製品を導入することになった背景

東日本高速道路株式会社様は、東日本地域で高速道路の管理事業や建設事業、サービスエリア事業、高速道路関連ビジネスを展開しています。特に、高速道路を建設するための用地取得を主に担当する用地部門の研修をeラーニング化するため、弊社のLMS(LearningWare)を導入することとなりました。新型コロナウイルスの影響で、全国からの大人数を集める研修の開催が難しくなったことが、この決断の大きな要因となりました。

導入前に企業が抱えていた課題

東日本高速道路株式会社様の当部門は、若手社員の育成に集合研修を主に活用していました。しかし、新型コロナウイルスの影響で大人数の研修が難しくなり、一部の研修をオンラインのWEB会議ツールに切り替えて対応する必要が出てきました。このような状況下で、業務上の基礎となる座学部分の講義をeラーニング化することを検討し始めました。

導入前の課題に対する解決策

eラーニング化を進める中で、既存の研修で使用していた資料を活用することが可能となりました。学習や理解度の把握を効率的に行うことで、学習フォローが容易になるとともに、在宅勤務にも適したeラーニングの導入が考えられました。受講者の操作が煩雑であると学習効果が低下するため、視認性の高い画面や簡単な操作性を持つシステムの導入を重視しました。また、管理者側では、LMSの担当者が変わっても継続的な運用ができるように、講座の作成や受講者の登録がスムーズに行えるシステムを選択しました。

製品の導入により改善した業務

LearningWareの導入により、既存の研修資料と併用して「パワーポイント資料のみ」「パワーポイント+音声」「撮影した講義動画」など、多様なeラーニング研修コンテンツの作成が可能となりました。1年目社員と3年目社員の学習ニーズが異なるため、これらのコンテンツを社員の属性に合わせて組み合わせ、効率的な学習を実現することができました。