製品を導入することになった背景

コニカミノルタジャパン株式会社は、複合機メーカーであるコニカミノルタ株式会社の国内販売機能を担当しています。デジタルマーケティング営業部では、B2B企業のデジタルマーケティングを支援するサービスを提供しています。自社での営業プロセスの改革やデジタルマーケティングの活動を体系化した結果、他社にも提供することを決定しました。セミナーでのリード獲得やマーケティングオートメーションツール『Pardot』の活用が進められていましたが、セミナーの開催数を増やすことが難しく、インバウンドリードの増加やMAを活用したリード獲得が必要と感じられました。

導入前に企業が抱えていた課題

コニカミノルタジャパン株式会社は、セミナーでの効果を実感していましたが、開催数を増やすことが難しかったため、インバウンドリードの増加やMAを活用したリード獲得が求められていました。また、メールマーケティングの強化を目指していましたが、顧客のニーズや属性に応じた適切なメール配信ができない状況でした。これは、メールを出し分けるセグメンテーションに必要な企業属性データが不足していたためでした。

導入前の課題に対する解決策

コニカミノルタジャパン株式会社は、顧客のニーズを特定できる企業属性データの不足を感じていました。この課題を解決するために、FORCASを知り、導入を検討しました。FORCASは、売上や従業員数だけでなく、他には無い「シナリオ」データを提供しており、これがコニカミノルタジャパン株式会社のターゲティングと相性が良いと判断されました。特に、「MAを利用している」という情報や、企業が利用しているWebサービスが分かるデータは、ターゲティングの質を向上させるために非常に有用でした。

製品の導入により改善した業務

FORCASの導入により、コニカミノルタジャパン株式会社は、配信先を分けてターゲティングメールを送ることで、開封率やクリック率が大きく上昇しました。また、展示会への出展を検討している企業をターゲットとした施策では、以前の3倍以上の獲得効率でセミナー集客が実現されました。さらに、メールマーケティングの強化により、オプトアウトがほぼゼロに低減され、顧客とのコミュニケーションの質が向上しました。