製品を導入することになった背景

株式会社ワン・ユーは、2009年に秩父市内で起業しました。当時、秩父市内には通信関連の相談をできる場所が存在しなかったため、地元に根付いた「通信のお医者さん」として、通信関連のことなら何でも気軽に相談できる会社を設立することを決意しました。創業以来、安心と信頼を提供するワン・ユーとして、通信機器の販売・リースや電話工事などを手掛けてきました。事業規模は起業当時の約3倍に成長しましたが、経理の規模は変わらず、顧客管理システムや帳票管理システムを早期に導入することで、事業の成長を後押ししてきました。

導入前に企業が抱えていた課題

新しい会社として、株式会社ワン・ユーは、完璧なバックオフィス体制を一から構築するのに時間がかかると感じていました。通常の企業が30年かけて成長するのに対して、10年で同じ規模に成長するためには、ITやWebツールの活用が不可欠でした。Salesforceを2015年に導入した際、大企業向けのサービス色が強かったため、自社の規模での活用例は少なかったとのこと。また、経営戦略として、業務の効率化を図るためにクラウドサービスの活用が必要と考えていました。

導入前の課題に対する解決策

Salesforceには請求書の作成機能がありましたが、利用上の自由度が高くなく、Salesforceの営業からMakeLeapsを勧められました。以前はExcelとオンプレミスの人事会計ソフトを使用していましたが、Salesforceを導入したことで、全てをクラウドに移行し、効率性と利便性を追求することを決意しました。MakeLeapsは、Salesforceとの連動が可能で、インターフェイスがシンプルで分かりやすい点が魅力でした。トライアルを使用した結果、問題がなく、他の製品との比較検討なしに導入を決定しました。

製品の導入により改善した業務

MakeLeapsの導入により、帳票作成の際の人的ミスが大幅に減少しました。Excelでの帳票作成では、見積から請求書への上書きミスや誤ったファイルへの保存などのリスクがありましたが、MakeLeapsでは変換ボタン1つで簡単に対応できるようになりました。また、新しい営業社員も混乱することなく、MakeLeapsを活用できるようになりました。オンラインでの承認機能により、印刷や社内回覧の手間が省け、業務の効率化が実現しました。結果として、事業規模が3倍に成長しても、業務の効率化によりスムーズな運営が可能となりました。