最終更新日: 2022/05/16
【2022年】OCRソフトのおすすめ19製品を徹底比較!
OCRとはスキャンした画像データからテキスト部分を読み取り、文字データに変換・保存する機能です。画像の文字を手動で打ち込む作業を大幅に削減することができ、仕事や作業の効率を高めるためには欠かせないソフトです。本記事ではOCRについての説明から必要な背景、導入メリット、そしておすすめのOCRソフトを紹介していきます。導入を検討している方はぜひ参考にしてください。
OCRとは?
そもそもOCRとは何なのでしょうか?OCRはOptical Character Recognition(またはReader)の略称で、直訳すると光学的文字読取を意味します。先述したように、画像データのテキスト部分から文字を読み取り、文字データに変換・保存する機能です。従来の紙からパソコンへデータを手動入力する作業をコンピューター上で自動的に行います。入力ミスは劇的に減少し、チェック作業も短縮するため大幅な作業効率の向上化が期待できます。
OCRが重要視される背景
近年、OCRが重要視されている背景にはどのようなものがあるのでしょうか?急激な社会の変化に対応するためにデジタル化が推奨されている中で、多くの企業がOCRソフトを導入しています。それは下記4つの背景からOCRの重要性が増しているからです。それぞれについて確認し、OCRの必要性について検討してみましょう。
1.日本全体で労働力不足が進行
現在の日本では急速な少子高齢化が進んでおり、2050年には日本の人口は約1億人まで減少する見込みです。さらに15歳から64歳の現役世代は絶対数が減少するほか、人口比率から見ても減少が加速すると考えられています。したがって日本全体で労働力不足が発生するため、貴重な労働力をデータの手動入力などの単純作業に費やしてしまうのは得策ではありません。OCRの導入による作業の自動化で労働力不足は改善できるでしょう。
参考:経済産業省「2050年までの経済社会の構造変化と政策課題について」
2.リモートワークへの対応
新型コロナウイルスの流行で主流となったリモートワーク。書類でのやり取りからデータへのやり取りに移行した企業も多く、これまで以上にデータを扱う企業は増えています。紙の書類は企業のオフィスに保存されている場合が多く、リモートワークでは過去の書類を参照したくても難しい状況です。OCRでは過去の書類データを簡単に検索・参照することができるため、社外でも作業ができます。また、リモートワークへの対応は採用の幅を広げるため労働力不足の改善にもつながります。
3.OCRの進化
OCRは進化を続けています。近年はAIと連携したAI-OCRが広く普及しており、機能の幅が大きく広がりました。従来のOCRでは帳票上の読み取り位置を指定する書式定義の作成が必要でしたが、AI-OCRでは自動的に読み取り位置を判定して作業します。もちろん私たちが事前に帳票設定を行うことで、読み取り範囲を限定することも可能です。さらに非定型の帳票でも自動で文字を読み取れるソフトもあります。
4.安価なソフトが多く、導入ハードルが低い
新しいIT技術を導入する際には導入コスト、運用コスト、学習コストなど様々なコストがかかります。これらのコストを避けるために現状を維持することは、長期的により多くのコストがかかってしまう可能性が高いです。導入コストが比較的安いOCRによる業務の自動化は、IT技術導入への第一歩にふさわしいといえます。無料体験版が用意されている場合がほとんどなので、まずは試してみることが大切です。
OCRソフトの導入メリット3選
OCRソフトを導入することで、企業は下記の3つのメリットを得ることができます。それぞれの観点から実務に役立つ具体的なベネフィットを確認していきましょう。
1.事務作業の効率化・生産性のある仕事への集中
OCRは紙の資料から文字を読み取ってデータに変換する作業を自動で行ってくれるため、大幅な作業効率化が期待できます。これにより作業量が減少するため、労働力不足への対策となります。さらに従業員の残業を減らすことによる負担減少と人件費のコスト削減にもつながります。従業員は生産性のある仕事に集中することができます。
2.電子データ化による一元管理
読み取って保存したデータは電子データとしてコンピューター上に保存されます。これにより過去のデータの蓄積が可能なほか、検索も容易になります。情報資産の共有や活用により異なる部署間での連携がよりスムーズになります。
3.RPAとの連携で完全な自動化を実現
OCRの導入に合わせてRPAを導入することで作業の完全な自動化を達成できます。RPAではOCRで読み取ったデータに対してコンピューター上でそのまま別の処理を加えることが可能であり、人の手が関与しない完全な自動化を実現できます。完全な自動化でより優れた作業効率化が実現できます。
※RPA…Robotic Process Automationの略称で、コンピューター上の作業をロボットによって自動化する機能
OCRソフトのおすすめ製品比較
株式会社ハンモックのクラウド型データエントリーサービス 「WOZE」は、特許技術WOCRにより99,97%の認識精度を誇る信頼度の高いOCRソフトです。低価格でありながらデータ化をスピーディーに行う点が優れており、ルーティンワークであったデータ化業務を効率化させる事ができます。また、正確に文字を認識できない場合は在籍しているクラウドワーカーが目視確認を行いデータ化します。数あるOCRソフトの中でも認識精度が高く信頼性の高いOCRソフトです。
- 特許技術OCRエンジンWOCRによる高精度なデータ化が可能
- クラウドワーカーによる目視確認でより精度の高いデータ化
- 圧倒的な低価格を実現
ソフト種別 | クラウド型ソフト |
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基本的な機能 | レイアウト維持 手書き文字対応 自動補正機能 |
推奨環境 | PCブラウザ |
サポート | 電話 |
トライアル | 有り |
最低利用期間 | 最低利用期間の制限なし |
- よく導入している業種
- よく導入している企業の規模
この製品の導入事例掲載数0件
この製品の導入事例を見るNOCアウトソーシング&コンサルティング株式会社のNOC AI-OCR with AI insideは、人事・総務・経理など、管理部門の総合アウトソーサーNOCが提供するAI-OCRサービスです。識字率は手書き書類95%以上という驚きの数字です。総合アウトソーシングサービスと業務改善支援を30年、1000社以上に行ってきたNOCだからこそ提供できる画面構成で、初めて使う人でも簡単に操作できます。NOC RPAサービスとセットで使うとさらに効率アップが図れます。
- 手書き書類のデータ化が驚異の95%以上を達成
- NOC RPAと連携することで社内システムまでスムーズ登録
- 運用から見直せる現場視点のフルサポートプランあり
ソフト種別 | クラウド型ソフト |
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基本的な機能 | 名刺スキャン 自動補正機能 手書き文字対応 データベース共有 PDF編集 |
推奨環境 | PCブラウザ スマートフォンブラウザ |
サポート | 電話 メール |
トライアル | 有り |
最低利用期間 | 最低利用期間の制限なし |
- よく導入している業種
- よく導入している企業の規模
この製品の導入事例掲載数0件
この製品の導入事例を見る株式会社ダブルスタンダードの請求書OCRシステムは、AI搭載型OCRのソフトウェアです。請求書処理の自動化により、作業時間と人件費の削減が期待できます。AIの搭載により、従来のOCRでは難しかった細かな設定の自動化が可能です。また、文字読取精度の向上や、読取箇所の自動抽出がシステム化されています。あらかじめ読み取りたい項目をシステムにインプットしておくと、AIが自動的に帳票内から読取位置や項目を自動で判断し、必要情報を抽出してくれます。
- 請求処理の自動化で、作業の時間や手間を削減
- AIを活用し、綺麗なデータに書き換えるOCR処理技術基盤
- 専用の管理画面を活用し、請求書の実画像と処理結果を確認
ソフト種別 | クラウド型ソフト |
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基本的な機能 | 自動補正機能 手書き文字対応 |
推奨環境 | PCブラウザ |
サポート | メール |
トライアル | 無し |
最低利用期間 | 最低利用期間の制限なし |
- よく導入している業種
- よく導入している企業の規模
この製品の導入事例掲載数0件
この製品の導入事例を見る株式会社パナソニックソリューションテクノロジーのAI帳票OCRは、FAXで送受信された帳票のかすれた文字などの低品質文字にも強い高精度なAI-OCRエンジンを搭載のOCRソフトウェアです。複数タイプの帳票が混在する場合でも、まとめて電子化を行ってデータの確認・修正も簡単にできます。認識結果は、CSVファイル形式で保存でき、Excelファイルなど、他のアプリケーションでも活用でき、幅広い業務で役立ちます。
- 様々な帳票タイプに対応する使い勝手の良さ
- 位置補正機能と帳票自動識別機能による認識力の高さ
- スキャンデータのファイル名を自動設定し、フォルダ-仕分けも自動に
ソフト種別 | クラウド型ソフト |
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基本的な機能 | 英語対応 自動補正機能 手書き文字対応 撮影画像対応 データベース共有 Excel変換 |
推奨環境 | PCブラウザ |
サポート | 電話 メール |
トライアル | 有り |
最低利用期間 | 1年 |
この製品の導入事例掲載数3件
この製品の導入事例を見る株式会社インフォディオのスマートOCRは、紙の文書や帳票をスキャン・撮影された画像データからテキストデータを抽出するクラウド型業務効率化支援ソリューションです。AIによるディープラーニングを活用し、手書き文字や非定型帳票などにも対応した高精度の読取を実現します。使用の際、毎回アップロードを行う必要はなく、フォルダ指定を行うだけで自動アップロードからOCR変換、そしてCSV出力までできる使い勝手の良さも魅力です。
- 基本の特長となる高精度な文字認識と全自動変換
- 各書類への対応力が高い、頼れるデータ抽出エンジン
- 操作画面もユーザー管理も分かりやすく、セキュリティも安心の設計
ソフト種別 | クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト |
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基本的な機能 | 英語対応 自動補正機能 手書き文字対応 撮影画像対応 |
推奨環境 | PCブラウザ Windowsアプリ iOSアプリ Androidアプリ |
サポート | メール |
トライアル | 有り |
最低利用期間 | 3ヵ月 |
- よく導入している業種
- その他
- よく導入している企業の規模
- 不明
この製品の導入事例掲載数1件
この製品の導入事例を見るKofax Inc.のOmniPage Ultimateは、世界有数のデスクトップドキュメント変換ソフトウェアです。ドキュメントは組織の生産性とワークフローに重要です。紙の書類、PDF、画像などを簡単にファイルに変換、編集、検索できるのが、この製品の特長です。ファイルを変換する時間を短縮して、ドキュメントを管理・運用できます。英語やドイツ語など120以上の言語に対応しているので、外国語での利用を重視する場合は特に注目したい製品です。
- PDFやフォームを、編集、共有し、アーカイブ可能なドキュメントに変換
- 広範囲かつ様々なケースに対応可能なグローバル設計
- モバイルドキュメントのスピーディな変換や、デバイス対応の広さ
ソフト種別 | クラウド型ソフト |
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基本的な機能 | 英語対応 英語以外の他言語対応 撮影画像対応 Word変換 データベース共有 Excel変換 PDF編集 |
推奨環境 | PCブラウザ |
サポート | チャット |
トライアル | 無し |
最低利用期間 | 最低利用期間の制限なし |
- よく導入している業種
- よく導入している企業の規模
この製品の導入事例掲載数0件
この製品の導入事例を見るソースネクスト株式会社の本格読取は、紙の資料をExelやWordなどデータに変換するOCRソフトです。名刺からデーターベースを作れるなど資料のペーパーレス化に役立ちます。パナソニック製の高精度OCRエンジンを搭載しており、高い文字認識力を持ちます。FAX文書や複写した文書に多い、かすれ文字や解像度の低い画像もしっかり認識するので、元の文書をしっかりと再現できます。EVENNOTEと連携しているので、データ化した結果をそのままアップロードできます。
- 元の資料を再現する高精度のOCRエンジン
- 斜めになっている文章も、自動補正で綺麗に読み取り
- 簡単テキスト化と名刺管理の便利なソフトを搭載
ソフト種別 | パッケージ型ソフト |
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基本的な機能 | 名刺スキャン 自動補正機能 撮影画像対応 Word変換 Excel変換 |
推奨環境 | PCブラウザ |
サポート | メール |
トライアル | 無し |
最低利用期間 | 最低利用期間の制限なし |
- よく導入している業種
- よく導入している企業の規模
この製品の導入事例掲載数0件
この製品の導入事例を見るソースネクスト株式会社の読取革命は、書類のスキャン画像などの文字画像を編集可能なテキストデータに変換するOCRソフトです。FAXやコピーした文書、手書き文字など低品質文字の認識に強く、ABBYY社製のエンジンによる英語文書の読み取りにも対応しています。縦書きテキスト、横書きテキスト、画像、表などが混在した原稿でも、レイアウトを保って再現できます。シンプルな画面で必要最低限のボタンに絞るなど、初心者にやさしい操作性も魅力の一つです。
- 約18万語を収録した充実の辞書機能に、対応文字追加も可能
- OCRソフトが初めての方でも使いやすい安心設計
- 高精度なOR機能に加え、付属ソフトの便利さも見逃せない
ソフト種別 | パッケージ型ソフト |
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基本的な機能 | 取消線対応 レイアウト維持 英語対応 自動補正機能 読み上げ機能 手書き文字対応 撮影画像対応 Word変換 データベース共有 Excel変換 PDF編集 |
推奨環境 | PCブラウザ |
サポート | メール |
トライアル | 無し |
最低利用期間 | 最低利用期間の制限なし |
- よく導入している業種
- よく導入している企業の規模
この製品の導入事例掲載数0件
この製品の導入事例を見るネットスマイル株式会社のAIスキャンロボは、人口知能プログラムによるOCRデジタルスキャナーです。ディープラーニングによる高い文字認識精度と簡単なテンプレート設定が強みです。一般的に、AI-OCRは読み込む帳票を認識するためのテンプレート設定作業に時間を取られることが多いのですが、このAIスキャンロボにはテンプレート作成の代行機能があり、スムーズにOCRの実行フェーズに移れます。日本語、英語、中国語ほか複数の言語にも対応しています。
- AI-OCRによる高い文字認識率と、進化する精度
- 使いやすいインターフェイスと、テンプレート設定不要の高い効率性
- 複雑な帳票・多種類の読み取りに強みを持つ
ソフト種別 | クラウド型ソフト |
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基本的な機能 | 英語対応 英語以外の他言語対応 自動補正機能 手書き文字対応 |
推奨環境 | PCブラウザ |
サポート | メール |
トライアル | 有り |
最低利用期間 | 最低利用期間の制限なし |
この製品の導入事例掲載数5件
この製品の導入事例を見る株式会社ユニメディアのLAQOOTは、紙の帳票の読み取りに特化したAI-OCRです。紙であれば、帳票の種類は問わずデータ化できます。1社あたりの処理能力は1日2万枚以上と驚異の数字を実現しています。AIだけでなく人の手を使ってデータチェックを行い、認識率100%を目指します。クラウドサービスであるため、24時間365日いつでも好きな時にデータ化が可能です。SaaS型サービスの提供だけではなく、API連携でのテキストデータ提供も可能です。
- 紙のデータに特化して活字、手書き文字でも理論上100%のデータ化を実現
- テキスト出力やAPIの利用により業務システムとのシームレスな連携が可能に
- 分散入力や暗号化によりセキュリティへの配慮も万全
ソフト種別 | クラウド型ソフト |
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基本的な機能 | 取消線対応 レイアウト維持 英語対応 自動補正機能 手書き文字対応 |
推奨環境 | PCブラウザ スマートフォンブラウザ |
サポート | メール |
トライアル | 有り |
最低利用期間 | 1か月 |
- よく導入している業種
- その他
- よく導入している企業の規模
- 不明
この製品の導入事例掲載数1件
この製品の導入事例を見る株式会社 NTTデータNJKのe.Typistは、58か国語対応・国内最高峰認識エンジン搭載の活字OCRソフトです。紙情報をスキャナから読み込んで再利用可能なテキストデータに変換します。原稿を素早くテキストデータに変換でき、変換したテキストデータは修正・追加が可能になります。読取精度は国内最高峰を誇る最新エンジンを搭載しています。認識可能な言語は日本語、英語はもちろん、ドイツ語、フランス語、ロシア語などの欧米言語、中国語の簡体字、繁体字、韓国語などを含む58か国語を誇ります。
- 豊富な機能で活字をスピーディにOCR変換可能
- 縦書き内の横書き英字やピンボケ画像にも対応の新機能
- 高精度な認識機能による元原稿の高い再現性を実現
ソフト種別 | オンプレミス型ソフト |
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基本的な機能 | レイアウト維持 英語対応 英語以外の他言語対応 自動補正機能 撮影画像対応 Word変換 Excel変換 |
推奨環境 | Windowsアプリ |
サポート | 電話 メール |
トライアル | 有り |
最低利用期間 | 最低利用期間の制限なし |
- よく導入している業種
- 公共機関・非営利団体
- よく導入している企業の規模
- 21名-50名
この製品の導入事例掲載数1件
この製品の導入事例を見るABBYYのFineReaderPDFは、高い精度を誇ることはもとより、読み取った文書の、表、画像、箇条書きなどのレイアウトとフォーマットを保存したまま、ファイル変換が実行できます。日本語以外にも多数の言語に対応しています。現在も続々と対応言語が増え続けています。MicrosoftOffeceの一般的なフォントとフォントスタイルに適合しています。また、GoogleドライブやOneDriveなどのクラウドサービスをサポートしているため、簡単にファイルの送受信が可能です。
- 高い読み取り精度と、豊富な出力形式に多数の言語が対応
- 夜間処理なども得意なバッチ処理に対応したエディション
- 外部クラウドストレージとの連携により、ファイル送受信が簡単に
ソフト種別 | オンプレミス型ソフト パッケージ型ソフト |
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基本的な機能 | 名刺スキャン レイアウト維持 英語以外の他言語対応 英語対応 撮影画像対応 PDF編集 |
推奨環境 | Windowsアプリ iOSアプリ Androidアプリ |
サポート | メール |
トライアル | 有り |
最低利用期間 | 1年 |
- よく導入している業種
- よく導入している企業の規模
この製品の導入事例掲載数0件
この製品の導入事例を見るABBYYのFlexiCaptureは、最新の自然言語処理機能(NLP)を搭載することにより、読取技術が飛躍的にアップしました。これまでマニュアル入力を必要としていた作業も自動化が可能です。読み取れる文書は手書きや非定型文書も含め多数に対応。読み取れなかった文書やデータの自動学習機能やフィードバックに基づくデータ学習・改善を継続的に行っています。提供形態は、クラウド、オンプレミスだけでなく、SDKでの提供もサポートしているため、自社ソフトへの組込も可能となりました。
- クラウド、オンプレミスの選択が可能な柔軟な導入シナリオ
- AIを用いた自動仕分け機能と自然言語処理による読み取り機能の拡張
- スムーズな外部連携を実現するREST API
ソフト種別 | クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト パッケージ型ソフト |
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基本的な機能 | 名刺スキャン レイアウト維持 自動補正機能 英語以外の他言語対応 英語対応 撮影画像対応 データベース共有 |
推奨環境 | PCブラウザ スマートフォンブラウザ Windowsアプリ |
サポート | メール |
トライアル | 無し |
最低利用期間 | 最低利用期間の制限なし |
- よく導入している業種
- よく導入している企業の規模
この製品の導入事例掲載数0件
この製品の導入事例を見る株式会社 Cogent LabsのSmartReadは、独自開発のアルゴリズムを活用することにより認識率99.22%を誇るAI-OCRサービスです。SmartReadを包含したドキュメントの処理を自動化するソリューションSmartReadに生まれ変わりました。医療用語などの特殊な単語にも対応可能で、幅広い業種で活用されています。オプション機能で、多言語に対応できます。多言語化にはトレーニングデータが必要となりますが、準備ができればどの言語にも対応可能となります。
- 独自開発のアルゴリズム活用で読取精度99.2%。柔軟な読み取りが可能に
- メンバー・グループごとに利用の確認ができる権限設定機能
- APIでの連携機能により、独自の社内システムへの連携が可能
ソフト種別 | クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト |
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基本的な機能 | 取消線対応 名刺スキャン レイアウト維持 英語対応 英語以外の他言語対応 自動補正機能 手書き文字対応 撮影画像対応 データベース共有 PDF編集 |
推奨環境 | Windowsアプリ |
サポート | メール |
トライアル | 有り |
最低利用期間 | 1年 |
この製品の導入事例掲載数5件
この製品の導入事例を見るアライズイノベーション株式会社のAIReadは、自由記入形式の手書き文字や、体裁が決まっていない書類もAIが読み取るべき項目を自動で見つけ出すことができる機能を持っているAI OCRサービスです。書類の自動回転や傾き補正も自動で行う機能を実現しています。書類の印象やキーワードを指定しておくと仕分けも行うことが可能。さらに読み取った書類の色の強調や除去機能がついているなど、充実した機能を持っています。また、誤読み取りを行った文字は、追加でAIに学習させることができます。
- AIの文字学習機能により読み取り精度は99%を実現可能
- 帳票の仕分けや傾き補正など様々な便利機能が標準装備
- クラウド版だけでなく、オンプレミス版も選択可能
ソフト種別 | クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト |
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基本的な機能 | 取消線対応 名刺スキャン レイアウト維持 英語対応 英語以外の他言語対応 自動補正機能 手書き文字対応 撮影画像対応 PDF編集 |
推奨環境 | PCブラウザ スマートフォンブラウザ Windowsアプリ |
サポート | 電話 メール |
トライアル | 有り |
最低利用期間 | 最低利用期間の制限なし |
- よく導入している業種
- よく導入している企業の規模
この製品の導入事例掲載数0件
この製品の導入事例を見るAI insideのDX Suiteは、2021年度AI-OCRクラウド市場シェア率64%とNo.1を誇る大人気のAI-OCRサービスです。あらゆる書類を高精度でデジタルデータ化。読み取りは日本語、英語に加え多数の言語をカバーします。コマかな設定作業は不要で、種類の違う帳票をまとめて読取りできるので、大幅な時間削減につながります。まとめてアップロードした書類の自動仕分け機能と連携することで、数百種類の帳票を瞬時に仕分けることが可能です。
- AI-OCR市場シェアNo1。あらゆる書類を高精度でデジタルデータ化
- 高速処理のための分散コンピューティングと高いセキュリティレベル
- AIがすべて自動で行うから設定不要で帳票のまるごと読み取りが可能
ソフト種別 | クラウド型ソフト |
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基本的な機能 | 取消線対応 名刺スキャン レイアウト維持 英語対応 英語以外の他言語対応 自動補正機能 手書き文字対応 撮影画像対応 データベース共有 PDF編集 |
推奨環境 | PCブラウザ スマートフォンブラウザ |
サポート | 電話 メール |
トライアル | 有り |
最低利用期間 | 1か月 |
この製品の導入事例掲載数5件
この製品の導入事例を見るうるるBPOのeasは、高精度のAI-OCRと人の目でのデータ確認・修正を一気通貫で行うので、入力精度は驚異の99.95%。AIだけではデータ化できなかった書類や、AIの読取から漏れてしまった文字も最終確認をクラウドワーカーが行うことでeasではほとんどの書類のデータ化が可能になりました。クラウドワーカーは24時間365日対応可能。これまで1週間かかっていた作業を」4時間まで短縮した例もあり、大幅な時間削減を実現できます。
- AI+人の目で高精度なデータ化を実現。精度は驚きの99.98%
- 24時間365日対応可能なクラウドワーカーと連携でスピーディーなデータ化が可能
- 直感的にわかりやすい操作画面と自動分類機能
- 書類のスキャニングもオプションで対応可能
- 個別サーバーにより万全のセキュリティ体制を確保
ソフト種別 | クラウド型ソフト |
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基本的な機能 | 取消線対応 名刺スキャン 自動補正機能 手書き文字対応 撮影画像対応 PDF編集 |
推奨環境 | PCブラウザ スマートフォンブラウザ |
サポート | 電話 メール |
トライアル | 有り |
最低利用期間 | 3か月 |
- よく導入している業種
- よく導入している企業の規模
この製品の導入事例掲載数0件
この製品の導入事例を見るNTT西日本のおまかせAI OCRは、手書きから活字までテキストデータ化するAI-OCRのソフトウェアです。OCRで手書き文字や活字を高精度にすばやく読み取り、データ入力作業を一気に簡素化し業務効率化を促進します。ディープラーニングを活用しているので高い識字率を誇ります。また、設定によってチェックボックスやマークシートの記入の有無、押印箇所の押印有無などもチェックできるなど、様々なケースに対応が可能です。
- 高精度なOCR(光学文字認識)機能で読み取り
- 企業のペーパーレス化・業務効率化をサポート
- シンプルなユーザビリティと、セキュリティへの配慮
ソフト種別 | クラウド型ソフト |
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基本的な機能 | 自動補正機能 手書き文字対応 データベース共有 |
推奨環境 | PCブラウザ |
サポート | 電話 メール |
トライアル | 無し |
最低利用期間 | 1年 |
この製品の導入事例掲載数3件
この製品の導入事例を見る東日本電信電話株式会社のAIよみと~るは、手書き文字を認識し、読取・データ化できるAI-OCRサービスです。AIよみと~るの特徴はなんといってもその読取精度の高さです。読取精度は驚きの96.71%。直感的で使いやすいインタフェースで、簡単なマウスの操作のみで設定が完了するところも魅力のひとつです。RPAと連携できるので、入力や読み取り結果の自動化が実現できます。RPAとの連携で、稼働時間を平均61.69%も削減できることが実証されています。
- AIを利用した技術でこれまでにない読取精度を実現
- マウスひとつで設定が完了できるシンプルで簡単な操作
- 社内システム等と連携することで稼働時間の削減を実現
ソフト種別 | クラウド型ソフト |
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基本的な機能 | レイアウト維持 手書き文字対応 撮影画像対応 名刺スキャン 取消線対応 自動補正機能 データベース共有 |
推奨環境 | PCブラウザ |
サポート | 電話 メール |
トライアル | 有り |
最低利用期間 | 30日 |
- よく導入している業種
- IT・情報通信公共機関・非営利団体人材サービス
この製品の導入事例掲載数4件
この製品の導入事例を見る導入の際のポイント4選
OCRソフトの導入の際には搭載されている機能に応じて最適な商品を選ぶことが大切です。下記4つの観点から最適な製品を選定するポイントを解説していきます。
1.読み取り精度
OCRの読み取り精度は搭載しているシステムによって大きく異なります。有料ソフトは無料ソフトより精度が高いですが、製品によって精度の違いは大きいです。精度を確認するためにはレビュー等を参照したり、無料体験版を試したりすることがおすすめです。また、100%の精度を誇るOCRソフトは存在しないことにも注意が必要です。求める精度によって製品を選択してください。
2.対応言語
外国語で書かれた文書を読み取りたい場合は複数の言語に対応したOCRソフトを選択する必要があります。対応している言語には限りがあるため、必要な言語をカバーしているソフトを選びましょう。同じソフトでも日本語よりも外国語の読み取り精度は悪くなる可能性があります。外国語を専門的扱う場合は海外産のOCRソフトの導入を検討しても良いでしょう。
3.認識文字範囲
日本語の読み取りを中心に扱うときに重要なのは漢字の対応範囲です。日本産業規格に収録されているJIS漢字コードのどの水準に対応しているかで、旧字体をどこまで反映できるかが決まります。旧字体を扱う場合には留意してください。
4.機能重視
OCRソフトでは搭載している機能によってグレードが分かれている製品があります。さらにオプションで機能を追加できる場合もあります。高価な製品は機能面で非常に充実していますが、それらの機能が本当に必要なのかどうかを検討する必要があります。また、初めてOCRソフトを導入する場合は初心者でも使いやすい機能かどうかも重要です。近年ではスマートフォンでの読み取りにも対応したソフトもあるため、使用用途によって選択しましょう。
まとめ
OCRソフトの導入は企業のIT化の第一歩にふさわしく、作業効率化が生産性を高めることは間違いありません。手動のデータ入力作業で長時間かかっている方はぜひOCRソフトの導入を検討してみてください。本記事で紹介した導入メリットや導入の際のポイントを参考に自社に最適な製品の導入をし、作業の効率化を実現させましょう。