製品を導入することになった背景

学校法人日通学園 流通経済大学(以下、RKU)は、キャンパス間の効率的な管理と意思決定の迅速化を目指し、事務組織の統合を進めました。この大規模な変更は、学生の利便性を重視し、教育の質の向上を図るためのものでした。しかし、紙ベースの稟議書のやり取りには時間がかかり、プロセスの透明性に欠けていました。このため、RKUはX-pointの導入を決定し、電子化による業務効率の改善と意思決定プロセスの加速を実現しました。

導入前に企業が抱えていた課題

RKUは、紙ベースの稟議書の回付が主流で、キャンパス間での文書の移動に依存していました。このプロセスは時間がかかり、承認の遅延や書類の行方不明などの問題が発生していました。また、稟議書の承認プロセスの不透明性は、効率性と迅速な意思決定の障害となっていました。

導入前の課題に対する解決策

これらの課題を解決するために、RKUはX-pointを導入することを決定しました。X-pointは、紙の稟議書のイメージを維持しながら、電子化による直感的な操作が可能で、複雑な承認ルートにも柔軟に対応できる点が評価されました。また、既存のグループウェアとの連携も可能で、導入のハードルが低かったことも決定要因でした。

製品の導入により改善した業務

X-pointの導入により、稟議書の処理時間が大幅に短縮され、最長で2週間かかっていたものが1~2日にまで短縮されました。また、承認プロセスの透明性が向上し、書類の現在位置や承認状況がリアルタイムで確認できるようになりました。これにより、意思決定の迅速化と業務効率の大幅な改善が実現されました。