製品を導入することになった背景

「TLC(トータルライフコンシェルジュ)」構想のもと、暮らしにかかわるあらゆるサービスを総合的に提供する株式会社TOKAIホールディングスは、LPガス事業を中心に都市ガスやインターネット、CATV、アクア(宅配水)など、顧客の生活に密着した幅広い商品・サービスを提供しています。このような多岐にわたるサービスを提供する中で、ITの高度化や安全性の向上と運用管理負荷の低減の両立が求められていました。

導入前に企業が抱えていた課題

株式会社TOKAIホールディングスは、収益基盤の拡充や顧客件数の拡大を目指し、M&Aや海外での事業展開を積極的に進めていました。これに伴い、拠点や従業員が急増し、管理対象となるPCも毎月50台のペースで増加していました。この結果、エンドポイントセキュリティの運用管理負荷が増大し、IT / セキュリティ業務が圧迫される状況となっていました。

導入前の課題に対する解決策

運用管理負荷の軽減を目指し、株式会社TOKAIホールディングスはクラウドの活用を検討しました。特に、持ち出しPCのセキュリティ管理が課題となっており、これを解決するためにクラウドサービスが最適と判断されました。その結果、トレンドマイクロのSaaS型のエンドポイントセキュリティサービス「Trend Micro Apex One™ SaaS」を採用することとなりました。このサービスは、運用管理負荷の軽減だけでなく、トレンドマイクロのサポートも提供しており、これが選定の決め手となりました。

製品の導入により改善した業務

「Trend Micro Apex One™ SaaS」の導入により、株式会社TOKAIホールディングスは6,000台を超える端末を保護しています。導入後、エージェントやパターンファイルが常に最新にアップデートされ、すべてのPCのセキュリティの状況を一元的に可視化できるようになりました。これにより、運用管理負荷が大きく削減され、テレワークの実践にもつながりました。新型コロナウイルスの感染拡大を受けての在宅勤務も、このサービスの導入によりスムーズに実施できるようになりました。