製品を導入することになった背景

EIKOH VIETNAM様はハノイで15年以上にわたり日本語センターを運営しており、日本法人の株式会社栄光が運営する「栄光ゼミナール」などの学習塾の経験・ノウハウに基づいた質の高い日本語学習サービスを提供しています。学生から先生への「もっと宿題をください」という要望が高まり、生徒が宿題を多くできて、先生も管理がしやすい方法を検討していました。この背景から、eラーニングシステムを最大限に活用して学習環境を改善・強化することを決意しました。

導入前に企業が抱えていた課題

EIKOH VIETNAM様の学生は、日本語学習に非常に意欲的で、特待生制度などを設けていることもあり、多くの学生が時間を作って積極的に宿題に取り組んでいました。しかし、学生からの「もっと宿題をください」という声が高まっていたため、宿題の提供や管理に関する課題が浮き彫りとなりました。また、日本語の教材やカリキュラム、先生の不足などの問題も存在していました。

導入前の課題に対する解決策

日本のEIKOH(栄光)でのeラーニングの利用経験を基に、ベトナムでのeラーニングの導入を検討していました。しかし、日本のシステムはベトナム語に対応していなかったため、現地で利用可能なシステムを探していたところ、プロシーズのLearningWareを発見しました。LearningWareは日本製であり、ベトナム語にも対応しているため、これを導入することで、EIKOH VIETNAM様が求めていたeラーニングの推進が可能となりました。

製品の導入により改善した業務

LearningWareの導入により、EIKOH VIETNAM様は各クラスのカリキュラムに合わせた宿題を多く登録し、学生が積極的に学習できる環境を整えることができました。特に、日本語の聴解問題を多く登録し、これにより市販のテキストにはない問題にも取り組むことができるようになりました。また、掲示板機能を利用して学生との交流も活発化しました。この結果、多くの学生がJLPT試験(日本語能力検定試験)に合格することができ、eラーニングの効果を実感することができました。