製品を導入することになった背景

安全性向上をスローガンに掲げるNEXCO 中日本は、道路上の安全だけでなく、取り扱う機密データや個人情報に関しても安全な取扱いを徹底しています。日本の大動脈である高速道路運営の現場における情報セキュリティ対策として、MylogStarのログ管理が導入されました。東京都から滋賀県までの高速道路の建設・管理・運営を行うNEXCO 中日本は、安全を最優先に考えた体制づくりを進めています。

導入前に企業が抱えていた課題

NEXCO 中日本は、2005年の設立当初からセキュリティ強化を目的とした操作ログの収集を行っていました。しかし、仮想化技術が注目される中、一部のシステムでCitrix XenDesktopによる仮想デスクトップ技術の採用を検討した際、既存のログ収集ツールがシンクライアント環境に対応していないことが判明しました。

導入前の課題に対する解決策

既存のログ収集ツールのシンクライアント環境への非対応を受けて、代替製品の選定が必要となりました。NEXCO 中日本は、リプレース候補となる製品について、機能・運用性・コスト・保守性など220項目に及ぶ調査を行いました。その結果、シンクライアント対応のログ収集ツールとして、MylogStarが最も要求を満たしていることが確認されました。

製品の導入により改善した業務

MylogStarの導入により、シンクライアント環境のログ収集が可能となり、運用性も向上しました。以前はログデータをテキスト形式で蓄積していたが、MylogStarはデータベースを利用してログデータの蓄積を行い、データの取り扱いが容易になりました。また、取得するログの種類が増加し、業界トップクラスの15種類のログが取得できるようになりました。これにより、ユーザーの行動をより詳細に管理することができるようになりました。