製品を導入することになった背景

ピセ株式会社は、システム開発やネットワークエンジニアリング、セキュリティ、ヘルプデスクなどの幅広いITソリューションを提供しています。近年、情報セキュリティマネジメントシステムの取得や社員のレベルアップを進めており、顧客満足の質的向上を追求しています。2008年頃から、お客様からのPCのリプレース提案の過程で、使用しなくなったPCの処理に関する相談が増えました。これを背景に、ハードディスクのデータ消去をサービスの一環として提供することを決定しました。

導入前に企業が抱えていた課題

ピセ株式会社は、PCの廃棄に関して物理的な破壊を行っていました。具体的には、ハンマーを使ってハードディスクを壊し、中のディスクを折って読取ができない状態にしていました。この方法は、すべて手作業で行われており、非常に手間がかかる作業でした。また、プライバシーマークやISMSの取得を背景に、データ消去に関しても何らかのログを残す必要が出てきました。

導入前の課題に対する解決策

データ消去に関する課題を解決するために、ピセ株式会社はデータ消去ソフトの選定を開始しました。選定の際のポイントとして、利用できる台数に制限がないこと、対応するOSに依存しないこと、ログ機能の搭載が挙げられます。これらの条件を満たすソフトとして「ディスクシュレッダー4・スタンダード」を選択しました。この製品は、消去ログ機能を持ち、NSA推奨方式にも対応しているため、ピセ株式会社の要件を満たしていました。

製品の導入により改善した業務

「ディスクシュレッダー4・スタンダード」の導入により、ピセ株式会社は社内PCのデータ消去を効率的に行うことができるようになりました。また、お客様向けの消去サービスも提供しており、そのサービスを利用するお客様が年々増加しています。データの漏洩防止やセキュリティへの関心が高まる中、この製品を使用することで、安全かつ迅速にデータ消去を行うことができるようになりました。