製品を導入することになった背景

GO株式会社(旧:株式会社Mobility Technologies)では、社内稟議の大部分が口頭での承認で行われていました。しかし、従業員数が増加するにつれ、誰が何を決裁しているのかが不明瞭になり、特に50名を超えた際には、承認プロセスの透明性が欠如していました。この状況を改善するため、分かりやすいルールとフローを持つシステムの導入が必要とされました。

導入前に企業が抱えていた課題

従業員が上司から直接、口頭で承認を得ていたため、誰がどの稟議を承認したのかの追跡が困難でした。また、上司が忙しいために承認を忘れることが多く、組織全体としての課題が顕在化していました。さらに、従業員数が増えると、全体を俯瞰しての管理が不可能になり、バックオフィスでは誰がどの請求を承認したのかがわからない状況が続いていました。

導入前の課題に対する解決策

システムの選定にあたっては、カスタマイズ性が重視されました。ジョブカンは、管理者が柔軟にカスタマイズできる点、そして事務スタッフにとって使いやすいインターフェースを提供していたため選ばれました。また、ジョブカン勤怠管理システムとの連携が可能で、共通のログインIDでアクセスできる利便性も決定要因となりました。

製品の導入により改善した業務

ジョブカンの導入により、外出中でも申請や承認が容易になり、業務の滞りが解消されました。特に、上限金額の設定機能により、経理のチェック作業が大幅に削減され、経費精算処理の効率化が実現しました。これにより、従業員は業務に集中し、企業全体の生産性向上に寄与しています。