製品を導入することになった背景

ADインベストメント・マネジメント株式会社では、過去10年以上の業務データが基幹システムに蓄積されていましたが、これを十分に活用することができていませんでした。データを利活用する風土づくりに向け、BIダッシュボードの導入が検討されました。特に、データドリブン経営の推進と、DX(デジタルトランスフォーメーション)の第一歩として、業務効率化と高度化を目指す機運が高まっていました。

導入前に企業が抱えていた課題

社内の各部署が使用するデータを基幹システムから抽出し、Excelにまとめて提供する作業が時間がかかる上、属人化している問題がありました。また、Excelでのデータ管理では、状況に応じて変化する経営陣の要求に迅速に対応することが困難で、適切なタイミングでのレポート作成や、データからの新たな示唆の獲得に至らない状況でした。

導入前の課題に対する解決策

これらの課題を解決するために、ADインベストメント・マネジメント株式会社は、利用者目線での使いやすさを重視し、視認性と操作性が優れた「MotionBoard」を選択しました。MotionBoardは、Excelでは不可能だったデータの掛け合わせやドリルダウンを実現し、複数のデータを素早く俯瞰できる情報体制の構築を支援します。

製品の導入により改善した業務

MotionBoardの導入により、Excelで1時間かかっていたデータ抽出業務が約5分に短縮され、定型的な業務に割く時間の大幅な削減が実現されました。また、経営陣への報告が効率化され、必要な情報に短時間でアクセスできるようになりました。これにより、従来は作業に費やされていた時間を、より生産的な業務に割り当てることが可能になりました。