製品を導入することになった背景

株式会社野田市電子は、業務プロセスの合理化と簡素化を目指し、RPAの可能性を探っていました。2019年にRPAの普及が進む中、情報収集を重ねた結果、自社の業務効率化に「Autoジョブ名人」の導入を決定しました。製品の特長、導入の進め方、ポイントの説明が決め手となり、開発が視覚的でわかりやすく、サポート体制の充実も魅力でした。

導入前に企業が抱えていた課題

株式会社野田市電子は、環境分析事業部での報告書作成業務において、手書きでの入力作業や、複数の報告書への情報転記に多大な時間が必要でした。特に、1案件当たりの報告書作成には最大780分を要し、入力ミスの防止のための確認作業も含め、業務には大きな負荷がかかっていました。

導入前の課題に対する解決策

この課題を解決するため、「Autoジョブ名人」を導入し、報告書作成を自動化しました。手書きの依頼書・受付書をExcelに入力したデータを基に、報告書の作成をRPA化。これにより、報告書作成の時間を大幅に削減し、ヒューマンエラーの減少、他業務への集中が可能になりました。

製品の導入により改善した業務

「Autoジョブ名人」の導入により、報告書作成業務が大幅に効率化され、年間516時間の削減が実現しました。1つの報告書作成が2分程度に短縮され、月平均で105分、または42.3時間の削減が達成されました。これにより、社員が他の重要業務に集中できるようになり、業務の質の向上にも寄与しています。