製品を導入することになった背景

株式会社栃木ニコン様は、1963年にNIKKORレンズの製造を開始し、ニコングループの中核企業としてレンズ生産拠点としての役割を果たしてきました。その中で、基幹システムのリプレイスが進行中であり、新しい基幹システムとシームレスに連携できる発注・検収システムの導入が必要となりました。これまでの作業フローを維持しつつ、新たなシステムへの移行を希望していました。

導入前に企業が抱えていた課題

株式会社栃木ニコン様は、資材システムを使用して発注から検収、在庫管理までの業務を行っていました。しかし、新しい基幹システムとの連携が難しく、新たなシステムの導入が必要となりました。また、これまでの作業フローを変更せずに新システムへの移行を希望していたため、既存のシステムに近いものを探していました。

導入前の課題に対する解決策

EPCUSは、作業フローが似ている点で株式会社栃木ニコン様の要求を満たしていました。しかし、主に発注から検収の部分のみを使用するため、不要な機能は削除する必要がありました。さらに、基幹システムとの連携や、自動FAX送信、在庫品発注などの追加機能が必要でした。これらの要件を満たすために、EPCUSのカスタマイズが行われました。

製品の導入により改善した業務

EPCUSの導入により、購買担当の5名が1日に100件ほどの検収をスムーズに入力することが可能となりました。特に、午前中の着荷が多い時間帯においても、処理が集中してもスムーズに業務を進めることができました。また、テンキーのみで連続して検収処理ができるようにカスタマイズされたことで、作業効率が大幅に向上しました。さらに、検収入力画面の操作性も向上し、以前のシステムよりも使いやすくなりました。