製品を導入することになった背景

株式会社Hajimariが運営するITプロパートナーズ事業は、「自立した人材を増やし、人生の幸福度を高める」をビジョンに掲げています。企業とITワーカーをつなぐサービスは、働き手不足という背景の中で、多様な働き方を求めるITワーカーにとって重要な役割を果たしてきました。しかし、サービスの急成長に伴い、月初の請求書作成業務が膨大な作業量となり、大きな負担となっていました。

導入前に企業が抱えていた課題

ITプロパートナーズ事業部では、フリーランスからの業務報告書の回収、データ化、クライアントへの請求書発行といった経理事務が月初に集中し、業務の重みが増していました。エクセルでのデータ管理は、企業ごとに異なるステータスの確認や催促の連絡が大変で、エクセル上の事故も発生しやすくなっていました。このため、営業メンバーと管理担当者は、休日出勤や残業が当たり前の状態になっていました。

導入前の課題に対する解決策

このような状況を改善するため、ITプロパートナーズ事業部は、SES会社向けのクラウド勤怠・契約・請求システム「ハーモス勤怠 by IEYASU契約・請求」を導入しました。このシステムは、クライアント単位での設定が可能であり、勤怠と請求書が直結する機能や経費の添付機能を備えていました。これにより、請求書作成の自動化が可能となり、業務効率化を図ることができました。

製品の導入により改善した業務

「ハーモス勤怠 by IEYASU契約・請求」の導入により、以前は5営業日以上かかっていた作業が2営業日まで削減されました。これにより、月次会計の目標達成に大きく近づくことができ、営業メンバーは事務処理に追われることなく、本業である営業業務に集中できるようになりました。また、稼働者の勤怠状況をリアルタイムで把握できるようになり、トラブルが起こりそうな案件に対して事前に対処できるようになったことも大きなメリットです。