製品を導入することになった背景

LINEは、ビジネスメタデータの可視化とデータの民主化を推進するために、データ活用環境の整備に注力。しかし、分散したビジネスメタデータの収集・可視化が課題でした。この課題解消のために、データカタログ構築を視野に入れ、ETLツールの選定が必要となりました。

導入前に企業が抱えていた課題

LINEは、巨大なデータ量と多岐にわたるサービスのために、ビジネスメタデータの透明性が不足。データの適切な活用が難しく、特に個人情報の管理が課題となっていました。データの位置や契約状況の不透明さは、ビジネス効率の向上と法令対応にも影響を与えていました。

導入前の課題に対する解決策

LINEは、データ民主化の戦略の一環として、ビジネスメタデータの明確な管理を目指しました。これには、データの透明性向上とメタデータの収集・可視化が必要でした。インフォマティカの「Axon Data Governance」と「Enterprise Data Catalog」を活用して、ビジネスメタデータとシステムメタデータを統合的に管理するデータカタログを構築することを決定しました。

製品の導入により改善した業務

製品の導入により、LINEはビジネスメタデータの収集と透明性向上を実現。個人情報の安全な管理や法改正への対応が容易になり、業務効率が向上しました。データ民主化の推進により、社員はデータにアクセスしやすくなり、ビジネスコンサルタントのサポートを受けながら新たなデータ活用が進展。LINEは、データの民主化を通じて「Life on LINE」のビジョンをより良い形にする一歩を踏み出しました。