製品を導入することになった背景

株式会社きつつき工房は、インターネット広告業から小売・製造業へと事業をシフトしました。この大きな転換に伴い、従来のExcelによる在庫管理では、輸入商品の正確な管理が難しく、特に輸入に関わる多様なコストの把握や、正確な在庫数の確認ができず、事業運営において重要な判断を下す上で信頼できるデータが得られない状況にありました。そこで、信頼性の高いデータ管理が可能で、かつ操作が簡単なシステムを導入する必要が生じ、会計士の紹介でzaicoを知ることとなりました。

導入前に企業が抱えていた課題

株式会社きつつき工房は、Excelでの在庫管理により、商品の仕入れ単価や発注数、エラー数などの正確な管理が困難でした。履歴の追跡が不可能で、正しい数や原価の把握ができず、在庫数の不明確さから欠品リスクを常に抱える状況でした。また、在庫管理に多大な時間を要しており、その工数は1日2時間にも及んでいました。

導入前の課題に対する解決策

この課題を解決するため、株式会社きつつき工房はzaicoを導入しました。zaicoは、会計ソフトfreeeとの連動が可能で、一元管理が実現できる点、そして使い勝手の良さが決め手となりました。zaicoにより、履歴が追跡可能になり、正確な数字の把握が可能となったこと、在庫数の的確な管理により欠品リスクが回避できるようになったことが、導入の主な理由です。

製品の導入により改善した業務

zaicoの導入により、株式会社きつつき工房の在庫管理工数は2時間から20分へ大幅に短縮され、在庫の正確な把握が可能となりました。また、在庫数がリアルタイムで管理できるようになったため、欠品リスクが軽減され、必要な時に必要な量の発注が可能となりました。さらに、関税や輸送費などの追加コストも考慮した原価計算が可能となり、赤字リスクの回避に大きく寄与しています。これにより、事業の効率化とリスク管理の大幅な改善が実現しました。