製品を導入することになった背景

トランスコスモス株式会社のDI本部は、2020年初頭、コロナウイルスの緊急事態宣言が出る前にリモートワークの推進を決定しました。これまでの働き方とは異なり、目の前で働いているメンバーの姿が見えない環境での労働状況の把握が必要となりました。そのため、メンバーの労働環境を適正に保つ方法を早い段階から検討し始めました。

導入前に企業が抱えていた課題

DI本部には、WEBやデジタルプラットフォームなどの業務に関わる約1,600名のメンバーがおり、その中には仕事好きな人が多かったため、過重労働の問題が存在していました。リモートワークの導入により、家での長時間労働が増えることを懸念し、メンバーの健康を守るための検証ツールの導入が必要となりました。

導入前の課題に対する解決策

トランスコスモス株式会社は、メンバーの労働状況を正確に把握するためのツールとして「MITERAS仕事可視化」を選択しました。このツールは、アプリケーションの利用状況を確認できる機能を持っており、それが導入の決め手となりました。また、機能面でのシンプルさやコスト面での優れた点も導入の理由として挙げられます。

製品の導入により改善した業務

「MITERAS仕事可視化」の導入により、管理者は週単位で勤務時間とPC稼働時間の差異を確認することができるようになりました。乖離が大きいメンバーに対しては、仕事内容の確認を行い、労働時間に対する意識を高めることができました。また、夜遅くの連絡や長時間の勤務が続くメンバーについては、アプリケーションの利用状況やキーボードの打鍵数を確認することで、客観的な判断が可能となりました。