製品を導入することになった背景

『モトクル』は、バイクに特化した写真共有型のSNSとして運営されているサービスです。サービス開始当初はWebサービスとして展開されていましたが、2018年の春にアプリをローンチしました。その後、会員数は80,000人、ダウンロード数は15万件を突破しました。しかし、ユーザーのアプリ内行動が可視化されておらず、コミュニケーションの最適化が困難でした。この課題を解決するために、『Repro』というアプリマーケティングツールを導入することを決意しました。

導入前に企業が抱えていた課題

『モトクル』のグロース担当者は、ユーザーのアプリ内行動が可視化されていないという大きな課題を抱えていました。このため、ユーザーとのコミュニケーションが最適化できず、MAUや継続率が伸び悩んでいました。また、無料のツールを使用していたが、その機能に限界を感じていました。具体的には、ユーザーのセグメントを分けずに一方的な「お知らせ」を一括で送るしかできない状況でした。

導入前の課題に対する解決策

グロース担当者は、『Repro』の導入を検討する中で、そのUIが非常にわかりやすく、導入実績が豊富であることを評価しました。また、セールス担当の方の熱意や、具体的な施策や活用方法の提案に感銘を受けました。『Repro』の導入により、ユーザーセグメントに応じたプッシュ通知など、リテンションレートを高める施策を実施することができるようになりました。

製品の導入により改善した業務

『Repro』の導入後、『モトクル』はユーザーセグメントに応じたプッシュ通知を中心に、リテンションレートを高める施策を展開しました。その結果、導入1年でMAUは前年比150%にまで改善されました。さらに、『モトクル』と『グーバイク』のアプリ間相互プロモーション施策も実施し、社内資産をサービスの枠を超えて有効活用する新たな方法を見つけました。この施策は、『Repro』が『モトクル』と『グーバイク』の両方に導入されていたため、実現できました。