製品を導入することになった背景

2018年、東京・新橋に1号店をオープンした「焼肉ライク」様は、1人焼肉が楽しめる新型ファストフードとして注目を集めてきました。1人1台の無煙ロースターを使用し、好きな部位を自由に選びながら食事を楽しむスタイルが多くのお客様から支持を受けています。特に、チルド肉の使用や岩手県産のひとめぼれを提供するなど、質の高い食材にもこだわりを持っています。このような背景の中、焼肉ライクはさらなる成長を目指し、新たな取り組みとしてデリバリーサービスの導入を検討することとなりました。

導入前に企業が抱えていた課題

コロナ禍を背景に、焼肉ライクもテイクアウトやデリバリーの導入を進めてきました。しかし、その過程で多くの課題が浮き彫りとなりました。商品の開発やキッチン区画の確保、オペレーションの再検討など、多岐にわたる課題を解決する必要がありました。特に、大手4社のデリバリープラットフォームを導入した際、キッチンの受注端末が増加し、それに伴う現場の負担が増大するという問題が発生しました。

導入前の課題に対する解決策

焼肉ライクは、複数のデリバリーサービスの受注を一元管理するツールとして「delico」の導入を決定しました。delicoは、各デリバリーサービスのオーダーを1台のタブレットで受注できるため、オペレーションの効率化が期待できました。また、delicoは顧客のチャネル別の売上管理やプラットフォーム別の分析も可能であり、これらの機能を活用してさらなる収益拡大を目指すことができました。

製品の導入により改善した業務

delicoの導入により、焼肉ライクのデリバリーオペレーションに多くの変化がもたらされました。注文伝票が一枚にまとまって印字されることで、調理や受け渡しのミスが大幅に減少しました。また、オペレーションの効率化により、提供時間の短縮や時間管理の向上が実現しました。これにより、顧客満足度だけでなく、従業員満足度も向上したと考えられます。さらに、現場の課題解決を通じて、新たな販路拡大の取り組みも進められるようになりました。