製品を導入することになった背景

高砂電気工業株式会社では、経営層が「古いものは、時代に合わせて変えていく必要がある」という認識を持っており、この認識を背景に人事制度の見直しを始めました。また、人事領域のDX化は取り掛かりやすいと感じ、具体的な変更のイメージがあったため、運用方法の見直しもスムーズに進めることができました。

導入前に企業が抱えていた課題

高砂電気工業株式会社は製造業であり、全従業員がパソコンを使用する環境にはなかったため、人事情報がWordや紙などに散らばって保存されていました。このような状況では、データの活用が難しく、従業員の部署の変遷や人事データの活用方法が不明確でした。さらに、2002年に導入されたコンピテンシーが現状に合わなくなっているという課題も存在していました。

導入前の課題に対する解決策

高砂電気工業株式会社は、HRBrainを導入することでこれらの課題を解決しようと考えました。HRBrainを選んだ理由としては、手頃な料金、カスタマイズの自由度、そしてユーザビリティの高さが挙げられます。システムに詳しくない中野様でも、直感的に操作できる点や、他の従業員からも好評だった点が決め手となりました。

製品の導入により改善した業務

HRBrainの導入により、人事評価シートのフォーマットをコピーすることで、評価のたびの細かい準備が不要となり、課長クラスの負担が大きく減少しました。また、システム上で提出状況が一目で確認できるようになり、リマインドの効率も向上しました。以前はデータの活用が難しかったが、HRBrainの導入により、従業員の評価履歴や部署の変遷を確認できるようになり、企業としての育成方針を明確に伝えることができるようになりました。