製品を導入することになった背景

住友重機械工業株式会社様は、総合機械メーカーとして世界品質のソリューションを提供し続けています。最先端のテクノロジーを駆使し、生産現場から物流、医療、宇宙事業など、多岐にわたる分野で人々の生活を支えてきました。これまでの新人研修は、全員を一箇所に集めて行われていましたが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、20年度の研修において大きな課題が生じました。

導入前に企業が抱えていた課題

新型コロナウイルスの影響を受け、20年度の新人研修は急遽eラーニングに切り替えられました。この結果、新入社員は研修中に一人で講座を受ける状況となり、180名の同期同士のつながりを作ることができなくなりました。また、学生から社会人への意識の切り替わりが例年よりも遅れるという課題も生じました。これらの問題を解決するための新しい研修方法が求められていました。

導入前の課題に対する解決策

21年度の新入社員研修において、リモート環境でも新入社員同士や人事担当者との交流ができるプラットフォームの導入が検討されました。その中で、弊社のLMSが選ばれました。このLMSは、eラーニングの標準的な機能に加え、新入社員同士がコミュニケーションを取ることができる機能も備えており、価格面でも他社のサービスよりも手頃でした。これにより、新入社員はインプットだけでなくアウトプットも行いながら、自分のペースで学習を進めることができるようになりました。

製品の導入により改善した業務

eラーニングの導入により、新入社員の学習ペースや受講状況を確認することが可能となりました。また、理解度アンケートを簡単に取ることができるようになり、新入社員の学習の理解度を把握することが容易になりました。さらに、eラーニングやLMSはコロナ禍での研修対応策として導入されましたが、今後も対面とリモートを組み合わせたハイブリッドな研修の実施が検討されています。これは、eラーニング導入の大きな効果として感じられています。