製品を導入することになった背景

株式会社クラウドワークスは、日本最大級のクラウドソーシングサイトを運営しています。同社は、通知メールやマーケティングメールの送信にSendGridを使用しています。元々は自前で管理していたPostfixを使用していましたが、メールの送信通数が増加し、一連の処理に時間がかかるようになりました。このような状況を改善する必要が出てきたため、SendGridのようなメール配信サービスの検討を始めました。

導入前に企業が抱えていた課題

株式会社クラウドワークスは、メール送信に関するいくつかの課題に直面していました。特に、メールの送信通数が増加するにつれて、メールの組み立てと送信に時間がかかるようになりました。また、新規事業を始める話もあり、インフラを一から構築する環境では、自前で管理するPostfixを使用するのは非効率でした。

導入前の課題に対する解決策

株式会社クラウドワークスは、Amazon SES, Mandrill, Mailgun, SendGridなどの海外のクラウドサービスを比較検討しました。最終的にSendGridを選んだ決め手は、費用対効果と移行のしやすさでした。SendGridは、送信量が大きくなればなるほどコストが安くなる価格構成になっており、SMTPもWeb APIも使用できるため、既存の環境からスムーズに移行できました。

製品の導入により改善した業務

SendGridの導入により、株式会社クラウドワークスはメール送信の効率が大幅に向上しました。特に、固定IPアドレスが割り振られることで、IPアドレスの信頼性を自分たちで管理できるようになりました。また、日本の携帯キャリアにも安心してメールを送ることができるようになりました。さらに、SendGridのEvent Webhookを使用して、開封やクリックの確認ができるようになったため、マーケティングの効果測定が容易になりました。