製品を導入することになった背景

株式会社DMM.com様は、モノづくりの拠点「DMM.make AKIBA」を開設し、ハードウェア・スタートアップの起業を全面的に支援する会員制シェアスペースを提供しています。この施設では、多種多様な機材と作業スペースが用意されており、利用者が自由にモノづくりを行える環境が整っています。しかし、様々な機材が設置されているため、高いレベルのセキュリティシステムと、部屋ごとに入室をコントロールできる入退管理システムが必要でした。

導入前に企業が抱えていた課題

導入前、株式会社DMM.com様は、ビルや各フロア、各部屋への入退から複合機まで、一連の認証機能を複数のカードを持つことなく1枚のカードに集約することが求められていました。また、スタッフがICカードの管理を行うため、分かりやすく安心できる操作性が必須でした。

導入前の課題に対する解決策

これらの課題に対して、NECプラットフォームズの「SecureFrontia X」が入退管理システムとして導入されました。このシステムは、高いセキュリティで管理が可能であり、扉ごとに入室者のアクセスを設定することで利用用途に応じた立ち入りエリアコントロールを実現しています。

製品の導入により改善した業務

「SecureFrontia X」の導入により、扉ごとに入室者のアクセスを設定できるようになり、個人単位、会員・スタッフといったグループ単位で立ち入れるエリアコントロールを実現しました。また、ビルセキュリティと連携できたことから、フロア・部屋の入退室、複合機の認証まで、1枚のICカードで終始するシステムを構築できました。これにより、カード発行作業を行う人ごとに設定機能を選択できるので、誤った操作をする心配がなく、内部スタッフによるスムーズな運用を実現しました。