製品を導入することになった背景

終戦後の昭和23年5月、品川区二葉で創業した株式会社太明は、70年以上にわたり建具屋として地域に密着した事業を展開してきました。時代の変遷とともにお客様の傾向や社員数が変わり、バックオフィス業務のスタイルも進化してきました。地域密着型の老舗企業として、IT・クラウド戦略を進める中で、SalesforceやMakeLeaps for Salesforce(ML4SF)のようなWebサービスの導入が検討されました。特に、世代交代を控え、経営基盤をITで整える必要性を感じていました。

導入前に企業が抱えていた課題

株式会社太明は、70年以上の歴史を持つ下町の老舗企業として、昔ながらの商習慣や紙文化が根付いていました。特に、見積書や請求書の作成において、手書きでの書類作成やFAX送付などの手間がかかる作業が続いていました。Excelを使用して書類を作成していたものの、そのデータ量が増えると処理速度が遅くなる問題や、書類の再現性の問題も生じていました。

導入前の課題に対する解決策

株式会社太明は、顧客管理を効率化するために「Salesforce」を導入しました。その後、Salesforceと連携可能な「MakeLeaps for Salesforce(ML4SF)」を導入することで、見積書や請求書の作成・管理を効率的に行うことができるようになりました。MakeLeapsは、書類の自動採番や書類間でのデータの自動反映など、多くの機能を提供しており、これにより書類作成のスピードアップやミスの削減が実現されました。

製品の導入により改善した業務

MakeLeapsの導入により、株式会社太明の書類作成作業は大幅に効率化されました。具体的には、書類の作成から送付までのスピードが3倍以上に向上しました。また、見積書から請求書や納品書への変換が「変換」ボタン1つで可能となり、作業ミスも大幅に減少しました。さらに、MakeLeapsはクラウドサービスであるため、パソコンの処理能力に依存しない点も大きなメリットとして挙げられます。