製品を導入することになった背景

新潟市は、「働き方改革」への取り組みとして1年間におよぶテレワークの実証実験を試行しました。この実証実験の中で、新型コロナウイルス感染拡大防止対策の緊急テレワークにおいても、ソリトンシステムズのリモートデスクトップソリューションが大きな効力を発揮しました。

導入前に企業が抱えていた課題

新潟市はテレワークの導入を検討していましたが、セキュリティや操作性の問題がありました。特に、総務省の示す『テレワークセキュリティガイドライン』などの指針に準じたセキュリティ対策が求められていました。

導入前の課題に対する解決策

新潟市は複数のシステムを検証した結果、ソリトンシステムズの「Soliton SecureDesktop」を採用しました。この製品は画面転送型の仕組みであり、庁内のデータを庁外へ持ち出せないため、安全にテレワークができます。また、電子証明書と組み合わせた多要素認証の仕組みも導入され、セキュリティが確保されました。

製品の導入により改善した業務

新潟市のテレワーク導入により、新型コロナウイルスの感染拡大時にも東京事務所で交代制の在宅勤務を実施することができました。また、テレワークの際、職員はVPNを用いることなく、最小限のシンプルな操作で職場と同じ環境での作業が行えるようになりました。これにより、職員数約5,500名のうち、およそ15%の職員がテレワークを経験しています。