製品を導入することになった背景

SCSK株式会社は、2017年に中期経営計画の一環として全社的な業務効率化を目指しておりました。しかし、業務プロセスの標準化と基幹システムの改修には膨大な時間とコストが必要で、現実的な選択肢ではありませんでした。そこで、短期間でのプロセス標準化と大幅な省力化、作業品質の均一化を実現できるインテリジェントオートメーションの導入が検討されました。

導入前に企業が抱えていた課題

SCSK株式会社は、属人化が原因で部署や担当者ごとに処理が異なるプロセスの標準化に苦戦していました。また、基幹システムの改修に伴う時間とコストの負担も大きな課題でした。さらに、適切なソリューションを選定しなければ、管理作業そのものが新たな負担となるリスクも抱えていました。

導入前の課題に対する解決策

多くのソリューションが候補に挙がりましたが、SCSK株式会社は12,000人以上の従業員を持つ大企業として、現在の課題に最も適したソリューションを選ぶ必要がありました。その結果、インテリジェントオートメーションの導入としてBlue Prismが選ばれ、その機能と柔軟性により、業務プロセスの効率化と品質向上が期待されました。

製品の導入により改善した業務

Blue Prismの導入以来、SCSK株式会社では8つのデジタルワーカーが稼働し、ITマネジメント事業部門をはじめとした6部門で基幹システムのデータ登録業務とデータ取得業務に活用されています。特にITマネジメント事業部門では、年間で約96人月/14,400時間の作業時間が削減され、効率化と品質の向上が実現されました。