製品を導入することになった背景

コロナ禍により、公益財団法人日本スケート連盟(以下、JSF)が毎年実施していたフィギュアスケートの公認審判員と技術判定員の育成のための対面講習会の開催が困難となりました。フィギュアスケートは定期的にルールが変更されるため、新しいルールを学ぶための講習は必須であり、そのためのオンライン学習環境の整備が急募となりました。

導入前に企業が抱えていた課題

JSFでは、フィギュアスケートの公認審判員と技術判定員を育成するために、毎年対面の講習会を開催していました。しかし、コロナ禍により対面での講習会が開催できなくなったため、新しいルールを学ぶ手段が失われました。また、ライセンスの継続のためにも講習の受講が必要であり、対面講習が行えない状況は大きな課題となりました。

導入前の課題に対する解決策

JSFは、複数のeラーニングシステムのデモ版を使用して比較検討を行い、Cloud Campusを選択しました。Cloud Campusは、コメントの挿入や動画のアップロードが簡単であり、JSFがこれまで行っていたパワーポイントと映像の編集も抵抗なく行えると感じました。また、受講者の年齢層が幅広く、様々なデバイスでの視聴が必要であったため、Cloud Campusの多様なデバイス対応も選択の理由となりました。

製品の導入により改善した業務

Cloud Campusの導入により、JSFの審判員の技術向上が格段に進展しました。地方に住む審判員でも、Cloud Campusの動画を繰り返し視聴することで、技術が向上していることが確認されました。また、講師からも審判員のレベル向上を評価されています。さらに、試合後のレビューミーティングでもCloud Campusが活用され、復習に役立っています。