
PERSONA
株式会社PERSONA
導入企業株式会社ビューティガレージ
採用媒体連携を追加費用なしで自動化。毎日80分の候補者登録がほぼゼロに

PERSONAは、株式会社PERSONAが提供する採用管理システム(ATS)です。求人媒体やダイレクトリクルーティングサービスから応募者データを自動で取り込み、書類選考の事前設定、日程調整、評価入力といった日々の作業を自動化します。集めたデータはクロス集計や進捗管理、採用コスト分析に使えます。構造化面接のガイドや活躍分析、AIによる改善提案など、採用の意思決定を助ける機能を備えている点が特徴です。中途採用版と新卒採用版があり、新卒版はLINE連携や説明会・インターンシップの管理に対応しています。
| 会社名 | 株式会社ビューティガレージ |
| 業種 | 流通・小売(美容業界向け卸・サービス) |
| 概要 | 2003年設立、東京証券取引所プライム市場に上場する、美容業界向けの総合支援企業です。理美容室やエステ・ネイルサロンに向けたプロ専用美容商材の卸販売をECとショールームで展開し、店舗設計デザイン、資金調達、物件探しといった開業・経営支援まで手がけています。グループ全体の従業員数は628名(2026年4月末現在)で、採用と教育は3名のチームが担当しています。 |
課題・導入背景
同社の採用教育チームは3名で、中途・新卒・アルバイトの採用と社員教育の両方を担当しています。各担当者が媒体選定からクロージングまで一人で対応するため、採用業務が仕事の大半を占めていました。以前の採用管理システムでは、媒体との自動連携の大半がオプション扱いだったため、10種類を超える媒体それぞれからCSVを出力して手動で登録していました。1件あたり3〜4分、1日約20件で、毎日1時間以上をこの作業に使っていたことになります。日程調整もZoom連携がなく、面接官の予定を確認してから手動でミーティングを立ち上げ、URLを共有していました。面接官が評価を入力すると選考状況を見られなくなる仕様のため、「あの候補者はどうなったか」という問い合わせも頻繁に届いていました。
解決策
採用管理システムを見直すにあたり、同社は4つの条件を置きました。媒体連携に追加費用がかからないこと、中途・新卒・アルバイトを一つの画面で管理できること、選考状況を直感的に把握できるUIであること、費用に見合った機能があることです。数社を比較し、4条件をすべて満たしたPERSONAを選びました。ダイレクトリクルーティングとの自動連携や、書類選考を事前に設定できる機能があること、導入前の段階で機能追加の要望に応じてもらえたことも決め手になっています。移行作業は株式会社PERSONA側が代行し、同社の手間はほとんどないまま約1か月で切り替えを終えました。導入後は専任のカスタマーサクセス担当が定例の場で使い方を提案し、要望として挙げたLINE連携も実装されています。
結果
候補者登録は全媒体が自動で連携されるようになり、1日80分かかっていた手作業がほぼゼロになりました。日程調整は候補者にURLを送るだけで確定し、ZoomのURL発行やカレンダー登録も自動化されたため、1件あたり4分から約2分に短縮しています。ポジションごとに選考がどこまで進んでいるかを一目で確認できるようになり、面接官からの問い合わせ対応も減りました。名前や連絡先をワンクリックでコピーする機能は毎日使っているといい、採用コスト分析や指定フォーマットでのCSV書き出しは今後使い込んでいく予定です。人材紹介会社からも、推薦ページで履歴書を添付するだけで入力が済むため「楽になった」という反応が届いています。
採用担当者3名が採用と教育を兼務する体制で、候補者登録と日程調整という毎日発生する手作業が採用活動の時間を圧迫していたという課題が、数字とともに具体的に示されていました。打ち手の面では、追加費用のかからない媒体連携を含む4つの条件を先に定め、それをすべて満たす製品を選んだうえで、移行作業を提供会社に任せて約1か月で切り替えた進め方に無理がありません。候補者登録が1日80分からほぼゼロ、日程調整が半減という成果は導入前後の数値で示され、面接官が選考状況を自分で確認できるようになったことで社内の問い合わせも減っています。少人数で複数の採用種別を回す企業なら同じ構成で取り組めることから、採用DX部門 BEST AWARD に選出しました。
| 会社名 | 株式会社PERSONA |
| 概要 | 株式会社PERSONAは、東京都渋谷区に本社を置き、採用管理システム「PERSONA」を運営する企業です。2023年4月に株式会社アサインの事業として発足し、同年7月に製品をリリース、2026年7月に株式会社PERSONAとして独立してVisionalグループに参画しました。「採用を、意思決定に」を掲げ、応募者データの集約と作業の自動化のほか、面接や配置の判断を支える分析機能の開発を進めています。 |
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編集部コメント
編集部がこの事例から受け取ったのは、採用管理システムの導入効果は、連携できる媒体の範囲に大きく左右されるという点です。取り込めない媒体が一つでも残れば、その分の手入力は続き、担当者は二つの画面を行き来することになります。同社は追加費用なしで全媒体を連携できることを最初の条件に置き、その結果として1日80分の作業をほぼなくしました。リプレイスの負担を理由に見送っている企業には、移行作業を提供会社が代行して約1か月で完了したという事実も判断材料になるはずです。
デジタル化の窓口 編集部