製品を導入することになった背景

株式会社玉寿司は、老舗寿司屋「築地玉寿司」を運営しており、2017年には企業内研修「玉寿司大学」を開校するなど、人材育成に注力してきました。しかし、はがきによるお客さまのアンケートを行っていたものの、デジタル化されていなかったため、効率的なフィードバックが難しかった。この課題を解決するため、デジタルでのアンケート実施方法を模索していたところ、UMUという製品を知り、2019年に導入を決意しました。

導入前に企業が抱えていた課題

株式会社玉寿司は、はがきを使用してお客さまからのアンケートを収集していましたが、その内容を一つ一つエクセルに入力する作業は非常に手間がかかっていました。また、主にマイナスの意見の確認に使われており、プラスの意見をフィードバックする機会が少なかった。このような方式では、お客さまからの実際の声を効率的に取り入れることが難しく、デジタル化の必要性を感じていました。

導入前の課題に対する解決策

株式会社玉寿司は、デジタルでのアンケート実施方法を模索していた際に、UMUという製品を知りました。UMUはQRコードを使用してアンケートを取ることができる点が魅力的でした。また、UMUの「AIコーチング」機能を活用することで、接客技術の向上やスタッフ間のベストプラクティスの共有も可能となりました。これにより、店舗ごとの接客練習の様子を共有し、組織全体の接客技術の向上を目指すことができるようになりました。

製品の導入により改善した業務

UMUの導入により、株式会社玉寿司は接客技術の向上を実現しました。特に、AIコーチングを通じて、各店舗の代表スタッフが「限定入荷」としてのおすすめ商品の動画を共有し、他のスタッフとの間で接客の手法を共有することができるようになりました。この結果、お客さま1000人当たりの限定入荷の注文数が倍以上に増加し、業績が向上しました。また、スタッフ間のコミュニケーションも活発化し、帰属意識が高まるなど、組織全体の向上を実感することができました。