製品を導入することになった背景

少人数で行う人事労務業務における紙での運営に限界を感じていた株式会社Wiz様は、勤怠管理と給与計算の連携を希望しておりました。会社の人数規模に対して少人数で人事労務業務を行っているため、システムの導入自体は急務として認識していました。

導入前に企業が抱えていた課題

株式会社Wiz様は、弊社独自のシステムを使用していましたが、勤務場所でしか打刻ができず、支社での勤務やテレワーク、出張先での勤怠に対応することが増えてからは不便を感じていました。また、社外での実際の勤怠を正確に把握できないことも課題でした。さらに、約1000人分の源泉徴収票や給与明細を紙で配布しており、印刷や郵送に多くの工数と費用がかかっていました。

導入前の課題に対する解決策

ジョブカンを選んだ理由としては、細かい設定が可能であり、従業員ごとのシフトや有給休暇取得のワークフローなど、複雑な株式会社Wiz様の規則を正確に再現できるシステムが求められていました。ジョブカンはこの要望に応えてくれるシステムでした。また、給与計算システムとの連携を重視し、システム間の親和性を基にジョブカンのシリーズ利用を決定しました。

製品の導入により改善した業務

ジョブカンの導入により、会社外での勤怠を分かりやすく、明確に管理できるようになりました。出退勤情報がジョブカン上で確認できるようになり、その日の出勤の有無を問い合わせることなく把握できるようになりました。GPS打刻機能の活用により、仕事の状況が一目で分かるようになり、連絡もスムーズになりました。また、各種書類の紙での発行がなくなったことで、紛失や再発行の手間が削減され、給与関連の書類作成のデータ処理も速くなりました。年末調整などもWeb上で確認できるようになり、ほぼ100%在宅ワークの現状でも関連業務が行えるようになりました。