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IT資産管理ツール20選を比較!デジタル化に必須の理由と選び方を解説

目次

デジタル化が進んだ現代、企業のIT資産管理に悩んでいる方は多いのではないでしょうか。従来のExcelでのIT資産管理に限界を感じている方は、ぜひIT資産管理ツールの導入を検討してみてください。IT資産管理ツールでは、ハードウェアやソフトウェア、ライセンスやアカウントなどを一元管理することで業務の効率化を実現できます。

しかし、IT資産管理ツールにはさまざまな機能と種類があるため、自社の業種や業態、規模に適した製品を選ぶことが重要です。本記事では、IT資産管理ツールの概要や機能、具体的な導入メリットや製品の選定ポイントなどについて丁寧に解説します。「デジタル化の窓口」が厳選したおすすめIT資産管理ツールも紹介するため、ぜひ参考にしてみてください。

「IT資産管理ツール」の製品比較表

※税込と表記されている場合を除き、全て税抜価格を記載しています

  • 製品名
  • 料金プラン
  • プラン名金額
  • 無料トライアル
  • 最低利用期間
  • 基本的な機能
    • ソフトウェア管理
    • 一元管理
    • ログ収集
    • データ削除
    • 操作利用制限
    • 台帳作成
    • リアルタイム収集
    • スマホ管理
    • ライセンス管理
    • ファイル配布
    • 国産ソフト
    • PC管理
    • テレワーク支援
    • 不正機器検知
    • リンク管理
    • 履歴管理
    • ネットワーク検知
    • リモート管理
  • サービス資料
  • 無料ダウンロード
  • ソフト種別
  • サポート
初期費用 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
利用料金 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
ITデバイス&SaaS管理プラン 要相談
備考
対象ID数の利用料のみ
アウトソーシングプラン 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
利用料金 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
制限なし
クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
利用料金 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
制限なし
クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
利用料金 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
利用料金 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
制限なし
オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
本体 10,000円
備考
※100ライセンスの場合
※1ライセンスあたり
※対応OS:Windows・macOS
BizMobile Go! オプション(MDM) 3,600円
備考
※1ライセンスあたり
※対応OS:iOS・iPadOS・Android
制限なし
オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
基本料金 6,000円~
機能利用料 利用機能数 × 台数 ×100円~
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
利用料金 要相談 
備考
問い合わせ後にヒアリング
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
利用料金 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
利用料金 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
制限なし
クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
本体 900円/1ライセンス
備考
※100ライセンスの場合
※最小5ライセンスから
※初期費用0円
BizMobile Go! オプション(MDM) 300円/1ライセンス
備考
※最小5ライセンスから
※初期費用0円
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
料金 要相談
制限なし
クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
備考
※最低契約数50台
要相談 要相談
備考
※最低契約数50台
制限なし
クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
利用料金 要相談
制限なし
オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
ライトA 3,600円/台(年間利用料)
備考
iOS・Android
ライトB 4,800円/台(年間利用料)
備考
Windows・macOS
ベーシック 6,000円/台(年間利用料)
備考
Windows・macOS
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
利用料金 要相談
備考
※基本サービスは最低20ライセンスから
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
利用料金 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
制限なし
クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
Light 40,000円 ~ 60,000円/月額
備考
管理対象資産数:1,000まで
Standard 60,000円 ~ 280,000円/月額
備考
管理対象資産数:1,000~50,000
Enterprise 要相談
備考
管理対象資産数:無制限
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
料金 要相談
制限なし
なし 
電話 / メール / チャット /

価格や製品機能など、見やすい一覧表から、気になる製品をまとめてチェック!

IT資産管理ツールとは

IT資産管理ツールとは、ハードソフトやソフトウェアなどを中心としたIT関連の社内資産を管理するソフトです。ハードソフトの代表例はPC本体やモニター、社内用スマートフォン、プリンターなどです。また、ソフトウェアの代表例はiOSやAndroidなどのOSや企業ですでに導入しているチャットツールや会計ソフトなどのアプリケーションです。他にもライセンスや利用しているアカウントの利用状況を把握でき、管理できます。

従来の管理方法では、今後も増加することが見込まれるIT資産を適切かつ効率的に管理することが難しくなるでしょう。将来的に必要となる可能性が高いならば、早めにIT資産管理ツールを導入することをおすすめします。これまで人的・時間的コストをかけてきた作業をツールが自動化してくれるため、企業の生産性も向上します。現代の企業にとって、今後の必要性と重要性が高まるツールといえるでしょう。

IT資産管理ツールが重要視されている2つの背景

社会のDX化が進み、企業で様々なITツールが使用されるようになったのと同時にそれらを一括管理できるIT資産管理ツールの注目度が高まってきています。本章では、現在IT資産管理ツールが重要視されている2つの背景について詳細に説明します。

  1. IT資産の増加で手動管理では不十分になっている
  2. テレワークの普及で情報管理の重要性が高まっている

1.IT資産の増加で手動管理では不十分になっている

IT資産は企業にとって重要な固定資産です。固定資産は会計処理を行うため、定期的な確認作業が必要です。さらにデジタル化が進んだ現代では、企業の保有するIT資産数は増加傾向にあります。従来のExcelなどを用いた手作業で膨大なIT資産を管理することは困難な状況になっているほか、人為的なミスも生じてしまいます。さらに、現状の管理状況が把握しにくいという問題点もあります。

2.テレワークの普及で情報管理の重要性が高まっている

テレワークの増加により、企業ではより一層情報管理の重要性が高まっています。IT資産のハードウェアを各従業員が自宅で管理することも増え、さまざまなリスクが高まっています。例えばPCを紛失して行方不明になるリスク、業務外利用でウイルスに感染するリスク、個人情報や機密情報が漏えいするリスクがあります。企業のコンプライアンス遵守はより重要視されているため、IT資産管理ツールでこれらのリスクを防ぐことは必要です。

IT資産管理ツールを導入するべき4つのケース


IT資産管理ツールがなぜ重要視されているかを見てきました。本章ではIT資産管理ツールをぜひとも導入するべき4つのケースについて紹介します。自社が抱えている課題にひとつでも当てはまるものがあれば、ぜひIT資産管理ツールの導入を検討してみてください。

  1. IT資産管理者の負担が大きいケース
  2. IT資産管理に無駄なコストがかかっているケース
  3. 企業のセキュリティ対策を強化したいケース
  4. 企業コンプライアンスを推進したいケース

1.IT資産管理者の負担が大きいケース

IT資産管理で取り扱う情報は多種多様で、数も膨大です。手動での管理では企業のIT資産の実態は把握しにくく、担当者の負担は大きくなってしまいます。さらに今後も増えることが見込まれるIT資産の管理業務は大変になるばかりです。現状の管理業務に限界を感じている、あるいは余裕がない方は導入を検討するべきです。

2.IT資産管理に無駄なコストがかかっているケース

IT資産管理業務では、企業が保有するハードウェア、ソフトウェア、ライセンスについての利用状況と過不足が生じているかどうかを把握している必要があります。手作業での管理では人的・時間的コストが無駄にかかってしまいます。この作業に人為的なミスが生じてしまうと、機器の適切な購入タイミングを間違えてしまったり、不要なライセンス契約を継続してしまったりするなど、無駄な出費が生じてしまいます。

3.企業のセキュリティ対策を強化したいケース

企業のIT資産に対するセキュリティ対策を強化して、個人情報や機密情報の漏えいや流出を対策することは必須です。PCの脆弱性対策だけでなく、外部デバイスを制御してUSBメモリによる情報の持ち出しを防ぎます。IT資産管理ツールにはセキュリティ関連機能が搭載されていることが多く、一元管理による効率の良いセキュリティ対策を実現できます。

4.企業コンプライアンスを推進したいケース

IT資産には個人情報や機密情報が含まれていることが多く、コンプライアンスに基づいた管理が必要になります。情報漏えいや流出が発覚した場合は、損害賠償や刑事罰などの短期的な損失だけではなく、社会的信用が失墜するという長期的な損失が生じる危険性があります。IT資産管理ツールでは管理が必要な情報を自動で収集するほか、ライセンス・契約情報と利用状況を照合することでこれらの危険性を未然に防ぐことができます。また、テレワーク下でもPCの稼働状況から勤務状況を把握し、従業員の労務コンプライアンス遵守にも役立てることもできます。

IT資産管理ツールの代表的な機能

IT資産管理ツールに搭載されている代表的な機能は下記の3種類に分類できます。本章ではそれぞれの機能について、具体的に効果などについて解説します。

  1. IT資産の情報収集&運用最適化
  2. ソフトウェア資産管理によるライセンス適正化
  3. セキュリティ対策の強化
  4. リモート管理
  5. デバイス制限管理
  6. セキュリティ診断

1.IT資産の情報収集&運用最適化

台帳管理機能とは、IT資産管理ツールに登録した情報を台帳で記録・管理する機能です。さらにネットワークに接続されている周辺機器情報も自動的に取得できます。そして管理している現在の状態と本来あるべき状態を照合させて、いち早く問題を発見、対処することができます。
インベントリ収集機能とは、IT資産が保有するPC・サーバー・周辺機器などのハードウェアとソフトウェアの型番や利用履歴などのインベントリ情報を自動で収集する機能です。手作業では大きくなる業務負担に対して、自動収集機能では業務負荷を大幅に削減できます。

2.ソフトウェア資産管理によるライセンス適正化

ソフトウェア資産管理機能では、複数のPCにソフトウェアを一括で配布し、自動でインストールさせることができます。さらにインストールしたソフトウェアのバージョンを常に把握し、アップデート情報を適切に管理できます。個人単位でアップデートの適用に制限をかけたり、一律のスケジュールを設定できたりします。
ソフトウェアのライセンスを自動集計し、管理台帳に起源や利用状況を記録できます。ライセンスの過不足を管理するため最適な購入量を選択できるほか、ライセンスの不正使用を自動検出するためコンプライアンス遵守につながります。また、不要になったソフトウェアやライセンスは一元的にアンインストールすることもできます。

3.セキュリティ対策の強化

IT資産管理では重要情報を扱うため、セキュリティ対策の強化は万全である必要があります。下記4つの機能はセキュリティ強化に有効であり、具体的にどのような機能があるのか確認していきましょう。

1.操作制限

アプリケーションのインストールやメール送信など、任意の操作に対して制限をかけられる機能です。制限をかけられる機能はPC単位、ユーザー単位などで自由に設定することができます。

2.操作ログ管理

アプリ稼働、印刷、ファイル操作、画面閲覧(ウィンドウタイトル)などPCの利用状況を記録します。「どのPCで」「誰が」「いつ」「どんな操作をしたか」を詳細に記録し、リアルタイムに管理者に通知が届くので、大きなトラブルを未然に防ぐことが可能です。

また操作違反があった際にはユーザーに警告通知が表示されるツールもあり、セキュリティモラルの向上を促すことによる再発の防止が期待できます。

3.セキュリティパッチ適用・分散配信

セキュリティパッチとは、ソフトウェアから発見された脆弱性を自動修正するプログラムを書くハードウェアに適用する機能です。セキュリティパッチはファイルサイズが大きく、全従業員が一斉にインストールすると企業内ネットワークに大きな負荷がかかってしまいます。分散配信ではネットワークへの負荷を軽減することができます。

4.死活監視

死活監視とは、サーバーやシステムが正常に作動しているかを定期的に確認する機能です。ユーザーの不正利用を感知した場合は、その情報が即座に管理者へ通知が到達します。異常を検知した場合は通知が到達するだけでなく、自動的にネットワークを遮断する機能が搭載されている場合もあります。

4.リモート管理

IT管理者はエンドユーザーのデバイスをリモートで確認・操作することができます。遠隔地にあるデバイスのメンテナンスやトラブルなどの問い合わせ対応が必要な時には、管理者は自身の端末をエンドユーザー端末へ直接接続して操作することができるため、状況確認や対応をスムーズに行うことが可能です。

管理者の移動時間や移動費用を削減し、さらに迅速な問題解決でエンドユーザーの不安を取り除きます。

5.デバイス制限管理

社内のデバイスを一元管理・利用制御でき、全ユーザーの不正利用を防止します。また、USBメモリ、スマートフォンなどの記憶デバイスの使用を制限し、重要な情報の持ち出し・漏洩を防ぎます。

機器や部署、ユーザー、設置場所ごとで制限内容を詳細に設定できるため、業務内容に沿った効率的な運用が可能になります。

6.セキュリティ診断

定期的にセキュリティ診断を行い、全デバイスの健康状態を一括チェックすることができます。「安全かどうか確認したい」、「サイバーセキュリティの強化を目指している」、「過去にサイバー攻撃を受けたことがあり再発防止がしたい」という企業様には必要な機能であるといえます。

また診断結果はレポート化されるため、どこに問題があるか、何を強化すべきかが一目瞭然になります。

IT資産管理ツールを導入するメリット5つ


企業がIT資産管理ツールを導入すると、下記5つのメリットを得ることができます。本章ではそれぞれの観点から、実務に役立つ具体的なベネフィットについて確認していきましょう。

  1. 企業が保有するIT資産を一元管理
  2. ソフトウェアの一斉配布・更新が可能
  3. セキュリティ対策の強化を実現
  4. IT資産の棚卸業務における負担を削減
  5. リプレースの際に予算の最適化を実現

1.企業が保有するIT資産を一元管理

企業内ネットワークに接続されているハードウェアの稼働状況、機器にインストールされているソフトウェアの情報を一元的に管理できます。ライセンスの運用数を最適化させてコストを抑えるなど、効率的な管理が実現できます。また、各端末のアップデート情報やインストールされているソフトウェアの情報も管理者が閲覧できます。これによりIT資産管理者の業務負担が大幅に減少し、効率的よく業務を行えるでしょう。

2.ソフトウェアの一斉配布・更新が可能

社用PCにインストールされているOSやアプリケーションのアップデートやセキュリティパッチ適用を計画的かつ一斉に実行できます。各従業員が各自で更新する必要がなくなり負担を軽減できるほか、更新忘れによるセキュリティホールの発生を防げます。もちろん、従業員が勝手にアップデートを行うことも防ぐこともできます。

3.セキュリティ対策の強化を実現

IT資産管理ツールにはセキュリティ対策強化のための機能が搭載されています。一元管理に基づき、許可されていないソフトウェアの操作制限、社外PCからのアクセス拒否を遠隔操作できます。不正アクセスや企業内部からの機密情報漏えいリスクを軽減させることができます。

4.IT資産の棚卸業務における負担を削減

棚卸業務とは、期末に商品等の在庫の数量を確認し、会計上の期末棚卸資産の金額を確定させるために行われる作業です。IT資産は固定資産に含まれるため、棚卸業務を定期的に実施する必要があります。IT資産の棚卸業務は周辺機器だけではなく、マウスやキーボード、コード類も含まれます。ツールの導入によって、取り扱う量と比例して大きくなる作業負担を軽減させることができます。また、IT資産管理ツールで登録しているIT資産はツール内の管理ファイルを台帳と代用することも可能です。

5.リプレースの際に予算の最適化を実現

社内で保有しているIT資産は固定資産であるため減価償却を行い、いずれは新しい機器と入れ替えるリプレースの時期がやってきます。リプレースでは相当の予算をあらかじめ確保しておく必要がありますが、IT資産管理ツールでは管理情報から購入適切数を導き出し、予算を最低限に抑えながら適切な導入時期を決定できます。ソフトウェアのリプレースではハードウェアのリプレースが必要になる場合がありますが、その場合も柔軟に対応した予算を導き出すことができます。

IT資産管理ツール導入に際して考慮すべきデメリット3つ

本章では、IT資産管理ツールの導入を検討する際に考慮すべきデメリットを3つ解説します。デメリットを把握したうえで、それらをうまくカバーしつつスムーズな導入と最適な運用を目指しましょう。

  1. コストがかかる
  2. IT資産を管理できる人材が必要になる
  3. エンドユーザーのITツールの使用範囲が制限される

1、コストがかかる

IT資産管理ツールの導入には一定のコストがかかります。サービス本体の料金だけでなく、導入するにあたっての環境整備やシステム作りにも手間とコストがかかるため、導入する効果とコストが釣り合うかをよく検討する必要があります。

また機能が豊富に備わっているサービスほど料金が高くなる傾向にありますので、機能面と料金面とのバランスが良いサービスを見極めましょう。

一方でトライアル無料の製品もあるので、不必要な出費を避けるためにもまずは無料で試してみて、その導入効果や目的の実現可能性を吟味するという手段も有効です。

2,IT資産を管理できる人材が必要になる

ただツールを導入するだけでなく、そのツールを上手に使えるスキルを持った人材が必要です。そうでなければ、高い導入コストを払ってもツールは最大限に活用されません。

ツールを導入することがゴールではありません。目的は、そのツールを使って実際に作業の効率を上げることです。そのためには、専門的な知識とスキルを持った人材が不可欠です。IT部門でそのような人材が不足している場合、併せて人材育成やチームのスキルセットを向上させることも重要です。

3,エンドユーザーのITツールの使用範囲が制限される

IT資産管理ツールが導入されることでエンドユーザーはIT管理者によりデバイスなどのITツールの使用範囲が制限される可能性があります。デバイス等に一部使用制限をかけることでトラブル防止効果は期待できる反面、エンドユーザーは自由な使用ができなくなり、業務が窮屈に感じてしまうかもしれません。

突然の使用制限によって社員らの不満を買うことがないように、導入前に制限内容を周知させておく必要があるでしょう。

「IT資産管理ツール」の製品比較表

※税込と表記されている場合を除き、全て税抜価格を記載しています

  • 製品名
  • 料金プラン
  • プラン名金額
  • 無料トライアル
  • 最低利用期間
  • 基本的な機能
    • ソフトウェア管理
    • 一元管理
    • ログ収集
    • データ削除
    • 操作利用制限
    • 台帳作成
    • リアルタイム収集
    • スマホ管理
    • ライセンス管理
    • ファイル配布
    • 国産ソフト
    • PC管理
    • テレワーク支援
    • 不正機器検知
    • リンク管理
    • 履歴管理
    • ネットワーク検知
    • リモート管理
  • サービス資料
  • 無料ダウンロード
  • ソフト種別
  • サポート
初期費用 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
利用料金 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
ITデバイス&SaaS管理プラン 要相談
備考
対象ID数の利用料のみ
アウトソーシングプラン 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
利用料金 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
制限なし
クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
利用料金 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
制限なし
クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
利用料金 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
利用料金 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
制限なし
オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
本体 10,000円
備考
※100ライセンスの場合
※1ライセンスあたり
※対応OS:Windows・macOS
BizMobile Go! オプション(MDM) 3,600円
備考
※1ライセンスあたり
※対応OS:iOS・iPadOS・Android
制限なし
オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
基本料金 6,000円~
機能利用料 利用機能数 × 台数 ×100円~
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
利用料金 要相談 
備考
問い合わせ後にヒアリング
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
利用料金 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
利用料金 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
制限なし
クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
本体 900円/1ライセンス
備考
※100ライセンスの場合
※最小5ライセンスから
※初期費用0円
BizMobile Go! オプション(MDM) 300円/1ライセンス
備考
※最小5ライセンスから
※初期費用0円
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
料金 要相談
制限なし
クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
備考
※最低契約数50台
要相談 要相談
備考
※最低契約数50台
制限なし
クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
利用料金 要相談
制限なし
オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
ライトA 3,600円/台(年間利用料)
備考
iOS・Android
ライトB 4,800円/台(年間利用料)
備考
Windows・macOS
ベーシック 6,000円/台(年間利用料)
備考
Windows・macOS
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
利用料金 要相談
備考
※基本サービスは最低20ライセンスから
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
利用料金 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
制限なし
クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
Light 40,000円 ~ 60,000円/月額
備考
管理対象資産数:1,000まで
Standard 60,000円 ~ 280,000円/月額
備考
管理対象資産数:1,000~50,000
Enterprise 要相談
備考
管理対象資産数:無制限
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
料金 要相談
制限なし
なし 
電話 / メール / チャット /

価格や製品機能など、見やすい一覧表から、気になる製品をまとめてチェック!

IT資産管理ツール比較14選

  • IT資産管理ツール

    ゾーホージャパン株式会社のManageEngineは、必要なものが揃うIT資産管理ソフトです。ネットワークやITサー ビス、セキュリティサービスやPC、ビジネスアプリなど包括的に企業の運営をサポートします。一般企業だけでなく官公庁、自治体で5,000 ライセンスが利用されており、北米や欧州以外にも南米、中東、アジアなど18万社以上が導入しています。グローバルに対応することが可能で、画面が分かりやすく機能も取捨選択可能です。

    製品のおすすめポイント

    1 画面が分かりやすいので、習得にコストがかからない

    ManageEngineは画面が分かりやすいため、習得にコストがかかりません。操作には詳しい手順書を必要とせず、直感的に操作できるよう開発されています。なので、ツール習得にかかる時間や金銭的なコストを削減可能。それだけでなく、運用にかかる工数を削減し無駄をなくします。

    2 機能を選択できるため、費用と工数を削減できる

    機能を選択し、取捨選択できるため費用と工数を削減できます。共通として必要とされる範囲の機能を選択することができ、複雑な機能をはずしシンプルに運用可能です。実際に機能を制限することによって、導入や運用にかかるサービス費用を縮小し、工数を削減した事例があります。

    3 グローバル対応が可能で、多言語利用が可能

    多言語で利用できるため、グロ―バルにソフトの利用が可能です。世界的に拠点がある企業であっても、単一のソフトで包括的なソリューションを利用できるようになります。実際に日本語だけでなく、英語や中国語、フランス語やドイツ語など7言語に対応。多言語利用によって、企業価値を高めます。

    ソフト種別 クラウド型ソフト
    基本的な機能 ログ収集 ネットワーク検知
  • IT資産管理ツール

    情報技術開発株式会社のIvantiは、IT資産や拠点が多い企業のための、統合的なIT資産管理ソフトです。IT資産を高いセキュリティ管理ツールによって保護し、エンドポイントだけでなくエンタープライズサービスの管理まで幅広い業務領域をカバー。高い機能性でありつつ、ユーザビリティに優れているソフトでもあります。清水建設やLIXIL、大樹生命といった大手企業を中心に多数の導入実績があり、安心、安定して運用が可能になります。

    製品のおすすめポイント

    1 Ivantiの独自技術によってソフトウェア配信が素早く正確

    年々増加し続けるネットワーク負荷や配信運用の負荷を、Ivantiの独自技術によって解決可能です。Ivantiはソフトウェア配信が素早く正確なため、高速運用と低負荷を実現します。マルチキャスト配信、ピアダウンロード機能を使い、本来1つのコアで配信するものを複数で配信し、負荷を軽減。アクセス集中を防ぎます。

    2 パッチのタイミングや形式が豊富で工数を削減できる

    Ivantiはパッチによる業務への負荷を軽減できるよう配信されています。パッチの負荷を軽減することで、予定にない作業の遅延が起こりにくくなるからです。パッチはユーザーの任意のタイミングと形式で実行可能で、業務を妨げません。またパッチの適用拒否の自動判定と言った便利な機能もあり、負荷をさらに軽減可能です。

    3 社外ネットワークも、グローバル拠点も一元管理可能、

    Ivantiは国内外のネットワークであっても一元管理が可能です。ソフトだけでなくカスタマーサポートも多言語に対応しており、グローバルにIT資産管理が可能。Ivanti Cloud Services Applianceを導入すれば、在宅勤務やサテライトオフィスの管理もできます。

    ソフト種別 クラウド型ソフト
    基本的な機能 不正機器検知 台帳作成 ソフトウェア管理 ライセンス管理
  • IT資産管理ツール

    住友電工情報システムのMCoreは、徹底したユーザー目線によって開発された、高い信頼性とスケーラビリティを有する資産管理システムです。住友電工グループ7万人が使用するために開発されており、高い実用性があります。セキュリティの脆弱性やデータの持ち出し、内部不正を防ぐことができ、企業のIT資産管理を適切に運用することが可能。ほかにもIT資産業務を効率化するために使用者の状態、場所の把握や、勤務状況の把握と言った機能も備わっています。

    製品のおすすめポイント

    1 高い信頼性とスケーラビリティで実力を発揮

    MCoreは、住友電工グループでの使用を前提に自社開発されたシステムです。ユーザー目線で開発されているため、システムとしての品質も高く使いやすいことが特徴。また1万台以上の管理・運用も1サーバで行うことができる高いスケーラビリティを有しており、大規模環境でも高い実力を発揮可能です。

    2 多機能・高性能でありつつ、低コストで負担軽減

    「IT資産管理」「セキュリティ対策」「コンプライアンス遵守」の3つの役割をオールインワンにしたソフトなので、それぞれの機能を補完させ高いシナジー効果を発揮します。料金体系は1エージェント・1インストール設計であり、高い機能性でありながら低コストで利用できます。ログデータやスムーズな通信によって、見えないソフトも削減可能です。

    3 使いやすいだけでなくサポートも万全なので迷わない

    管理コンソールはシンプルで使いやすく、直感的に操作できるように開発されています。外部連携システムとも柔軟に対応し、利用者ごとに最適な運用を提供。また自社開発ならではの徹底的なサポート、バージョンアップやパッチ提供によって、効果的にMCoreを利用できるようになります。

    ソフト種別 クラウド型ソフト
    基本的な機能 国産ソフト 一元管理 不正機器検知 ログ収集 ライセンス管理
  • ログ管理 IT資産管理ツール

    株式会社インターコムのMaLionCloudは、IT資産管理+情報漏洩対策ツールです。ログ管理とAI分析で働き方を改革します。PC操作ログを収集しAIが分析、過度の時間外労働を是正し、組織の労務管理、IT資産管理、情報漏洩対策に有効です。IT資産管理から情報漏洩対策、労務管理まで支援します。マニュアルなしでも利用できるよう、エクスプローラライクな画面を採用しています。わかりやすいアイコン表示、タブ形式での画面切り替えなど、すぐにスムーズな操作が可能です。

    製品のおすすめポイント

    1 IT資産管理から情報漏洩対策、労務管理まで支援

    IT資産管理や情報漏洩対策を総合的に支援するWindows・Mac端末に対応したソフトウェアです。IT資産情報の収集とライセンス管理、各種PC操作監視/制御、さらには勤怠管理システムとの併用により、組織の労務管理を支援します。機械学習(AI)によるレポート機能にも新たに対応しました。

    2 勤怠管理システムとの併用で、労務管理を支援

    勤怠管理システムとの併用により36協定を順守した労務管理体制を支援します。長時間労働の是正を始め、“働き方改革時代”にふさわしい労務管理ソリューションを提供します。新機能のAIレポートにより、収集ログをAI分析して組織の異常を発見、PDCAによる改善活動を強力に支援します。

    3 社内に混在する、WindowsとMac端末を一元管理

    組織の2大クライアント端末であるWindowsとMacのPC操作監視およびIT資産管理に対応しています。WebアクセスやUSBメモリのPC接続など各種操作ログの収集、操作制限、IT資産情報収集、ライセンス管理などが可能です。特にMac端末の操作制限について、同種商品より高いアドバンテージを誇ります。

    4 60種類以上の必要な機能を、オールインワンで提供

    社内PCの総合的な運用管理に必要とされる機能を一式標準搭載しています。特にPC操作監視については、印刷制限、受信メール監視など他社商品で未対応の機能もサポートしています。USBメモリやスマートフォンを利用した従業員の不正な内部情報の持ち出し/持ち込みを防止します。

    5 情シス担当者”にやさしい、ダントツの使いやすさ

    どんなに優れた機能を搭載していても、お客様にとって十分ご活用いただけるものでなければ意味がありません。導入から運用まで「使いこなす」ための工夫が充実しており、管理者の負担軽減に配慮されています。4つ(タブ形式/ログ種別/管理ツリー/アイコン表示)のポイントで直感的な操作性を実現します。

    ソフト種別 クラウド型ソフト
    基本的な機能 履歴管理 一元管理 台帳作成 ログ収集 ソフトウェア管理 スマホ管理 PC管理 ライセンス管理 リモート管理 勤務時間管理
  • 株式会社ディー・オー・エスのSS1(System Support best1 )は、お客様の声から生まれたIT資産管理ソフトです。「顧客満足度No.1!お客様目線」を第一に考えるからこそ、使いやすさには自信があります。SS1を導入することで、企業・組織で保有する社内外のIT機器(PC、サーバー、ソフトウェアなど)を一元管理することができます。正確なIT資産管理体制を構築することで、スムーズなIT運用をご支援します。

    製品のおすすめポイント

    1 Excel調の画面で簡単に社内のIT機器を管理

    PCやサーバー、ソフトウェアなどのIT資産を一元管理でき、直感的に操作できる管理画面は、快適なIT資産管理をすぐにはじめられます。誰もが使用したことがある、Officeソフトに近い操作性を採用しました。右クリック、ダブルクリックなど、なじみのある操作で使いこなせます。

    2 導入から運用まで一貫したサポートをお約束

    SS1サポートデスクでは受付窓口を豊富にご用意しております。導入時はサーバー構築や操作レクチャーなど、専門スタッフがサポートします。導入後も、ユーザー様専用サイトでの情報提供や定期フォローなどで、スムーズな運用をお手伝いします。お問い合わせ内容はデータベース化し、迅速に対応できる環境を整えております。

    3 オプション機能の選択も自由自在ニーズにあわせてコストも削減

    IT資産を適切に運用するための“IT資産管理機能”を基本として、その他の多種多様なオプション機能は、お客様に必要なものを選んでお使いいただけます。購入ライセンス数に応じた価格設定により管理台数が多い方も安心。マネージャーライセンスは無償です。必要なオプションを選択し、導入コストを削減できます。

    ソフト種別 クラウド型ソフト
    基本的な機能 IT資産管理ツール 国産ソフト 履歴管理 一元管理 不正機器検知 台帳作成 操作利用制限 ログ収集 ソフトウェア管理 スマホ管理 PC管理 ファイル配布 リモート管理 ライセンス管理 データ削除 テレワーク支援 ネットワーク検知
  • IT資産管理ツール

    株式会社ハンモックのAssetView(アセットビュー)は、組織内のクライアントPCの情報を収集する機能に加え、クライアントPCの設定コントロールや制御・警告・ウイルス対策などを行ってくれるトータルクライアントソリューションです。ITreview Grid Award 2022 Winter IT資産管理部門でLEADERを10期連続受賞しています。お客様のニーズに合わせて、オンプレミスとクラウドが選べます。

    製品のおすすめポイント

    1 オーダーメイド:最小コストで、最大限の効果を発揮します

    必要な機能やサービスのみを、必要なライセンス数だけオーダーメイドで購入できるので、コストを最小限に抑えることが可能です。また、特別価格のパッケージとして『AssetView スタンダードパッケージ』、情報漏洩対策に特化した『セキュリティパッケージ』をご用意しました。

    2 統合管理ができるため、IT投資効果が高い

    IT資産管理ソフト『AssetView』の優れた統合管理機能は、段階的に機能を追加しても、統合的に管理ができます。低コスト、高効率な理想的なIT運用管理で、高い投資効果を得ることができるのが、『AssetView』の特長です。TCO(ITコスト)の削減には、保守や運用にかかる費用をトータルで考えることが重要です

    3 アクセス権を限定して権限委譲することで分散管理が可能

    利用できる機能、対象グループ、アクセス権を限定して権限の分散ができます。全社的な管理者の他に、拠点や部署ごとの管理者に運用の一部を任せたいという場合には、その機能と関連する情報だけを表示させ、見せたくない情報を非表示にできます。これにより、管理者の負担を適切に分散させることが可能です。

    ソフト種別 クラウド型ソフト
    基本的な機能 操作利用制限 ログ収集 スマホ管理 PC管理 リモート管理
  • IT資産管理ツール

    株式会社ニッポンダイナミックシステムズのe-Survey+は、非常駐型で社内のIT資産情報を自動収集し、専門知識がなくても使える操作性で、各情報を関連付けて一元管理できる非常駐型IT資産管理ツールです。管理PCへのインストールのみで運用可能で、クライアントPCにエージェント不要です。誰でも簡単に使いこなすことができ、各情報を紐づけて一元管理できます。素早い導入で導入コスト削減&専用サーバ不要です。

    製品のおすすめポイント

    1 環境に合ったインベントリ収集で、正確かつ効率的なIT資産管理を実現

    各クライアントPCにエージェント(常駐)ソフトをインストールすることなく、インベントリ情報(スペック情報やインストールソフトウェアなど)を収集することで、導入・運用が簡単に行えます。また、他のシステムに影響を与える心配もないので、安心して導入することができます。

    2 保有している情報資産を一元管理により、リスクアセスメントの精度を向上

    社内にある個人情報やサーバまたはPCに保管されている情報資産を分類分けして管理することにより、セキュリティ上、必要な管理レベルを決めることができます。また、情報資産の価値(機密、完全、可用)、リスクグループ管理、資産の持ち出し状況を把握し、正確な情報資産台帳を作成します。

    3 ハードウェア(周辺機器含む)構成管理が可能

    インベントリ情報の他に管理部署や使用者、設置場所を登録することで、どこにどの資産があるかを確認することができます。予備機などの余剰を把握することで、資産の有効活用が行えます。携帯電話やルータなどのネットワーク機器も一元管理することができます。さらにPCと紐づけることで、IT資産の構成管理が可能です。

    ソフト種別 オンプレミス型ソフト
    基本的な機能 国産ソフト 履歴管理 一元管理 台帳作成 ソフトウェア管理 スマホ管理 PC管理 ライセンス管理 リンク管理
  • エムオーテックス株式会社のLANSCOPEエンドポイントマネージャークラウド版は、IT資産管理/内部不正/外部脅威対策を1つのツールとして提供することで、統合型エンドポイントマネジメントを実現します。これまでかかっていた運用コスト/時間/リソースの大幅な削減が可能となります。これにより、セキュリティリスクを下げながら、企業が本来なすべきことに集中できる環境をご提供します。ウィルス対策も情報漏洩対策もこの一本で対策可能です。

    製品のおすすめポイント

    1 リスクを低減させ、生産性の向上を実現します

    最もリスクにさらされている「エンドポイント」の管理には複数のツールを組み合わせる必要があり、その運用はますます複雑化しています。「統合型エンドポイントマネジメント」LANSCOPEは、これらを統合管理する事で、シンプルで効率的なITマネジメントを実現します。

    2 『IT資産管理ツール』から『統合型エンドポイントマネジメント』へ

    IT活用がさらに活発化する中2000年からは、企業にとって重要な資産となる個人情報の保護。そして2016年、高度化/深刻化するサイバー脅威に対応すべく新たに「外部脅威対策」の分野に機能拡張し、『IT資産管理』から『統合型エンドポイントマネジメント』へと進化しました。

    3 ユーザー同士のコミュニケーションを大事にしています

    LANSCOPEはユーザーコミュニティの運営を通して、情シス部門によくある「相談する人がいない」お悩みを解決します。製品の使い方はもちろん、ライトニングトークを通じた施策成功事例・失敗事例など、情報交換を通して、情シス部門のみなさまが高いモチベーションを保ち、ご活躍いただけるよう後押ししております。

    ソフト種別 クラウド型ソフト
    基本的な機能 不正機器検知 ログ収集 ソフトウェア管理 スマホ管理 PC管理 ファイル配布 リモート管理 テレワーク支援
  • IT資産管理ツール

    富士通株式会社のPolicy N@viは、ICT資産の管理やPCやスマートフォンなどの端末のセキュリティ確保に最適なセキュリティソリューションです。働き方改革に先回りして対応可能で、手作業だった棚卸しもリアルタイムで更新します。利用者のセキュリティ意識を全体的に高めるとともに、セキュリティポリシーを策定してICTガバナンスを確立します。情報漏えい対策は「利用者全員に」「運用コストを抑えて」というお客様の課題解決に向けて開発しています。

    製品のおすすめポイント

    1 リスク軽減を図るため様々な機能を制御・制限とログ収集

    アプリケーション起動禁止、ファイル持出、印刷禁止、URLアクセス禁止、許可のないUSB媒体の使用禁止、リームバブルデバイスからのデータ読出禁止を制御や制限できます。また、アプリケーション起動・終了ログ収集、メール送信ログ収集、URLアクセスログ収集 、ファイル操作ログ収集ができます。

    2 スマートデバイスやパソコンを紛失した場合、各種リモート機能で被害を最小限

    遠隔操作でスマートデバイスやパソコンのロックを行います。Windowsの場合、ローカルアカウントを無効化することにより不正ログインを防止します。遠隔操作でスマートデバイスやパソコンを初期化することができます。遠隔操作でスマートデバイスやパソコン上のデータを削除することができます。

    3 セキュリティチェック&セキュリティチェック結果確認

    管理者は、運用方針に則りセキュリティポリシーを作成し、ポリシーは、パソコンやスマートデバイス上のエージェントに配布され、定期的に診断を行います。管理者は、組織全体のポリシー遵守状況をWebダッシュボードで一目で確認することができます。ポリシーに違反している端末も、ドリルダウン操作で容易に絞り込むことができます。

    4 ハードウェア情報収集、ソフトウェア情報収集

    端末上のエージェントが定期的にハードウェア・ソフトウェアインベントリをセンターへ送信します。管理者は収集されたインベントリ情報をWebダッシュボードで確認できます。収集されたインベントリ情報はCSVファイルとしても出力可能で、お客様独自の分析にもお役立ていただけます。

    ソフト種別 クラウド型ソフト
    基本的な機能 操作利用制限 ログ収集 ソフトウェア管理 スマホ管理 PC管理 ファイル配布 ライセンス管理 リモート管理 データ削除
    運営企業:
    富士通株式会社
  • IT資産管理ツール

    株式会社JALインフォテックのPalletControlは、日本航空株式会社のPC展開作業の自動化を図るために、1996年より一般販売を開始したPC資産管理ソフトウェアです。ネットワーク設定やアプリケーションの配布、ドメインへの参加など、PCの大規模展開やリプレース、キッティングにおいて人手と時間を要する作業を自動化することで、PC運用のコストダウンや効率化、セキュリティの維持に寄与してきました。

    製品のおすすめポイント

    1 業界トップクラスの「配布機能」を搭載しています

    ネットワークやセキュリティポリシーなどのPC設定変更や、アプリケーションの配布ニーズから生まれた製品で、柔軟な配布機能は業界トップクラスです。クライアント端末の環境を自動で識別し、配布対象PCを自動判別する機能やネットワーク負荷を考慮したP2P配信機能など、働く環境と運用を考慮した柔軟性の高い配布を実現します。

    2 状況に合わせた計画的なソフトウェアの配布を実現します

    PCにキッティングを行ったソフトウェアや設定結果をオリジナル台帳として簡単に作成でき、作業結果確認やPC展開状況の把握が可能です。また、配布するソフトウェアごとの期間設定や、実行回数、実行タイミングの指定など、きめ細かな条件設定により、状況に合わせた計画的な配布を実現します。

    3 管理者がリアルタイムにクライアントPCの現在の環境を収集可能

    リアルタイム収集機能により、クライアントPCの現在の環境を、管理者がリアルタイムに収集可能です。社内システムのバージョンアップ前にPC環境を調査したい、新種のウイルス発生時などに、感染状況を調査して社内環境の安全性を確認したい、などのシチュエーションで活用可能です。

    ソフト種別 クラウド型ソフト
    基本的な機能 台帳作成 ソフトウェア管理 スマホ管理 PC管理 ファイル配布 ライセンス管理 リモート管理 リアルタイム収集
  • IT資産管理ツール 物品管理システム

    株式会社アセットメントのAssetment Neoは、さまざまな業務に対応した専門的な機能が集まった「クラウド型社内資産管理システム」です。さまざま資産を業務にあわせてクラウドで一元管理します。Assetment Neoは、日々資産管理のことばかり考えているマニアック集団「株式会社アセットメント」が提供するクラウドサービスです。バーコードやQRコード、RFIDを活用した現物管理で、社内資産における管理業務の効率化をご提案します。

    製品のおすすめポイント

    1 さまざまな業務に対応した専門的な機能が集まったクラウド型社内資産管理システム

    「固定資産の棚卸」や「デモ機の貸出管理」「リース品の費用管理」など、その業務に特化した管理機能が充実しています。各資産の台帳をベースとして統一的に一元管理することで、複数の業務を行う際も二重更新の必要がなくなり、効率的に管理業務を行うことができます。もちろん1つの業務のみでのご利用でも十分効果を実感いただけます

    2 台帳管理をサポートする、汎用性・拡張性が高い機能が満載、

    Assetment Neoのベースとなる台帳の管理において、豊富な機能を実装し管理業務を強力にサポートします。新たにViewを作成したり、項目の定義を設定することができるなど、他社にはない汎用性の高さが特長です。Assetment Neoの各機能はデータの一貫性を保ち、業務を統一化することができます。

    3 さまざまな管理業務に対応した社内資産の統合管理ソフト

    Assetment Neoは、さまざまな管理業務に対応した社内資産の統合管理ソフトです。それぞれの業務に合わせて、多彩な機能から必要なものを組み合わせて利用することができます。また、ソフトは問題解決を行うツールの1つに過ぎません。ソフトを活用するための業務支援も行うことで、お客様の問題解決を多方面からサポートします

    ソフト種別 クラウド型ソフト
    基本的な機能 一元管理 台帳作成 ソフトウェア管理 スマホ管理 PC管理 帳簿出力 履歴管理 外部システムと連携可 台帳管理 関連ファイル添付可 貸出状況確認 棚卸し可 情報の自動更新 ステータス管理 スマホで管理 サーバー情報の管理 アラートメール通知 PCで管理 QRコード対応 RFIDタグ対応 バーコード対応 リース契約・発注 ラベル発行
  • リモートアクセスツール

    株式会社ラネクシーのFileWaveは、資産管理、イメージ展開、ソフトウェア(アプリ)配布、リモート管理、モバイル・デバイス・マネジメント(MDM) さまざまなOSを5つの機能で管理できるUEM(統合エンドポイント管理)ソフトウェアです。PC端末管理とモバイル端末管理を統合エンドポイント管理でひとつにしてもっと簡単に管理できます。Windows、macOS、iOS、Android、Chrome OSをひとつの管理コンソールで一元管理できます

    製品のおすすめポイント

    1 豊富な機能を搭載した統合エンドポイント管理

    IT資産管理(PC端末管理)とMDM(モバイル端末管理)を統合エンドポイント管理でひとつにして、もっと「かんたん」に管理できます。デスクトップPC、ラップトップPC管理やモバイル・デバイス管理、OSパッチ管理やライセンス管理、資産管理も一括で管理できるようになります

    2 統合エンドポイント管理によるマルチプラットフォームの一元管理

    FileWave(ファイルウェーブ)は、Windows、Android、Chromebook、macOS、iOS の各種OSに対して、IT資産管理、イメージ展開、ソフトウェア(アプリ)配布、リモート管理、モバイル・デバイス・マネジメント(MDM)の5つの機能でエンドポイントデバイスの一元管理を実現します。

    3 デバイス資産の可視化し、管理の時間と資金の節約を実現できます

    FileWaveを導入することで、マルチ・プラットフォームにおける、すべてのデバイスの位置を特定、追跡、保護及びライフサイクルといったデバイス資産の可視化を可能とし、マルチ・プラットフォームのデバイスを一元管理することで、管理の時間と資金の節約を実現できます。

    ソフト種別 クラウド型ソフト
    基本的な機能 一元管理 ソフトウェア管理 スマホ管理 PC管理 ライセンス管理 リモート管理 リモートアクセスツール 遠隔操作機能 セキュリティ機能 アクセス管理機能 ファイル転送機能
  • IT資産管理ツール

    オープンアイティ・ジャパン合同会社のOpen iTは、ソフトウェア、クラウド。SaaSの使用状況を計測、分析、最適化します。企業や様々な機関が技術系ソフトウェア・ライセンスの管理により賢明な判断を下すことができるよう先進の計測、レポートソリューションを提供しています。ソフトウェア・ライセンス管理の課題に対応した効果的なソリューションを提供することで、グローバルなIT効率化を実現し、新しい時代の重要な分岐点に対応できるよう支援します。

    製品のおすすめポイント

    1 ライセンス使用状況の最適化ソリューション

    Open iTでは、CPU、I/O、マウスやキーボードのアクティビティレベルに基づいて、アクティブに使用されていないアプリケーションを検出します。また、ソフトウェアライセンスの非生産的な使用を避けるために、ポリシーや優先順位を設定し、ライセンスサーバーにライセンスを自動的に返却することができます。

    2 検証を容易にし、ITチャージバックを実現

    企業のITリソースの配分方法は様々です。多くの企業が何らかの形でコスト配分を行っている一方で、全く気にしていない企業もあります。しかし、ITリソースの効率的な使用を促進することが目的であれば、ITチャージバックを導入することは、従業員の責任あるITリソースの使用を促進する上で大きな助けとなります。

    3 企業全体のモニタリングし、IT資産の正確な概要を把握

    単一のポータルを使用して、すべてのアプリケーションの使用状況をリアルタイムで確認できます。ライセンスマネージャに関連付けられたアプリケーションの正確な使用状況の履歴を生成します。これらのデータを任意のBIツールにインポートすることで、より便利にご利用いただけます。

    ソフト種別 なし
    基本的な機能 ログ収集 ソフトウェア管理 PC管理 ライセンス管理

IT資産管理ツールの選定時に意識するべき5つのポイント

IT資産管理ツールを導入する際は、自社に最適な製品を選ぶことが重要です。本章では下記7つの観点から、自社に最適なIT資産管理ツールを選定するポイントを解説します。

  1. エージェント型とエージャントレス型のどちらにするか
  2. 導入形態はクラウド型とオンプレミス型のどちらにするか
  3. 対応OSとそれに伴う機能面の制限があるか
  4. 必要な機能が搭載されているか&オプションで追加できるか
  5. 万が一の場合に備えたサポート体制が整っているか

1.エージェント型とエージャントレス型のどちらにするか

エージェント型

エージェント型とは、サーバーにエージェントと呼ばれる駐在プログラムをインストールする方法です。この駐在プログラムが詳細な情報収集、操作制御などを行います。エージェント型は既存の環境を変更する必要がなく、負荷が大きくなりやすい場合にも対応可能です。ユーザーの利用記録を特定しやすいためセキュリティの強化が見込めるほか、拡張性が高いというメリットがあります。しかし、サーバーのプラットフォームによっては対応していない場合があるので注意が必要です。

エージェントレス型

エージェントレス型とは、名前の通り、エージェントを使わずにIT資産情報を収集する方法です。エージェントのインストールが不要なのでシステムを変更しなくてよい、導入の手間がかからない、メモリへの負担を軽減できるといったメリットがあります。しかし、エージェント型と比べて情報や機能が限定されてしまう点には注意が必要です。

2.導入形態はクラウド型とオンプレミス型のどちらにするか

クラウド型

クラウド型とは、ツール提供会社のサーバーを使う形態です。自社でサーバーを用意する必要がないため、初期費用を抑えてすぐに運用を開始できます。月額制を採用しているプランが多く、バージョンアップも自動で行ってくれるためメンテナンスの必要もありません。テレワークにも柔軟に対応できるのも特徴です。しかし、セキュリティの安全性が万全ではない点とカスタマイズ性能が低い点には注意が必要です。

オンプレミス型

オンプレミス型とは、ツールを自社のサーバーにインストールして使う形態です。自社内の閉鎖的なネットワークで使用するため外部との接触が少なく、高度なセキュリティが期待できます。ライセンス数によって価格が設定されている場合が多く、自社に適したシステムへのカスタマイズ性能が高いのも特徴です。しかし、初期費用が高価であり、運用までに金銭的・時間的ハードルが高い点には注意が必要です。

3.対応OSとそれに伴う機能面の制限があるか

近年では一般企業でもMacを標準利用するケースが増えてきています。しかし、Macに対応していないツールがあるほか、Windowsよりも対応機能が少ない場合があるため注意が必要です。さらにMacとWindowsのハードウェアをどちらも使用する場合は、一つのツールで一元管理が可能か確認しておきましょう。スマートフォンやタブレットなども管理したい場合にも機能制限がない確認しておきましょう。

4.必要な機能が搭載されているか&オプションで追加できるか

IT資産管理ツールによって、対応している機能の範囲は大きく異なります。自社にとって必要な機能が搭載されているかを事前に確認しておきましょう。もし必要な機能が搭載されていない、あるいは不十分である場合でも、オプション機能によるカスタマイズで解決できるかもしれません。具体的にはより強固なセキュリティ機能、モバイルデバイス管理機能などが提供されています。

5.万が一ツール場合に備えたサポート体制が整っているか

IT資産管理ツールではセキュリティ対策が重要であるため、万が一の場合に備えたサポート体制が整っていることは必要です。平日の日中だけに電話・メール・チャットで対応する場合もあるため、休日や夜間も対応してくれるツールを選びましょう。特に夜間に必要なデータが参照不能になったり、自然災害が発生したりした場合の対応を確認しておくと、安心してIT資産を運用できるでしょう。

IT資産管理ツールの導入後に注意するべき2つのポイント


IT資産管理ツールでは導入後にも下記2つの注意するべきポイントがあります。IT資産管理ツールは適切に運用することで初めて効果を発揮するため、導入したらおわりではありません。自社にとって最適なIT資産管理体制を整えるために、本章で紹介するポイントを確認しておきましょう。

  1. 導入後の運用方法はどうするか
  2. 他の運用管理ツールと連携させるかどうか

1.導入後の運用方法はどうするか

IT資産管理ツールを情報システム部門が管理するのか、総務などの管理部門が担当するのかを話し合う必要があります。管理内容によって担当を分担する場合には、複数の管理アカウントが登録できるかも確認しておいてください。

2.他の運用管理ツールと連携させるかどうか

IT資産管理ツールでは、他の運用管理と連携させることで高い相乗効果を発揮する場合があります。IT資産管理ツールで作成した管理台帳などのデータをCSV形式のファイルでエクスポートする方法が一般的です。現在の状況だけではなく、将来の利用状況を考慮したうえで他の運用管理ツールと連携させるかを検討しておきましょう。

ツールの導入で、IT資産の管理を安全かつ効率的に!


セキュリティ対策やコンプライアンスの遵守がより必要とされる現代において、IT資産の適切な管理は必要です。さらにテレワーク推進に伴い、社外でもIT資産を利用する機会が増えています。IT資産には企業の重要情報が多く保管されているため、IT資産管理ツールで確実な管理方法だと安心でしょう。本記事で紹介した製品の選定ポイントをふまえて、自社に最適な製品の導入を検討してみてください。

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