製品を導入することになった背景

トランスコスモス株式会社は、デジタルインタラクティブサービス本部において、海外も含め2,000名以上のメンバーが所属しており、それぞれの組織が異なる業務内容や働く場所を持っています。このような状況下で、どのように教育を提供していくかが課題となっていました。2017年から人材育成に携わる中で、この課題を解決するためのプラットフォームを探していたところ、UMUの存在を知り、2018年9月からトライアルを開始しました。

導入前に企業が抱えていた課題

トランスコスモス株式会社のデジタルインタラクティブサービス本部は、導入前に以下の課題を抱えていました。研修は組織内で一律に提供されており、業務内容が異なる部門には効果が出にくかった。部門ごとに求められる内容が異なり、育成部門の研修リソースが不足していました。また、各現場の知識を容易にコンテンツ化することができない状況でした。

導入前の課題に対する解決策

UMUの導入を検討する中で、トランスコスモス株式会社は以下の期待を持ちました。本部全体への学習コンテンツの提供を最大化・高速化すること、遠隔地での研修提供の効果を最大化すること、そして知財の共有・交流機能を活用して、学び合う環境をUMU上で構築することでした。これにより、部門ごとに能動的な学習を進める組織を目指しました。

製品の導入により改善した業務

UMUの導入により、トランスコスモス株式会社は育成部門の仕掛けをUMU化し、コンテンツの作成と蓄積が効率的に行えるようになりました。初年度には「量の最大化」と「拠点との差の是正」の目標を達成しました。また、少人数で場所や職種を問わずにコンテンツを構築し、迅速に拡大することができました。2020年度には、コロナ禍の中でもリモート研修をスムーズに実施することができ、本部内でUMUを利用する文化が根付きました。