意バナー、タグ発火制御、同意データの外部連携を中核に、ゼロクッキーロードやダッシュボード可視化が提供されています。

Trust 360は多言語対応できますか?

多言語対応は可能です。言語数によっては追加料金が発生する旨がFAQに記載されています。

Trust 360の導入フローはどう進みますか?

お問い合わせ後、要件ヒアリング→設計・設定→実装→運用開始という流れが一般的です。導入後もタグや設定の運用更新が想定されます。

Trust 360の導入企業や業種の傾向は?

公式ページで自治体・製造・人材・小売・SaaS/セキュリティなど多様な導入企業が掲載されています(例:和歌山県白浜町、理想科学工業、クオカード、フォーラムエンジニアリング等)。

Trust 360で外部送信規律(通知・公表)の運用は支援されますか?

「Trust 360 電気通信事業法対応」として通知・公表の整備を支援する専用ページが用意されています。リリース告知も公表済みです。

Trust 360のデータ連携はどのように行えますか?

取得した同意ステータスを外部システム(CDP/CRMや分析・広告基盤など)へ連携可能と案内されています。

Trust 360導入前に準備すべき情報は?

概算見積りと設計精度のため、想定PV・タグ棚卸し・連携先の要件を整理しておくとスムーズです(タグ発火制御・連携が主要機能のため)。

Trust 360から他社CMP/他社CMPからTrust 360へ乗り換える際の注意は?

料金・法対応・連携方式の3点を初期チェックし、棚卸し→実装テスト→KPI運用で移行するのが実務的です。外部送信規律やConsent Mode v2の要件も並行確認を推奨します。

目次

おすすめ比較一覧から、
最適な製品をみつける

カテゴリーから、IT製品の比較検索ができます。
2019件の製品から、ソフトウェア・ビジネスツール・クラウドサービス・SaaSなどをご紹介します。

すべてみる