製品を導入することになった背景

2004年12月の設立以降、グッドサイクルシステム株式会社は「薬に関わるすべての人に好循環を」という社会的使命を掲げ、調剤薬局チェーンやドラッグストア、保険薬局などの業務効率化やサービス向上を目指してきました。2012年にはiPadを活用したスマート薬歴管理サービス「GooCo(グーコ)」をリリースしました。しかし、そのシステム基盤は2014年にさくらのクラウドへと移行することとなりました。

導入前に企業が抱えていた課題

グッドサイクルシステム株式会社は、外資系のクラウドサービスを利用していましたが、為替の変動によりコストが増加する問題が生じました。さらに、医療情報を海外のクラウドに預けることに対する不安の声が上がっていました。また、チェーン店舗ごとのシステム構築や費用計算が複雑で、手間がかかっていました。

導入前の課題に対する解決策

これらの課題を解決するため、グッドサイクルシステム株式会社は国内のクラウドサービスを検討し始めました。為替変動の影響を受けず、国内法を順守できるさくらのクラウドを採用することを決定しました。さくらのクラウドは、定額制の料金体系を持っており、GooCoのサービスを定額で提供することが可能となりました。

製品の導入により改善した業務

さくらのクラウドの導入により、グッドサイクルシステム株式会社は管理性が大幅に向上しました。特に、シンプルで使いやすい管理画面が評価されています。また、新しいサービスを提供する前のシステム検証が、物理サーバーの準備なしで簡単に行えるようになりました。トラブル対応も、場所を問わず迅速に行うことができるようになり、業務の効率化が実現しました。